今月の話題
更新が遅れてゴメンナサイ。
今週のカメラネタ
「自動処理」の落とし穴
銀塩とデジタルの余韻の差
PowerShot S1 IS リコール修理
(続編)悪質なリファラースパムにご用心
昨日の中野Fカメラ
悪質なリファラースパムにご用心
フィルム補充
2008年初撮り
今年の抱負(二年越し)
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暫く更新が出来ませんでした。今日もまともに更新する時間もネタも無いのですが、、(^_^;
今週は国際会議が入っていて、ずーっと出席しているので普段の仕事が溜まってしまい、ウェルカムパーティなどもあって夜まで拘束されています(笑)。おまけに風邪をひいてしまって、声がまともに出ません。皆さんもお身体にお気をつけ下さい。
PMAが近づいているので、最近は色々なカメラ、レンズが発表されていますね。中でもソニーのフルサイズのCMOS撮像素子の発表が一番大きなニュースでしょうか。一方で一番大きな機材のニュースといえば、シグマのAF APO 200-500mm f2.8 EX DGですね。このレンズの開発そのものは既に発表されていましたが、今回は姿形を変えてより量産に近づいているようです。EF1200mm F5.6L(16500g)が無くなって、EF800mm F5.6Lが4500gという軽量レンズになってしまったので、現役最重量35mm用レンズになるのでは、と思います。発表された重さは15700g!!。ドロップインフィルターの径が72mmというのも凄いサイズです(ポピュラーなサイズなので使いやすくはありますが)。ちなみにEF1200mm F5.6Lは46mmでした。
それ以外にも色々と書きたい機材はありますが、体調が思わしくないので、今日はこの辺で。おやすみなさい。
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2008年1月26日(土) |
今週のカメラネタ |
今週は色々なカメラが発表になりましたね。
キヤノンからは3月に発売になるKiss Digitalシリーズの新型機「Kiss X2」。初代発売以来1年半のインターバルをクォーツクロックの様にきちんと守っていますので(KD '03/9, KDN '05/3, KDX '06/9)、次回(X3?)は2009年7月発表、9月の発売の筈です。Kiss X2は40D等で登場したライブビューも搭載されて一段と魅力的な入門機になりましたが、ビックリした事が二点。ひとつは名前から「Digital」とか「D」が消えた事。もうカメラと言えばデジタルだろう!というキヤノンの意識の現れでしょうか?もう一つはキヤノンでは上級機のみに許されていたスポット測光が付いた事。ホント、魅力的な入門機です。
超望遠レンズも二本発売されましたが、こちらはまずEF800mm F5.6L IS USMの軽さにビックリ。この巨砲が何とたったの4500g。
ちなみに他のレンズの重さはEF600mm F4L IS USM: 5360g, EF600mm F4L USM; 6000g, EF400mm F2.8L IS USM; 5370g, EF400mm F2.8L II USM; 5910g, EF400mm F2.8L USM; 6100g, EF1200mm F5.6L USM; 16500g。
軽量なゴーヨン(3870g)とヨンニッパの中間ぐらいの重さになってしまいました。という事は他のISレンズのII型へのモデルチェンジ(マグネシウムの更なる多用による軽量化)も近いという事でしょうか??
それから値段にもビックリですね。ハチゴーロクも高いですが(1,837,500円・税込み)、ニーニ(892,500円・税込み)にはビックリです。所で日本では税込み価格表示は義務の筈ですが、キヤノンが未だに税抜き価格だけで貫き通す理由は何でしょう?当局に通達してみようかしら?
