今月の話題
α100に触った
今年の君田のヒマワリはハズレ
マンフロットのナットカバーは何処に?
プリンターの買い替えか??
マンフロットのナットカバー紛失
日焼け止め
三脚撮影の威力
紫陽花のギャラリー更新
α100
ピントテクニックの維持
SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG
棲真寺と竹林寺
E100VSとEOS-1V
週末の天気とサイト
フィルターリスト
サーバー移転
T町ジャンクの悩み
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キタ●ラに行ったら、α100の実物が自由に手に取って操作出来る状態で置いてありました。東京の大型カメラショップならショップ側の方針で自由にカメラに触れるコーナーがありますが、広島のキタ●ラにはありませんので、これはソニー側の営業方針なのでしょう。何れにしても自由に触れるって嬉しいことです。
ちょっと触った感じはα-7Dとα-Sweet Dの中間ぐらいの質感でした。これで1020万画素、手ぶれ補正、ダストリダクションなどの最新鋭の機能が満載されたカメラなのですから、デジタル時代ですね(←意味ない発言(笑))。昔は機能や性能と、カメラを持ったときの質感には相関がありましたが、現在は無いようです。それよりも気になったのが同時発売の廉価ズームレンズのピントリング/ズームリング表面のすべり止めの安っぽさ。撮影時には常に手を触れる所なので、もう少し何とかして欲しいです。
それからこれはα100に限りませんが、APS-Cのファインダーって小さくてMFなんて出来そうにありません。APS-Cデジ眼には専用ファインダー光学系を設計して、もう少し拡大率の大きなファインダーが出来ないものかと思っていますが、どのメーカーも出来ていない所を見ると難易度が高いのでしょうね。オリンパスペンFVのファインダーはハーフサイズですがフルサイズ並の不満の無い大きさに見えます(今日久しぶりに触りました)。焦点距離係数はAPS-Cの1.6や1.5に対して1.4で少し有利ではありますが、ほぼ同等とも言えますので、米谷さんが素晴らしかったという証左でしょうか。スクリーンもピントの山が掴みやすくてMFはバッチリです(但し暗いです)。
話は変わりますが、腕時計が壊れかけているので新しいのを探しています。今日立ち寄った時計ショップは棚の上に陳列しているのは良いのですが、全て釣り糸の様なもので縛りつけてあって、手に取れない様になってました。ショーケースに入っていたのなら出して貰うのですが、買うと決めてもいないのに糸を切って貰うのは抵抗がありました。もし腕にはめることが出来て時計の肌触りを確認出来たら買ったかも知れませんが、買わずに帰ってきました。お店で商品を手に取ることが出来るって大切な事です。
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2006年7月29日(土) |
今年の君田のヒマワリはハズレ |
毎年7月下旬は三次市君田町までヒマワリ撮影に出掛けています。今年もその季節がやってきたので、明日7月30日(日曜日)に撮影に出掛けるつもりで開花情報の収集をしたところ、気になる情報が入ってきました。
藤兼地区は満開になった
天候不順の為、草丈、花輪が小さい
29日、30日はひまわり祭りで、今年はハサミの貸し出しがあり切り花が出来る
各地に被害をもたらした平成18年7月豪雨の際に、君田町も豪雨に見舞われて、朝のニュースに出てくる程でした。だからヒマワリの成長、開花への影響を懸念していましたが、やはりあったようです。それ以上に気になったのが切り花の件。ヒマワリ祭りの人出は凄く、大勢の方が切り花をしたら撮影に堪えられる情景が29日土曜日の内に無くなってしまうのでは?と心配になりました。このニュースを知ったのが金曜日の夜11時過ぎ。土曜日は午前中に所用がああリ9時過ぎには家を出なければなりません。さて、どうする〜KEN♪
暫く悩んだ挙げ句、土曜日の早朝に撮影に出掛けて、9時前までには家に帰ってくる事にしました。それから入浴して、カメラ機材を整えて、床に入ったのが12時半でした。
起床は3時。一週間の勤務疲れを取るヒマもなく二時間半の睡眠で起床は辛いけど仕方ありません。頭を叩きながら起き上がって、身支度を整えて出発しました。君田町・藤兼地区への到着は4時18分。周囲はまだ真っ暗で、深い霧に包まれていました。ヒマワリ畑への案内板に従ってメイン会場の駐車場に行きますが、クルマのライトに照らされた情景にヒマワリが現れません。しかし、よく見るとヒマワリらしきものが...
