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島根県松江市の宍道湖東岸は「宍道湖夕日スポットとるば」という広大な観望スペースが整備された、日本有数の夕日観望スポットで、私も何度か訪問して日没の写真を撮影しています。しかし、西の空に沈むのは太陽ばかりではない! という事で、満月の日に訪問してきました。
太陽は1年365日まん丸の形ですが、月は年に12日しかまん丸にならず、しかも沈む方角がコロコロ変わるので、嫁が島といい感じに組み合わせられるのは1年に4-5日しかありません。オマケに晴天に恵まれないと撮影出来ないという、撮影チャンスの少ない被写体です。撮影日は2024年8月19日です。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @32mm, f/8, 8s, ISO 800
到着時は雲が多く、「今日の月没は無理かな?」と思える厳しいコンディション。月光に照らされた雲が良い雰囲気なので、お地蔵さんと嫁が島を組み合わせて撮影しました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @65mm, f/8, 8s, ISO 800
しかし、幸いにも時間と共に雲が少なくなってきました。嫁が島と十字架構図で。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @58mm, f/8, 8s, ISO 800
再び、お地蔵さんと嫁が島。低層にはまだ雲がありました。
EOS 6D, SIGMA APO70-300mm F4-5.6 DG Macro @168mm, f/8, 6s, ISO 800
月の高度が下がるにつれて、雲も居なくなって一安心。
EOS 6D, SIGMA APO70-300mm F4-5.6 DG Macro @168mm, f/8, 6s, ISO 800
更に月の高度が下がると光度も下がって、月の模様が見え始めました。これが月没撮影の醍醐味ですね。
EOS 6D, SIGMA APO70-300mm F4-5.6 DG Macro @300mm, f/8, 10s, ISO 800
月の動きはとても速く、次の構図を探していたら、大地に半分隠れてしまいました。真っ赤に焼けた月が風情です。
2024年8月30日
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