※最終消費者に商品を販売しない会社には税込み表示(総額表示)の義務は無いと掲示板で教えて頂きました。最終消費者への提示が目的のカタログやウェブに記載しないのは釈然としませんけど、、。キヤノンはオンラインショップのみ税込み表示にしています。
ペンタックスからはK20D, K200Dと二つのコンパクトデジカメ。フジからは合計5機種のデジカメが発表になりましたが、一機種を除いてあまり印象に残りません。新聞全面広告の事前予告パブリシティまでした、今週の一番の目玉である筈のペンタックスK20Dは、画素数拡大(1460万画素)、CCD→CMOS化、ライブビュー搭載ぐらいの変化しか理解出来ませんでした。しかしK10Dの最大の価値は非常に真面目に作られたファインダーにありましたので、後継機K20Dの魅力が落ちたという意味ではありませんが、、
今週一番私の印象に残ったカメラは、フジのFinePix S100FSFです。ダイナミックレンジを更に拡大して豊かな階調表現を狙ったコンセプトや、最高ISO10000の感度にも驚きますが、何よりフィルムシミュレーションモードを搭載した事が銀塩派の私の心に一番響きます(笑)。その名も「ベルビアモード」「プロビアモード」「アスティアモード」ですからねぇ。この名前だけで細かい説明抜きで「どう写るのか」想像出来ます。またブラケッティング機能に伝統的な露出ブラケッティング〔AEB〕と興味あるダイナミックレンジブラケッティングに加えて、何とフィルムブラケッティング(ベルビア、プロビア、アスティアを秒間3コマで撮り分ける!)が搭載されているので、夢のようなフィルムカメラ的デジタルカメラです。本家銀塩カメラでフィルムブラケッティングする為には、カメラボディかフィルムバックを交換する必要があり、連続写真は無理でしたので、、
銀塩文化の存続を担うフィルムメーカーとして共感できるアプローチですが、細やかな注文を幾つか。ベルビアモードなら当然ISOは50固定で、拡大増感モードで色調も増感調に変更してISO100が使える様にして欲しいのですが、スペックを読む限りベルビアモードでも最高ISO10000が使えるようです。ISO10000のベルビアなんて、、、、フィルムシミュレーションするならISO設定もそれに合わせて欲しいですね。ついでに長時間露光時の相反則不規も再現してくれたら楽しそうです(オプションでOFFにしたい時がありますが)。
それから、銀塩文化を担うフジにはメーカーの枠を超えて「コダクロームモード」も是非搭載して欲しかったです(次期モデルでお願いします)。当然ISOは64固定で、撮影日によってエマルジョン番号が表示されて、番号毎に微妙に色調が動く、とか(笑)。
デジタルには技術によって何でも出来てしまう自由度があるので、そこを逆手にとってフィルムシミュレーションモードの様に設定を固定し、カメラマン側に不自由を楽しむ/頭を使って撮影する楽しみを与えてくれるカメラが増えてくると本当に面白いと思います。
このFinePix S100FSF、良質な光学ファインダーが付いていたら買いたくなってしまいますが、ファインダーだけは悪い意味でのコンパクトデジカメのままで、液晶とEVFしかありません。う〜む。今週のネタのイイトコ取りをして、ペンタックスK20Dにフィルムシミュレーションモードが付いてEFマウントだったら、、、、私の理想のデジタルカメラですね(笑)。
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2008年1月23日(水) |
「自動処理」の落とし穴 |
万全の筈が、「自働処理」という落とし穴で無意味になった、というお話です。
私が会社で使っているパソコンが新しくなりました。今までのパソコンがほぼ4年前の物で非力だったので、これでやっと人並みのPC会社生活が出来るようになりました。
パソコンの入れ替えの際には、当然現在のデータを新しいパソコンに移植する必要があります。会社のパソコンにはリアルタイムでサーバーにバックアップを取ってくれるソフトが入っているので、何もせずともバックアップがあります。しかし念の為に別のサーバーにもバックアップを取りました(リアルタイムバックアップソフトとは別の、差分バックアップソフトを使いました)。これで何があっても万全、、、、の筈でした。
バックアップを終えた後で、古いパソコンを業者に引き渡すためにデータ削除します。その作業途中で会議が入り、その内容を確認する為にスケジュールとメールをチェックしましたが、その際に新しいメールが来てしまったので、折角バックアップを取ったメールログファイルをもう一度バックアップしなければならなくなりました。そこで差分バックアップソフトをもう一度走らせました。
