今月の話題
PTセレクトペーパーを貰った
アメリカの閑話二題
長沢の枝垂れ桜に逢いに行く
フォトテク発売日直後は忙しい
フォトテクニック誌の賞金
月刊カメラマン4月号
ナナオの液晶保護フィルター装着
県北の桜とカタクリ撮影
大判フィルムに刻まれた湯来の枝垂桜
湯来の枝垂桜撮影
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アメリカ出張から昨日の夜11時過ぎに帰って来ました。心配した時差ボケの影響も少なく、朝からきちんと日本時間で生活しています。
ゴールデンウィークで混雑が予想された昨日の東京から広島までの新幹線ですが、東京駅で乗車前に確認したら普通車指定席にもまだ空きがあった様です。ただ大きなサムソナイトを持って、三列席中央と言うのも不幸なので、成田空港駅で指定券を買う時に迷わずにグリーン車にしました。グリーン車はやはり余り混んでいなくて、発車2時間前に買ったにも係わらず車両中央窓際の席が取れましたし、通路側の席には広島まで誰も座りませんでした。お蔭でサムソナイトは通路側の席の前に置いておく事が出来ました。グリーン車の乗務員も親切にしてくれて、通路側の座席の指定券発売有無をチェックして「(サムソナイトを)こちらに置かれても大丈夫ですよ」と言ってくれました。
以前、グリーン切符が安く買えた時代は出張と言えば全部グリーン車利用(差額自己負担)でしたが、最近のグリーン切符は高いので、グリーン車への乗車は久しぶりでした。のぞみが500系、700系になってからは初めてですが、感激は無かったです。大阪までの移動でほぼ必ず使う「ひかり・レールスター」とスペース、リクライニング角度共にほぼ同等で、足かけが付いているだけですね。これで東京〜広島の4時間で約7000円も追加で払う(勿論自腹)のはやはり高い気がします。アメリカから帰ってきた時に座った国際線ビジネスクラスと比べると、広さ感覚は半分でしょうか。こちらは背もたれがほぼ水平までリクライニングし、オットマンも水平近くまで起き上がって、殆ど真横になって寝る事が出来ます。根が貧乏性というか、コストパフォーマンス計算にウルサイ質なので、今後ともあまりグリーン車には乗らず、出来るだけ新大阪でレールスターに乗り換えるようにするでしょう(笑)。こちらだと、のぞみの特急料金よりも安くグリーン車相当の座席に座れますから。
前置きが長くなりましたが、フォトテクニック誌からフォトテクニック(PT)ブランドのインクジェット紙「PTセレクトペーパー」のサンプルを送付してきました。5-6月号の綴じ込みハガキを出すと、希望者全員が貰えるとあって申し込んだものです。内容はA4サイズとLサイズの「PTフォト印画紙」と「PTフォト光沢紙」の合計4種類、各3枚です。写真を見ると分りますが、光沢紙は紙色が真白なのに対して、印画紙はやや黄色がかった色味をしています。実際にプリントしたらどう違うのか、後日のお楽しみですが、私は普段写真をプリンターでは印刷しないので、他のサイトでの紹介記事を後日検索してみて下さい(笑)。また、フォトテクニック5-6月号を購入された方で、まさGETされていない方は、綴込みハガキを出されては如何?
