今月の話題
吉舎の彼岸花とコスモス
斐伊川桜並木ロケハンと仲道さんのコンサート
宍道湖の日の出
広小坪からの安芸灘大橋
Mac Pro グラフィックボード交換
612パノラマギャラリーに島根県の情景を5枚追加
ダメもとの白カスカ島、黒カスカ島
ミレーニア 111,111km
これも撮影道具? ラチェット式剪定鋏
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恒例の三次市吉舎町辻の彼岸花群生地に行ってきました。
満開宣言が数日前にあったので、群生地は赤い絨毯の様になっていましたが、花が既に白くなり始めていて、広角系の写真では絵になりそうにありませんでした。テンション急降下(^-^;
大半の花はこんな感じで、色を失っています。トヨフィールドも持って行きましたが、出番はありませんでした。
数少ない、形が良く、色も良い花を狙ってマクロ撮影を少し楽しみました。
花にシジミチョウが休んでいたので、何枚か撮影。背景の明るい部分を何処に持ってくるのがよいか考えつつ、これは蝶の反対側で構図をまとめて、、
こちらは蝶に重ねて、印象的な構図を狙いました。風で花が絶えず揺れていたので、被写界深度の浅いマクロレンズで蝶の目にピントを合わせるのも大変です。
花にぐっと近づいて、これはヘビの頭のような形に魅せられて撮影。花びらが太陽を浴びてキラキラと宝石のように輝いていたのですが、写真では出ませんね〜
花の付け根から放射状に伸びる姿。彼岸花って神秘的な形をしていると思います。
状態の良い花が殆ど無かったので、1時間半ほどで撮影を切り上げました。
彼岸花群生地から吉舎町中心部に向かう途中、コスモスの比較的大きな群落があって、クルマも駐められたので立ち寄ってみました。そこは川辺に下りられるようになっていて、川岸で撮影出来ます。
風が強くてコスモスが大きく揺れていたので、このような単純な写真を撮るのも大変でした。画面内で花が揺れる中で、ピントのあった瞬間を狙ってシャッター!
こちらも同様に、野生のコスモスの雰囲気を醸し出すように、雑然とした中に咲く一輪を狙いました。
ここからは川面とコスモスの組み合わせを4枚。何気ないことですが、長い撮影遍歴の中で、川面とコスモスを組み合わせたのは初めてでした。
ここでも小一時間撮影を楽しんでから、帰途に就きました。
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2014年9月24日(水) |
斐伊川桜並木ロケハンと仲道さんのコンサート |
21日・日曜日の話題です。宍道湖での日の出撮影の後で、雲南市の加茂文化ホール「ラメール」で開催された仲道郁代さんのピアノリサイタルに行きました。まあ、正直ベースに言えばこちらがメインイベントで、宍道湖での撮影は「ついで」のイベントです(^-^;。
5時54分の日の出を撮影してから、コンサートの開場時間の13時30分までは時間たっぷり。朝食、仮眠を採っても数時間の余裕があり、特にすることも考えていなかったので、近くの加茂中駅に行ってみたら一日に何本も無い木次線が来たので写真を撮ってみたり、、
ちょっと足を延ばして木次駅まで行って、トロッコ列車に乗る場合のクルマの駐車方法を聞いてみたり(この写真左側のJR利用者駐車場を使って良いとのこと)。
木次駅前にある、桜の名所100選の斐伊川堤防の桜並木をロケハンしてみたり。
ここにはご覧の様な手すりのない潜水橋(水かさが増すと水中に沈むらしい)があったので渡ってみました。
対岸から見た斐伊川堤防桜並木です。恐らく人でごった返す桜並木で撮影するよりも、対岸から並木を超横長画面の617ぐらいで撮影する方が良いかな?等と考えつつ、木次で時間を潰して昼食も採ってから、、
本年二回目となる加茂文化ホール「ラメール」に向かいました。相変わらず近代芸術的な建物で、青空を背景に白い建物が映えます。
入口に張られていたポスター。この日の演目はモーツアルトのソナタ二曲、ベートーベンの「月光」、ショパンの曲が数曲と、最後に特別プログラムとして、地元の小中学生と共にモーツアルトのトルコ行進曲のピアノアンサンブルとなっていました。
例によって、最前列中央やや左の席を確保し演奏を楽しみました。これは開演前の私の席からのステージの眺め。酒の枡をチェアの後ろ側の脚に填めて、前掲姿勢になるチェア配置が仲道さんのトレードマークになりました。
