|
画像をクリックすると拡大されます
「銀杏が見頃」の報を受けて、島根県仁多郡奥出雲町大馬木にある金言寺(きんげんじ)を訪問してきました。2021年以来4年ぶりの訪問になります。過去2020年、2021年はいずれも銀杏が殆ど散った時に訪問していますが、今年は色づいたばかりで落葉の殆ど無い姿を見ることが出来ました。撮影日は2025年11月6日です。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @55mm, f/8, 1/30s, ISO 400, C-PL
金言寺到着時の情景。今年から田圃の周りには防獣電線とロープが張り巡らされて、田圃の畔には立ち入れなくなりました。名物の田圃の水張りもありません。そのため、以前よりも撮影ポジション、構図の自由度が限られる中での撮影となりました。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/5.6, 1/100s, ISO 200
先ずは全景写真。全体像を入れようとすると15mmでも画角が少し足りません。レトロフォーカスの超広角で撮ると画面周辺部が引っ張られて歪むので、絵の安定感はイマイチですね。
EOS 6D, SIGMA 15mm F/2.8 EX Diagonal Fisheye, f/5.6, 1/200s, ISO 200
という事で魚眼レンズを持ち出してみました。情景は丸く歪みますが、少しいびつな銀杏の木は却って端正な形になりました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @32mm, f/8, 1/30s, ISO 400, C-PL
茅葺きの本堂を主役に、落ち着いた構図で。ご住職のお話では、茅葺の屋根は昨年葺き替えたばかりだそうです。茅葺きの葺き替えは、茅が手に入りにくいのと、職人も限られ難しくなっているそうで、掛かった費用は1000万円とのことです。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/5.6, 1/40s, ISO 200
本堂の軒下から大銀杏を眺めて。葺き替えたばかりの茅葺き屋根の端面が綺麗に切り揃えられて、端正な写真になりました。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/5.6, 1/100s, ISO 200
大銀杏の下から、馬木の町を望んで、、
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/5.6, 1/100s, ISO 200
ご住職は早朝からストーブに薪をくべておられました。
EOS 6D, TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD F045, f/1.4, 1/200s, ISO 100, Kenko Center ND
タムロン35mm F1.4で、銀杏と茅葺きの本堂を心象的に。
EOS 6D, TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD F045, f/1.4, 1/200s, ISO 100, Kenko Center ND
大銀杏の木も一本の枝を主役にして、心象的に捉えてみました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @105mm, f/8, 1/125s, ISO 800, C-PL
最後は遠方からの写真。いつも境内からしか撮っていなかったので、帰りがけに周辺を散策してこの情景を見つけました。大銀杏の黄色が山あいに燦然と輝き、威風堂々たる存在感を放っていました。
2025年11月9日
|