今月の話題
周防大島・和佐
ColorEdge CX240-CNX
名残惜しいのでE100VSを6本補充
今日は丸一日スキャニング
ベルビア100を補充
今ひとつだった銭壺山
絶好の荒谷山
米泉湖上流のコスモス畑
下松スポーツ公園のコスモス
雨上がりの上盛山
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27号、28号のダブル台風が過ぎ去って、気圧配置からすれば荒谷山が好条件でしたが、日の出の方角が周防大島・和佐から見る四ッ小島の方角にあるので、周防大島に向かいました。
現地に1時過ぎに到着して、数枚撮影しました。東の空に半月が輝いていて、オリオン座も見えます。
オリオン座を主役に一枚。星野写真ではいつも主役です。月明かりに邪魔されがちなので、アングルに気を遣いました。
レンズを付け替えて、月夜に佇む禿島、四ッ小島、笹島(左から)。ここでEOS-3で自動長時間露出を仕掛けて、仮眠を採りました。
5時40分に起きて機材をセットし直し、撮影開始。実は5時過ぎに一度起きたのですが、寒すぎて、また寝たのでちょっと寝坊(^-^;
機材は左がトヨフィールド45Aにホースマン612ホルダーと、ニッコールM300 F9。真ん中がEOS 50D(この写真を撮っているので三脚上に無し)、右がEOS-3にSIGMA 100-300mm F4 DG HSM。トヨフィールドは久しぶりなので、操作ミスをしてしまいました。シャッターを閉じずに引き蓋を引いてしまい、一枚ボツ(-_-)。
日の出の時刻は過ぎていますが、雲が低空にあり太陽が顔を出しません。海はいい感じに色付いていました。
そして日の出。少し高い位置から顔を出したので、四ッ小島の右側にずれてしまいました。ちょっと残念。
この場所で撮影する人はいないし、クルマも滅多に通らない場所なので、一人だけの静かな朝です。
四ッ小島のアップ。去年と比較すると少し生えている木が減ったような、、 風情有る形ですが、木が無いと面白みが半減。
最後に海面が全面に輝いて、撮影終了。
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2013年10月26日(土) |
ColorEdge CX240-CNX |
パソコンのモニターと言えば、一番安いパソコンや一部のタブレットでもフルHD対応のワイドモニターですが、我が家は未だにスクエアモニター。重い腰を上げて、ワイドモニターに買い替えました。
買ったのは EIZO ColorEdge CX240-CNX。キャリブレーションセンサーとソフトが付属した、24インチカラーマネジメントモニターです。この種のモニターの中では多分一番高額な部類の機種で、10万円弱でした。永く使う高額商品なので、ドット抜けがあったら嫌だなぁと思い、ドット抜け交換保証の付けられるTUKUMOで購入。交換保証料は4725円の追加料金になります。
こちらは今まで使っていた、EIZO FlexScan L797。目に優しいという点でL997と並んで伝説になっている機種で、確かに目に優しい、疲れないモニターです。
で、同じ場所に鎮座したCX240。私のPCスペースに入るほぼ最大サイズのモニターなので、これ以上のサイズ拡大の為には部屋の模様替えが必要になります。
ドット抜けですが、無事、抜けも常時点灯もなく、保証料4725円はTUKUMOの丸儲けになりました(笑)。まあ、一種の博打なので、納得してはいます。まだ設置して、一度だけキャリブレーションしただけで、分からないことも多く、これから追い込みます。sRGBやAdobe RGBモードがありますが、キャリブレーション出来るのはそのどちらでもなくCALというモードのみというのは意外でした。プリセットのモードとは別にCALの中でsRGB, Adobe RGBを指定した上でキャリブレーションしなければならないのだと思いますが、少し勉強して、これから解明します。
それから、最低輝度でもやや明るすぎて目が疲れますので、これも追い込まないといけません。
これで皆さんと同じレベルの画面環境が手に入ったので、ウェブサイトの見せ方もひと工夫出来るかも知れません。
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2013年10月23日(水) |
名残惜しいのでE100VSを6本補充 |
既に製造中止になって久しいコダック・エクタクロームE100VSの手持ち在庫が残り1本になり、最後に何処で使おうかと考えあぐねていますが、ヤフオクを覗いたらまだE100VSの売り物があったので、6本追加購入しました。
最終ロットの使用期限は今年の12月なので、実質的にこれが最後の最後になると思います。秋本番で、夜明けの霧、紅葉、日の出など撮影機会が増えますが、私のメインフィルムであるE100VSが入手出来たので、この秋〜冬シーズンを心置きなく楽しみたいと思います。
