今月の話題
文化の違い
大阪駅前カメラショップ巡り
明日から大阪出張
SQLインジェクション攻撃
土曜日のどうでも良いお話(^_^;
結婚式はデジ眼+RAW撮影ですね
ストロボディフューザーのアイデア戴き!
披露宴に持って行くカメラバッグ
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水曜日のダイアリーで、大阪駅周辺のカメラショップの価格が高い、と書いたところ、掲示板の常連さんに「値切ればガクッと安くなる」と教えて頂きました。そう言われてみれば関西なんだから値切るのが当たり前、だから値切られるのが当たり前の表示価格にしないと商売になりませんよね。
買い物の文化が関東と関西では違う、と頭では分っているのですが、身体に染みついていないので現地では忘れてしまいます。私も買い物をする時には値切りますが、多分関西の方とは違って、、
表示値が安ければ買う。でも念の為に更に値切ってみる
が私流、、、、一応関東で生まれ育っています。一方の関西の方は
まず値切る、値切ってから買うかどうか考える
なのかな? と思っています。私は買う決心があまり固まっていない状況で店員と価格交渉するのは、買わざるを得ない状況を作りかねないので嫌なんですね。でも関西ではそんなこと気にしなくても良いのでしょう(笑)。
撮る価値を見出せば撮る。念の為に段階露出もしておく
兎に角撮る、撮りまくる。使うかどうかは後で考える
なんか、写真の世界にもふたつの文化があるようですね。最近は後者が大多数になってきましたが、、、、私は基本的に前者です(笑)
写真の話題ではありませんが、今日はMacBookを買いました。Intel Core2 Duo 2GHz, 2GB RAM, 80GB HDDの白いモデルで、Mac OS-X10.4 Tiger起動出来る現行機のひとつ前のモデル(MB061J/A)です。実は私用では無くて、娘用です。マックの中古はあまりお買い得感が無くて、新品を買っても大差ないのですが、娘が持っているアプリケーションを調べると、OS-X10.5 Leopardでは使えない物が多いのです。フリーソフトも結構あったりしてアップグレードもままならず、、という理由で中古にしました。娘は今日が誕生日なのでプレゼント代わりですが、結構値が張りました。私が所有するいかなるレンズよりも高価です(^_^;
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2008年6月25日(水) |
大阪駅前カメラショップ巡り |
日曜日の話題になりますが、大阪出張時に自由時間が1時間半ほどあったので大阪駅周辺のカメラショップを回ってみました。私にとって全て初めてのカメラショップになりますので、参考にはならないかも知れませんが、コメントを、、
先ずは大阪駅の南側にある「大阪駅前第1ビル」に行きました。この日は雨だったので、地下道経由でビルの地階に入り、階段で1階へ。しかし、、このビル、一等地にありながら、テナントが殆ど無く、通路の両側はシャッターが下りていました。こんなビルにカメラショップがあるのかな?と思って案内図を見たら、表に面した場所に三つありました。
最初に訪れたのが梅田フォトサービス。品揃えは程度の良い中古からジャンクまで、色々と豊富ですが、中野のFカメラの価格をチェックしている身には、まともな中古商品の方の価格はかなり高目。ジャンクで欲しい物があれば楽しいお店ですが、残念ながら目ぼしい物はありませんでした。
すぐ隣りにはカメラの大林がありました。こちらは店のたたずまいが梅田フォトサービスよりも綺麗かつ上品で、品揃えも大判、ライカから国産廉価カメラまで幅広いです。相場はやはりかなり高めで、三宝カメラの新品価格で新品同様の中古を売っているような感じ。ジャンクは特に見当たらず、掘り出し物に出逢うタイプの店では無いですね。
大阪駅前第一ビルにはマルシンカメラもありますが、日曜休業との事でチェック出来ませんでした。
