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前々回記事に引き続き、紫金山・アトラス彗星の写真です。この彗星がニュースで騒がれていた頃は「10月20日頃まで見ることが出来ます、、、」と報道されていたので、それまで各地で観測する人達が沢山居られましたが、11月に入るとすっかり静まりかえりました。しかし、彗星は地球から遠ざかり、暗くなったものの、まだ観測出来たので11月4日に撮影に出掛けてきました。撮影地は広島県三次市です。
EOS 6D, EF70-200mm f/2.8L USM @70mm, f/2.8, 13s, ISO 2500, 赤道儀追尾, 8枚コンポジット
70mmで捉えた紫金山・アトラス彗星。天の川に近い場所に移動したので、賑やかな写真になりました。彗星はすっかり暗くなり、恐らく6等星ぐらいの明るさ。10月下旬には星空の中の「うなぎ」の様な存在でしたが、この日の尾はすっかり短くなり、「メダカ」ぐらいの印象でした。
EOS 6D, EF70-200mm f/2.8L USM @70mm, f/2.8, 13s, ISO 2500, Kenko Half Pro Softon (Full使用), 赤道儀追尾, 8枚コンポジット
星座を際立たせる為にソフトフィルターを入れてみましたが、彗星の尾が更に短くなってしまいました。
EOS 6D, TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD F045, f/2, 10s, ISO 1000, 赤道儀追尾, 8枚コンポジット, 地上景は20秒露出1枚
最後に地上景も入れて、夏の天の川と彗星のコラボレーション。
紫金山・アトラス彗星の撮影はこれでお仕舞い。次はどんな彗星がやってくるのでしょう。楽しみです。
2024年11月10日
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