例年の君田のヒマワリと言えば背丈が2mを優に越え、花の脇に立つと何も見えなくなるぐらい立派な物ですが、今年のヒマワリはヒマワリというよりも黄色いコスモスの雰囲気で、期待値との余りもの落差に我が目を疑ってしまいました。 「駐車場脇の小さなヒマワリは何かの間違いに違いない。他の場所には立派なヒマワリがある筈だ」と思って懐中電灯を持ち、付近を観察してみましたが、5ヘクタール、100万本と言われる広大なヒマワリ畑の全てが、背の低い小さな花で覆われていました。
撮影意欲は一気に萎えましたが、折角来たのだからと一応フィルム一本分の撮影をし、6時過ぎには藤兼地区のヒマワリ畑を後にしました。念のためにもう一つのヒマワリ公開地である石原地区の畑も見てみましたが、1mにも満たないコスモスサイズのヒマワリが開花を始めた状態でした。豪雨のせいなのか、それに加えて今年は植えた品種が違うのか、毎年圧巻とも言えるヒマワリを楽しませてくれたので、今年の君田は残念でした。来年以降はまた例年通りのヒマワリに期待したいです。
話題は変わりますが、今日は短時間(1時間程)で帰る予定だったので、普段は必ず使う虫よけスプレーをかけずに撮影したら、左腕を虫に刺されて腫れ上がってしまいました。腫れの大きさは10x5cm、高さ1cmぐらいに達して痛いです。早朝は虫があまり活発ではないので大丈夫かと思ったのですが...油断大敵ですね。
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2006年7月27日(木) |
マンフロットのナットカバーは何処に? |
23日の話題に取り上げたマンフロットのナットカバーが入荷している頃だろうと思って、T町に電話しました。部品は無事存在していて、単品売りではなく5個セットで735円とのこと。但し納期1カ月...
ひょっとしてイタリアに発注しました??>本庄さん
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2006年7月26日(水) |
プリンターの買い替えか?? |
パソコンを自宅に導入したのが1999年。パソコン本体は2003年に一度買い替えていますが、プリンター(EPSON PM-770C)、フラットベッドスキャナ(EPSON GT-9500)、フィルムスキャナ(Canon CanoScan 2700F)は1999年〜2000年に導入したままで、かなり古くなってきています。特にプリンターは印刷できるものの、目詰まり、かすれがクリーニングしても酷くなりつつあり、年賀状セールスシーズンに向けて新機種一斉発売で旧型処分セールの対象になる現行モデルから、適当なものを選んで買い替えようかなと思っています。そろそろPM-770C用のインクの供給も止まりそうですしね。
プリンターメーカーと言えば、現在はエプソン、キャノンの双璧と、ヒューレットパッカードが代表格。前二社のカタログは何処にでもありますが、今日ヒューレットパッカード社のパーソナルプリンターのカタログを電器店で見つけたので喜んで貰ってきました。しかし、表紙には2003の文字。何と三年前の2003年度のカタログでした。諦めてネットで同社のサイトに行きましたが、スキャナ一体ではない普通のA4プリンターって全て販売終了になっているんですね。先々のことを考えると、候補から落とさざるを得ないかな〜。私の行動範囲の電器店にはインクが無いし。
PM-770Cではインクの目詰まりに悩まされたので、修理に出さないとプリントヘッド交換出来ないエプソンではなく、プリントヘッドが部品として簡単に入手できて自分で交換出来るキャノンのプリンターに心が傾いています。A4サイズ、カラー必須、写真の超高画質には拘らず、インクコストは比較的安めに。となるとPIXUS IP4200ぐらいなのかな〜。これでもインクタンクが5つもあって実用ランニングコストが高そう。より小型のPIXUS IP2200でも良いのだけど、私の行動範囲の電器店、ショッピングセンターではこの機種用のインクを売っていませんでした。
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2006年7月23日(日) |
マンフロットのナットカバー紛失 |
本日は雨なので、撮り溜めた写真のスキャニングと音楽ページの更新準備で過ごしました。それゆえ..特に話題はありません。
先週末の出来事になりますが、撮影現場でマンフロットの三脚(055CB)の脚の一本がロック出来なくなりました。原因はクイックレバー調節ナットの緩み止めカバーが紛失していて、調節ナットが緩んだ為でした。クイックレバーの締まり具合の調節は簡単ですが、このカバーが無いとまた緩んでしまいますので、T町に電話を掛けて、この部品が入手可能かどうか本庄に聞いてもらいました。結果は入手可能で名前は「ナットカバー」と言うらしいです。小指の爪ぐらいの大きさの小さなプラスチック部品ですが、お値段は発注してみないと分らない(その電話を掛けている時は既に金曜日の夜でした)。来週末には入荷する予定です。
