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鳥取県米子市淀江町にある天の真名井(あめのまない)で撮影した梅花藻の写真です。梅花藻は前回ギャラリーのレンゲショウマと共にKEN初挑戦の被写体。これも滅多にお目にかかれない花で、中国地方で咲いている場所を調べたら、名峰大山から湧き出る泉付近で咲いているとの情報を得て、淀江まで行ってきました。
Wikipediaには「冷水を好むため、北日本では水路や河川などに広く分布するが、西日本などでは上流や湧き水のある地域に分布域が限られる。清流でなければ育たないため、バイカモが育つ川はきれいな川の指標になる。」とあります。その言葉どおりに、鳥取県で梅花藻を見られる場所は泉付近が多くて、今回訪問した天の真名井から湧き出る水は水温14度!。その清流に小さな花を咲かせていました。撮影日は2025年7月29日です。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/1000s, ISO 200, C-PL
先ずは清流に咲いている雰囲気のある写真を。初めて見る梅花藻は、花径1-1.5cmと驚くほど小さくて、この後で思い切り近づいて写すことになりました。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/1000s, ISO 200, C-PL
ぐっと近づいて、小さな花を大きく。梅花藻は水草なので水面上に草が出て、反射も点光源ではない複雑なカタチ。光ボケも面白いカタチになっています。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/800s, ISO 200, C-PL
撮影時に太陽があたり、ド逆光になったので、沢山の光ボケが花を彩りました。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/800s, ISO 200, C-PL
光ボケを求めてアングルを変えて、何枚も撮りました。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/800s, ISO 200, C-PL, 二重露出
二重露出にも挑戦して、沢山の光ボケで画面を埋めてみました。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/200s, ISO 200, C-PL
比較的シンプルにまとめてみた一枚。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/640s, ISO 200, C-PL
ファインダーでは眩いばかりの逆光のなかに咲いていた一輪。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/640s, ISO 200, C-PL, 二重露出
ほぼ真上からの構図で、沢山の光ボケで遊んでみました。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/1250s, ISO 200, C-PL
ここからは、水面に太陽があたっていない花を求めて、シックな絵を狙ってみました。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/320s, ISO 200, C-PL
光ボケが無いと、清楚な感じが際立ちますね。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/400s, ISO 400, C-PL
暗い背景でシンプルに。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/250s, ISO 200, C-PL
シンプルな背景で、慎ましやかな花の雰囲気を出してみました。
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/1250s, ISO 200, C-PL
〆は、この場所にいたトノサマガエル君。光りに包まれて何を思っているのでしょう?
EOS 6D, SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM, f/2.8, 1/1250s, ISO 200, C-PL
光りに包まれ、梅花藻を見つめて、、でもヒョウキンな顔(笑)
2025年8月29日
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