今月の話題
新幹線の身障者用座席の指定券
エネループ、更に装填
フォトテク入選通知
68mm F1.1のマクロレンズ!?
大月光浴
怒濤の一週間の後の寸暇
エネループ装填
初撮りは空振り
親馬鹿パパ&受験生モード
今年の抱負
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写真とは関係のない話題ですが...
初めて新幹線の身障者用の座席の指定券を購入しました。のぞみの11号車にある、車椅子で乗車出来る座席です。いつもの様にみどりの窓口に行って「車椅子の座席でお願いします」と言えば、コンピューターを操作してその場で指定券が出るものと思ってました。しかし窓口係員は少し戸惑った感じで、おもむろに別室と連絡を取りあって指定券の取り方を教わっていました。どうやら身障者用の座席はコンピューター管理では無いようで、東京駅か何処かの集中管理している部署に電話して座席を予約し、その後に手書で指定券を発券するみたいです。私が受け取ったのは座席指定の無い指定券(複数列車を乗り継ぐ際に発券される特急券で、座席指定表示は別の切符にされるもの)を打ちだして、列車名、座席番号などは手書で渡されました。この間待つこと30分。広島駅だったのでこの時間ですが、小さな駅だと1時間以上待たされることもあるようで、身障者を同伴される方で、発車間際に購入される方は要注意です。
ちなみに予約した座席は、11号車一般座席の東京よりにある座席(3列シートがここだけ2列になって、車椅子設置スペースがある所)ではなく、更にドアを隔てた所にある個室でした。11号車には何度か乗車したことがありますが、今まであそこに身障者用の個室があるとは知りませんでした。個室とは言っても特別な料金は必要ありません。
また、身障者用の座席を予約すると、持ち込む車椅子の種類、具体的な乗車、下車駅(乗り継ぎか、その駅で降りるか)、駅の到着時間なども詳しく聞かれました。どうやら乗車、下車駅で駅員が待機して、身障者を案内する為だと思います。車椅子の移動時は特別なエレベーターを使ったり、駅によっては一般乗客以外の通路を通ったりするからでしょう。
身障者用の座席予約は恐らくこれが最初で最後ですが、良い経験でした。ちなみに、私はその新幹線には乗りません..
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2007年1月28日(日) |
エネループ、更に装填 |
1月6日の話題に取り上げたエネループですが、単三8本を追加購入しました。これで合計16本(4本x4セット)なので、3台のEOS3+BP-E1に4本づつ装填し、残り4本を予備として持ち歩けます。この予備電池はEOS3の電池切れ時の交換用の他、使用頻度の低いスピードライト(550EX, ML-3など)の電池としても使うことが出来ます。今までのニッケル水素電池だと自己放電が大きく予備電池としては使えなかったので、良い感じです。
今回購入したのは8本パック。4本パックx2よりも8本パックの方が店頭価格が安いので、前回購入時にも8本パックを発注していたのですが、入荷が遅れたのでした。A澤さんはお詫びにと4本パックx2の値段を引いてくれましたが、今回8本パックを購入したらやっぱりこっちの方が安かったです(^^;。まあいいや。
数日前から風邪気味で、昨日からは喉の腫れが酷くなってとうとう声が枯れてしまいました。週末は出来るだけ撮影に行きたいのですが、体調がこんな状態なので家で過ごしています。皆様も体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。
また親族関係でちょっと手間のかかるイベントが発生したので、来週末は広島を離れて用事を済ませなければならず、撮影には行けません。カメラやレンズ達が最近出番が無いことを恨むかのように、防湿庫の中から私を冷たく見つめています。
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2007年1月22日(月) |
フォトテク入選通知 |
先程(22時過ぎ)に会社から帰宅したら、フォトテクニック編集部から封書が届いていました。同封物は2007年3/4月号の入選通知です。前号(1/2月号)の応募をスキップして3/4月号から応募再開しましたので、「必撮ベストショット」から「PTフォトコンテスト」にルール変更になって最初の応募で掲載を達成出来ました。どの部門にどんな作品が掲載されるのかは、雑誌発売時のお楽しみに。