前回のスリックと、今回のマンフロット、どちらも使用過程で壊れそうな部品の入手は容易のようですね。ジッツォやハスキーでも部品だけの入手が可能との情報も掲示板に頂きました。
黄色い矢印の先が、カバーを紛失して剥出しになったクイックレバーの締まり具合を調節するナット。水色の矢印の先には緩み止めカバーが付いています。
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2006年7月20日(木) |
日焼け止め |
7月9日の棲真寺のトンボ撮影で、トンボがやって来るのをカメラを三脚に構えたまま長時間待っていたら、顔や両手が真っ赤に焼けてしまい、10日以上経った現在でもすこしヒリヒリします。今月下旬には炎天下のヒマワリ撮影が控えていることもあり、日焼け止めを買いました。
最近の日焼け止めはSPF指数も高く、女性の美白の為に色々な種類のものがあります。しかし説明を読むと、落とすのにクレンジングが必要だったりと、男が簡単には使えない物の方が多数派でした。結局選んだのは右の写真の製品。SPFは32とさほど高くありませんが、美白である必要のない私には十二分(笑)。選んだポイントは石鹸で落とせる点。これなら撮影後にお風呂に入ればOKですね。
しかし、このケースの色合い、人前でいい歳した男が使うには気恥ずかしい...
ところで夏のネイチャー撮影の必需品と言えば虫よけスプレーがありますが、日焼け止めと虫よけスプレー、先に塗るのはどっち!?
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2006年7月18日(火) |
三脚撮影の威力 |
7月12日の話題に書いた、三脚を使って撮影したトンボの写真のスキャニングが出来ましたので、1枚お見せします。トンボが勢い良く飛んできて、花に着地する100分の何秒か手前のカットです。実はファインダーでこの情景を見ることが出来ていません。トンボが画面内に来たと分った時点でシャッターを切り、ミラーが戻った時には既にトンボは花の上でした。トンボが飛ぶコースは決まっているようで、そのコースを観察してピント面を決め、カメラを三脚に固定して、露出も構図も固定して、トンボの飛来を待っていました。デジタルではなく一枚当たり50円のコストが掛かるポジ撮影なので連写ではなく、一回の飛来でワンショットのみの一撃必殺撮法です。そんな撮影を何度かした中で、数枚この様に撮れているカットがありました。
シャッタースピードは1/400秒ですが、トンボが僅かにブレている辺りにトンボのスピードを感じ取って下さい(笑)。他のカットでブレが目立たないものもありましたので、ギャラリーに掲載する場合にはそちらを掲載しようかと思っています。なおこの写真は200mmで撮影したのですが、ウェブの小さな写真でピントとブレの具合を御覧頂くために350mm相当の画面にトリミングしています。
三脚撮影って、一見機動力が無いようですが、撮影結果を見るとそんな事を感じさせませんね。手ぶれ、被写体ブレはシャッタースピードが速ければ抑止できますが、別の大切な要素であるピント位置、ピント面コントロールと構図コントロールが手持ちでは精度が下がりますので、三脚が使える状況なら三脚を使いましょう。
三脚の使用法について、とても参考になるページを御紹介しておきましょう。
http://www.slik.com/dendou.html
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2006年7月16日(日) |
紫陽花のギャラリー更新 |
今日は朝から撮影に出掛けようと思っていたのですが、昨晩妙な疲労感があったので止めました。女房がここ暫く風邪をこじらして寝込んでいたのですが、その風邪が移ったのかも知れません。それで先週撮影したトンボとハスの写真をスキャニングし、また紫陽花のギャラリーの更新をしました。
最近のギャラリーを自分で眺めてみても「数が沢山ある割に平均点が下がってるな」と思ってます。昔は毎年、被写体ごとに撮影テーマの様なものがあって、それを追求した写真を掲載していたのですが、最近は一通りの撮影方法を経験したので、撮影に際してのテクニカルなテーマがありません。ある意味でテクニックの向こう側にある何かを考え見つけるまでは壁に突き当たったと言えます。その「何か」は他の人の作品や自分の作品を素直な目で見直すことから見るかる予感がしているので、最近のギャラリーには自分でも「大した作品じゃないな」と思いつつも将来ヒントになりそうな作品を掲載しています。その様な訳で、皆さんのお目汚しかも知れませんが、作品の御感想をお待ちしています。
