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島根県出雲市斐川町にある荒神谷史跡公園で撮影した蓮の花です。ほぼ毎年この場所には通っていて、一昨年は晴れ、昨年は雨、今年は曇りでした。太陽を相手にした逆光の華やかな写真は撮れませんでしたが、フラットな光で柔らかな雰囲気の写真を楽しみました。撮影日は2024年7月4日です。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/50s, ISO 100, C-PL
先ずは大きな蓮の花をストレートに。右側の水滴のお陰で顔文字の「(^^;」の様にも見えて、撮影しながら微笑んでしまいました。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/200s, ISO 200, C-PL
別の蓮を下から覗き込んで
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/250s, ISO 200, C-PL
木漏れ日の玉ボケで華やかに。この蓮にも水滴が付いていました。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/400s, ISO 200, C-PL, 二重露出
蓮田の柔らかな空気を感じて、、二重露出です。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/200s, ISO 200, C-PL, 二重露出
これもまた、柔らかな空間に咲く一輪
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/250s, ISO 200, C-PL
凛として立っていた花を、曇り空バックで伸びやかに
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/800s, ISO 200, C-PL
大きく開いた華やかな蓮を背後に添えて、逢えて手前の蓮にピントを合わせてみました。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/500s, ISO 200, C-PL, 二重露出
同じ構図の二重露出。一気にメルヘンの世界、、
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/640s, ISO 100, C-PL, 二重露出
蜂が飛び回っていたので、モデルになってもらいました。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/125s, ISO 100, C-PL
超接写で花びらを心象的に
EOS 6D, LENSBABY Velvet 85mm F/1.8, F/2.4, 1/1600s, ISO 100
ここからはレンズをマクロアポランター125/2.5からレンズベビー・ベルベット85/1.8にチェンジ。独特なボケを楽しみます。このレンズ、球面収差が大きすぎて狙った所にピントが来ないのですが、蓮は花托、シベの範囲が広いので何処かにピントが合い、レンズベビーとの相性抜群です。
EOS 6D, LENSBABY Velvet 85mm F/1.8, F/2.4, 1/640s, ISO 100, 二重露出
ソフトレンズなのに、二重露出で更にソフトに。ボケボケのメルヘンの世界です。
EOS 6D, LENSBABY Velvet 85mm F/1.8, F/2.4, 1/320s, ISO 100, 二重露出
周辺部の蕩けるようなボケは、マクロアポランターの二重露出でも敵いません。
EOS 6D, LENSBABY Velvet 85mm F/1.8, F/2.4, 1/250s, ISO 100, 二重露出
どこまでも柔らかな、メルヘンの世界。
EOS 6D, LENSBABY Velvet 85mm F/1.8, F/2.4, 1/200s, ISO 100, 二重露出
蓮田の空間も一段と柔らかく、光が降り注ぐような感じに。
EOS 6D, LENSBABY Velvet 85mm F/1.8, F/2.4, 1/320s, ISO 100, 二重露出
最後は不思議な写真を。被写界深度の浅いソフトレンズでありながら、距離の違う三つの花の全てにピントが合っていますが、理解出来ますか?レンズベビー・ベルベットは像面湾曲が極めて大きく、ピント面は平面ではなくすり鉢状になっています。それを意識して構図を作ると、この様な写真を得ることも出来ます。
2024年7月11日
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