2006年度の入選通知は電子メールで来ていましたが、今回は書面でした。2003年の頃は電話でしたが...連絡方法も色々とあるようで(^o^)。
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2007年1月21日(日) |
68mm F1.1のマクロレンズ!? |
今日の広島の天気は曇りで、あまり写欲を掻き立てるものではありませんでした。という事で撮影には出掛けずに家で過ごしていました。
今週入手した機材はクローズアップレンズです。私は新しいレンズを入手したら寄って撮影しないと気が済まない質(たち)なので(笑)、一年ほど前に入手したCarl Zeiss Planer 85mm F1.4 MMJで近接撮影する為に手に入れました。Planer 85mm F1.4は最短撮影距離が1mなので花などの撮影ではちょっと辛いものがある一方で、F1.4という大口径を活かしたマクロ撮影ってどんな世界になるのか興味が湧きます。もちろんマクロ撮影するように作られていないレンズに、クローズアップレンズまで加えて接写すれば、本家マクロレンズの様な緻密な描写は望めませんが、その描写の崩れ具合が時として魅力的になることもあります。デジ眼があれば手近に被写体でテスト撮影して御紹介するのですが、未だフィルム一筋なのでどんな描写になるかは後日のお楽しみです。
今回入手したのはケンコーのACクローズアップレンズNo.3の67mm径のものです。以前通常のクローズアップレンズ(1枚レンズ)を望遠レンズに使ってボケボケになった経験があるので、プラナーの描写を少しでも残す意味でACタイプ 〜2枚レンズで収差をある程度補正したアクロマートタイプ〜 を購入しました。手にしてみると厚くてずっしりと重く、1枚もののクローズアップレンズとは段違いです。定価は11000円もしますが、気長に探した中古で入手価格はそれなりです。実写でマクロレンズ並のシャープさは望んでいませんが、流石はACタイプだけあって、ファインダーで見る限りではマクロレンズ使用時と大差の無いピント感をもたらしています。
ところでクローズアップレンズを装着すると、合成焦点距離が縮まり開放F値が更に小さく(大口径側)になるって御存知でしょうか。プラナー85mm F1.4にNo.3のクローズアップレンズ(焦点距離333mm)を装着すると、合成焦点距離と開放F値は68mm F1.12になります。これで無限遠撮影出来れば物凄い大口径レンズですが、実際には近接撮影しか出来ないので露出倍数が掛かり、実効F値は元のレンズのままのF1.4です。しかし仮に開放F1.4のマクロレンズがあっても近接撮影時には露出倍数が掛かってF1.4よりも暗い実効F値になりますから、この組み合わせが極めて明るい事には変わりありません。クローズアップレンズにはこの様なマジックが備わっている一方で失うものも有り、一つには描写、もう一つは撮影範囲です。プラナー85mmにNo.3のクローズアップレンズの組み合わせでは撮影倍率0.3倍ぐらいの極めて狭い範囲でしか撮影できませんので、被写体選びと構図造りには苦労することになります。
それでもどんな描写になるのか、興味津々です。
上の写真が今回入手したクローズアップレンズと、通常タイプのプロテクトフィルターの比較。枠の厚みは2.5倍程度違い、ほぼその厚み分だけ硝子の塊が詰っていますので、重さはかなりのものです。
下の写真はプラナー85mm F1.4の先端に装着した状態。プラナーの鏡筒と仕上げが近似していてマッチングは良い感じです。この写真でもACタイプのクローズアップレンズが厚いって事が分りますね。
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2007年1月17日(水) |
大月光浴 |
ふと立ち寄った古書店に、石川賢治さんの写真集「大月光浴」があったので買ってきました。月の光で風景を撮影されている石川さんの作品の大半は幻想的な青い世界を描かれています。私が夜明け前にエクタクロームE100VSを使って撮影する藍色の写真に相通じる所があるのでとても興味が湧き、何時かは私も月光写真を撮ってみたいと思ってはいるのですが...