紫陽花撮影に限りませんが、花を撮影している時は被写体を美しく見せてあげられるアングルを探しています。それは普通の立ち姿勢で見るアングルでは無いことが多く、美しいアングルを求めて右往左往(笑)。右の写真は今年の紫陽花の写真の中でアングル的には一番気に入った写真です。康徳寺に行かれたことのある方なら「お寺の門をくぐって、すぐ左にある株です」と言えばこの被写体の正体がお分かりになるでしょう。しかしこの様な写真が撮れるアングルが想像出来ますでしょうか?正解は地面すれすれの高さから、紫陽花の株を下から上に向かって覗き込んでいます。他の花や葉の隙間から遠方の花を望むのですが、周りの空間を前ボケでバランスよく埋め尽くす事がコツであり、アングル探しで苦労する点です。背景はお寺の門なので、前ボケの無いところは黒く落ち込んでしまいます。その黒を被写体を浮かび上がらせる為に適度に使い、しかし画面が暗くならないように心掛ける。この様なアングルを見つけると現場でドキドキしますよ(笑)。但し、写真そのものの出来は絶品とは言いがたいですね(^o^;
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2006年7月15日(土) |
α100 |
キタ●ラに行ったらソニー・α100のカタログが沢山置いてあり、価格も発表になっていました。広島の予約表示価格はボディのみで89800円。壊れたカメラでも5000円で下取りなので、実質84800円。恐らく東京あたりではもう少し安い価格で流通するのでしょうし、T町で注文すれば更に安いかも(笑)。7月21日発売との事なので、あと一週間。Xデーは近づきつつあり、ミノルタンな方々は心ときめいているに違いないと思います。
カタログを貰ってきました。さらりと読んだ限りでは、機能満載ですね。既に発表されている内容なので書くまでも無いですが、1020万画素、手ぶれ補正、アンチダスト機能搭載で、発売時に既に8万円台前半では、メーカーも儲からないだろうなぁと要らぬ心配をしてしまいます。この値段でカメラの質感がどこまで確保されるか不安ではありますが、質感は画質には直接関係無い領域なので、冷静に考えればユーザーにとってかなりリーズナブルな耐久消費財では無いでしょうか。
α100のカタログを見て、二つのことが気に入りました。一つはカタログが極めて見易いこと。カメラの特徴、機能性能説明の階層構造が知的に整理されていて、カタログ担当ディレクターの能力を感じます(写真とは関係ないことですが(笑))。商品は良さそうでも、メーカーの自己満足中心でユーザーに何を言っているのか分らないカタログに出会うと、「商品も詰めが甘いのかな」と疑ってしまいますので、今回のカタログは良い出来です。もう一つはαにイメージカラーを持ち込んだこと。濃いオレンジ色(しんしゃいろ、辰砂色、と言うらしい)なのですが、緻密なマーケティングリサーチから決めた色だろうと推察される、見た瞬間にある種の知的な情熱を感じさせる色です。コーポレートカラーやブランドカラーとしてこの種の色を使う例は多いですが、機能商品であるカメラのマウント部にまでこの色を配して、商品自体にブランドを語らせるあたりは、ソニーらしいですね。ミノルタと一番違う所かも知れません。
本来カメラに目を向けるべきですが、カタログを見て私の本職に近いブランドマーケティングの方に目が行ってしまいました(笑)。
もし私がミノルタンで、デジタルへの興味も高まっていれば、とりあえず一台買っても良いかなと思わせるカメラでした。これでまたα陣営が元気になることを祈ります。ニコン、キヤノンに加えて、ミノルタ改めソニーとペンタックスが元気に競争し、切磋琢磨しなければカメラ業界は面白く無いですよね〜。
T町に行ったら、ジャンクコーナーの商品が殆ど無くなっていました。新たな補充が無く、本日の収穫も無し。中古コーナーには先週見たEOS-1Vがまだ置いてありました。ちなみにこの1V、店頭の値札は99800円ですが、私に告げた価格はα100を壊れたカメラを下取りに出して買う価格と同じぐらいでした(笑)。
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2006年7月12日(水) |
ピントテクニックの維持 |
週末の蓮の花撮影のポジが出来上がってきました。一通りチェックするとピンボケの写真が結構ありました。10時過ぎに着いたせいか開いている花が少なく、代わりにトンボの写真を撮影したのですが、花に留まっているトンボの目にシャープなピントが来ていないカットが結構ありました。レンズはEF70-200mm F2.8Lが大半で、ほぼ最短撮影距離で撮影したものです。200mm F2.8@1.5mの被写界深度を計算すると7mmなので、1.5m離れた物体を手持ちで7mmの範囲に納める難しさを久しぶりに味わいました。自己弁護すれば昆虫の目だけならば7mm以下の範囲にピントを合わせる自信はありますが、今回はトンボの目と、蓮の蕾の表面の両方にピントが合うように調整した結果、トンボの目のピントが僅かに外れたカットが出てしまいました。
逆に自己訴追すれば(笑)、昔はこの様な状況でもピントを合わられたと思います。昔との違いは何か?
