きまぐれダイアリー(2007年5月分)

KENのつぶやき vol. 271  (2007.5.2〜)

つぶやきにするほどの事も無い小さな話題を、気まぐれ(不定期)に掲載するページです。
月の初めに新ページを作り、随時更新します。ブログじゃ無いので、コメント等は掲示板まで。
今月の話題

笑顔のY君

Fujinon W125mm F5.6を入手

結婚式があると、デジ眼が欲しいと思う

ケンコー・バリマクロレンズGET

ジベタリアングッズを買った

日本大判写真展2007・広島展

臥龍山、雨のブナ撮影

ブナの新緑間近の臥龍山

チューリップ撮影のタイミングを逸した


2007年5月31日(木) 笑顔のY君
友人のY君が亡くなった。

私よりも年下の彼とは、彼が会社に入った時からの付き合いで、一緒に仕事もし、出張にも行き、先般の半年に渡る熾烈な研修も一緒に受けた。はにかんだ感じの笑顔が素敵な、誰からも愛された好青年だった。

旅立ちは普段の生活の中で突然に訪れたらしく、亡くなる当日の元気な彼に会った人も多い。私もその数日前に彼に会っている。それだけに誰もがY君の死を信じられず、受け入れられずにいる。

今日、通夜に行った。数日前に元気な姿を見せた彼が安らかな顔で眠っていた。

思いきり泣いた。

みんなの心に笑顔を残して、天に昇ったY君。 今も私の隣で笑っている気がしてならない。

今はただ、ご冥福を祈るのみ...

2007年5月27日(日) Fujinon W125mm F5.6を入手
ここ暫く撮影には出掛けていないので、更新ネタが余りありません。という訳ではありませんが、中古レンズを一本入手しました。大判(4x5)用のFujinon W125mm F5.6です。35mmカメラ換算で35mmぐらいの画角に相当する使いやすそうなレンズです。入手価格は福沢さん一人。
レンズにボードが付いていなかったので、買い置きのリンホフボードを装着しました。他のカメラとは違って大判カメラのレンズマウントは単なる丸い穴なので、メーカーを気にせず使う事が出来てとても便利です。


現行型フジノン大判レンズはCM Fujinonです。CMではない旧タイプのフジノンレンズには、最新と同等のEBCコーティング(マルチコーティング)と、モノコートのレンズが混在していて、機種名では原則として区別出来ませんが、その見分け方を御存知でしょうか?現物を手にしなくても写真だけで見分けられます。レンズの機種名が鏡筒側面に書いてあればEBCコーティング。前面レンズの周囲(鏡筒内)に書いてあればモノコーティングです。なお一部のレンズは前面レンズ周囲に機種名記載があってもEBCコーティングですが、その場合は機種名そのものにEBCの記載があります。

2007年5月20日(日) 結婚式があると、デジ眼が欲しいと思う
先週、会社の人の結婚式があり参列してきました。カメラマンの役割は頼まれていないので、カメラにはコンパクトデジカメのCanon Power Shot G2を持って気軽に行きました。
結婚式や披露宴にはプロカメラマンが2人体勢で撮影していたので、私はその人達の邪魔にならないように後から、遠慮しがちに....撮影していましたが、シャッターを押すたびに熱が入ってくるのがカメラマンの習性(笑)。披露宴後半では比較的動き回って撮影しました。

実はPower Shot G2で結婚式に出るのは二回目で、撮影にはとても苦労します。レンズの自由度が少ない事もありますが、何よりカメラの反応がにぶくて、構えてからシャッターが切れるまで2〜3秒かかります。カメラの動作は〜 シャッター半押しでおもむろにAF作動、AF合焦後にジジーッと絞り込み、この時液晶ファインダーがフリーズするので、復帰するまで少し待って、構図を最終的に微調整してシャッター全押し〜 と言う具合で、シャッターチャンスと思っていきなりシャッター全押しにしても、同じプロセスを経るので直ぐにシャッターは切れず、チャンスを逃してしまいます。まあ、古いカメラなので最新機であればコンデジでももう少しマトモでしょうが、普段はEOS3でMFで撮影しているので、シャッターを全押しした瞬間に必ずシャッターは切れます。このレスポンスはデジ眼、出来ればEOS-1D系でないと得難いものです。デジ眼であればレンズも自由に使いこなせますし、ストロボを装着してもバランスが崩れません。

...という言葉が結婚式に出るたびに頭をよぎります。デジ眼そろそろ買うかなぁ...