- テスト撮影を繰り返さないと光の選択と露出のコツが掴めそうに無い。
- 月一回の満月と週末と好天が重なるチャンスが年に何度も無いので、テスト完了に時間が掛かる。
- 撮影時は事実上の徹夜になるので、体力気力が不安。
などなど、重い腰を上げる決心が未だついていません。
今回写真集を入手して、改めてじっくり作品を拝見して、幾つか思う事がありました。
- この写真集の大きさ(大四切ぐらい)でかなり粒子が目立つので、出来るなら35mmではなく中判、大判カメラで撮影したいけれど、月光下でビューカメラのピント&構図造りが出来るだろうか?
- 大判レンズだと開放F値がF5.6とかF8とか暗いので、月光写真が現実的な露光時間に収まるだろうか?
- 広島近郊だと、何処に撮影に行こうか ?
- などなど、悩みは多いのに、石川さんの写真集には撮影データ(ヒント)が何も無い!
という事で、私の月光写真がいつから始まるのか、それは未定です(笑)。真冬は寒いのと、風光明媚な所は雪に閉ざされるので、暖かくなってからになると思います。
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2007年1月14日(日) |
怒濤の一週間の後の寸暇 |
久しぶりの更新になってしまいました。
人事異動で1月から職場が変わり、月曜日(8日)に新しい職場に初出勤してから土曜日まで働いてやっと一週間が終わりました。皆さんも経験があると思いますが、今迄の仕事とは違う職場に行くと、暫くは仕事は分らないし、職場の人も顔と名前が一致しません。見るもの聞くもの全てが新しくて、刺激に満ちている一方で知恵熱が出そうです(^^;。元々ある職場の長として働いていたので、新しい職場でも部門長。一番何も知らない人が部門長という、職場の人にとっても私にとっても不安感一杯の2007年のスタートです(汗)。
しかし、いつまでも不安感一杯では済まされないので、私の全勢力を注ぎ込んで新しい部門の仕事を勉強しています。という訳でここ暫くは写真どころでは無い心境です。
金曜日から土曜日まで業界の方とお会いするために東京方面に出張に行きました。最終日の業務終了後に新幹線の時間まで2時間ほど余裕があったので、例によって中野まで足を伸ばしました。東京駅から中央線快速で片道20分、待ち時間などを含めても中野まで往復1時間あれば行けますので、「発車時刻までの時間ー1時間=Fカメラ滞在可能時間」という計算をして、正に分刻みで各館を見て歩きました。
まず訪れるのは、私の性格からして当然「ジャンク館」(笑)。以前にも増してジャンクカメラ、レンズがありましたが、はっきり言って値段がちっともジャンクではなくて「これならネット上で正常品が買えるよな〜」というレベルでした。アクセサリー系では大判のレンズボードの中古でもあればと思いましたが、リンホフ純正が高額で飾られているだけでKEN向き商品は無し。という事でジャンク館での収穫ゼロ。
次は「用品館」。食指が動くとすれば『超大型カーボン三脚がとてつもなく安価にあれば』ですが新品しかありませんでした。あとはハクバのシフター(マクロスライダー)でしょうか。この1ウェイシフターがあれば欲しかったのですが、生憎2ウェイしかありませんでした。値段は2ウェイで3150円なので、1ウェイならお手ごろ価格で手に入りそうですね。何故1ウェイが欲しいかと言えば、温室でのマクロ撮影で欲しいのは前後微動が殆どですが、手持ちのベルボンやハクバの2ウェイではスライダーが大きくて手軽に持ち歩くというレベルでは無いからです。1ウェイシフターは横方向の出っ張りが無いので小型であり、是非欲しいと思っています。
次いでカメラ館の1F。銀塩EOSは沢山ありました。EOS3がABで42000円がゴロゴロ。傷物だと3万円台前半からあります。1Vは値段の幅が広いですが、HSでも7万円台から11万円ぐらい。一つ買っても良いかな?と思わせる値段です。新型の銀塩一眼レフはもう発売されないでしょうから、永く銀塩を楽しむ為にも予備機を沢山持っておいても良いかなと思っています。
友人の為に一応ペンタックスの中判コーナーもチェック。素の645は4台ほどありましたが、目当ての645N/N IIは一台もありませんでした。人気があるんですね〜。