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2007年4月28日(土) |
アメリカの閑話二題 |
つぶやきの日付は日本時間に合わせて28日土曜日にしていますが、これを書いているロサンジェルスではまだ27日の夜です。アメリカでの仕事は今日が最終日で、明日の昼の飛行機で日本に帰ります。成田空港に着くのが29日夕刻で、1時間以上飛行機が遅れたら広島行き最終の新幹線に間に合わないスケジュールになっています。しかも29日はゴールデンウィークの民族移動のピーク日とあって、予約も無しに当日購入で新幹線の指定席が取れるか甚だ不安です。もし大きなサムソナイトと、重いショルダーバッグを持って超満員の自由席に乗らなければならないとすると、ぞっとしますね。
そんな話題はさておき、出張中に写真は撮らなかったので、写真とは関係の無い話題を二つほどご紹介しましょう。
1. アメリカの土地は広い
出張二日目の夕食に、デトロイト郊外にある日本食店に行きました。そこは日本人が経営している店で、味は日本人の舌にも耐えられる海外の店としては上質なお店でした。そこで私は幕の内弁当(定食)を頼みました。メニューに記載されていた内容は、刺身、海老と野菜の天ぷら、焼肉、シューマイ、巻き寿司、焼き魚、というものです。
ここで皆さん、日本で食べる幕の内弁当を思い浮かべて、先の食材を並べてみてください。私も食事と頼む時に無意識にそうしました。そこは日本人が経営する本場日本食の味のお店なんだし....
最初に出てきたものは、「アピタイザー」と称した20cm径ほどのお皿に盛られた刺身定食一人前相当の、鯛の親戚の白身魚とマグロのお刺身でした。全部で8切れに、大根の千切りの盛り合わせ。次に、日本じゃあまり見かけない、B4ほどのサイズの折りに入った、たっぷり定食一人前の天ぷら(海老が二匹と野菜類が5つ)、日本なら二人前はあろうかという大量の焼肉、太巻きが10個(一人前にしても多すぎ)、シューマイだけは少なくて三つ。鮭の照り焼きがフルサイズ(胴の輪切り)で一切れ、そしてトドメが別の碗に入ったご飯と味噌汁!。どう見たって日本人の基準からすれば3人前はあろうかというサイズと量。目の前一杯に広げられた、食べきれない料理を見て「同じ幕の内弁当(=幕間に見世物小屋の見物席の狭い場所で食べる、コンパクトにまとめた弁当)とは言っても、狭い場所(面積)の定義が日本とアメリカじゃ3倍ぐらい違うんだな、きっと」と思いました。ふぅ....(←満腹で食べ残したときのため息)。
2. アホな係員のお陰で散々な移動日
木曜日は午前中が仕事で、午後はデトロイトからロサンジェルス南部にあるオレンジカウンティまで飛行機で移動する事になっていました。昼食後、デトロイト空港まで送ってもらって、チェックインしたのが13時半過ぎ。日本からの飛行機がビジネスクラスだったので、アメリカ国内はファーストクラスになり(ファーストクラスと言っても国際線の物凄いスペースを持った座席ではなく、米国国内線のそれは日本のスーパーシートと同じ、多少広めの座席です)、スムーズにチェックインをし、サムソナイトを預け、15時少し前の搭乗時刻までエクゼクティブラウンジでゆったり過ごしていました。
搭乗時刻になって搭乗ゲートに行くと、何やら列が出来ています。てっきり搭乗が始まったのかと思ったら、飛行機が遅れるとのこと(後で知った事ですが、シカゴ付近が悪天候の為に空港が閉鎖状態になり、航空ダイヤが滅茶苦茶になったのです)。それで私も対応を係員と相談すべくその列に並びました。30分ほど待たされてから係員に相談すると、別の窓口に行けとの事。それで、散々歩かされて別のところに行くと、そこも大混雑。運良く私は大集団が来る直前に並ぶことが出来たので、(それでも)30分ほどの待ち時間で係員の所に行くと、飛行機を変更するとの事。本来の飛行機がノースウェスト航空のデトロイト→ミネアポリス(乗り継ぎ)→オレンジカウンティなのですが、変更して発券されたチケットは、コンチネンタル航空のデトロイト→ヒューストン(乗り継ぎ)→オレンジカウンティ。地図を見ていただけると分かるのですが、アメリカの右上のデトロイトから、真ん中一番下(南)のヒューストンまで飛び、そこから左端中央やや下のオレンジカウンティまで、アメリカV字型横断です。私は預けた荷物が心配で係員に「ちゃんと変更できるか?」と聞いたら「問題ない」との返事。でもその次に隣の係員に「ねぇ、どうやってバゲッジを変更するの?」と聞いていました。しかも操作を間違えて、隣の人に正される始末。何かいやな予感....