歳だよ〜(^o^;\(-"-バキッ!ウルセ〜
まあ、歳もありますが、やっぱり手持ち撮影のテクニックが退化したんだろうと思います。私はポジ撮影は結果が命だと思っているので、ピント、構図、露出を安定させて良好な撮影結果を得る為に、三脚が使える状況では三脚を使う、を自己ルールにしています。だから風景撮影の100%、花撮影の98%で三脚を使っています。しかし昆虫の場合は手持ちが大半になりますが、暫く昆虫の撮影をしていませんでした。それが今回の結果につながったのでしょう。
一方でカメラを三脚に固定してトンボを撮影したものはピントバッチリでした。まだスキャニングしていないのでいずれギャラリーでお目にかけますが、2本離れて咲く蓮の花と、ホバリングではなく素早く飛んで花に着陸態勢にある空中のトンボの目と胴体の四点を1cm以下の被写界深度に納めています。
結果主義なら三脚を可能な限り使うのはやはり大正解だと思います。しかし三脚撮影ばかりしていると手持ち撮影のテクニックが退化して行くのもまた事実。三脚撮影と手持ち撮影をバランスよく使ってゆくのも大切なのかな〜、と考えさせられた撮影結果でした。これは、三脚が使える状況で手持ち撮影するのではなく、手持ちでしか撮影出来ない昆虫撮影などの機会を増やすのが本筋なんでしょうね。
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2006年7月11日(火) |
SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG |
シグマから70mmマクロレンズ、SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DGが発表になりました。詳細は
http://www.sigma-photo.co.jp/news/macro_70_28_ex_dg.htm
70mm F2.8という割に奢ったスペックと価格のレンズで、異常分散ガラスを3枚使い、フィルター径は62mmと、弟のMACRO 50mm F2.8 EX Dの55mmはもちろん、兄貴(?)のMACRO105mm F2.8 EX DGの58mmよりも大きく、価格は61900円でほぼ105mmマクロ(65000円)並です。最新のデジタル対応でコストが嵩んだのか、あるいは性能要求がサイズを大きくしたのか、一般的な中望遠マクロと同じ大きさ、重さ、価格になっています。狙いはもちろんAPSデジ眼で使ったときに同社の105mm マクロと同等の換算焦点距離になる事でしょう。しかし私には「マクロ包囲網戦略進行中」という気がします(笑)。
一般的なマクロレンズ体系は、50-60mm, 90-105mm, 180-200mmでしたが、シグマはこの三本体系の狭間に70mmと150mmを加えて全メーカー中最大の「現役マクロ体系」を築き、しかも広角F1.8三兄弟(20mm, 24mm, 28mm)もマクロを名乗ってます(このレンズ群もマクロの実力ありです)。70-200mm F2.8ズームの最短撮影距離も詰めてマクロを名乗ってきているし、シグマはデジタル対応マクロコンセプトで突き進んでいる様ですね。マクロ好きの私には楽しいかぎりです。
こうなると、かつて存在した300mm F4と400mm F5.6のAPO MACROレンズの復活を期待したいです。かつてのレンズは1/3倍までの撮影倍率でしたが、これを1/2倍ぐらいまで詰めてくれたら、花に近づけない公園の花壇での撮影に威力を発揮するでしょう。特に300mmマクロレンズは欲しい機材で、時折前モデルの中古も見掛けますが、前ユーザーがROM交換していないとEOS3以降のカメラ(デジタルを含む)では正常動作しないし、既にROM交換も出来ないんですよ。中古に出てくるタマはまずEOSデジタルで動作しません(動作しないから手放しているのだと思います)。
300mmマクロ目指して頑張れシグマ(笑)。一発逆転でタムロンから出てもいいけど(^0^)
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2006年7月9日(日) |
棲真寺と竹林寺 |
三週間ぶりに撮影に出掛けました。ここ数年、撮影といえば日の出時刻には現場に居るのが私のルールで、夏は二時起きが当たり前です。しかし今日は久しぶりに普通の人と同じ撮影生活(?)をしました(笑)。家を出たのは朝9時半で、現場に着いたのが10時半過ぎです。朝ゆっくり寝られたし、朝食も自宅で採ったので現場に着いたときの体調が良かったです(笑)。