最後にカメラ館の2F。Fカメラの大判レンズはどれも値段が高いですが、しかし最近の大判人気を反映してかネット上の価格も上昇気味なので相対的には割安感が出て来ました。しかし昔の価格を知っている私の食指を動かす物件無し。ある程度の価格なら65〜75mmぐらいの超広角が欲しいのですけどね。
トヨビュー45GのAB品が21000円でありました。モノレールはどれも安くなっているようです。一昔前の羨望のアルカスイスが4万円台なので、一つ買っておこうかと思わせますね。しかしFカメラで買うと本体のみで収納ケースなどが無いので、値段がFカメラ並なら他のカメラショップや個人売買で購入したほうが良いかも知れません。一方のフィールドカメラは無名の木製が一台あっただけで、事実上の在庫ゼロ。こちらの人気は高そうです。
それ以外に2Fで興味が湧いたのはAi Nikkor 180mm F2.8 ED。どれも前玉にキズ有りとの事で値段は21000円。200mmクラスのEDレンズで、MFで(=レンズ構成枚数が少なくて逆光に強そう)、EOSに装着可能な物といえばこのレンズが一番安価でしょう。この日は3本の在庫がありました。
結局は何も買いませんでしたが、Fカメラでウィンドウショッピングすると、ネット上に掲載されている文字情報がよりリアルに理解できます。あとは物欲との戦いですね(笑)。
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2007年1月6日(土) |
エネループ装填 |
昨日突然の電池切れのトラブルがありましたので、EOS3・3号機に古い富士のニッケル水素電池に代えてサンヨー・エネループを装填しました。買ってきた電池を充電もせずにBP-E1に装填して、EOS3のバッテリーチェックをするとバーが三つ点灯して、電池満タン!!
一見当たり前のように聞こえますが、私にはチョット感動的でした。ニッケル水素電池でEOS3のバッテリーチェックのバーが三つ点灯するのは充電直後のみで、電圧が定常時の1.2V/本に落ち着くとバーは二つになります。だから充電後未使用の電池でも暫く放置したものを装填するとバー二つが相場なのです。また従来の新品ニッケル水素電池は工場で充電されてから月日が経って自己放電で電圧が下がっている事が多く、先ずは充電しないと使えないのが当たり前なのです。一方のエネループは自己放電が少なく「充電済みなのですぐに使える」が謳い文句なので、半信半疑でそのまま装填したのですが、いつ工場で充電されたのか分らない電池でいきなり満タン表示。それが立証されました。
実用容量、耐久性などの感想はまた後日。
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2007年1月5日(金) |
初撮りは空振り |
娘が昨日関西に戻ったので、私のモードを変えてカメラマンに戻ってみました。朝5時起きで日の出撮影、場所は呉市川尻町にある野呂山です。日の出の情景ならば芸北・掛頭山の方が遥かに雄大なので野呂山は暫く訪れていなかったのですが、豪雪地帯掛頭山には冬期に行けないし、原点に戻ってみようという事で、今朝はサイト開設の頃に足繁く通った野呂山にしました。
6時過ぎに展望台に着くと気温は丁度0度。普段なら氷点下なのでこの季節としては暖かい朝でした。西の空には満月が傘を被っていて、薄曇りの天気です。到着後に東の空が僅かに焼けましたが(下記写真)、結局今朝はこれがピークで、その後は真っ白な夜明けになりました。太陽が登る位置には雲があって、太陽が顔を出したのは高度が高くなってからでした。2007年の最初の撮影は空振りですが、暫く写真を撮っていなかったので『シャッターを押すことに意義有り』と勝手に言い聞かせて、フィルム一本撮影してきました。今までだと目ぼしい情景でないとシャッターを切らなかったのですが、今後は少し貪欲にシャッターを押してみようかと思っています。