搭乗時間まで1時間半あるので(この時点で2時間半遅れ)、遠い搭乗ゲートまでまず歩いて行き、その付近にあったビジネスラウンジで休むことにしました。そこには当然ながら上品な受け付け嬢がおり、違う客の搭乗変更を行っていました。その受付に聞くと、勿論そこで搭乗変更などの手続きは出来るとの事。先ほどの大混雑の一般カウンターの係員とは信頼感が全然違います。
今度は17時過ぎの搭乗時間になって搭乗口に行くと、なんとコンチネンタル航空係員から搭乗拒否されてしまいました。搭乗券(指定券のようなもの)に付属している航空券(乗車券のようなもの)が搭乗区間のものではなく無効だとの主張。確かに搭乗券はデトロイト〜ヒューストンですが、航空券はオリジナルのデトロイト〜ミネアポリスのままで、手書でリルートと書いてあるだけでした。私の落ち度ではないし、搭乗時間なので強く主張しましたが相手は譲らす「ノースウェストの窓口に行って相談しろ」との一点張り。仕方なく隣のノースウェストの一般カウンターは経験則でパスして、少し遠いビジネスラウンジ受付に駆け込みました。事情を説明すると受付もチケットを発券した係員の落ち度に呆れながら、1分程で正規の航空券を発券してくれました。
それを持ってまた搭乗口に行き、「Hello, again! Here you are!!」と、搭乗券を見せると、相手は完全に諦めた(私を見捨てていた)らしくて、「Oh!, You've got it!?, OK, Here you go!」と搭乗させてくれました。
チケットの番号を見ながら自分の座席を探すと、そこはファーストクラスではなくて、満席のエコノミークラスでした。ちょっと呆れ返って、ファーストクラスの客を何の断りも無くエコノミークラスに変更し、おまけにチケットの発券を間違えたアホな係員を恨めしく思いました。これで益々あずけたサムソナイトの行方が不安になりました。
ヒューストンにはデトロイト時間で20時半過ぎ(現地の19時半過ぎ)に着き、約1時間半の待ち合わせです。エコノミーチケットなので、案の定ヒューストンのビジネスラウンジ(こちらはコンチネンタル航空が運営)には入れませんでした。ノースウェスト運営ならばごり押しできるのですが、、、
デトロイト時間で22時過ぎの飛行機の、またまた超満員のエコノミークラスに乗り、最終目的地オレンジカウンティを目指します。ここでまた目論み違いが、、、本来ならばオレンジカウンティ行きの飛行機のファーストクラスで夕食が出るはずで、事前に夕食のことを考えていなかったのですが、ヒューストンからオレンジカウンティ行きの飛行機は運行時間が遅いので食事は無し(--;。出てきたのは小さな袋に入ったクラッカーとジュースだけでした。そしてデトロイト時間の日付が変わった午前1時40分過ぎ(現地の22時40分)にオレンジカウンティに到着しました。
私は嫌な予感を漂わせながらバゲッジクレームに行き、30分ほど待ちましたが、私のサムソナイトが出てきません。「あ〜あ、やっぱりロストバゲッジだぁ」と肩を落として、コンチネンタル航空のバゲッジサービスカウンターに行きました。状況を説明すると「あんたノースウェストの客なら、空港の反対側にあるノースウェストの窓口に行ってごらん、今日はたくさんのロストバゲッジが届いているそうなので」とのご託宣。半ば諦め気味にノースウェストの窓口に行くと、そこは既に閉店したようで殆ど真っ暗。しかし表に幾つかのロストバゲッジと思われる荷物が置いてありました。残念ながらその中に私のサムソナイトは無く、まだ誰か居るかな?と思って暗い通路の奥に向かって歩いていったら、そこに見慣れたサムソナイトが立っていました!!!。なんとエコノミークラスで遠回りして苦労してたどり着いた私よりも早く、ファーストクラス(Priority)扱いのサムソナイトは目的地に着いていたのでした。あの時もし遅れた航空機を変更せずに乗っていたら、ファーストクラスで快適に早く私も来れたことになります。