本日の目的地は三原市大和町にある棲真寺で、蓮池があると聞いて初めて出掛けてみました。蓮池はあまり大きなものではなく、また花のタイミングが合わなかったのか、散った花と、蕾でこれから開く花ばかりで、綺麗に咲いた花は殆どありませんでした。それで花よりもむしろトンボと戯れて来ました。
夜明前後ではなく日中の撮影となったので、得たものと失ったものがあります。日中はやはり光が強く、軟らかい雰囲気は出にくいですね。それに風が吹くのでブレとピンボケに気を使います。しかし日中は明るいので、普段使わないような1/500秒よりも早いシャッタースピードを使うことが出来ました。また撮影が終わったら、両手が真っ赤になっていました。日焼けしたようです。梅雨の晴れ間となった今日の棲真寺は、まるで蒸し風呂の様な暑さでした。汗が絶えず滴り落ちて、持っていったハンドタオルも直ぐにぐっしょり濡れてしまい、スポーツドリンクも1L以上飲んでしまいました。
その後で河内町にある竹林寺に寄ってみました。着いたのが午後3時ぐらいだったので、名物のスイレンは既に閉じてしまい、カエルと鯉が池を賑わしていました。久しぶりに来たのですが、駐車場から本堂までの距離が結構ある上にきつい上り坂で、10kgを軽く越えるカメラバッグとマンフロットの三脚を持って坂道を歩くのは辛かった(^^;。20代、30代の頃と同じ感覚でいるとえらい目に合いますね。まあポジティブに考えれば、大いに汗をかき、下半身の筋力トレーニングもしたので、良い運動をした一日だったと言えるかな。今晩の爆睡は間違いない(笑)
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2006年7月8日(土) |
E100VSとEOS-1V |
コダックE100VSのT町価格が値上がりするとの事で、8本パックを二つ購入してきました。コダックフィルムの値上げは春先にあったので、今回の値上げがどういう理由かは分りません。恐らく定価が春先に上がったのとは別に、メーカーからキタ●ラへの仕切り価格が動いたのかも知れません。先週のベルビア12本と今週のE100VS 16本で2万円近い出費になりました。でもこれで、家にある在庫分と併せて年末までフィルムに不自由しなくて済みそうです。
T町に中古のEOS-1Vが置いてありました。底蓋のキズが多めだったので、キヤノンで交換し外観も綺麗になって戻ってきたものです。A澤さんに値段を聞いたら100kを大幅に下回る良い値段を出してくれました。程度とのバランスでは中野相場よりも安い気がしました。
いつかデジ眼を買うとしても、写真の基本を銀塩に据えて長く撮影してゆこうと思っている私としては、出来るだけ長く修理やメインテナンスの効く機材が欲しいのですが、残念ながらEOS3も製造販売中止になってしまい10年経たずに補修部品が無くなる運命です。そうなると、一応未だに販売されているEOS-1Vは修理が長く効くのかな?1〜2台あっても良いかなぁ..と心をよぎるのです。
しかしEOS3は三台もあるしね〜...やっぱりパスしましょうか。
御興味のある方はKENの名前を出してT町に電話してみれば?(笑)
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2006年7月7日(金) |
週末の天気とサイト |
週末になると、土日の天気予報を見て撮影に行くかどうか考えるのは皆さんも一緒でしょう。梅雨時とあって2〜3週間連続で週末は雨でした。特に先週末は大雨警報が出るほどの天気予報で、広島の防災アメダスをチェックしていたら、芸北方面の雨量予報では警戒基準を遥かに越えて、土砂災害発生限界線に到達する程の集中豪雨予報でした。芸北に向かう道は何ヶ所かがけ崩れ工事で片側交互通行になっており、こんな日に出掛けたら何処に行っても道路が不通になって帰って来れなくても不思議は無いなぁ、と思って家にいました。
こんな日にはサイト更新作業がはかどります(笑)。スキャニングしたままの写真も沢山あるし、つぶやきネタもテストしただけで未執筆の物がありましたので、朝から晩までPCに向かって更新準備をしてました。晴れれば撮影に行き、雨が降れば更新作業をする。このリズムを持っていると週末が手持ち無沙汰になることがありません(笑)。という事で、先週末の成果であるつぶやきを追加しました。スーパープレシジョンマットEc-Sをキヤノンが装着を認めていないカメラで使う際のTipです。
今週末の天気も雨模様のようです。でも今回は写真サイトの更新作業はせず、撮影に行くか、家でのんびりするつもりです。あ、音楽サイトの更新作業もしなきゃ...