これが悲劇の始まりでしたが、最初は私の人為的ミスです。本来はメールログファイルだけを手動でバックアップすべきを、つい差分バックアップ(同期モード)を走らせてしまったため、既にパソコン側で削除したファイルはバックアップサーバー側でも削除されてしまい、殆ど何もなくなってしまいました。
一瞬青ざめましたが、二重のバックアップを取っているので、もう一つの方を使えば大丈夫。まずは一安心し、会議の後で新しいパソコンの方のセットアップに取り掛かりました。全ての設定を終えて、あとはバックアップしたファイルを呼び戻すだけ、という所でサーバー管理者にバックアップを呼び戻す方法を聞きました。てっきり手動でコピーすれば良いのかと思ったら、セキュリティの為に専用ソフトで暗号化&アーカイブ化されているとの事で、その専用ソフトをインストールしないとバックアップファイルを解凍出来ませんでした。それでソフトをインストール。これは簡単に終わり、ソフトを起動すると見事にバックアップしたファイルが見えました。しかしそこで思いもよらない第二の悲劇が、、、何とそのソフトのインストール直後の設定がバックグラウンドで自動同期バックアップを走らせるようになっていたのです。多くの社員のPCにソフトをインストールしバックアップを取る、という目的においてソフト起動以外ノータッチでそれをやってのける見事な設定も、バックアップを呼び戻したい私には致命的な仇に。新しいパソコンには何ら書類が入っていないので、こちらをソースにして同期バックアップが走ったら、全てのバックアップファイルが削除されてしまいます。正にその通りの事が起こり、バックアップされていたファイルは私が見ている目の前で、高速で消えて行きました。
万事休す! 数年分の重要書類が全て消えました!!!
自宅のバックアップシステムは差分バックアップソフトを手動で、追記バックアップモードで走らせるようになっています。
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2008年1月20日(日) |
銀塩とデジタルの余韻の差 |
今日の広島市内は、朝から雪混じりの雨で寒い一日でした。その為か、ちょっと寒さにあたって体調不良。自宅でフィルムスキャニングをしていました。
スキャニングしたのは1月3日に撮影した分ですが、今日はデジタル化しただけで、最終仕上げのレタッチはまた来週末以降の作業になります。1月3日には少ないとは言えデジタルでも撮影していますが、デジタル分は当日〜翌日の内にチェックも終わり、良い作品が無かったためもあって既に忘却の彼方へ。一方で銀塩の方は3週間近く経って未だに整理が終わっていません。この違いが撮影者にとっての余韻の違いになるなぁ、と思いました。
どういう意味か、を説明する上で、まずは銀塩のプロセスを書いてみましょう。私はサンデーカメラマンでプロラボに直接出向けないし、作業は撮影や出張の無い週末に限られるので、銀塩はとかく時間が掛かります。
日曜日:撮影
月曜日:フィルムをプロラボ取次店の支店から現像に出す。
火曜日:(デジタルの時代になって取次店への配送頻度が減り、現像には中一日掛かります)
水曜日:フィルム現像出来上がり。写真店店頭で軽くポジチェック。
木曜日:
金曜日:
土曜日:フィルムを改めてチェック。目ぼしいコマをリストアップ。
日曜日:多分撮影。
ーーーーー平日は仕事なので省略ーーーー
土曜日:スキャニング(デジタル化のみ)
日曜日:撮影が無ければ、レタッチして画像を仕上げる。
ーーーーー平日は仕事なので省略ーーーー
土曜日:ギャラリー用に目ぼしいカットを選択。
日曜日:撮影が無ければ、ギャラリー作成、サイト更新。
これはモデルパターンで、必ずしもこのスケジュール通りに事が運ぶ訳ではありませんが、順調に行っても撮影から私にとっての一段落となるサイト更新まで3週間掛かりますし、撮影、出張、その他用事、気分等の理由でそれ以上掛かる事も多いです。その間に繰り返し繰り返しポジや、スキャニングした画像をチェックする事になり、駄作も愚作も良作も含めてより深く脳裏に焼き付けられます。
一方でデジタルならば撮影直後に画像を見る事が出来ますし、撮影した日の夜にはパソコン上で画像チェックし、取捨選択も済ませてしまいます。未だデジタルカメラで撮影した写真でギャラリーを作った事がありませんが、するとすれば、次に余暇の出来た週末でギャラリー更新出来るでしょう。時間が掛からない事もさることながら、デジタルの場合は一段落までに画像を見なければならない回数が絶対的に少ないので、どれだけ記憶に残るか、脳裏に焼き付くか、という面で不利なのは否めないでしょう。
他人の為の撮影(つまり仕事)なら、銀塩ではやっていられないと思います。でも自分の為の撮影(つまり趣味)ならば、余韻を味わうのも良い気がしますね。皆さんは如何お感じでしょう?