デトロイト時間で午前2時半過ぎ(現地の23時半過ぎ)にホテルにチェックインしてもレストランは閉まっていて夕食はありません。少し遠いところまで歩いて行けばレストランがあるとの事ですが、アメリカ国内の移動に13時間も費やして疲れがどっと出てきたので、たまたまカバンの中にあった小さなポテトチップを食べてこの日の夕食を済ませました。返す返す、繰り返し繰り返し、デトロイト空港のアホな係員を恨んだことは言うまでも有りません。
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2007年4月22日(日) |
長沢の枝垂れ桜に逢いに行く |
明日から米国出張ですが、性懲りも無く朝4時起きで撮影に行ってきました。目的地は広島県山県郡北広島町長沢(ながぞう)にある枝垂れ桜です。金曜日にほぼ満開になったという情報があり、これを撮らずにアメリカに行ったら来年まで逢えないので後悔必至。また昨年は突然の雨と霧に恵まれて手ごたえのある写真を撮る事が出来ましたので、天気予報を見て、天気の崩れる日曜日(予報は曇りのち雨)に出掛ける事にしました。
道中は小雨がぱらつき、時折霧も出て期待出来る気象状態でしたが、5時過ぎに長沢についてみると雨は止み、情景に霧や雨霞みなどがありません。勿論曇り空で太陽も出ませんから、撮影スポットから眼下に拡がる情景はまことに平凡。カメラマンは全部で7〜8名ほど居られましたが、6時過ぎには大半の方々が引き揚げてしまいました。私と、現地で偶然出くわした私の会社の同僚は雨を期待して暫く待つ事にしましたが、小雨こそ降れど、霧が漂ったり、ファインダーに存在感を示す大雨になったりはしません。私の方は7時半過ぎにフィルム一本撮り終えたのと、明日の出張準備が気になったので、その時点で引き揚げる事にしました。しかし家路に向かってクルマを走らせ出したら雨が強くなったので、その後は良い情景に恵まれたのかも知れません。(>どうだった?同僚さん?)。
良い情景には恵まれませんでしたが、長沢の枝垂れ桜の満開姿に今年も出会う事が出来て、思い残す事なくアメリカに行けます(笑)。広島の一本桜で残るのは千鳥別尺の山桜ですが、既に咲き始めており、アメリカから帰ってくる日まで満開を維持しているか微妙なので、今年は逢えないかも知れません。
さて、出張準備しなければ(これを書いている時点で、実はまだしていません)。
満開の長沢の枝垂れ桜。カメラが傘をさしていますが、この時点で雨は殆ど降っていません。 雨乞い代わりに私と同僚で傘をさしたのです(^^;
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2007年4月21日(土) |
フォトテク発売日直後は忙しい |
本日、フォトテクニック誌2007年5-6月号を買ってきました。PTフォトコンテストに応募していましたが、入選していないので自腹購入です(笑)。今までは雑誌発売まで入選有無が分らなかったのですが、最近フォトテクニック誌のホームページに編集部のブログが始まり、そちらで数日先行して入選者名が発表になっていましたので、落選が分っていました(^^;。
雑誌を購入してもわざわざ自分の作品を探さなくて済むのは楽ですね(〜というか、入選しろよ>KEN)。もともと今号に応募した作品は手ごたえ半ばのものだったので、入選枠が5名に減った2007年からのPTフォトコンテストへの入選は難しいだろうと思っていました。でも念の為に予選通過者名簿を見たら私の名前がありました。一応最終予選まで残ったので、少し安堵。
さて、2006年度からずっと応募している「風景部門」ですが、2007年に入ってからの丹地さんの選ばれる作品の傾向ががらりと変わりました。大枠として変わった事と言えば以前の必撮の時代が「風景&ネイチャー部門」だったのに対して、2007年度でPTフォトコンテストになってからは「風景部門」になりました。「ネイチャー」が取れたのが効いたのか、2007年度の入選作品、とりわけ3-4月号からは都市風景や人工物風景の作品が殆どになりました。「風景写真」と言えば人工物を極力外すという風潮が古くからありますが、この古い概念からすると最近の入選作は「人のいないスナップ」という感じです。今までの私の作品が人工物を極力外した古いタイプの「風景、ネイチャー写真」なので正直最近の入選作品の傾向に戸惑っています。