「ブログも良いし、サイトも良いけど、多分両方持つと片方の更新が滞る」と掲示板に書きましたが、サイトは一つまでにしないと更新やメインテナンスが大変ですよ〜。私は二つも持ってしまい、更新だけで人生のエネルギーの大半を傾けている気がします。音楽サイトの方はライフワーク、写真サイトの方は生き甲斐なので、どっちも手が抜けない(笑)
実は5年前からあと二つの音楽関連サイトの構想を持っているのですが、どちらも手付かずで目処が立っていません。多分一生無理かな〜
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2006年7月5日(水) |
フィルターリスト |
昨日からちょっと多忙で、更新しているヒマがありませんでした。この話題も日付は7月5日ですが、これを書いている時点で日付が変わってしまっているし(^^;。もっとも毎日更新できるほどカメラ関連、写真関連の話題は無いことも分ってきたので、毎日更新はちょっと無理っぽいですね。
今日から始めた話題では無いのですが、タイトルにあるようにフィルターリストを作ってみました。カメラ関係の小物類、アクセサリー類は時間とともに増えてきます。ジャンクや処分品コーナーに目ぼしいものがあったら取りあえず買ってみたり、必要に応じて買ってみたり。一回あたりの金額が高額ではないので「買ったぞ〜!」という自覚症状に乏しく、何をどれだけ持っていて、どこに仕舞ってあるのかも分らなくなりました。それで小物類のリストをパソコン上で作ろうと思ったわけです。
まずはフィルターから始めたのですが、思ったよりも沢山あって、記憶に無い物も(^^;。写歴37年間の間に集めたフィルターの集計結果は、プロテクトフィルター等のレンズに装着している物が23枚、それ以外の丸枠フィルターが52枚、LEEやKenko Multi Holderで使う角形フィルターが14枚でした。我ながらすげ〜(^^;;;。
保管場所が六ヶ所に別れているので、リストが無ければ探すのも一苦労。しかしこのリストがあれば一発検索出来るだけではなく、二度買いを防げるかも知れません。今後は他のアクセサリーのリストも作る予定です。
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2006年7月3日(月) |
サーバー移転 |
7月2日の夜からサーバーを移転しました。暫く掲示板に書き込み出来ない方が居られたと思いますが、お詫びします。
今回のサーバー移転は、現在使っているサーバー業者がサーバー容量、機能、性能をアップグレードしたもので、追加費用無しで高性能なサーバーに移転出来るし、URLやメールアドレスの変更も不要なのですが、別のマシンに移転するためにその切替期間中だけ不都合が発生しました。私のサイトのURLはphoto.site-j.netですが、このURLをブラウザから受け取った時にどのIPアドレスのマシンに接続するか、という情報が世界中に浸透しています。これをDNSあるいはネームサーバーと読んでいますが、photo.site-j.netで新しいサーバーに接続する為には、site-j.netの接続先を示すネームサーバーを書き換えます。しかしこの情報は「徐々に世界中に浸透してゆく」ので、最大2〜3日程度は、同じURLでも接続地域/業者によって古いサーバーに接続したり、新しいサーバーに接続したり、という現象が発生します。今回は訪問される方への御迷惑を最低限にする為に、新旧両方のサーバーに同じコンテンツを残して違和感の出ないようにしました。アクセスログを見ると、日本国内のネームサーバーは一日で代わったみたいです。
サーバーを移転するのは実は今回で5回目です。その内URL変更になったのが2回あります。サイト開設当初はプロバイダーDIONの有料スペースを使っていましたが、当時の容量は10MBで、追加すると1MBあたり月額50円を支払わなければなりませんでした。写真のサイトなので10MBなどサイト開催後しばらくしたらオーバーしてしまい、20MBぐらいで運営していましたが、これだけで追加料金が年間6000円も掛かりました。それでは高すぎるという事で、当時は格安だった有料レンタルサーバーのAPPLETSの最安コースを使いました。こちらは40MBで、メールアドレスも5つ使えて年間4800円と、DIONに比べてもかなり安く、しかも複数のメールアドレスを持てることはとても便利でした。迷惑メールが増えた際のアドレス変更も一瞬でしたしね。この時にURL変更を伴うサイト移転をしています。
その後順調にコンテンツを増やしていったら、二年ほどで40MBを使い切りそうになり、一つ上のプランに変更しました。今度は100MB、メールアドレス20個使えて8800円。同じ業者でのアップグレードなので、URL変更は要らず、ただ今回のようにネームサーバーの切替期間だけ接続先に注意すれば済みました。