次に二つ東隣の「大阪駅前第3ビル」に行きました。ネット上の情報ではカメラショップが沢山ありそうな、、、、。しかし、このビルもテナントが殆ど入居しておらず、ビル内1階通路の両側は殆どがシャッターが下りたまま。そして幾ら探してもカメラショップがありません。2階にも行きますが、やはり無し、、。ビルの案内図を良く調べたら、1階にはウオジカメラがありますが、日曜休業でシャッターが下りていました。2階にはかつて三つほどカメラショップがあった様ですが(案内図に消した後の薄い文字で「カメラ」を幾つか発見)、全部撤退していて一店舗も残っていませんでした。従ってここでの収穫も無し。
次は北隣の「大阪駅前第4ビル」に行きました。例によってビルの案内図で確認すると、一階にツカモトカメラがあるとのこと。早速趣いてみると、店頭にジャンクが箱に入って売られていました。結構面白そうなものがありましたが(LEEのアダプターリングのデッドストックとか)、しかしサイズがあわず収穫無し。店舗は狭くてショーケースのスペースも小さく、EFレンズなどは中古でさえ箱に入ったままで展示されているほど。
最後に訪れたのが大阪駅地下一階にある八百富写真機店。ここは比較的広い店舗に所狭しとショーケースが置かれて、大判からコンパクトまで品揃えが豊富で、程度も上物からジャンクまで色とりどりでした。アクセサリー関連の在庫が豊富なので、ストロボ関連の細々とした物を中心にかなり念入りにチェックしましたが収穫はありませんでした。でも、品揃えは中野のFカメラ以上ですね。価格は、、、大阪らしく(?)かなり高目です。私がFカメラで4万円で買ったTamron SP180mm F2.5LDは8万円していました(幾ら何でもそれじゃ売れない無いと思うが、、)。それ以外でも概ね中野価格+20〜100%ぐらいですね。
という事で、初めての大阪駅前カメラショップ巡りは収穫ゼロでした。次回に期待、、!?
大阪駅前の第一から第四までのビルは上層階が恐らくオフィス、下層階が店舗ですが、店舗フロアは廃虚と化しており人があまり居ませんでした。娘にその話をしたら、このビルの付近は人気も無くて不気味なので近寄らないとのこと。店舗がひとつ二つ立ち退くと人が寄りつき難い雰囲気が出来上がって、客足減少と店舗撤退の連鎖反応が起こり、廃虚化して行くんでしょうね。これは中野ブロードウェイの3階、4階にも言える事で、30年前は全ての店舗スペースで営業していて活気に溢れていましたが、現在の3階、4階の特に奥の方の通路は女性の独り歩きが不安になる雰囲気になっています。ビル経営って大変だ、、
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2008年6月21日(土) |
明日から大阪出張 |
きまぐれダイアリーを楽しみにして頂いている方々には申し訳ないです。今月は週末ごとに用事があり写真撮影に行けないので、ネタ切れになっています(^_^;。
ちなみに6月の第1週末には結婚式、第2週末は東京出張、この週末は明日から大阪出張、第4週末は岩国までピアノリサイタルを聴きに行く予定、、。週末の内の一日は家の用事で外出するために、写真撮影に行く場合は他の用事があるとちょっと無理。これが家庭持ちサラリーマンの辛いところ(笑)。
明日から大阪です。仕事そのものは月曜日の早朝からなので、夜までに大阪に着けば良いのですが、折角なので少し早めに行って滋賀に住んでいる娘と会うことにしています。カメラマンである以前に親馬鹿パパなので、写真撮影よりも楽しみだったりして、、(爆)
宿泊は大阪駅前で、近くにカメラショップが沢山あるようなので、ショップリストをネットで見つけてプリントアウトしました。いざ、、
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2008年6月18日(水) |
SQLインジェクション攻撃 |
日曜日のダイアリーで東京メトロ副都心線の運営が不安〜という話題を書いたら、その後ニュースになるぐらい色々とトラブルが発生している様ですね。早く正常かつスムーズな運営が出来るようになる事をお祈りします。
さて、今日の話題は東京メトロにもカメラにも関係しない、ウェブサイト運営のお話。何でも昨年末ぐらいからSQLインジェクション攻撃と呼ばれる、中国を主な発生源とした悪質なウェブ攻撃があるようです。リンク先の記事によれば被害サイトは150万以上になるとか、、
