HOP(Hiroshima
Okigaru
Photo
Club 広島お気軽写真クラブ) では、毎月撮影会を開催しています。撮影会と言っても、モデルを呼んでポートレート撮影するようなものではなく、希望者が集まって、広島市内から日帰りで行けるような比較的近い目的地に行って、自由気ままに撮影を楽しむというスタイルのものです。撮影対象は、風景、スナップ、花などです。このHOP撮影会のおおまかな内容をご紹介しましょう。
月初めになるとメールでその月の撮影会の場所を相談し、参加希望者を募ります。日程は参加可能な人の人数が多い日に決められ、場所も希望者の多い場所に決まります。そして概ね月の後半に撮影会が実施されます。当日の集合は広島市内の某JR駅前に朝8時が標準的、ですが目的地によってはこれよりも早いこともあります。某駅前に集合後、その人数に応じた車に便乗して目的地に向かいます。余った車は近くの駐車場に置いて行きます。目的地に向かう道中の車内では、撮影場所の話題よりも、圧倒的にカメラの話題で盛り上がります。新しいカメラ、レンズをGETしたメンバーがいたりすると(というより毎月誰かが何かしらを必ず買っていますが....(笑))、その新しいお宝のお披露目と大批評合戦になったりします。しかし、もっと盛り上がる話題が、誰かが「●●が欲しい...」とか口を滑らせたときです。とにかくHOPメンバー(及びその仲間たち)は他人の購買意欲を煽るのが大好き(爆笑)。某会長を中心として、口を滑らした人に対して寄ってたかって「買うならXXが良い、いや○○の方がよい。XXなら△△カメラで■万円であったぞ!。でも○○の方が描写が綺麗だ..値段差も◇千円しかないし...」などという会話が飛び交います。こんなカメラの話をしていると時間が経つのを忘れる様な面々ですから、「あ!」っと言う間に目的地に到着します。
目的地に着くと、集合時間を決めて自由行動になります。あとは自由気まま、各人各様の撮影します。撮影開始した後の各人の行動のバラバラさは初めて参加する人にはとても印象的なようです。本当に各人がそれぞれの視点で被写体を探し、それぞれのリズムで撮影します。被写体に向かうときの参加者は、車の中でのカメラ談義の馬鹿騒ぎが嘘のように被写体に集中します。もちろん撮影中にも色々と話をすることもありますし、初めて参加される方が質問などあればどのメンバーも丁寧に相談にのります。それでも一旦撮影に入ると、時間が経つのを忘れてしまうメンバー達ですから、お昼までの2〜3時間もまたまた「あ!」っという間に過ぎて行きます。
最初の再集合は昼食時間で、みんな揃ってお昼を頂きます。そんな食事を静かに食べる人は、私を除けば誰もいません(笑)。お昼の話題は、被写体の状況、次の撮影対象、目的地の相談などが主体...の筈なんですが、そんな話をしていても、やっぱりカメラ機材の話に話題はどんどん逸れて行きます。そして会話のボルテージはどんどん上がって行くばかり....。頃合いを見計らって、私が会話の収拾を付けて、午後の撮影に入ります(注意、このストーリーの真偽を詮索しないように(笑))。
大抵の場合、昼食後は目的地を変更します。新しい目的地に向かう途中にカメラのキ○ムラとか、それに準じた中古を扱うカメラ店がある場合は、寸暇を惜しんででも必ず立ち寄ります(笑)。そこでお宝探し...。そして何人かの参加者が小物のお宝をGETして、午後の撮影開始となります。
午後も午前の撮影同様に、各人各様、勝手気ままな、しかし真摯に被写体に向かう撮影をします。そして、4〜5時ぐらいになると撮影を終了し、帰途につきます。その際に、また付近や道中にカメラのキタ○ラがあれば必ず立ち寄り、お宝探し(笑)...今までの経験則では、ここで必ず誰かがカメラかレンズをGETすることになっています。これがHOPのジンクスなのです。
帰りの車中での話題も往路と同様にカメラ機材の話で盛り上がります。その日にGETしたお宝の品定めとか、次に買うべきものの煽りあいとか...HOPは本当にカメラ機材の話題の好きな人達の集まりなのです。解散場所は朝の集合場所と同じ某JR駅前。時間は夜の7〜8時頃の事が多いです。そこで交通費をワリカン清算して「みなさんお疲れさまでしたぁ!!」となります。ちなみに交通費ですが、車に便乗して行くために丸一日高速道路を使って移動しても、一人1500〜3000円ぐらいで済みます。単独行動なら確実に1万円前後かかりますので、この点とても経済的です。
撮影会が終わってフィルム現像が出来上がってくると、HOPホームページに掲載する作品提出が求められます。一人3枚、気に入った作品を会長にメールで提出します。仮に気に入った写真が無くても必ず提出しなければなりません。スキャナーを持っていない人は、HOPメンバーが協力してスキャニングしますので、作品提出に困ることはありません。そして会長がホームページに提出写真を掲載します。
写真が掲載されると、HOPのもう一つの良き伝統、お互いの写真の批評合戦をHOPの掲示板で繰り広げます。私たちはお互いの写真の上達を目指しているので、お世辞やおべっかはありません。良い写真は良いといい、良くない写真には良くないと言います。これはとてもタメになります。自分では良いと思った写真でも、違う視点から批評や改善提案がなされたり、逆に自分では不本意と思った写真でも、良いところを見つけてくれたり、新しいヒントをもらえたり...でも、やっぱり褒められると嬉しいもので、次にまた写真を撮ろうという気になります。また負けず嫌いのKENは、けなされると「なにぉを・・」という気持ちになって、次はギャフンと言わせる((c)
buta)ような写真を撮ってやる!と思うのでした。
こうやって、充実した一つの撮影会の一連の行事が終わります。批評合戦が一段落する頃には、次の撮影会の相談で、またメールが激しく交換されるようになります。HOPに参加していると、本当に飽きることがありません。
HOPでは月例撮影会のゲスト参加を大歓迎しています。撮影会の詳細と過去の結果はHOPのホームページに記載されています。ゲスト参加を希望される方は、私あて、もしくはHOPのホームページに記載されているメールアドレスにメールを下さい。参加資格は広島市周辺に在住の方で、メールアドレスを持たれている方になっています。連絡を頂ければ撮影会の相談をするメールを送付します。もちろん、撮影会の日程、場所などの都合が悪ければ参加されなくても問題ありません。
HOPを設立してから今までに11名のゲスト参加がありました。その内3名はHOPの正式なメンバーになっています。またメンバーにならなくとも何名かの方は、メンバー以上にHOPに深く関わり存在感を発揮されています。
皆さんの参加をお待ちしています。
※HOPは解散しました。
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