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まだ真冬ですが、一番華やかな夏の天の川が薄明直前に東の空に昇る時期になったので、周防大島へ撮影に行きました。撮影日は2022年2月2日早朝です。昨年は2月24日が初・夏の天の川撮影でしたから、3週間ほど早い挑戦になりました。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @19mm, f/2.8, 8s, ISO 6400, LEE Soft #1
到着時はまださそり座の頭が見えるだけで、天の川の姿は無かったので、ソテツの木を前景に北北西の空に舞う北斗七星を撮影。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @30mm, f/3.2, 8s, ISO 6400, LEE Soft #1
暫くして、サソリが昇り、天の川らしき姿がうっすらと現れました。画面左側の光害は松山市の灯り。大寒波到来で東の空が暗い撮影地はどこも深い雪の中。それで南の周防大島に来ましたが、松山市の光害の上に天の川が昇るタイミングで、既に薄明が始まってしまいました。加えて2022年はしばらく金星が天の川の上に居るので、その明るさに負けて天の川の存在感が希薄です。
水星に次いで明るい金星は海の上に光の道を作り、まるで月の様です。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @22mm, f/3.2, 8s, ISO 6400, LEE Soft #1
薄明開始から20分近く経ち、薄明が更に進んでレイリー散乱で空がブルーに輝いています。この後で天の川は薄明の中に消えて行きましたので、これにて撮影終了しました。
2022年2月8日
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