今日の撮影では幾つかのテスト/確認と、トラブルがありました。まずトラブルは、ハーフNDフィルターを使うのにLEEのホルダーを使っていますが、そのアダプターリングとフィルターがきつく噛み込んでしまい、現地で取れなくなってしまいました。自宅に帰ってから大きなペンチでこじっても外れず、最後はゴム板を探しだしてそれをあてがって回したらやっと外れました。教訓としては、ケンコーから出ているフィルター外しを持ち歩こうかな?と言うことと、LEEのホルダーを使う際には面倒くさがらずにプロテクトフィルターを外すべし、という2点です。
次のトラブルは突然の電池ぎれ。バッテリーパックBP-E1に6〜7年は使っている古い富士のニッケル水素電池を装填したEOS3なのですが、出発前にバッテリーチェックしてEOSのバーグラフが三本立っているのを確認しました。しかし現場で10枚ほど撮影後、突然カメラが作動しなくなりました。BP-E1のスイッチをリチウム電池2CR5側に切り替えて撮影は続行出来ましたが、ニッケル水素電池の方はやはり寿命の様です。今後は先日購入したエネループに変えることにします。
確認テストの方は、日の出撮影用に揃えたレンズの内、Ai Nikkor 200mm F4とCarl Zeiss Sonnar 135mm F2.8の耐ゴースト性能チェックです。ハーフNDフィルターを付けた状態では、Ai Nikkor 200mmの方は一般的なゴーストは出ないものの、フィルターとの干渉なのか太陽が傘を被ったような同心円上のハロー(これもゴースト?)が出ました。但し2段絞り込みF8にすれば消えましたので特に問題はありません。一方のSonnar 135mmの方は僅かにゴーストが出ますが、ズームのように酷いことは無く、恐らくフィルム上では目立たないだろうというレベルです。レンズ枚数の少ない単焦点はゴーストには強いですね。
日の出でズームレンズではなく単焦点をハーフND付きで使おうとすると、レンズ交換がとても忙しいです。だから予めフィルターホルダーを付けた状態で単焦点レンズをずらっと並べて置きたくなりますが、それ用の陳列台の様な物が欲しくなるのと、準備に手間取る事が分りました。今日はレンズ四本にホルダーを付けて地面に直置きで対処しましたが、到着〜ポジション確定〜三脚&雲台セット〜レンズにホルダー装着〜レンズ陳列完了まで30分近くも掛かりました。日の出時刻に余裕を持って現地に到着しないと単焦点撮影は失敗しそうです。
最後の確認は私自身のアピアランス(笑)。私の防寒具は10年間に渡ってその時々で値段優先で買ったものを、防寒具合優先で着込んでいるのでファッションセンスゼロ(^^;。普段は人気の無い所で撮影しているので気にもしていませんが、節分草撮影とか、秋の霧撮影では結構な人出のあるところでこの服装をしています。それで今日は試しにとPowerShot G2で自分自身を撮影してみました。バリアングル液晶ファインダーは被写体側にファインダーを向けられこの様な撮影に便利です(G7で無くなったのは残念)。案の定、目茶苦茶ですなぁ(^^;。撮影現場で素敵な出逢いがあるかも知れないので、少しはファッション性も気にしましょうか(笑)。
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2007年1月3日(水) |
親馬鹿パパ&受験生モード |
お正月で娘のClaraが帰ってきているので、カメラマンではなくて親馬鹿パパモードになっています。Claraは大学に入学し親元を離れていて、広島に帰ってくるのはお盆と正月の2回だけ、それも数日間の事なので、親馬鹿としては貴重な時間なのです(^^;。という事で最近写真関連の事は何も考えていません(笑)。いつもは女房と二人だけの空間に、久しぶりに娘の笑い声が響くというのは良いものです。←ホント、親馬鹿(笑)。
その一方でお正月は目茶苦茶勉強しています。一つには研修がまだ続いているので、参考になりそうな本を更に1冊買ってきて読みふけっています。また1月から人事異動で今までやった事の無い仕事に変わりまして、しかもこの歳だからそこそこ責任あるポジションに就くので、「何も分らない新人で〜す」なんて訳には行かないんですね。正月休みが終わるまでにある程度の勉強を済ませるべく、会社から書類を沢山持って帰ってきて読んでいます。また人事異動の連絡も和英取り混ぜて沢山書かなければならないし...