年に数回のコンサートに通っていますが、この日は特に満足度が高かったです。先ずは仲道さんがいつにも増してお美しく見えました。何でかな?と思ったら、少しお顔が丸くなったような。これを本人に言ったら気を悪くされるかも知れませんが(笑)。それからピアノの音が絶品でした。スタインウェイも何度も聴いていますが、この日のピアノは調律が完璧で、音の粒立ちが良く、音像は小さく、和音の濁りが全くありませんでした。快晴の低い湿度が功を奏しているのかも知れません。仲道さんもコンサートが続いている為か、指の動きがとても滑らかで、演奏も私の耳には完璧。最初のモーツアルトのトルコ行進曲付きから、最後のショパンの幻想即興曲まで存分に堪能しました。
最後のトドメが小中学生との合奏によるトルコ行進曲。これが楽しさ満点の演奏で、元・子持ちパパとしては幸せ気分一杯のプログラムでした。総勢30名程度の小さな子供達がピアニカや様々な打楽器、木琴系の楽器(マリンバ、シロフォンなど)を仲道さんのピアノと掛合ながら演奏し素敵なトルコ行進曲が出来上がりました。この日のスターは間違いなくタンバリンを担当した小学2年生の女の子。たった一人しかいないタンバリンパートを見事に演奏しまして、皆さんから拍手喝采を浴びました。
コンサート後に想定していなかったサイン会があり、コンサートプログラムにサインを戴きました。仲道さんは私の顔を見るなり「広島での災害は大丈夫でしたか?」と言葉を掛けてくれました。「私の所は大丈夫でしたが、友人の家が被害を受けました」「その方はご無事でしたか?」「はい」と答えたら安心された様子。とっても優しいね〜。だから、ファンをやめられないのです(^-^;
コンサート終了が4時半過ぎで、それから広島に向かって自宅に着いたのが7時でした。カメラを仕舞って気づいた時には既にキタムラは閉店後、フィルムを現像に出す事が出来ませんでした。宍道湖の写真の現像は次の週末に出す事になりました。
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2014年9月21日(日) |
宍道湖の日の出 |
吉舎の彼岸花群生地の開花状況が少し遅れ気味とのことで、代わりに宍道湖まで日の出撮影に行ってきました。日の出の方角から場所を宍道湖グリーンパーク周辺と決めた物の、湖畔は自転車道しか無く、クルマで最寄りの場所まで行き、そこから歩いて撮影ポイント探しをしました。幸い湖畔に降りられる場所があり、そこでトヨフィールドとEOS 50Dの2台をセット。
東の空には三日月が昇ってきていて、やや色付いた東の空と共に夜明け前の幻想的な風景を作っていました。秋が本格的に来ていて、この時間帯は防寒具が必要なほど寒かったです。先週の反省で防寒具を持ってきていたので、しっかり着込みました。
時間と共に空が赤く焼け出しました。
恐らく太陽が出るであろう辺りの雲が真っ赤に焼けて、期待値が拡がります。
やがて山際の一部が真っ赤に光り輝いて、
太陽が顔を出しました。この後、太陽は直ぐ上にある雲に隠れてしまいますが、、
暫くしてその上からまた顔を出して、いつもらしい日の出の情景になりました。
雲が太陽の右側にしか無くて、構図造り的には今ひとつでしたが、水鳥の囀りを聞きながら冷たい空気の中で迎える夜明けはとても気持ちが良かったです。今日はこの後で別の用事が雲南市であり、それを済ませてから帰宅したら遅くなってしまい、今日撮影したフィルムを現像に出せませんでした。会社付近の写真屋が全滅になったので、週末しかカメラ屋(キタムラ)に行けないので、トヨフィールドで撮影した写真の出来上がりは二週間後になりそうです。
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2014年9月14日(日) |
広小坪からの安芸灘大橋 |
天気予報で今朝は久しぶりに文句なく「晴れ!」。天気図から判断すると三次や荒谷山あたりは綺麗な霧の海に恵まれそうでしたが、この週末でしか撮影出来ない場所に赴きました。
初挑戦となる呉市広小坪の道路脇からの安芸灘大橋です。現地に1時過ぎに到着したら星空が綺麗だったので、少し撮影しました。
シグマのフィッシュアイに付け替えて、昇り行くオリオン座と、大型船を組み合わせて撮影。
天頂付近には月があり、それも組み合わせてみました。手前の浅瀬は道路の街灯に照らされて黄緑色の妖しい色合いで浮かび上がっています。ここで一旦仮眠。