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2008年1月19日(土) |
PowerShot S1 IS リコール修理 |
娘が使っているCanon PowerShot S1 ISが突然撮影不可能になり、修理に出しました。症状は電源を入れても液晶モニターはグレー画面になってしまい、そのまま撮影しても写る画像もグレー一色というものです。全く撮影出来ない場合もありました。3年以上前に中古で購入したカメラなので、保証は切れています。
少し古いデジカメの場合、修理費が中古価格や最新デジカメの実売価格に匹敵したり、下手をすると上回ったりしますので、戦々恐々としていましたが、結果は無償修理になりました。何でもキヤノンのコンパクトデジカメの幾つかの機種にはCCD配線に製造上の不具合があり、リコールになっていたそうです。詳細は以下のリンクを御覧下さい。
デジタルビデオカメラ/デジタルカメラをご使用のお客さまへ(キヤノンのページ)
高い出費を強いられると思っていたら、リコールで無償に。ラッキーと言うべきか、不良品を掴まされたと憤るべきか、、。今の気持ちはCCDが新品になったので「ラッキー」な気分です(笑)。ついでに言えばT町に修理に持って行く直前にレンズ前面のバヨネットリングが外れてしまい、そちらもついでに無償で修理してもらいました。
やっぱりラッキー(^o^)/
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2008年1月14日(月) |
(続編)悪質なリファラースパムにご用心 |
1月9日のダイアリーで、アクセスすると違うサイトにリダイレクト(転送)し、怪しげな実行ファイル(拡張子exe)をインストールする非常に悪質なリファラースパムを紹介しましたが、そのリファラースパムはURLを変えてアクセスを繰り返しています。久しぶりにアクセス解析を見たら、また新しいURLでリファラースパムが来ており、アクセス数を見ると一日一回は来ているようです。(リファラースパムの詳細は1月9日のダイアリー、及びそのリンク先を御覧下さい。)
そののスパムサイトのURLは以下の通りです(トラブル防止の為に画像で表示しています)。
今回のURLは上段です。下段は以前のURLで、本日アクセスしてみたら既にホストごと消滅していました。
上段のURLにアクセスすると、以前同様に違うサイトに転送されて、ビデオコーディックをインストールしろというダイアログの影で、実行ファイルのインストールを試みて来ました。これをキャンセルしても繰り返しダイアログが立ち上がるようにプログラミングされていて、ブラウザを終了させないと抜け出せません。今回は以前よりも良い画面キャプチャーが撮れましたので、全貌を画像でお見せします。
冒頭に書いたように、このリファラースパムは今後ともにURLを定期的に変更しながらアクセスして来ると思われますので、上記のURLを覚えて警戒しても多分役に立ちません。一方URLをクリックして最初にアクセスしたページの中味をチェックしたら、JavaScriptによるリダイレクト命令一行だけでしたので、JavaScriptをOFFにしてアクセスすれば何も起きませんでした。アクセス解析やトラックバック等で、リンク先をチェックしてみたい方、あるいはする必要のある方は、安全性向上の為に是非JavaScriptをOFFにしてからチェックする事をお勧めします。
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2008年1月12日(土) |
昨日の中野Fカメラ |
昨日は東京方面に出張でした。例によって新幹線発車時刻までの僅かな時間を使って中野のFカメラに行きました、、、
今回はEOS-3の程度の良い物があれば買おうと思って行ったのですが、見るからにボロボロのB−ランクの物が一台16800円であったのみで、購入対象にはなりませんでした。また前日の中古リストにはBG-E2N(20D, 30D, 40D用のバッテリーグリップ)があったのですが、当然翌日には残っていませんでした。それ以外にもキヤノン系では特に欲しい物は無し。最近のFカメラはキヤノン系の在庫が枯渇している感じがします。