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07zeroday/story/0,3800083088,20373680,00.htm
で、「インジェクション攻撃って、何?」という方も多いと思うので、詳しくは下のリンク先をお読み下さい(少し難解)。
http://www.thinkit.co.jp/free/tech/7/5/1.html
私も詳細までは理解していませんが、平たく言えばサーバーに常駐するアプリケーションにある種のコマンドを送り、データベースからデータ(個人情報、ID,パスワードなど)を抜き取ったり、サイトのページを書き換えてウィルスを仕込んだりするそうです。
何でこんな事を知ったかと言えば、今年の初めに中国のIPアドレスから暴力的な頻度のアクセスが有る事に気付きまして、数秒毎に私のサイトのありとあらゆるページをサルベージしているような動きをしていたんですね。それでそのIPアドレスからのアクセスを拒否したら、アクセス数が4割も減ったという凄まじさ(笑)。
このグラフは私の写真サイトへのアクセス数(ページレビュー数)ですが、2月までは月間約20万ページあったものが、2月末にたった二つのIPアドレスにアクセス制限を施したら12万ページ程度にまで減りました。逆にアクセス制限によるエラーログ(403 Forbidden)が増えましたが、これは現在でも大量発生しています(つまりアクセスは人間ではなくロボットの仕業で、未だに続いている)。2月の時にはこの暴力的なアクセスの目的が分らなかったのですが、最近また別のIPアドレスから膨大なアクセスがありまして、そのアドレスをgoogleで検索したら、SQLインジェクションの攻撃元だったことが分ったという次第です。
念の為に主なページのソースを再点検しましたが、私のサイトでは掲示板CGIを除けばSQLなどのウェブアプリケーションを使っていないので、何事も起きなかったみたいです。ただサイト運営者本人は使っていなくても、レンタルサーバー側でアプリケーションを常駐させていたら被害が及び可能性もあるようです。シンプルなHTMLで記述したページにウィルスを仕込まれた方もおられました。
私は念の為の対策として、大量アクセスしてくるIPアドレスに加えて、最初のリンク先で紹介されている英語ページに記載された、インジェクション攻撃が確認されたIPアドレス/ホスト全部にアクセス制限を掛けました。但し攻撃側はどんどんIPアドレスを変化させてきますので、気休めでしかありません。また今後ともにウェブアプリケーションを使わないようにします。
もし皆さんの中でSQLなどのウェブアプリケーションを使用されている方がおられたら、インジェクション攻撃に対処したプログラムを織り込む事をお勧めします。二番目のリンクにヒントが書かれていますので、それを手がかりに詳細を調べられて下さい。
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2008年6月15日(日) |
土曜日のどうでも良いお話(^_^; |
木、金、土と関西と関東に出張でした。最終日の新幹線に乗る直前に中野Fカメラに立ち寄りましたが、ジャンク館で55mmのフィルターを二枚仕入れた以外は収穫がなく、写真関連の話題がありません(^_^;。しかし、個人的には色々と出来事のあった昨日(土曜日)でした。
土曜日、ホテルで朝食を採って出発前のメールチェックをしていたら、突然の地震。振幅が大きく、周期のゆっくりとした地震で、慌ててテレビをつけたら岩手、宮城方面で強い地震があったとのニュースが流れていました。その時点では被害の報告もなくて、震度のわりに被害が少なくて良かったな、と思いながらホテルを出たのでした(夕刻、新幹線の中の電光式ニュースでは大きな被害が出ていることが流れていて、やっぱり大変な地震だったことを後で知ったのでした。被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます)。
さて、昨日土曜日は池袋に宿泊していて、午前中に友人と渋谷で会う約束。この日は東京メトロ・副都心線の開業日だったので、試しに乗ってみました。運良く急行に乗る事が出来て、渋谷までは二駅、11分で着く筈でしたが、、、
