つぶやき250回に到達
KENのつぶやき vol. 250
(2006.7.1)
250回目のつぶやきです。100回目以降は50回ごとに振り返りをしてきましたので、恒例の振り返りを...
200回目が2003年9月。この時に自分の生活リズムを正常化するために更新スローダウン宣言しました。それから2年10ヶ月、147週で50回を追加したことになります。平均すれば三週間に一度の更新でしたが、アクセスカウンターの進み方を見ると、毎週更新を続けていた200回目直前とほぼ変わらぬ一日1000カウントのアクセスを頂いてます。200回目のアクセスは累計で38万程度でしたが、現在は140万に達しており、お陰様でこの間に100万を超えるアクセスがありました。このサイトをご支援頂いている皆様に御礼申し上げます。
vol.201から249の49話をおおまかに分類すると次のようになりました。
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撮影記:7
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フォトコン入選/落選記:6
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フィルムテスト、レンズゴーストテスト、露出テスト:10
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撮影グッズ関連(100円グッズ主体):8
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撮影機材関連:8
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その他:10
この結果は私の写真に対する最近の接し方と私自身の性格を物語っていますね。私の写真活動の目的は作品制作で、その成果測定の一つとしてフォトコン応募があります。撮影記とフォトコン入選/落選記は私にとって同じ位置づけのつぶやきで、どちらも「どのような作品が生まれたか」がテーマになっています。
一方で目的を達成する手段として、機材の性格を知り使いこなすのも私のアプローチ。フィルムテスト、レンズテスト、100円グッズのアイデアなど、一部皆さんのご協力を得ながら、使いこなし術を充実して来ました。一方この3年弱のつぶやきに登場した新しい機材は、Sigma
AF15mm F2.8EX Diagonal Fisheye, Voigtlaender Macro APO-Lanthar 125mm F2.5SL,
水没EOS3の3つに過ぎません。これ以外に購入したカメラ/レンズはジャンク級レンズを除くとCarl
Zeiss Planar 85mm F1.4と大判用のNikkor M200mm F8ぐらいのものです。廉価機材中心とはいえ、既にオートドライ一杯の機材を持っていますから、新しいカメラやレンズを増やすよりも手持の機材を使いこなす事に注力しています。
これでは新しい機材のレポートがあまり期待出来ないので、多くの人には関心の薄いつぶやきになっているかも知れません。しかし「機材を買うのは一瞬、使いこなすのは一生」と言いますので(言わないか?)、機材趣味ではなく写真趣味に取り組まれる方に、少しはお役に立てるつぶやきを書きたいと思ってきましたし、これからもそうありたいと思っています。
ところでこの三年弱の間に世の中はすっかり変わってしまいましたね。カメラの世界がすっかりデジタル一色になって、複数のカメラメーカーが事業撤退し、また他のメーカーも銀塩から撤退縮小しデジタルに注力宣言した事は記憶に新しいです。まあこの話題は今回はパスすることとして、それ以外に個人的に「!?」と思っている変化が二つあります。一つは一眼レフに限らない写真の世界での携帯デジタルカメラの氾濫です。いつでも持ち歩いていて、しかもフィルム代などのランニングコストが掛からなくなった結果、誰もが気楽に乱射していますし、それらを記録として後世に残す事など考えられていないようです。
もう一つはブログの急増です。このブログ、日記や日常コミュニケーションの土台としては面白いですし、トラックバックなどの新機能もあります。何よりインターフェースがほぼ統一されているので、どのブログを訪問しても余り迷う事なく閲覧出来ます。作る側も労力を使う事なくまとまりのあるデザインのサイトを作れます。しかしブログは過去に蓄積された情報にアクセスしにくい構造になっていると思います。どのブログを訪ねても、どんな情報がそこにあるのか概観する事が「最近一週間分」ぐらいを除くと出来ないか、出来ても手間が掛かるようになっていますよね。
また私の見る限りブログの98%が無料レンタルスペースで展開されています。設置とメインテナンス、相互のリンク/トラックバックの手軽さと無料という点が受け入れられているのだと思いますが、その結果そこに蓄積される情報は永続的ではなく一過性のものになります。過去ログは生成されますが、ブログ業者がシステム変更したり、あるいはユーザー側がブログ業者を変更したりすると使えなくなって消えてしまうからです。
このふたつに共通していると思うのは、多くの人達はお手軽な瞬間消費(あるいは別の言い方をすれば「簡単な今」)を楽しんでいるなぁ、という点です。別にこれが悪いわけじゃありません。KENの性格とは違うな、というだけです(笑)
最近のこの「印象」を逆説的に捉えて我が身を振り返ると、KENの性格の特徴が浮かび上がりました(笑)。物事、経験、情報を蓄積し、その上に将来を積み重ねたがる、という性格です。つぶやきの内容、構造を御覧戴ければ多くのブログと180度異なっていると思われませんか?。250話を数えた今日に至っても目次を一ページで概観出来て、しかも個々の話の内容もおおまかに分るようになっています。だから初めて訪問された方でも目的的に見たいつぶやきにアクセス出来ると思います。「過去」という点では6年前のつぶやきにも最新のつぶやき同様に簡単にアクセス出来ますし、この情報はGoogle,
Yahooなどの検索エンジンにも長年登録されています。
本家フォトギャラリーも過去から現在に至るまでの作品を階層的に整理して、訪問された方が目的的に検索閲覧出来るようにしているつもりです。また全ての写真の撮影データーは撮影状況と共に蓄積され、その一部は公開されています。更にはCGIで動的に記述されて、過去ログ構造に汎用性の無い掲示板でも、過去ログをHTMLファイルに変換して(半自動化しました)、何年後でも、将来掲示板を変更しても閲覧出来るようにしています。
話が逸れますが、買った機材は殆ど処分しませんし、買ったCDや書籍も滅多に処分しません(お蔭で置き場所に困っていますが)。全ては将来に向けた蓄積をしたがる性癖によるものです。どれだけ役に立つかは甚だ疑問ですが、KENってこういう奴です(笑)。
そんなKENが書く「つぶやき」の今後ですが、相変わらずマイペースで、出来るだけ皆さんのお役に立ちそうな情報とか、撮影記(=撮影経験や撮影現場で考えている事)を追加して行こうと思っています。ただこの方向を突き詰めると益々更新頻度を下げてしまうので、新しい試みとしてKEN版ブログ「きまぐれダイアリー」を始めました。その事始めがつぶやきvol.249ですが、ファイル形式は手打ちタグによるHTMLファイルにしています。実は私のサーバー上、及び家族が借りている無料レンタルスペース上には現在3つのブログがあります。しかし過去の記事への目的的アクセス性の悪さ、ログ構造の汎用性の無さ、迷惑投稿からの防御性の低さから「きまぐれダイアリー」では「ブログ」を採用しませんでした。
きまぐれダイアリーは始めたばかりで、どのように発展するのか分りませんが、独立したつぶやきよりもお手軽な情報を蓄積する場として出来るだけ頻度高く更新して行こうと思います。ご感想などあれば掲示板の方までよろしくお願いします。
さて、このペースで行くとつぶやき300回目は2009年です(笑)。その時にまた振り返りましょう。
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