画像をクリックすると拡大されます
広島県神石郡神石高原町にある「神宮寺跡のエドヒガン」には2020年から毎年通って撮影しています。例年の満開は4月15日頃ですが、今年は何と3月31日に既に8分咲き。異様に満開の早かった2021年の記録を更に上回り、ライトアップに来た方が「3月にこの桜をライトアップするのは初めてだ」と仰ってました。
2022年に訪問した際には、ライトアップが深夜まで点いていて存分に撮影を楽しめましたが、今年はスケジュール通りに21時で終了。3月31日に訪問した時はライトアップ終了まで20分程であまり撮影出来なかったので、4月2日に再訪し、ライトアップを楽しみました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @50mm, f/8, 1/250s, ISO 400
先ずは3月31日夕刻の写真。この日は開花状況チェックで鳥取県の桜撮影帰りに立ち寄ったのですが、既に満開に近い姿になっていてビックリ。慌てて機材を取りだして撮影しました。田圃に水も張られて、定番のリフレ構図で。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @105mm, f/8, 1/200s, ISO 400
この桜が一番端正に見えるポジションからもう1枚。
この桜がある地域には食事の出来る場所が無いので、一旦三次まで移動して夕食を採り、再度ライトアップ撮影に向かいました。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @30mm, f/5.6, 1s, ISO 1600
21時少し前にやってくると、夜の闇に桜が美しく輝いていました。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/5.6, 1/5s, ISO 1600
月も出ていたので、桜とコラボで何枚か、、
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/5.6, 1/6s, ISO 2000
月コラボでは、この構図が一番安定するかな。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/5.6, 1/6s, ISO 2000
鋭意撮影中にライトアップ終了。二基ある発電機がほぼ同時に止められて、片側のライトだけが残った0コンマ数秒の間にシャッターが下りた絵です。桜が闇に浮いているように写り、この写真は2度と撮れないと思います。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/5.6, 10s, ISO 2000
ライトアップが終わり、月だけの明かりで1枚。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/5.6, 10s, ISO 2000
桜の真下から見上げる構図で撮って、この日の撮影は終了しました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @24mm, f/8, 4s, ISO 800
撮り残したライトアップの姿を収めるべく、4月2日にリベンジ。この日も月夜ですが、薄雲があって空がより表情深く再現されました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @47mm, f/8, 3.2s, ISO 800
定番のリフレ構図。この日は風がとても強く、水面がざわついてリフレ像がイマイチ。リフレ像が比較的良かった1枚をセレクト。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @28mm, f/8, 4s, ISO 800
雲の表情がいい感じ。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @24mm, f/8, 3.2s, ISO 800
道の下から見上げるアングル。雲が晴れてきました。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @20mm, f/5.6, 3.2s, ISO 400
無く成り行く雲の表情と月を追いかけて、何枚も連射。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @19mm, f/5.6, 3.2s, ISO 400
定番構図でも1枚。月が高くなったので、標準ズームでは撮れず。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/4, 1/2.5s, ISO 1600
この雲の表情もいい感じです。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/4, 1/3.3s, ISO 1600
最後は殆ど雲が無くなって、漆黒の空と月とリフレで終了!
光の回り具合がキッチリ計算されたライトアップのお陰で、今年も存分に撮影を楽しめました!
2023年4月26日
|