4時半に起きて撮影開始しようとしたら、「さ、さむ〜〜〜〜い」。一応カーディガンとウィンドブレーカーを持ってきてはいましたが、両方を着ても寒くていたたまれませんでした。平地なので高をくくっていましたが、秋は確実に来ています。暫くクルマに戻って暖を取り、体内温度を上げてから意を決して撮影開始。
肉眼でも分かるほどに東の空が焼け始め、安芸灘大橋がオレンジの中に浮かび上がります。写真にしてしまうと随分と明るくなってきたように見えますが、、、
ズームレンズを広角端にして撮影すればご覧の通り。夜のとばりの中に朝焼けがほんのり色合いを見せているだけです。
しかし雲一つ無い快晴のため、薄明が進むにつれて色合いが薄くなって、つまらない情景になってきました。トヨフィールドを設置して待っていると散歩のおじさんが声を掛けてきました。昨日は雲があって真っ赤な朝焼けになったそうで、携帯で撮影した写真を見せてくれました。今日は「雲が無いから焼けないね〜」(^-^;
しかし、日の出が近づくにつれて真正面が明るくなってきて、だんだんドラマチックな情景になってきました。
そして日の出。地図上の計算だと橋の真ん中から太陽が出る予定でしたが、橋の背後に山があり、日の出がその分遅れるので右側にずれてしまいました。あと二日ぐらい前が好タイミングの様ですね。
太陽が完全に顔を出して、本日の撮影は終了。トヨフィールド+ホースマン612ホルダーでも1本撮影していて、出来上がりが楽しみです。それにしても寒かった。来週からは防寒具を用意しようっと。
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2014年9月13日(土) |
Mac Pro グラフィックボード交換 |
故障した訳ではありませんが、長年使っている初代Mac Pro (2007)のグラフィックボードを交換しました。
購入時からの経緯をおさらいすると、最初についていたのがリコールにまでなった持病持ちのATI Radeon X1900 XT。これが2010年8月に故障し、当時は予備を持っていなかったのでアップル専門業者に修理に出して66150円もの請求書を受け取りました。これに懲りてその後オークションでATI Radeon X1900 XTのWIN用をMac用にROM書き換えした物を1万円強で購入し、差し換えて使っていました。
そのグラフィックボードも2014年6月に故障し、アップル純正のATI Radeon X1900 XTに戻して現在に至っています。しかしこれが又壊れるのは時間の問題。一方で最近オークションで手に入るグラボは少なくともMac OS-X10.5.2以降で、10.6以降の物が大半。万が一の時にMac Proのシステムディスク(OS-X10.4)から起動しようと思うと絶版ATI Radeon X1900 XTが必要になります。実はもう一枚Geforce 7300GTを予備に持っていますが、これは低性能で動画はおろか、PhotoShop CS6で画像を使う際にも制約が出るシロモノ。なので初代Mac Pro用のグラボが安価に手に入る内に差し換えることにしました。
今回入手したのは初代Mac Proに後日純正設定された nVIDIA GeForce 8800 GT(上段の黒い物)。購入品は例によってWIN用をMac用にROM書き換えした物ですが、7千円ほどで買えました。起動条件は OS-X10.5.2以降ですが、現在の私の使用環境であれば問題有りません。遊びでOS-X10.4.9から起動してみたら、カーネルパニックになりました(笑)。
交換前後の様子。爆音X1900 XTに対して8800 GTは相対的に静かで、快適な環境になりました。現在水準からすれば時代遅れの性能とはいえ、多少の性能改善があったので沢山の写真をサムネール表示させてスクロールする際のスピードが目に見えて速くなりました。
HDD/SSD増設交換やグラボの増設交換、インターフェースカードの増設など、古くなってもカンフル剤を打ちながら使い続けられる恐竜型Macは1991年のQuadra 900からの伝統で、私もPower Mac 9600, Power Mac G4 MDD, Mac Proと使ってきましたが、2013 Mac Proで伝統は途切れてしまいました。現行Mac ProはSSDこそ交換出来る物の、グラボやインターフェースカードの増設交換は出来ず、故障したら目が飛び出るほど高いアップル純正修理しか残されていない様ですね。そのサービスが終わったらただの箱?