と、撮影テンションが少し上がったのですが、27号、28号のダブル大型台風が接近中で、今週末に撮影出来るかどうか不安です。今日現在の天気予報だと、ダメそう、、、(´Д`)
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2013年10月20日(日) |
今日は丸一日スキャニング |
今朝は雨模様で、何処にも出掛けようの無い天気。ここ数週末は欠かさず撮影に出掛けていて撮影済みフィルムが溜まっていたので、諦めて朝からスキャニングしていました。
溜まったフィルムは35mm(36枚撮り)が8本、ブローニー(617、4枚撮り)が1本。その中から35mmを96コマと、617を2コマスキャニング&レタッチしました。朝8時に初めて、昼食以外は休み無く作業して、終わったのは午後6時。フィルムを溜め込んでしまうと結構な労力になります。
残念ながらギャラリーに仕立てる時間と体力までは確保出来なかったので、ギャラリー更新はまた後日になりますが、スキャニングした写真から何枚かをお見せしましょう。
EOS-3, Tamron SP-AF28-75mm F2.8 XR Di (40mm),
F5.6, AE(+0.0EV, 13 sec.), Half ND8, RVP100
先ずは上関町・上盛山からの日の出前の情景。肉眼では薄明が大分明るくなった程度で、まだ薄暗い情景ですが、フィルムだと全然違う風合いに仕上がります。同じ時間帯に撮影したデジタル画像で、彩度を高めてRAWから現像した画像が10月6日のダイアリーにありますが、色合いが全然違います。まあ、肉眼で見た情景に近いのはデジタルの方で、ベルビア100の発色が特異なんですけど、出来上がりが印象的で満足度が高いのは、依然としてフィルムだったりします。
EOS-3, Tamron SP-AF28-75mm F2.8 XR Di (28mm),
F5.6, AE(+0.0EV, 2.5 sec.), Half ND8, RVP100
これも今月のダイアリーにある、荒谷山の日の出前の情景。ベルビア100の特性としてパープルがかったマゼンタに転ぶので、朝の情景としては素直なデジタルよりも良くも悪くも印象に残りやすい作品になっているかと思います。一方でデジタルは高感度を活かして、フィルムでは撮る事の出来ない情景を収められますので、日の出撮影ではフィルムもデジタルも両方とも捨てがたく、相変わらず2台体勢で撮影しています。
ただ、こういう情景だとE100VSの方が更に発色マジシャンなんですが、既に生産中止になり、ここに登場出来ないのがなんとも残念です。
EOS-3, SIGMA 150mm F2.8 APO Macro HSM, F2.8, AE(+1.3EV, 1/320 sec.), RVP100
3枚目はコスモスの写真。日中の撮影の場合、夜明け前後ほどデジタルとフィルムで発色に大きな差は生まれませんが、段階露出を含めるとフィルムはワンカットあたり150円支払っているので、カメラマン側の気合いが違っていて、デジタルではこの作品を何故か撮ることが出来ていません。今年のコスモスの中では結構なお気に入りで、お伽話の中の情景のような感じです。
フィルムはお金が掛かるし、低感度で撮影が大変だし、撮影後も気の遠くなるようなスキャニング作業がありますが、性懲りもなくフィルムも使う理由の片鱗がここにあります。
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2013年10月19日(土) |
ベルビア100を補充 |
週末の広島界隈はどこも雨で、撮影に行けそうな場所がありません。土曜日の夜を久しぶりに自宅で過ごしています。
先日の銭壺山での撮影後、35mmフィルムの残りが一本になったので、ベルビア100を5本買い足しました。
フィルムが無くなったら、EOS 6Dでも買おうかと思っていましたが、秋本番になってもう少しフィルムで撮りたいよな〜 と思ってのことです。6Dの価格が最近落ち着いてしまって、なかなか下がらないのも理由の一つですが、6D迎え入れはもう少し先になりそうです。
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2013年10月16日(水) |
今ひとつだった銭壺山 |
今朝は台風26号が猛威を振るいましたが、皆さんの所は大丈夫でしたでしょうか。台風の進路から遠く離れた広島でも最大風速26mを記録するなど、夜中に轟々と強風が吹き荒れ、台風の大きさを垣間見ました。
今日の話題は三連休の「二晩目」、14日・月曜日の撮影録です。気圧配置は高気圧の後ろ側になったので、荒谷山の霧の海の出現は50:50ぐらいの確率。逆に東側に高気圧があるので、普通の日の出なら良かろうと、銭壺山に行く事にしました。