そんな戸惑いは兎も角、次号7-8月号の応募締め切りが4月25日東京必着なので、雑誌を読む間も惜しんで応募作品を選定して、先程投函してきました。応募方針は「継続は力なり」(笑)。今回は風景部門に二枚、テーマ部門に一枚の合計三枚応募です。結果が楽しみです。
掲示板のお客様の「なかむらさん」が3-4月号でめでたく実力認定証シルバー賞受賞資格を得られて(2006年1-2月号から初心者/ビギナーコーナーに6回掲載)、PTランドのコラムにコメントが掲載されていました。その中に私のサイトの掲示板の事に言及されていて、ちょっと恐縮しています。この受賞者コラムに私のサイトの事が記載されるのはこれが二回目です。皆さん今後とも頑張りましょう(^^)/
実は月曜早朝から米国出張で暫く日本を離れるので、取り急ぎ桜のギャラリー(Cherry Blossom Gallery)を更新しました。今回は湯来の枝垂れ桜の作品を8枚掲載しています。スキャニングそのものは市内の染井吉野を撮影した分も終わっているのですが、作品選定、HTML化の時間が取れず、こちらは出張から帰ってきた後(ゴールデンウィーク以降)のお楽しみです。
自然が印象的な光を与えてくれる時間は極めて短いし、毎日、毎年異るので、その瞬間を捉えるべく計算し尽くした構図をつくれるスポットから毎年同じように撮影していますが、今年は印象的な光に恵まれなかった為もあって、結果的に過去と似たような写真ばかりになりました。また他のカメラマンの方で私が思いつかなかった様な素敵なアングル、素敵な光線選択をされている方も居られまして、来年以後の目標がまた出来ました。湯来の枝垂れ桜の周りに最近家が建ち並んで、益々撮りにくい被写体になりつつありますが、それでもなおこれほど美形の桜は得難いので、当面は通い続ける事になりそうです。
と、今日は写真関連で多忙だったので、まだ出張の準備を何もしていません。出張に忘れ物をしそうでちょっと不安です(^^;
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2007年4月15日(日) |
フォトテクニック誌の賞金 |
昨夕、フォトテクニック誌の発行元の玄光社から現金書留が届きました。中味はPTフォトコンテスト入選の賞金と、源泉徴収額を記載した支払い明細書でした。
以前の必撮の時代に入選すると図書券が送られてきましたし、年間ベスト5に入った時の副賞は商品券でしたので、今回も金券類だろうと思っていたら、なんと現金でした。現金の場合は源泉徴収で10%天引きされるので、支払額が賞金額になるように、名目支払額は11.11%高くなっています。私の場合賞金が12000円なので、名目額13333円で、源泉徴収額1333円、差し引き支払額12000円、と計算されていました。
現金で貰うと、なんとなく嬉しさが半減します。現金書留封筒から出して財布に入れてしまうと、自分のお小遣いと混じって区別が出来なくなるからです。私のお小遣いは日頃から節制を心掛ける事を条件に、お金が無くなったら貰うタイプなので、この中に賞金を入れてしまうと単純に「お金が無くなるタイミング」が遅くなり、「お小遣いを貰うタイミング」も遅くなり、突き詰めると賞金は家計費に取られてしまう事になります(家計費からのお小遣い支給が遅くなるので)。これは何としても阻止しなければいけません(笑)。
貰った現金は当面現金書留封筒に入れたまま保管して、何かを買いたくなったら封筒ごとT町に持って行く事にしましょう... ←買うのがカメラ機材と決まっているのか(^^;??
