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広島県庄原市東城町にある「ためしげ福寿草自生地」に今年も行ってきました。今回は通常のマクロレンズ「マクロアポランター125mm F2.5SL」に加えて、節分草撮影で好印象を持った「カールツァイス・プラナー85mm F1.4 MMJ + ケンコーACクローズアップレンズNo.3」でも撮影しました。訪問時には生憎花がまだ余り咲いていなくて、構図作り、画面整理にとても苦労しましたので、写真の出来もイマイチ。機会を見つけて満開時に再挑戦してみたいです。撮影日は2024年3月14日です。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/1000s, ISO 100
先ずはストレートに撮影。自生地は花数で言えば2分咲き程度で、花の密度が薄く、背景が綺麗になりません。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/640s, ISO 100, 二重露出
そこで二重露出を使って画面整理。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/250s, ISO 100, 二重露出
これも二重露出で、黄色い世界を作り出しました。
EOS 6D, Carl Zeiss Planar 85mm F/1.4 MMJ, F/2.0, 1/3200s, ISO 50, Kenko AC Close Up No.3
ここからはプラナー85mm F1.4の出番。黄色い花に太陽光があたると、背後の葉や草との輝度差が大きく、ハイコントラストに現像したら黒い空間に浮かぶ福寿草になりました。これはこれで面白い!
EOS 6D, Carl Zeiss Planar 85mm F/1.4 MMJ, F/2.0, 1/2500s, ISO 50, Kenko AC Close Up No.3
マクロ撮影を考慮していないレンズにクローズアップレンズを付けると、描写が破綻しますが、プラナー85mm F1.4とACクローズアップレンズは破綻しつつも二線ボケにならないので、他のレンズに出せない不思議なボケ味と共に、結構使えると思いました。
EOS 6D, Carl Zeiss Planar 85mm F/1.4 MMJ, F/2.0, 1/2000s, ISO 50, Kenko AC Close Up No.3
前後の二輪でバランスよく構図を作り、、
EOS 6D, Carl Zeiss Planar 85mm F/1.4 MMJ, F/2.0, 1/4000s, ISO 50, Kenko AC Close Up No.3
真上から。宇宙にぷかぷか浮かんでいる花のように見えますね。
EOS 6D, Carl Zeiss Planar 85mm F/1.4 MMJ, F/2.0, 1/2000s, ISO 50, Kenko AC Close Up No.3
同じプラナー85mm F1.4の写真ですが、ここからは通常通りに明るく現像。
EOS 6D, Carl Zeiss Planar 85mm F/1.4 MMJ, F/2.0, 1/2500s, ISO 50, Kenko AC Close Up No.3
F2.0の浅い被写界深度が柔らかい世界を描いています。
EOS 6D, Carl Zeiss Planar 85mm F/1.4 MMJ, F/2.0, 1/3200s, ISO 50, Kenko AC Close Up No.3, 二重露出
最後は二重露出もしてみましたが、クローズアップレンズを付けた状態だと制約が多く、絵造りに苦労しました。
2024年3月21日
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