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山口県柳井市中心部にある「白壁の町並み」の写真です。柳井は瀬戸内海交易の主要港として繁栄したそうで、白壁と格子窓が並ぶ町並みは見応えがあります。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。付近は無電柱化されていて、写真撮影にも好適でした。撮影日は2024年2月1日ですが、現地到着が日没2時間前で訪問出来なかった施設、建物もあり、また訪問したいと思います。
ノスタルジックな町並みなので、通常のレンズに加えて、個性派のレンズでも撮影してみました。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/5.6, 1/250s, ISO 200
先ずは状況説明も兼ねて、しっかり写る広角レンズの写真から。この様に同じ作りの白壁と格子窓の建物が軒を連ねて数百メートル続いています。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @32mm, f/8, 1/200s, ISO 400
通りの中程にある髪結い店。残念ながら既に営業されていない様でした。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @24mm, f/8, 1/200s, ISO 400
国の重要文化財、国森家住宅。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @35mm, f/8, 1/200s, ISO 400
通りの入口にあった、風情のある文房具屋さんの看板。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @24mm, f/8, 1/250s, ISO 400
そして、柳井のシンボルの金魚ちょうちんが町並みを彩ります。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @105mm, f/8, 1/250s, ISO 400
このひょうきんな顔の金魚が、間違い無く白壁の町並みの主役(笑)
EOS 6D, LENSBABY Velvet 85mm F/1.8, F/2.5, 1/160s, ISO 200
ここからは異端児レンズのレンズベビー・ベルベット85mmによる写真です。強烈な像面湾曲を持つレンズで、町並みをジオラマのような雰囲気に収めてみました。
EOS 6D, LENSBABY Velvet 85mm F/1.8, F/2.5, 1/500s, ISO 100
軒下から、街の生活感をそのままに、、
EOS 6D, LENSBABY Velvet 85mm F/1.8, F/2.5, 1/160s, ISO 200
風情のある「かみゆい処」を夢心地な雰囲気に。像面湾曲が強いのでドアの文字にピントを合わせても、看板にはピントが来ません。
EOS 6D, LENSBABY Velvet 85mm F/1.8, F/2.5, 1/125s, ISO 200
可愛い金魚ちょうちんのポートレート。
EOS 6D, Kenko Pinhole Lens 02 50mm F/250, F/250, 5s, ISO 800
ここからはピンホールレンズの写真です。町並みを吹き抜ける風を写しました。風を感じられますでしょうか?
タネを明かせば、露光中に軽トラが通過しまして、微かな軽トラの形跡が白い横線として写り、走行風になびいた金魚が大きく揺れているのです。
ケンコーのピンホールレンズはF250という暗さで、日中でもファインダーには何も見えず、全てノーファインダーで撮影しています。
EOS 6D, Kenko Pinhole Lens 02 50mm F/250, F/250, 4s, ISO 1600
ノスタルジックな文房具屋さん。金魚が風に揺れています。
EOS 6D, Kenko Pinhole Lens 02 50mm F/250, F/250, 1.6s, ISO 1600
「かみゆい処」もピンホールレンズで記憶の中の様な情景に、、
EOS 6D, Kenko Pinhole Lens 02 50mm F/250, F/250, 2.5s, ISO 1600
最後は「かみゆい処」と道路反対側の建物を組み合わせてみました。
この町並みをもう一本の個性派レンズでも撮影したので、そのギャラリーは次回にご覧頂きましょう。
2024年2月18日
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