私の購入対象にはなりませんが、EF85mm F1.2LのI型新品が大量に売られていました。価格は13万円台(細かい数字は失念)。このレンズの中古はリングUSMの耐久性に不安がありますので、オリジナルの描写に拘る方なら最後の新品は狙い目かも。
それ以外で1Fで目を惹いたのが、ネット上の中古リストには載らないフィルムスキャナで、超巨大なNikon Super CoolScan 8000EDが105000円でありました。このシリーズは中古でも高いので、中判までのスキャニングをする人なら狙い目かも知れません。しかし、実物を初めて見たけど馬鹿でかいです。
2Fを見ていて目に留まったのが、富士のパノラマカメラGX-617とレンズ3本のセット、難あり品。極めてレアなカメラで、実物を目にするのは一度掛頭山撮影の時に見掛けた時以来。6x17の本格パノラマ撮影が出来るカメラで値段が手ごろならば欲しい一台ですが、価格を見て目が点に、、。中古難有りなのに68万円!。う〜ん、価格に難有り(^_^;
末長く銀塩撮影を楽しむためのEOS-3の予備機を出来れば現物確認して購入しようと、出張の度にFカメラに出向いていますが、最近は在庫が無い事の方が多く、程度の良い物が出た時に通販で買わないと無理かも知れない、、と思うようになりました。という事で今日は昼食前に中古リストをチェックすると、まだ更新前でした。昼食を済ませて改めてチェックすれば、中古としては極めてめずらしいタイマーリモートコントローラーTC-80N3がお手ごろ価格5250円で!その場でFカメラに連絡すると、同種の電話が沢山あったのか、店員さんが笑いながら「ああ、あれならさっき売れました」。
...本日は間が悪いようで(^_^;
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2008年1月9日(水) |
悪質なリファラースパムにご用心 |
相変わらずリファラースパムが多いですが、アクセスすると違うサイトにリダイレクト(転送)し、怪しげな.exeファイルをインストールする非常に悪質なリファラースパムが蔓延しているようです。私のサイトには毎日一件以上のアクセスがあります。
リファラースパムはアクセス解析をしていない人、及びアクセス解析/リンクログ/トラックバック機能を持つブログやサーバーを使っていない人には関係ありません。詳しくはこちらを参照。
問題のスパムサイトのURLは以下の通りです(トラブル防止の為に画像で表示しています)。
ここにアクセスすると本日は次の画像の場所に転送されてビデオを再生出来ないので新しいコーディックをダウンロードしろというダイアログが出て、キャンセルをしてもまた出るという事の繰り返しになります。MacのFirefoxの場合はブラウザを終了しないとこのループから抜け出せませんでした。そのダイアログのうしろで、怪しげな.exeファイル(アプリケーション)をダウンロードするダイアログが出てきます(下の画像)。
セキュリティの弱いブラウザだとこのダイアログ無しで怪しげなアプリケーションをダウンロードしてしまうでしょう。もしダウンロードしたらどうなるのかは試していません。
なお、本日は次の画像の場所に転送されてと書いたのは、昨日見つけた時のリダイレクト先が違うサイトで、ダウンロードファイル名も違う物(SETUP.exe)でした。リダイレクト先は毎日変わるのかも知れません。但し入り口としてのURLは今のところ最初の画像の場所で変わっていない様です。アクセス解析プログラムを持っている人、それを備えたブログ等を使っている人はご注意を。
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2008年1月5日(土) |
フィルム補充 |
今日のダイアリーの話題はオートソックの使用記の予定でしたが、書いてみたら文章量が多くなったので独立したつぶやきにしました。
本日は今年初めてのT町詣(^^;。先日の撮影でE100VSを数本使って在庫が一本になったので、8本パックを買ってきました。また雪の撮影では好みの発色をするベルビア100Fも3本買ってきました。これで約8000円の支払い。デジタルだったらタダですから、多くの人がデジタルに移行するのも分りますね。でも私は銀塩メインで行きます。