開業初日のためか、全般的に運営がぎこちなくてダイヤが乱れていました。電車は5分ほど遅れて到着しましたが、電車が停止してもドアが開くまで20秒ほど待たされました。聞けばワンマン運転とかで、運転手が運転席から反対側のドアの所まで来ないと安全確認とドア開閉操作が出来ないんですね。また何かの点検でもしているのか、発車もかなり待たされました。渋谷駅の手前ではホームが一杯で反対方向の電車が発車してからの入線になるとかで、また5分ほど待たされました。
池袋〜渋谷間(特に池袋〜新宿間)は恐らく日本で一番混雑する区間で、大学時代に高田馬場から目黒まで山手線に乗って通っていましたが、朝の通勤時間だと池袋〜新宿の間に有る高田馬場からの乗車は事実上不可能に近かったです(電車1本、1ドアあたり乗車1名という感じで、自分の前に4名いたら、電車4本待ち、、)。そんな超混雑区間に現在は埼京線が走り、更に今回の副都心線が走る事で一層の混雑緩和が期待されますが、しかし超混雑区間でワンマン運転&のんびりとしたオペレーションをしていると、ダイヤが乱れて支障が出る気がします。相互乗り入れする東武東上線や東急東横線(将来)までとばっちりを受けるかも。石原都知事、乗客に迷惑掛けないように頑張ってね。
試しに乗った副都心線ですが、池袋駅のホームは西口のかなり離れたところに有ります。ホテルは東口だったので、ホームまで延々と歩かされました。渋谷駅でも地上に上がるまでに結構歩かされて、時間距離で言えば素直にJR埼京線に乗った方が早かったですね。また池袋〜渋谷間の運賃はJRなら160円ですが、東京メトロは丁度距離が繰り上がるのか190円でした。
渋谷では大学時代の旧友と久しぶりの再開(ほぼ10年ぶり)。私一人は二泊三日の出張スタイルなので、とても重いナイロン製のバッグを持っていました。出張用のバッグは3ウェイになっていてリュックモードもあり、荷物が重い時は背負うのが一番楽なので、そうしていました。所が今回は余りにも重過ぎたのでしょう、、、リュック紐の下端を止める場所に過大な力が掛かったのか、バッグがそこから破けて知らぬ間に中の物が脱落していました。昼食をとるレストランに入ってからバッグの異変と、ペンケースが無くなっている事に気付きましたが、破けたスペースに入れていた物の内、幸いにも会社の書類とメガネは無事でした。
お蔭で、今日は本革のペンケースと中に入れていた数本のペンを買い直しました。これから出張カバンも探さないといけません。う〜、お金が飛んで行きます、、
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2008年6月11日(水) |
結婚式はデジ眼+RAW撮影ですね |
結婚式の様な失敗の許されない撮影では、昔はネガ、今はデジタル一眼レフのRAWで撮影するのが宜しいようで....なんて事は既に言い尽くされてますが、KENは一応先日の結婚式がデジ眼初挑戦なので、改めて感想などを、、。まあ戯言と思って読んで下さい。
RAWが有り難いと思ったのは、まず露出の失敗を救えたこと。先日はEOS 30DにSpeedlite 550EXを用いて、E-TTLで天井バウンスを使って撮影しましたが、どれも露出がアンダーになりました。DPPで現像する際にプラス1.0ぐらいの補正で丁度良くなりましたので、ストロボ調光がマイナス1EVぐらいアンダーになったようです。もちろん調光補正を掛けていたわけでもなく、調光ランプの確認も怠ってはいません。これはある程度有名な癖の様で、ネットで検索すると似たような記事が沢山ヒットします。EOSデジタルの場合は調光補正でプラス1EVぐらいにしておかないと適正露出にならないケースが多いとか。私も以前に読んだ気がするのですが、結婚式の前に確認するのを忘れて撮影に臨んでしまいました。
デジタルは露出オーバーに弱いので、次回からはプラス0.7EVの調光補正を基準に、現場テストで決めたいと思います。
RAWは色温度(ホワイトバランス)も現像時に調整出来るので、複雑な光線状態の写真をどう仕上げるか、現像時に楽しみながら悩みました(笑)。