しかしその100MBも今年に入ると使い切りそうになり、新しいサーバーを物色しました。APPLETSは大容量、個人向けサーバーサービスが無かったので、やむなく他の業者に。1GBで年額2000円台の格安サーバーもありましたが、夜間の接続速度、転送量制限、ドメイン機能などを勘案して、少し高めのサーバーサービスを選択しました。現在使っている所は1GB,メールアドレス、ドメイン、サブドメイン無制限で12000円+税です。それで独自ドメインも取得して、URL変更を伴う移転をしたのが今年の2月です。
そのサーバー業者からアップグレードサービスの連絡が6月に届き、今回のサーバー移転になりました。今度は容量が1.5GBです。しかし元々100MBのサーバーから移転したので、現在使っている容量は108MBに過ぎません(^^;。残りの1.39GBは広大な死蔵スペースになってます(笑)。
最近のデジタルカメラ系のサイトみたいに、デジカメの吐き出したファイルをそのままアップロードすれば1.5GBを使い切ることも簡単でしょうけど、私の写真は1枚あたり最大200kB(平均80kBぐらい)なので、1.5GBの容量は一生使い切りそうに無いですね。
そういえば、この話にはオチが。全ての移転が済んだ後になってからAPPLETSから連絡があり、今迄の100MBサービスが500MBに容量アップするとの事です。もう少し連絡が早ければ私も移転せず、APPLETSもお客を失わなくて済んだのにね〜
有料レンタルサーバーは自宅の引っ越しなどでプロバイダーが変わってもURL,メールアドレス共そのまま使えますし、海外転勤になっても費用支払いの方法さえ確保しておけば問題ありません。独自ドメインを取得すると、更にレンタルサーバー業者を変更してもURL変更する必要がありません。メールアドレスも九分九厘引き継げます。このサーバー上に掲示板やブログなどを展開すれば、将来にわたり自分で管理出来る土俵を持つことになります。コストは少し掛かりますが、無料スペースやプロバイダーが提供するスペースでサイト運営している人は、検討してみては如何でしょう。
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2006年7月2日(日) |
T町ジャンクの悩み |
フジのフィルムが値上げになり多くの人達が旧価格で買いあさっているようなので、私もベルビアを予約して今日取りに行きました。確か先週はベルビア12本パックが沢山あったのに、今日は一つもなし。予約してあったので奥から一つだけ出て来たけど、A澤さんの話だと12本パックは既に完売で探している人が多いのだとか。T町最後のベルビア12本パックを受け取って、「これが最後のRVPになるのかぁ」、と少しセンチメンタルになりました。
それはさておき、ふと気付くとカウンター脇にジャンクコーナーがありました。ジャンクとは行っても普通の中古アクセサリーを格安処分しているもので、中には新品フィルターも沢山...。目ぼしい物が沢山あったので、両手いっぱいのアクセサリーを抱えてレジに行ったら、「KENさんダメですよ。格安なのでお一人三点までです!」と怒られてしまいました。その時手にしていた数は10点..。う〜ん、この中からたった三点を選ぶのは厳しい選択だなあ〜。大きく迷ったのは、100円、200円の格安品を狙うか、1,000円オーバーの大物(大口径C-PLフィルターとか、それでも格安)を狙うか。。。後日来たらどちらも無いだろうけど、先に無くなるのは安いほうだろうなぁ、と思って、複数在庫のあったC-PLを残して小物(52mm〜58mmのPフィルター)をGETしました。「良い中古レンズと巡り会うためのおまじない」が頭を過ったのがその理由だったりします(笑)。安いアクセサリーでこんなに悩んだのは久しぶりだ(笑)。
ふとカウンターの上を見ると、スリックのクランプヘッド32とエツミのレインブラケットが客注伝票と共に重ねておいてあります。「これはつぶやきを読んだ知合いが注文したのかな?」とA澤さんに尋ねたら、年配の方との事。写真関係の知合いに年配の方は心当たりが無いので、知らない人のようです。その御年配は最近雨の日の撮影でこれを使っている人を見て、記憶で機材を注文したそうです。私は最近これを雨の日には使っていないので、私以外の人の使用風景を御覧になったようですね。A澤さんは注文した人から色々と質問されたのですが、つぶやきの記事を知らず(店頭でのウェブの閲覧は禁止されているそうです)良く分らなかったとの事なので、つぶやき235を見せて説明しておきました。「傘、傘、傘、、、」のアイデアは世の中に徐々に広まっているようです(笑)。
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