私のMac ProはOS-X10.8以降のOSに対応していないので、いずれは買い替え/買い足しが必要ですが、多分安価なMac(Mac Mini)を使い捨てながら時代について行くことになると思います。
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2014年9月10日(水) |
612パノラマギャラリーに島根県の情景を5枚追加 |
タイトルの通り、612パノラマギャラリーに島根県の情景を5枚追加しました。
今回追加したのは、島根に撮影に行くようになった初期に撮影した分で、白カスカ島、黒カスカ島の写真です。この前の日曜日の写真はまだ現像が出来上がっていないので含まれていません。今回追加分についてはNEWマークが付いています(これは30日後に自動的に消えます)。
上の写真をクリックするとギャラリーにジャンプしますので、宜しかったらご覧下さい。
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2014年9月7日(日) |
ダメもとの白カスカ島、黒カスカ島 |
7月23日を最後に日曜日の朝は晴れず、サンデーカメラマンの私はフラストレーションが溜まりまくっています。昨日夕刻時点の広島周辺の天気予報でも3時頃まで雨、その後曇りで、晴れるのは9時〜12時頃からとの事でした。加えてこの週末は松江市北端にある白カスカ島、黒カスカ島と日の出が重なるのですが、2012年、2013年連続で天気が悪く撮影出来ずにいました。松江市の天気予報は3時まで雨、6時曇り、9時晴れ。日の出時刻は5時44分、、今年もダメかぁ、、、 と諦めかけましたが、ダメもとで出掛ける事にしました。
出発する頃は雨模様で、日付が変わるまで雨は降り続いていました。しかし松江市に入る頃になると月が見えて、2時頃に現地に到着するとオリオン座が見えていました。「これは行けるかも!」と期待をしつつ、4時半まで仮眠を採りました。
4時半に起きてセットアップ開始。東の低空に雲があるものの、頭上は晴れていて、日の出は期待出来そうです。
直前まで雨が降っていたせいで湿度が高く、水平線付近は霧やモヤが掛かっていました。夏にも関わらずカメラも気づくと結露を始めていましたので、夜露防止ヒーターを使いました。
日の出が期待出来そうだったので、久しぶりにパノラマ撮影のセットアップ。トヨフィールド45Aにホースマン612ホルダーを装着しました。白カスカ島、黒カスカ島を画面一杯に狙う構図で、レンズはニッコールM300mm F9を選択しています。しかしご覧のように時間と共に雲が増えて、情景が真っ白に。期待の朝映えはありませんでした。
日の出が近づくと上空がうっすらと色付いてきました。これは日の出時刻丁度の写真ですが、太陽はまだ顔を出していません。
日の出の時刻から待つこと5分、低空のモヤに邪魔されて、多少高い位置から太陽が顔を出しました。本当に久しぶりの日の出とのご対面です。
太陽がすっかり顔を出すと、空もそれなりに焼けて、私の好きな情景が現れました。
そしてタイミングを計って、念願の白カスカ島、黒カスカ島、朝日の「超日の丸構図」の出来上がり。
自宅から白カスカ島、黒カスカ島までは往復400km。ハイオク指定のミレーニアだとガソリン代は約6800円。無駄にならなくて良かったです。
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2014年9月6日(土) |
ミレーニア 111,111km |
今日も午後から雨模様で、明日は撮影になりそうにありません。ダイアリーを読み返すと7月23日に君田のひまわり撮影に行って以来、日曜日に晴れの日がありません。一体どうなっているのでしょう、この天気(`_´)
今日も写真とは直接関係のない話題ですが、、
愛車のオドメーターが111111と、1の揃い踏みになりました。実は8月にこの距離を達成していたのですが、ダイアリーに載せようかと思った直後に土砂災害が起きて、呑気な話をしている気分にならず、今日まで掲載が遅れていました。
私のミレーニアは1998年9月登録なので、もうすぐ満16歳。エンジンなどは新車時と変わらずレッドゾーンまでデッドスムーズに吹き上がりますが、プラスチック部品やブッシュ類が経年劣化でやれてきているので、そろそろ引退させてあげた方が良いかなと思い始めています。
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2014年9月4日(木) |
これも撮影道具? ラチェット式剪定鋏 |
この所のスッキリしない天候続きで、純粋な写真関連の話題が無いので、風変わりな話題で9月のダイアリーをスタートしましょう。
アマゾンで色々と評判など調べまして、千吉 ラチェット式剪定鋏 SGP-22Rを購入しました(→詳細)。名前は剪定鋏ですが、実体は小型の太枝切鋏で、20mmまでの太さの枝をカチカチカチという3回のアクションで切り落とす事が出来ます。何でこんな物を買ったかと言うと、、
これは8月13日のダイアリーでお見せした荒谷山に登る途中にあった、道をふさぎかけていた木ですが、こういう状況に過去何度か出くわしています。その度に手で木を折ったり、あるいはキズを覚悟で枝でボディをこすりながらクルマを走らせたりしました。酷い枝にあたってしまうと、「ぎぃ〜〜〜ぃ」という、クルマを大切にしている人なら死にたくなるような音を立てて通過する事になります。その後は怖くて見ていませんが、ボディにはキズが、、、
小型の道具でこのような状況に対処出来る物は無いかなぁと、色々と調べていて辿り着いたのがこの鋏です。値段は1000円前後で、普通の剪定鋏と同じぐらいの大きさなので、クルマの中に積みっぱなしにしても邪魔になりません。もちろんこれでは対処出来ない枝もありますが、安心材料としては安い物かと。
もっと完璧を期したいという人には、大型になりますがこんな太枝切鋏もあります(笑)。
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