露出、ホワイトバランス、ピクチャースタイルを撮影後に自由に変えられる(調整出来る)のは、後出しジャンケンのようで、あまり負ける気がしないですね(笑)。ポジ撮影は普通のジャンケンで、撮影=勝負!って感じです。
結婚式では300枚ほど撮影して240枚ほどJPEGに現像しまして、現像処理(DPPの一括保存)にかなり時間を要しましたが、まあ許容範囲でしょう。
次にデジ眼が有り難いと思ったのは、高感度に強い事です。現場では基本ISO400、暗い状況でISO800を方針として撮影しましたが、実際の会場は明るくなくて、結局殆どISO800で撮影しました。フィルムだと相当に粒状性の妥協が必要なこの感度でも、EOS 30Dの画質はとても綺麗でした。フィルム交換の煩わしさもコスト恐怖感も無く、一気に300枚撮影出来たのもデジタルのお蔭です。
とは言え、ネイチャー撮影、特に風景の場合は未だデジタルでは満足出来る絵が得られていないので、フィルムで行きます。
明日から土曜日まで東京方面に出張です。今回はスケジュールが悪く、中野に行けそうにありません(^_^;。来週末にも出張があって、紫陽花の撮影は諦めざるを得ないようです。
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2008年6月8日(日) |
ストロボディフューザーのアイデア戴き! |
結婚式の準備や撮影後の処理があり、久しぶりの更新になりました。昨日結婚式があったのですが無事主賓としての役割を果たしてきました。大勢の前で冒頭に祝辞を話すのはこれが二回目ですが、緊張する物です(^_^;。
さて、今日の話題はストロボディフューザー。結婚式場、披露宴会場は天井の高さや色などが施設毎にまちまちで、天井バウンスが出来るかどうか行ってみないと分らないのですが、今回の会場はサイトの会場写真を見る限り、天井は高く色も付いているようで、天井バウンスが難しいようでした。このような場合にどうしたものか、事前にネットで色々と調べてみましたが、現場の状況が掴み切れないので決定打に欠けて、シャワーキャップ式のディフューザーを持って行く事にしました。ストロボ光を直接被写体に向けると、余ほど大型の(つまり大袈裟な)ディフューザーで無い限り影とり効果が薄く、シャワーキャップ式の物も光量損失ばかりが大きく、効果はさほどありません。つまり単なる気休めです。そんな訳で、この会場の専属プロはどうしているのか興味津々でした。
実際会場に入ってみると、天井高は5mぐらいで、色も白っぽく、天井バウンス出来そうでした。サイトの写真で色が付いていたように見えたのは、カクテル光線の間接照明のせいだったんです。それで私も天井バウンスで撮影する事にしたのですが、この会場のプロは「お、これを使っているんだ!」と思わせる簡単な道具をバウンス時に併用していました。それが右の写真。
天井バウンスする際に、反射光を被写体側にも向けて目にキャッチライトを入れたりする物は他にもありますが、この道具はその面積を大きくして、被写体正面への光の周り具合を改善する設計になっています。これに似た道具はルミクエストの80-20などがありますが、プロの使っていた道具が決定的に違うのは、簡単に自作出来るカタチで、効果は同等以上というところ。実は結婚式に行く前にこのアイデアを掲載したサイトを見つけていたので(→ABetterBounceCard.com(英語サイト))、「お!」と思った訳です。
しかし、このプロが使っていたカードは、上記サイトの物よりも更に上を行く優れ物でした。上記サイトでは似たような変形六角形のシート(紙か薄い軟質プラスチック)をストロボに巻き付けてしまい、簡単には取れないようになっていますし、向きの変更が出来ません。一方プロが使っていたシートは自立可能な剛性を持った平面プラスチック板(下敷の様なもの)で下面にベルクロを装着。ストロボの発光部の周りにも一周ぐるりとベルクロを付けてシートを取り付けて有りました。これによって縦位置撮影時の天井バウンス時でも、ストロボ発光部短辺側にシートを付け替える事で、被写体側に拡散光を照射出来ます。また高砂の調度品などのマクロ撮影時には発光部の被写体側にシートを付けて、シートを透過した光のみを手元に落とすような使い方もしていました。
このアイデア、戴きです!