新しい部署では英語で大きな会議を取り仕切る場面も多そうなので、英語によるビジネススピーチ関連の参考書を探しに行きました。欲しい本はamazon.co.jpで目星をつけたのですが、本はやっぱり中味を見て買おうと思ったわけです。しかし正月三が日中は広島市中心部はどこも大渋滞。駐車場には長蛇の列で車では目的の書店に近づくことすら出来ません。それで仕方なく、今日は公共交通機関を使って広島市中心部(八丁堀〜紙屋町)に行ってきました。しかし、欲しい本は紀伊国屋書店ですら置いていなくて、目的を果たせませんでした。こうなると広島駅前のジュンク堂に行かないとダメかな?紙屋町から広島駅前に寄っても良かったのですが、体調が悪くなってきたので今日はパス。
今日の収穫としては、A4・4穴のパンチを見つけることが出来ました。広島ではロフトにアッシュフォード製の物が一つあるだけと思っていたのですが(高いし、使いにくそうなのでパス)、東急ハンズを念入りに探したらカール製とオープン工業製の物がありました。買ったのはカール製の赤。この種のパンチとしては飛び抜けてスタイリッシュなので、ネットで見つけた時に一目惚れで、「ポチッ」と発注しようと思った矢先の発見でラッキーでした。店頭で買えると送料、振込手数料が掛からないのでお得なんですよね。
ただ、買ってから思ったのは、このパンチに似合う他の道具が揃わないよな〜、という事。フェラーリの赤の様な鮮やかな存在感に対抗するステーショナリーって何かありますかね?
このパンチを買ったのは、A4サイズのシステム手帳を買ったからです。システム手帳と言えばバイブルサイズが主流で、ビジネス用により大きなA5サイズが使われることもあるのですが、A4サイズは極めて珍しく、日本では殆ど販売されていません。私が買ったのはfilofax City A4という黒レザーのもの。サイズが巨大なので携帯性には優れませんが、会議などで配布されるA4資料をそのまま挟めるので、仕事では却って便利です。ノートもたっぷりとした面積があって、十分に文字を書き込めますしね。赤いパンチに黒革の手帳。まさにフェラーリ感覚です(笑)。
今日は写真とは関係のない近況報告でした(^^;
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2007年1月1日(月) |
今年の抱負 |
皆様、あけましておめでとうございます。本年もImpressions by KENを宜しくお願いいたします。
写真を本格的に再開したのが1997年秋、EOS Kissとタムロン90mmマクロを購入してからなので、2007年が10年目の節目になります。そこで今年の目標というか、抱負ですが、自分の写真について見つめ直そうかなぁと思ってます。
良い写真が撮りたくてこの10年間は全力疾走して来ました。結果につながる一つひとつの要因を突き詰めるタイプなので、機材の面、技術的な面を片っ端から自分なりに研究して、それなりの「知識」は得た気がします。自然の中に足繁く通い、自然のかすかな息吹を感じてそれをフィルム上に焼き付ける勘所もある程度会得出来たと思います。にも関わらずここ一年ぐらいの写真には全然満足できなくて、何か大切な物を見失っている気がするんですよね。よく「心技体」とか言われますが、技はそれなりだとしても「心」が伴っていないのが理由かな?と思ったりもしています。
思い当たる一つの理由はフォトコン症候群。フォトコンテストに専念していると、どうしても他人受けの良い写真、競争の中で見栄えのする写真を頭に描いて撮影に臨んでしまいます。そこにあるのは「他人の視点」であり、自分自身を見失いがちです。
もちろんフォトコンテストには良い面もあって、写真の技術、写真力を磨く上で、プロの客観的な目による評価は大切です。入選すれば自分自身への励みになるだけではなく、周囲の理解も得やすくなりますしね。しかし時と共に目的が「自分の技術向上」から「フォトコン入選」にすり替わりがちなので、定期的な冷却期間を置くのも良いでしょう。
フォトテクニック誌への作品応募では、2年で6枚掲載者に贈られる「実力認定証」の獲得が未だなので、これを当面の目標にしようと思っています。これを達成出来たら、暫くはフォトコンの応募を休止し、自分自身と写真について語り合い、自分自身の為の写真を撮るスタイルに変更してみようと思っています。
さて、皆様の今年の抱負は??
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