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今回は私のサイトとしては異色の被写体、雛人形の写真です。
2月から3月に掛けては様々な街で「雛祭り」が催されて、観光客が由緒ある雛人形を見ることが出来ます。先日立ち寄った山口県柳井市の「柳井白壁の町並み」でも「商都柳井おひなさま巡り」が催され、その中で「柳井市町並み資料館」と「甘露醤油資料館」に飾られていた雛人形は、ガラス越し、柵越しではなく、直接至近距離から拝見することが出来たので撮影を楽しめました。私が撮影したのは三人官女の両側の女官。この二人は未婚者で眉があり、美人揃いです。撮影日は2025年3月7日です。
EOS 6D, TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD F045, f/1.4, 1/250s, ISO 800, Kenko Center ND
先ずは甘露醤油資料館にあった雛人形。天皇家の婚礼を模したとする雛人形の綺羅びやかな世界が広がります。この官女のお召し物は、内裏雛のものと見紛うばかりに豪華ですね。
EOS 6D, TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD F045, f/1.4, 1/160s, ISO 800, Kenko Center ND
右側の官女。知的で上品なお顔。35mmでこの大きさに撮るため、人形に思い切り近づいています。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/640s, ISO 800
ここからは柳井街並み資料館にあった雛人形です。優しそうな上品なお顔。提子(銚子)は左手で持つのが慣わしですが、何故か右手で持たれてました。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/640s, ISO 800
右側の女官。美人ですね。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/320s, ISO 800
別の三人官女の左側の女官。まだお人形さん顔ですが、少しリアリティが出てきました。こんなお顔の女優さんが居たような、、。この雛人形セットの三人官女は道具を持っていませんでした。紛失したのかな?
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/200s, ISO 800
右側の官女。名取裕子さん似のお顔。長柄の銚子を持っていない手つきが事件の謎を解き明かしている様な(笑)
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/200s, ISO 800
柳井の三人官女の中で一番存在感があったのはこの人。お人形さん顔ではなく、リアルな人間のお顔をしています。これは提子を持つ左側の官女。何となく仲道郁代さんに似ているかな。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/200s, ISO 800
長柄の銚子を持つ右側の官女。姉妹なのか、同じお顔をしていますね。
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/60s, ISO 800, C-PL
という事で、締めはこの官女のアップで。顔つきだけではなく、髪の毛のリアリティも桁違いで、人形ではなく「この女性を美しく撮るのだ!」という気合が入りました。
2025年3月10日
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