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2008年6月1日(日) |
披露宴に持って行くカメラバッグ |
来週土曜日に結婚式があり主賓として呼ばれているので、今日は写真撮影には行かず結婚式の準備をしていました。
祝辞の原稿作り、ご祝儀の準備、礼服や服飾小物のチェック、カメラの動作チェック、バッテリー類の充電、、、
その中でちょっと困ったのがカメラを入れるバッグ。これまではコンパクト・デジカメ(PowerShot G2)を持参していましたが、荷物にならないので結婚式場までは小さな手提げ袋にでも入れてゆき、クロークに荷物を預けて披露宴会場にはカメラだけを持って入りました。
今回はEOS 30Dを持って行こうと思っているのですが、流石にバッグ無しで済む機材量ではなく、一方手持のカメラバッグに披露宴会場で恥ずかしくないデザインの物がありません。カメラマンとして呼ばれているなら動きやすいように座席は末席でしょうから、少々派手な大きなカメラバッグもOKかなと思うのですが、私は一般招待客で、会場中央最前列の主賓席に座らされることが確定しています。服装は黒い礼服ですから、持って行くバッグも黒か限りなくそれに近い物で、華美な物やポップな物は避けたいのです。
価格.comに結婚式に持って行くカメラバッグのスレッドが幾つかあり、その記事を参考にネットで商品を調べてから、午後広島のビックカメラに実物を見に行きましたが、ピンとくる物がありませんでした。黒いバッグでも礼服には合いそうにないポップなデザインばかりです。近所のキタムラにも目ぼしいバッグが無い事を確認してから自問自答、、
どんなバッグを探しているんだぁ??
出てきた答えが、
カメラバッグに見えないバッグ、フォーマルな場にも相応しいセカンドバッグで、カメラがさりげなく入る物、、
こんなバッグはカメラバッグ売り場で探しても無いよな、、という事で方針変更。今度は一般のバッグ量販店に行きました。残念ながら「これぞズバリ私が探していたバッグだ!」という物はありませんでしたが、「これならとりあえず、、」と思えるバッグが有ったので買ってきました。
KANSAI YAMAMOTO HOMME の小型のセカンドバッグです。ファスナー取っ手と小さなエンブレムがつや消しアルミで出来ている以外は、黒一色のナイロン製。外寸は幅x高さx奥行=30x24x13cmで、メインスペースの奥行き内寸が10cmほど確保されているのが特徴です。普通のバッグなので緩衝材は無く、各機材はソフトケースに入れてから収納します。右は持って行く予定の機材を収納時の通りに並べたところ。EOS 30D, EF17-40/4L, EF28-135/3.5-5.6IS、550EX。但しボディは実際には寝かせて収納します。カメラを下向きにすればレンズを付けたままでも収納出来ます。
EF28-135/3.5-5.6ISは会社の同僚からの借用品。今まで手ぶれ補正レンズを持っていませんでしたが、光量の厳しい室内で、135mm (APS-Cでは換算216mm相当)1/8秒ぐらいでシャッターを切ってみたところ効果絶大。IS-OFFではどんなに頑張っても手ぶれで絵にならない状況で、ブレが殆どありませんでした。その内に一本欲しいかも>IS。
今回あくまで撮影はサブなので、小さなバッグにこの程度の機材ですが、カメラマンとして、あるいは撮影主体で出席するならボディ、ストロボ共に二台は要るし、レンズももう少し必要なので、通常サイズのカメラバッグになりますね。
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