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島根県松江市広瀬町にある「宇波の塩滝」と、鳥取県東伯郡湯梨浜町にある「不動滝」「今滝」の写真です。特に今滝では光に恵まれて、天から水滴が降り注ぐ幻想的な情景に出逢えました。そこで、先ずは宇波の塩滝と不動滝を数枚ご覧頂いたあとで、今滝の写真をじっくりお楽しみ下さい。撮影日は2024年8月1日です。
宇波の塩滝
松江市広瀬町宇波にある落差15mほどの滝です。名前の由来は楠正輝将軍が敵に追われ、塩津姫がこの滝に身を投げたからといわれています。
EOS 6D, TAMRON SP 28-75mmF/2.8 XR Di A09 @75mm, f/8, 1/1.3s, ISO 50, C-PL
正面からの滝の姿。端正な形をしています。
EOS 6D, TAMRON SP 28-75mmF/2.8 XR Di A09 @28mm, f/8, 1/1.7s, ISO 50, C-PL
ポジションの自由度が殆ど無いので、似たアングルになりますが、少し引いた写真です。
EOS 6D, TAMRON SP 28-75mmF/2.8 XR Di A09 @75mm, f/8, 1/1.7s, ISO 50, C-PL
これは滝の上を走る道路から見た姿。紅葉のシーズンなら良いかも。
塩滝の由来を説明したボードです。
不動滝
鳥取県東伯郡湯梨浜町漆原にある落差30m程の滝です。駐車場から50m、徒歩1分の超お手軽な滝です。名前の通り、滝の反対側に不動明王が祀られた祠があります。
EOS 6D, EF17-40mm f/4L USM @17mm, f/8, 3.2s, ISO 50, ND8
正面やや左側からの写真です。
EOS 6D, EF17-40mm f/4L USM @40mm, f/8, 1.6s, ISO 50, ND8
これは右側から。滝壺の回りは狭くて構図の自由度が殆どありませんので、似た絵になりました。
EOS 6D, EF17-40mm f/4L USM @22mm, f/8, 2s, ISO 50, ND8
お不動様の祠の場所まで登って撮った写真です。目線が変わり、滝の高さ感が出ました。
入り口にあった説明板です。
今滝
今回の本命「今滝」は鳥取県東伯郡湯梨浜町北福にある落差43mの滝です。不動滝からクルマで5分ほどの距離にあり、セットで訪問される方が殆どです。雨の直後には水量豊富な豪快な滝になるそうですが、訪問時は日照り続きの渇水期。渇水期には滝の流れが落ちる間に小さな水滴に分離して地面に降り注ぎ、訪問時はそこに木漏れ日が射し込むという幻想的な情景に巡り逢えました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @24mm, f/8, 1/40s, ISO 800, KANI Vivid C-PL
到着時の全景です。一条の水が真っ直ぐに流れ落ち、木漏れ日のストライプがアクセントになっていました。
EOS 6D, EF17-40mm f/4L USM @17mm, f/11, 1/2.5s, ISO 50, ND8
滝の右側からの情景。上品で女性的な滝ですね。
EOS 6D, EF17-40mm f/4L USM @17mm, f/11, 1/1.3s, ISO 50, ND8
時間と共に滝に陽があたりだし、ストライプの幅が大きくなってきました。細い一条の水と思えた滝は、実は水滴が幅広く落ちていて、光と共にその存在を現したのでした。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @47mm, f/8, 1/1600s, ISO 800, KANI Vivid C-PL
天から水滴が降り注ぐ幻想的な情景を何とか写せないかと、高速シャッターに切り替えて真下から狙いました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @24mm, f/8, 1/200s, ISO 800, KANI Vivid C-PL
光があたっている場所は、どこを切っても絵になります。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @105mm, f/8, 1/400s, ISO 800, KANI Vivid C-PL
天から降り注ぐ水滴、、、この写真が現場の雰囲気を1番伝えていると思います。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @105mm, f/8, 1/320s, ISO 800, KANI Vivid C-PL
滝の背後にあった岩。何かの生き物が潜んでいるかの様です。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @32mm, f/8, 1/250s, ISO 800, KANI Vivid C-PL
滝壺にも光が回り、岩と水滴を印象的に捉えてみました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @99mm, f/8, 1/100s, ISO 800, KANI Vivid C-PL
滝の上部は、水の流れの造形芸術。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @98mm, f/11, 1/3.3s, ISO 50, KANI Vivid C-PL
ここから再びスローシャッターに切り替えて、光とベールに包まれた滝の姿。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @24mm, f/11, 1/3.3s, ISO 50, KANI Vivid C-PL
滝全体に光が回った所で、全景を収めて撮影を終了しました。今まで訪問した滝の中で1番印象に残った滝でした。
2024年8月24日
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