1時半に現地に着くと、雲一つ無い快晴で、空にはオリオン座が輝いていました。ただ山頂では海から吹き寄せる東風が強く、轟々と音を立てて、防寒着をしっかり着ないと寒い状況でした。風に負けない頑丈な三脚(スリック・ザ・プロフェッショナル)にEOS-3を付けて、TC-80N3で自動撮影をセットしてから仮眠を採りました。
5時過ぎに起きた情景がこれ。晴れてはいますが、東の低空に雲が居座り、薄いモヤがあるのか、情景そのものもコントラストが低くなっています。
明るくなって星が消えて、でも白いぼやけた景色、、テンションは下がる一方で。
期待薄の中で迎えた日の出。低空の雲の上から顔を覗かせる形で太陽が出て来ました。空気の透明感が今ひとつでスッキリしません。
変化を求めて望遠で撮影したりもしましたが、余りよい情景とは言えませんね。
海面が輝くまで待ってから、〆のカットを撮影しました。一週間前だと三つの島が直列に並んだ後ろから太陽が出るのですが、タイミングを一週間逃しているので、島の列の右側に光の道が出来上がりました。
気温そのものはさほど低くはありませんでしたが、強風で結構寒い日の出撮影で、消化不良に終わりました。銭壺山は何度も通ってはいますが、殆ど打率ゼロの場所で、これは、と思う情景に巡り会っていません。なんでかなぁ、、
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2013年10月14日(月) |
絶好の荒谷山 |
私の勤務先は祝日を無視して土日休みなのですが、体育の日と成人の日は例外なので(家族行事があるので配慮)珍しく三連休。その三日間共に行動したので、一日遅れの更新になりますが、13日・日曜日の撮影録です。
週末は天気が悪いのが最近の相場ですが、この週末は例外で、特に日曜日の朝は大陸からの高気圧が張り出し、絶好の霧日和。予報天気図だけで120%荒谷山は霧の海と自信を持てるほどの好条件。休みと重なっていますので、朝4時半に荒谷山に行けば既に沢山のクルマが駐まっていて、撮影ポイントもほぼ埋め尽くされていました。
予想どおり眼下は霧の海で、空にはオリオン座が輝いています(高度が高かったので写真には写っていません)。この秋一番の冷え込みとあって山頂はとても寒く、念のために持っていった防寒具を全て着込んでなんとかしのげるほどでした。今シーズン初めて、撮影用手袋と防寒帽も着用しました。
待つこと1時間ちょっと。日の出直前の様子です。雲一つ無い快晴なので、あまり色気はありませんが、オレンジ色がだんだん明るくなってきました。
そして日の出。オレンジの空、山のシルエット、雲海の白、早朝の三原色で情景が彩られます。
やがて霧の海が太陽に赤く染められて、荒谷山山頂にはシャッター音が響いていました。今日のカメラマンは総勢10名、カメラの台数は20台以上、、荒谷山も随分と有名になり、クルマのナンバーを見ると遠方からの訪問者も沢山いました。
最後に霧のアップを何枚かとって、この日は終了。皆さん、「今日は良かったね〜」と満足感に浸りながら、和気あいあいと帰り支度をされていました。
これだけの好条件ながら、私の方は持病の動悸が出てしまい、アートパノラマでの撮影は出来ませんでした。寝不足はいけません、、
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2013年10月12日(土) |
米泉湖上流のコスモス畑 |
前回ダイアリーで、上関に行く前にネットで検索して下松スポーツ公園のコスモスを発見し、訪問したことを書きましたが、実はもう一カ所コスモス畑を発見しまして、日曜日にそちらも訪問しました。
それが、米泉湖(末武川ダム)の上流にあるコスモス畑。詳しい場所は上の地図を拡大してチェック下さい。県道41号線から脇道に入って直ぐの妙光寺の前庭にその畑はあります。
これが畑の全景。脇道は狭い道路ですが、畑の前は道幅がとても広くなっていて、加えて未舗装の広場もありますので、駐車に困ることは無いと思います。
畑の中央部にはご覧のような通路が設けられており、花との距離も近く、撮影だけではなく散策にも良い条件です。
運良く満開の時期に訪問出来たので、ご覧のような花の密度。下松スポーツ公園よりも更に撮影しやすい環境でした。
例によってマクロ主体の撮影ですが、背景を取り入れることが出来るので、よりバリエーションに富んだ撮影が出来ました。但し夜明け前からの上盛山日の出撮影、白井田漁港ロケハン、下松スポーツ公園撮影の後だったので体力を使い果たし、デジタルのみで1時間ほど撮影して撤退しました。こちらは24時間出入り自由な場所なので、次回は体力を温存して臨みたいと思います。
県道41号線に向けて橋を渡れば直ぐに米泉湖運動公園があり、駐車場と水洗トイレがあります。クルマで行けば1分、歩いてもさほどでもありませんので、長時間の撮影でも困ることはありません。