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2007年4月14日(土) |
月刊カメラマン4月号 |
今日は良い天気でしたが、撮影には出掛けず家でフィルムのスキャニングをしていました。桜を初めとして、先週までに撮影した未スキャンのフィルムが12本あり、合計約120枚を取り合えずスキャニング(デジタル化)だけしました。画質調整は明日以降の作業になりますが、120枚もあると一日では終わりそうにありません。この調子だと桜のギャラリー更新はいつになることやら...来週末から米国出張が入っていますし。
さて、今日の話題は月刊カメラマン4月号です。3月20日頃に発売され、購入したのもその頃でしたが、撮影やら撮影記の記載に忙殺されて今日まで話題に取り上げる事を忘れていました。
普段私は月刊カメラマンを購読していませんが、書店でパラパラとめくってみたら、何と銀塩特集が117ページに渡って組まれていました。デジタル全盛のこのご時世に銀塩特集とは...売り上げが落ちるんじゃないの?...と心配しつつも、銀塩派の私は敬意を表して購入してきました。
内容は結構読みごたえがあって、特集の冒頭が62ページに渡り、20人のプロカメラマンによる銀塩写真ギャラリーになっています。そこに並ぶ写真達は普段見慣れたデジタル写真よりもある意味では「眠く」、別の言葉では「豊かな階調と空気感」を漂わせ、また一枚一枚を撮影する時の緊張感の様なものが薫ってきて、写真の奥深さを語りかけてきます。
次のパートは31ページを割いて主な銀塩一眼レフを紹介しています。私が愛用しているEOS-3も勿論ありましたし、各メーカーの上級機は漏れなく掲載されているので、これから中古で入手しようと思っている輩には良いガイドブックになります。
最後のパートは22ページを割いて、15種類のポジフィルムの発色、描写比較をしています。ただこの比較、ポジフィルムをスキャニングして、安価な印刷による反射原稿で見せているので限界を感じました。私が確認している各フィルムの発色特性差とは傾向が異なりますし、何より作例が美しくありません。ポジフィルムの醍醐味って透過原稿としての描写の美しさにあるのですが、それを反射原稿上に再現しようとすると、とても大変なんですよね。
ともあれ、銀塩一眼レフの新品販売が事実上死滅したこのご時世に、これだけの銀塩特集を組む勇気に拍手をおくりたいです。4月20日になると5月号が発売になって購入出来なくなりますので、興味の有る方はお早めに。
最後に、フォトコンテストを見ていたら、フォトテクニック誌の元必撮常連さんや、現常連さんがこちらに参加されて上位入選されていました。皆さんフォトコンを渡り歩かれているんですね〜。
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2007年4月10日(火) |
ナナオの液晶保護フィルター装着 |
大枚はたいて購入したナナオの19インチ液晶モニター FlexScan L797 に、ナナオ純正の液晶保護フィルター(FP-702)を装着しました。このフィルターは単純な液晶面保護のみを機能に持つフィルターで、片面が光沢(グレア)面、反対側が無光沢(ノングレア)面になっています。画面に光沢があると目が疲れますし、反射で色味が狂うこともあるので勿論無光沢面を選択して装着しました。取り付けは簡単で、保護フィルターを弓形に折り曲げながら液晶パネルの枠の上下にはめ込み、フィルター左右にある4本の爪を専用工具(薄いプラスチックのヘラ)で左右の枠にはめ込めば完了です。所要時間は一分と掛かりません。
液晶表面、保護フィルター表面に埃やゴミがあって挟み込むと取れなくなりますので、装着に際しては大判フィルム装填時に使う静電気除去ブラシでホコリと静電気を取り除き、更にエアダスター(エアブロアー)で念入りに埃を吹き飛ばしてから装着しました。
