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2025年9月8日未明に見ることが出来た皆既月食です。月食は午前1時27分に部分食が始まり、皆既食は2時30分から3時53分まで、そしてまた部分食になり4時57分に月食終了となりました。その様子を3台のカメラで追いかけてみました。撮影地は広島県呉市の海岸です。
先ずは固定撮影で、1時27分から4時47分まで10分置きに撮影した画像を合成してみました。途中雲が出たので、完全な等間隔ではありません。カメラはEOS 6D、レンズはTAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @22mmです。
ここからは、月の拡大映像を時系列で追いかけて行きます。カメラは APS-CのEOS 50D、レンズはSIGMA APO100-300mm F4 EX DG HSM + SIGMA APO TELE CONVERTER X2で、600mm(換算960mm)での撮影です。これだけの倍率になると月はあっという間にファインダーの外に動くので、ポータブル赤道儀で追尾しています。
部分食が始まる前の1時15分の画像。満月が綺麗に写っています。
部分食開始の1時27分。左上が欠け始めました。
1時47分
2時7分
2時27分。もうすぐ皆既食です。次の2時47分は雲が掛かったので、その時の画像は省いています。
3時7分。皆既食がほぼ最大に近づきました。
皆既食が最大になった3時14分の画像。
3時27分。左側から明るくなり始めました。
3時47分。皆既食終了直前で、左側が大分明るくなりました。
4時7分。皆既食が3時53分に終わり、部分食が始まっています。
4時27分。月がいつもの姿を取り戻しつつあります。
4時47分は雲があって、3分遅れの4時50分の画像。もうすぐ部分食終了です。
月食終了時の4時57分にはまた雲が掛かっていたので、3分遅れの5時00分。月が普段の姿に戻り、撮影も終了となりました。
皆既月食撮影中の様子です。右側のカメラには赤道儀。
皆既月食下の海の情景。赤い月が神秘的ですね。
構図を変えてもう一枚。
横構図で灯台とのバランスを整えて。丸い月なのに星が沢山写るのが、皆既月食の特徴。
月食がほぼ終わり、月が明るさを取り戻して、いつもの月夜の風景に戻りました。
2025年9月8日
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