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2013年10月9日(水) |
下松スポーツ公園のコスモス |
コスモスのシーズンですが、今年も銭壺山中腹のコスモス畑に行こうかと思っていました。しかし土曜日の午後、上関に行く前にネットで検索したら下松スポーツ公園にもコスモスが咲いていることを知り、急遽目的地変更。日曜日、上関町・上盛山での撮影と白井田漁港ロケハンを終えた後で、下松に向かいました。
場所はこちら。地図を拡大して詳しい場所をチェックして下さい。
クリックすると大きな写真が開きます。
下松スポーツ公園は大きな施設で、駐車場、トイレ、自販機が完備されて過ごしやすい場所です。入場無料ですが、夜間は施錠されますので入場出来ません。だから私のような夜明け直後からの撮影が好きな人には少しだけ残念な場所です。
花の広場の全景。ドームのように見えるのはトイレで、それを半周取り囲むように花畑が拡がっています。色々な種類のコスモスを植えてあるので、既にピークを過ぎた区画と、これから咲きそろう区画がありました。
朝からカメラマンや家族連れが沢山訪れて、市民の憩いの場という感じでした。場所柄、背景には建物や人工物が入りがちですが、通路と花壇の間にロープなどは無く、花との距離に自由度が高く撮影しやすいと思いました。
人工物があり魚眼レンズや超広角レンズを使って撮影出来る場所では無かったので、マクロ主体に2時間ほど撮影を楽しみました。6月にはポピーも咲くそうなので、花期が合えば撮影もしやすく、お薦めの場所です。
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2013年10月6日(日) |
雨上がりの上盛山 |
台風23号が接近し、土曜日は朝から一日中雨が降っていました。天気予報は時間と共に悪化して、土曜日夕刻の予報では広島周辺は12時過ぎまで雨が降り続き、日曜日午前中まで曇り空とのこと。しかし上関町と、日の出の方角にあたる松山は朝6時に晴れるとの予報。ちょっと半信半疑ですが、降りしきる雨の中、クルマに機材を積み込み、上関町・上盛山に向かいました。
現地には午前1時頃に到着しましたが、予報通り、何と空には星が出ていました。気象庁やるなぁ、、
4時半まで仮眠をとり、5時には展望台に機材を持ち上げました。前日までの雨で展望台の床や階段は水浸しで、しかも山々から湧き上がる雨霧で湿気がもの凄く、カメラバッグや服がしっとり濡れてしまいました。その中で先ずはデジタル・長時間露光で肉眼では見えない空の状態チェック。日の出1時間前で空は焼けだしているようですが(肉眼では色は見えません)、残念ながら日の出の方向には大きな雲が鎮座しています。雨霧が手前の森から立ち上がっているので、遠景がそこはかとなく白く霞んでいます。
上盛山展望台は山の頂上の、360度遮る物の無い場所に建てられているので、いつ来ても強風が吹いています。山肌を駆け上がる風がベルヌーイの定理で風速を強める為、麓で微風でも此処では暴風、軽い三脚なら吹き飛ばされそうになります。冬場だと強風で体感温度が下がりとても寒い思いをするのですが、気温が20度ある今朝もジャンパーを着て何とかしのげる体感温度でした。
上の写真は日の出30分前ですが、少し雲が切れてきたので、日の出が期待出来るかも、、この時点でEOS-3にもフィルムを装填して日の出を待つことにしました。
日の出20分前。空が少し焼けてきました。上空の雲は切れてきた物の、水平線付近には厚い雲が相変わらず鎮座しています。
その雲に邪魔される形で、日の出の時刻を5分以上過ぎてから、雲の上から太陽が顔を出しました。何はともあれ日の出が見えて良かった。
しかし手前の雲に邪魔されてか、海面がなかなか輝きません。今日は日の出と上関大橋の位置が重なる日なのですが、、
更に待つこと15分。太陽が随分と高くなって、やっと海面が綺麗に輝きました。光の帯が上関大橋を包み込みます。このカットを撮ってから、撤収しました。
上盛山の次に向かったのは、白井田漁港。沖合に叶島という比較的形の良い小島があり、夕日と組み合わせると良さそうな場所なので、ロケハンに訪問してみました。
漁港にクルマを駐めて、漁村内を歩いてみましたが、防波堤が撮影場所としては良さそうです。防波堤手前には釣り客用の駐車場も用意されています(料金200円)。
その防波堤からの眺めはこんな感じ。叶島の真ん中あたりに夕陽を入れると良いかも、、
漁村内を歩いている時に、遠くから気配を察知して五月蠅く吠えていたワンちゃん。近くに行って座ったら、身体に乗りかかられて顔中舐められてしまいました(^_^)
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