憧れの180mmマクロ
KENのつぶやき vol. 10 (2000.1.15)
マクロ撮影が主体の私にとって、欲しくて手の出ないレンズに180mmマクロがあります。一番安価に買える180mmマクロはシグマの180mm F5.6 Macroですが、これは現在手持ちのマクロにx2のテレコンを付けたのと同じですので、興味はありません。次に安価に買えるのがシグマの180mm F2.8 Macroです。世界最高の明るさを誇る望遠マクロレンズで、最大倍率は1/2倍です。定価120,000円、中古相場は5万円弱です。しかし今まで中古物件に恵まれず、買うことが出来ていません。そんな中でシグマが新型180mm F3.5 EX Macro HSMを発表しました。定価は128,000円で、等倍撮影が可能です。超音波モーターによるAFは通常の撮影でもこなせそうです。これがもし中古で出れば6万円台で購入可能でしょう。この時点で旧型シグマ180mm F2.8への興味は失せました。しかし発売が2000年1月24日とあっては、中古を手に出来るのは早くても2000年後半になりそうです。行きつけのカメラ屋で新品価格を聞いたら、税込み9万円弱との事でした。ふ〜む、ここまで来るとEF180mm F3.5 USMまで後一歩の価格になります。こちらは中古相場12万円弱です。大体三万円間隔で並んだレンズ選び、待ってシグマの中古か、待てずにシグマの新品か、そこまで行くならキヤノンの中古か...しかし12万円は高すぎるよなぁ...悩みは尽きません。
シグマのレンズは逆光に弱く、またボケに余りこだわっていないように思えます。私はマクロではボケ命の撮り方をしますので、雑誌の評価などでボケ味があまり良くなければ、シグマを諦めてキヤノンの180mmマクロを買うかも知れません。おっと、忘れていた。ボケといえば、ボケの美しいメーカー、タムロンが180mm等倍マクロを出してくれないかな?シグマに刺激されて、開発はスタートしているに違いない。その昔、タムロンにはSP180mm F2.5という名望遠レンズがありましたから、そのリバイバルも兼ねて...。
こりゃ、悩みは永遠に続くな...何となく一生買えそうにない180mmマクロ。
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