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2022年11月8日の皆既月食を私も撮影しました。撮影枚数が多く、現像、整理には時間が掛かりますので、取り敢えず合成する必要が無い「天王星食」の写真を掲載します。皆既月食中の月にに天王星が隠れて行くという世紀の天体イベントですが、天王星の潜入開始時刻は地域によって異なり、広島は20時27分とのことなので、その前後で撮影しました。
撮影機材は EOS 50D, SIGMA APO100-300mm F4 EX DG, SIGMA x2 EX Teleconverter, EYEBELL CD-1 ポータブル赤道儀です。APS-Cのカメラなので、換算960mmの焦点距離になりますが、掲載写真は更にトリミングしています。
月に対する天王星の動きって、思ったよりもずっと速かったです。
撮影時刻;20時26分05秒
撮影時刻;20時26分29秒
撮影時刻;20時26分57秒
撮影時刻;20時27分11秒。天王星が月に接触。
撮影時刻;20時27分21秒。10秒後、天王星が月に隠れかけています。
撮影時刻;20時27分29秒。更に8秒後、隠れました。
21時22分08秒撮影。天王星が月の右側から再び姿を現しました。この1分前にもシャッターを切っていますが、天王星は写っていませんでした。広島での出現時刻は21時19分と言われていたので、そのタイミングで多くシャッターを切りましたが写っておらず、月が明るすぎて写らないのかと諦めていました。撮影地は広島市ではなく庄原市で、広島市よりも2分ほど出現が遅れた様ですね。肝腎の出現の瞬間を撮り逃しました。
2022年11月9日
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