そう言えば、目新しい話題ではありませんが、新しいベルビア50の135版が発売されていました。ベルビア100も100Fも元祖ベルビア(RVP)の代わりにはならない、という声が大きかった為か、RVPの後継フィルムが開発されました。私も100や100Fを使ってみて「全然違うフィルム」という印象を持っていたので、ベルビア50の発売は喜ばしい限りです。ただ元祖ベルビアが発売中止になった直前に買いだめしてあり、そちらをまだ10本以上持っているので、ベルビア50購入は当分先になりそうです。
話をフィルム代に戻しまして、デジタルのランニングコストの手軽さに慣れると、高いフィルム代を払うのにはそれなりの理由(カメラマンの自己正当化)が必要になって来る気がします。その時に「中判」というのは自己正当化の切り札ですよね。645であれば135とほぼ同じフィルム代でほぼ同等の枚数が撮れて、フィルムサイズはぐっと大きく情報量も豊富ですからね〜。私の周りで中判ユーザーが大増殖しているのが理解出来ます。
かく言う私も645セットが欲しいですが、防湿庫の中が一杯で入り切らないレンズが足元に転がっている有り様なので、645購入はちょっと無理です。
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2008年1月3日(木) |
2008年初撮り |
一年の計は1月3日にあり、とKEN個人の辞書には書いてありますので(笑)、今日は本年最初の撮影に行ってきました。場所は例によって芸北八幡(広島県山県郡北広島町八幡付近)です。
年末から年始にかけて芸北にも積雪75cm以上の大雪が降りました。また昨日1月2日の朝はとても冷え込み、芸北ではマイナス10度程度まで気温が下がったので、雪と低温による美しい冬景色が期待出来そうです。そう思って朝4時起きで芸北八幡に出掛けたのですが、目論見違いが三つほどありました。それでも楽しい一日でしたが..
目論見違いの1番目は、今朝は気温が下がらなかった事。広島市内は最低気温1度と冷え込んで、屋外駐車場のクルマは全面真白に凍っていましたが、通常市内よりも5〜10度ぐらいは低い芸北八幡の今朝の気温はマイナス1度。殆ど市内と変わりありませんでした。それ故に周りの木々が真白に霜をまとう事も無く、印象的な情景には恵まれませんでした。
目論見違いの2番目は、被写体に恵まれる千町原に通じる道が除雪されておらず、腰の高さまである積雪のためにカンジキやスキーを持たない軽装の私では歩いて入る事も出来なかった事です。それ故に、撮影は除雪されている道の周辺ですることに、、
目論見違いの3番目は、EOS 30Dに初出勤してもらったのですが、マイナス1度の屋外で撮影開始早々にCFエラーが出て撮影出来なくなった事です。先日SanDiskのCFを買ったのですが、この日は今までのA-Data 2GBのCFを入れていました。30DのエラーメッセージがCFを入れ替えろ、と言ってきますが、代わりのCFを持ってきていなかったので殆ど為す術無し。その場でCFの初期化を繰り返しても効果無く、電源ON−OFFを繰り返してだましだまし撮影してみましたが、やはり殆どの画像は記録されていませんでした。
エラーを起こしたA-DataのCFですが、自宅のMacにつないでもメディアが現れるまでにかなりの時間が掛かり、何か不具合が起きていたのは確かですが、その後にPowerShot G2に装填すると何事も無く正常に作動しました。それから30Dに装填しても不具合無し。という事で確たる原因は不明ですが、いざと言う時に不安なので、先程SanDisk Extreme Ducati Version 4GBを30Dに装填しました。
目論見違いはありましたが、八幡周辺で10時頃まで撮影したあとで、道が除雪されていた聖湖北端の辺りにも立ち寄って、結局現地で12時半頃まで撮影し、フィルム2本半を消費しました。写真の方にはあまり手応えはありませんが、暫く撮影に出掛けていなかったのでまずますの充実感がありました。なお、冒頭の「一年の計は1月3日にあり」の理由ですが、KENのつぶやきが始まった日なのです。今日で満八年になりました!
