ローアングルグッズは最終章へ(笑) 〜お手軽ビーンズバッグ〜
| ローアングル撮影の神器と言えば、ローアングル三脚とアングルファインダーですが、更なるローアングルを目指して、超小型三脚やクランプヘッドをつぶやきで紹介してきました。そしてビーンズバッグはそれらの神器を凌駕する低さ〜ほぼ地面の高さでカメラを安定させ、かつアングル調整も可能にする原始的なグッズです。これには市販品もあり、かつてミノルタから3000円ぐらいで販売されていましたが、KENが調達するとなればコストは100円か、限りなくそれに近いものを目指します(笑)。ただ今回紹介するアイデアは新しいものではなく、既に私の友人が使っていますし、皆さんの中にも活用している人は多いと思います。
作りかたは簡単、自由に変形出来る適当な袋の中に適度な硬さを持つ小さな粒を入れるだけです。私は100円ショップのダイソーで洗濯ネットを調達し、パイプマクラの補充用パイプをホームセンターで買ってきました。
洗濯ネットには色々な種類がありますが、購入時の注意点としては、レンズを付けたカメラ全体を支えますので、サイズが幅20cm程度、長さ20〜30cmぐらいは有る事と 〜これが肝ですが〜 厚み、マチがある物を選ぶ事です。洗濯ネットやそれに類する袋状のもの(メッシュケースなど)には平面の素材を二枚縫い合わせた書類ケース状の薄いものがありますが、これだと袋の変形量に限界がでて、カメラのアングル調整が難しくなります。私はダイソーで筒状に近い「ストッキング専用洗濯ネット」を買ってきました。価格はもちろん105円です。
洗濯ネットにパイプを入れれば完成ですが、パイプの量はカメラを実際に置いてみて使いやすい量に調整して下さい。カメラの底面とレンズの底面には高さの差がありますから、ビーンズバッグはこの高さの差を埋められないとカメラを水平に維持出来ません。だからある程度のパイプの量が必要ですが、逆に入れ過ぎてしまうとバッグが変形出来なくなって使いにくくなってしまいます。上の写真でも分るように、ビーンズバッグを自由に変形させてカメラのアングルを調節する為には、厚み、マチのある洗濯ネットが適しています。
2006年の節分草撮影でこのビーンズバッグを初出動させましたが、使いやすかったです。花のマクロ撮影はどれだけカメラを低く構えるかが撮影の一つのコツだと思っていますが、ビーンズバッグによって得られるアングルは三脚では不可能で、背の低い節分草相手に、前後の節分草の花を活用した豊かな前ボケ、後ボケを得る事が出きました。節分草の高さはカメラの高さの半分程度しか有りませんから、カメラをほぼ地面の高さに添えない限りこのような他の節分草による前ボケ/後ボケは実現できません。
そうそう、最後にもう一つのローアングル撮影の神器を紹介しましょう。カメラを地面の高さに添えると、アングルファインダーをもってしても中腰でファインダーを覗く事が非常に苦しくなります。そこで私はダイソーで105円で売られている園芸用の膝当てを使ってみました。結果は極めて効果的で、朝露でぬかるんだ地面に遠慮なく膝をつく事ができ、楽にファインダーを覗けました。安価なものなので、両膝、両肘に装着すると寝そべるようなスタイルでも衣服の汚れを気にせずファインダーを覗けると思います。
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