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安芸高田市甲田町にある湧永庭園(正式名称:湧永満之記念庭園)は、45000坪、東京ドーム3.2個分の広大な敷地に、無数の花や木々が植えられて、無料で開放されている庭園です。私にとって「困った時の湧永庭園」で、被写体に困った時に訪問すると何とかしてくれる楽園です。
撮影日は2019年7月17日。実は早朝に三次市君田のヒマワリ撮影に行ったのですが、この年の藤兼地区のヒマワリ畑は消滅していて撮影出来ず。それで急遽湧永庭園を訪問しました。
とはいえ、こちらも花暦の狭間で、名物のバラは殆ど散っていて、被写体は限られました。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/400s, ISO 100, 二重露出
最初は薬草園の草を撮影。これはシダ系の葉で、グッと寄って「象さんが一匹」(笑)
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/320s, ISO 100, 二重露出
少し引いて「象さんが二匹」(笑)。二重露出でグリーンの世界を描いています。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/400s, ISO 100, 二重露出
更に引いて、「象さんが4匹」
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/160s, ISO 100, 二重露出
最後はひとつの葉全体にピントを合わせて、リズムを感じられるように、、
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/1250s, ISO 100
バラは殆ど散っていましたが、これは良い状態を保った花。背景は林ですが、輝度差がありすぎ真っ黒に。これはこれで凛とした雰囲気でお気に入り、、
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/1250s, ISO 100, 二重露出
二重露出で背景を明るい露出で加えて、全体を見た目の通りにしてみました。バラに背景が重なると変な描写になるので、木立のシルエットが重なるようにしています。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/1000s, ISO 100
これも数少ない綺麗な状態を保っていた、ピンクのバラ。マクロアポランター開放の薄い被写界深度で花心以外を僅かにぼかしました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @70mm, f/11, 1/40s, ISO 200
湧永庭園の最後は、極彩色のコリウスの葉
2021年7月19日
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