以下は、数少ない30DのCFで生き残った写真達です。作品というよりは状況説明写真になっています。
八幡の街中の道から、脇の山に向かって撮影した写真です。もう少し林に近づいて撮影したいところですが、腰の高さまである積雪の為に、軽装の私では雪の中に踏み入る事は出来ませんでした。
こちらは聖湖の北端の川から、臥龍山を撮影した写真です。川は凍結していて一昨日の冷え込みを感じさせます。但しこれを撮っている時点で気温はプラスに転じていました。
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2008年1月1日(火) |
今年の抱負(二年越し) |
皆様、あけましておめでとうございます。今年も皆様にとって彩りのある年でありますことをお祈りします。
さて、2008年を迎えて今年の抱負みたいな物を考えつつ、昨年1月1日のダイアリーを読み直しました。そこで一年前のKEN曰く、
写真を本格的に再開したのが1997年秋、EOS Kissとタムロン90mmマクロを購入してからなので、2007年が10年目の節目になります。そこで今年の目標というか、抱負ですが、自分の写真について見つめ直そうかなぁと思ってます。
良い写真が撮りたくてこの10年間は全力疾走して来ました。結果につながる一つひとつの要因を突き詰めるタイプなので、機材の面、技術的な面を片っ端から自分なりに研究して、それなりの「知識」は得た気がします。自然の中に足繁く通い、自然のかすかな息吹を感じてそれをフィルム上に焼き付ける勘所もある程度会得出来たと思います。にも関わらずここ一年ぐらいの写真には全然満足できなくて、何か大切な物を見失っている気がするんですよね。よく「心技体」とか言われますが、技はそれなりだとしても「心」が伴っていないのが理由かな?と思ったりもしています。
(中略)
フォトテクニック誌への作品応募では、2年で6枚掲載者に贈られる「実力認定証」の獲得が未だなので、これを当面の目標にしようと思っています。これを達成出来たら、暫くはフォトコンの応募を休止し、自分自身と写真について語り合い、自分自身の為の写真を撮るスタイルに変更してみようと思っています。
フォトテクニック誌での6回目の掲載挑戦が最終2007年11-12月号までずれ込んだ為(結局不達成)、昨年の抱負は全く実行出来ていません。従って今年の抱負も昨年から変わらず、二年越しの抱負になりそうです。
最近の写真には自分で殆ど満足出来ていませんが、思い当たる理由は昨年書いた点以外に、長年追いかけて来た被写体が種々の理由で撮影出来なくなったり、あるいは私の捉え方がワンパターン化してきた等、「撮りたい!」と思う被写体を見失っていることが挙げられます。では逆に何故「撮りたい!」と過去に思ったのか、と思い返せば、それは被写体と向き合っていて、被写体が時折見せる輝く表情に触れた時にその衝動と意欲が生まれています。だからその原点に帰りましょう。数日前に掲示板で教えてもらったあるカメラマンの素敵な言葉..
「自然界にはたくさんの精がいて気がついたものに素敵な素顔を見せてくれるのではないかと思っています。」
今年はフォトコン等の雑事から少し離れて、自分の心と、自然界の精との出逢いや対話を増やして行こうと思います。
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