このフィルター、キズ防止以外に何ら機能が無いのに価格は11025円もします。しかし流石は純正で、装着後は装着前と殆ど何も変わらず、フィッティングは最高です。透過率も十分に高く、画面の輝度低下には殆ど気付きませんし、色カブリも皆無と言えます。但し、結果的にパネル表面の反射面が1から3に増えますので、ノングレア面を選択しても僅かに反射率が高くなり、OFFの時の画面は漆黒から僅かに乳白色がかった黒になりました。使用時に気になる事はまずありませんが、非常に暗い画面では表面反射を感じる事があります。
これから永く使う液晶の安心料と思えば安いか!?...(やっぱ高いと思う(^_^;)。
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2007年4月7日(土) |
大判フィルムに刻まれた湯来の枝垂桜 |
ほぼ一週間ぶりの更新になってしまいました。仕事もさることながら、この季節は歓送迎会が頻繁にあり、毎日の様に深夜帰宅だったので、今週は掲示板へのレスが精一杯でした。
先週末に撮影した湯来の枝垂桜のポジの現像が出来上がってきました。多忙でまだスキャニング出来ていませんが、今年の撮影時の情景がいまひとつだったので、出来もいまひとつです。トヨフィールドで撮影した4x5の写真も出来上がってきましたが、絵柄としての出来は兎も角として、4x5のポジ原版をルーペで覗き込むと毎年感激します。桜を遠景で撮っておきながら、花びら一枚一枚の表情や、幹の表面のコケや模様の表情が分るのです。この飛んでもない情報量を目の当たりにすると、写真はやっぱりフォーマットの大きい方が良いかなと思ってしまいます。
今年は、昨年10月に購入したフジノンT400mm F8の初出勤で、例年に無い構図で桜を4x5の画面いっぱいに捉える事が出来ました。まあ、構図的には昨年フジノンT300mm F8で撮影した写真(→ここ)の方がまとまりがありますが、今年はより桜の花の表情が分る写真になっています。また朝が少し早くて露出を控えめにしたので、エクタクロームE100VS特有の発色が強調されています。
右の写真は、ライトボックスの上に乗せた4x5フィルムそのものです。
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2007年4月1日(日) |
湯来の枝垂桜撮影 |
湯来の枝垂桜が満開にはまだ早い物の、撮影が出来るぐらいに開花したとの事で、土曜日、日曜日と連続で4時起きで撮影に行ってきました。昨日土曜日は背後の山に霧が掛かりまずまずの条件でしたが、開花が例年よりも早いためかカメラマンは数える程しか来ていませんでした。今日、日曜日はより多くのカメラマンが来ましたが、情景に霧が無く、また朝日が桜に射込む事も無くて、曇り空の様な終始フラッとな光線状態でしたので、情景に変化がありませんでした。
土曜日には会社でカメラを趣味にしている人(同じ職場の人)に会いました。日曜日は夜明け前の暗やみの中でhi-keiさんと会いました。5時過ぎに到着して私が1番と思いきや、hi-keiさんは4時半ごろの到着との事で先を越されました(笑)。
今年になって変わった事と言えば、桜の北側の広場が改装されていて、真正面から桜を見る事が出来る広場が設置され、ベンチと桜の由来を記した石碑が添えられていました。一方で桜の根元には立ち入れなくなっており、毎年撮影してきた「枝の写真」が撮れなくなってしまいました。とても残念です。
二日間で35mmフィルムを4本、大判(4x5)を4枚消費しました。デジカメではないので出来上がりを暫く御覧頂く事が出来ませんが、手ごたえとしては...ちょっと空振り、と言ったところでしょうか。
久しぶりの、そして二日連続の4時起きは流石に辛く、明日からまた仕事なので今日は早く寝ます(^_^;。
3月31日の情景。背後の山に霧が掛かっています。この後太陽が昇ると、日が射込んで、霧が一気に消えました。
4月1日の情景。太陽はうっすらと顔を出した物の、終始曇り空の様なフラットな光線状態で、霧も無く、ドラマはありませんでした。
桜の北側に添えられた、この桜の由来を記した石碑。この桜を植えた方のお名前から、この枝垂桜は「竹下桜」とも呼ばれています。
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