とは言え、結婚式に招待される頻度は年に一回有るか無いかなので、その為にデジ眼を買うのも勿体ないですね。実は前述の2人のプロカメラマンの機材は、何と素のEOS-1Vでした。最初に見かけた時には赤鉢巻きのLレンズを構えていたので、私は当然1D系のデジ眼と思いきや、ある筈のバッテリーパック部分(1Vのブースターに相当する所)が無くて、見慣れた1D/1V系のペンタプリズム部に、スリムなボディでした。結婚式の様にデジタルの方が使いやすそうな状況で、フィルムで撮影するプロがいると嬉しくなりますね。フィルムでもスキャニングしてデジタル化してしまえば、画像編集が出来るので、余り関係ないのかな?

...と、色々な事をこの一週間考えて、新しいフィルムスキャナを買おうか、とも思い始めているKENです(笑)。

新郎新婦はヨーロッパに住んでいて結婚式の為に地元広島に帰ってきたので、式の後でまたヨーロッパに戻りました。仕事場も現在はヨーロッパです。そこで結婚式で撮影した写真は当日の内に英語の解説を付けてウェブサイトに仕立てて、ヨーロッパの人達でも閲覧出来るようにしました。これが好評で、新郎新婦が飛行機で移動している間に職場全員に結婚式の様子を知らせる事が出来たので、新郎が出社した際に本人にサプライズがあったそうです。写真は通常はプリントしたり、アルバムにしたりして渡すのでしょうが、こう言う活用の仕方もありますね。

2007年5月16日(水) ケンコー・バリマクロレンズGET
ケンコーのアウトレットショップで定価の90%引きで販売されていたので、興味半分で購入してみました。購入価格は2079円+送料780円=2859円です。なお、カメラへの装着には別途ケンコーカメラマウント(2500円)が必要で、こちらの方が高いです(^^;。レンズには中間リングが標準装備され、リング無しで0.25倍〜等倍、リング付きで等倍〜1.7倍の撮影が出来ます。詳細はこちら。

http://www.kenko-tokina.co.jp/ecatalog/proaccessory/4961607862056.html

このレンズ、定価は20790円(税込み)なので、それなりのスペックを無意識の内に期待しますが、実物が届いてビックリ。開放値F8はカタログに載っているので覚悟していましたが、何と絞りがありません。開放のみの撮影です。またピントリングはありますが、どちらかと言えば倍率変更リングと言った方が良い性格で、特に高倍率域ではピント調節には使いにくいです。取扱説明書にもピント調節はカメラを前後して行え、と書いてあります。
無限遠撮影の出来ないレンズなので、最小倍率0.25倍の時から既に露出倍数がかかり、最も明るい状態で実効絞り値F10、等倍時でF16、1.7倍時にはF22になります。ファインダーはとても暗くて、構図作りには苦労しそうです。

2000円なら、このレンズを買っても余り落胆はありませんが、20000円なら素直に通常のマクロレンズをお勧めします。テスト撮影の結果などはまた後日。


左の写真は外箱です。真ん中の写真は撮影倍率を変えた時のレンズの動き。撮影倍率が低い状態ではレンズは筒の奥に引っ込んだカタチになります。右の写真はEOS3に装着した状態で、中間リングは外してあります。とても細い、レンズ口径も小さいレンズなので、デザインマッチングはいまひとつですね(笑)。

2007年5月13日(日) ジベタリアングッズを買った
100円ショップのダイソーでジベタリアングッズを買ってきました。つぶやき243で紹介した膝当てが一年以上酷使して少し傷んできたのと、腕(肘)を保護する物が欲しかったのです。ダイソーはいつも同じものがあるわけではなく、近所のダイソーに暫く私の欲しい種類の商品が無かったのですが、先日行ったらありました。今回は膝の分をふたつ、腕カバーの方は2枚入りなので、これで両膝両肘をカバー出来るので、衣服の汚れを気にする事なく思う存分ジベタリアンになってローアングル撮影に専念出来そうです。これで対策費は合計315円。500円程度で出来るビーンズバッグと併せて皆さんもどうぞ!

2007年5月10日(木) 日本大判写真展2007・広島展

先週の土曜日の話題ですが、5月5日に広島県立美術館で開かれていた『日本大判写真展2007・広島展』に行ってきました。主催は日本大判冩眞家協会で、第13回彩光写展と第4回中大判公募展を併催していました。私は行く前から期待度満々でしたが、それは「冩眞」という協会名の文字の選び方から伺えるように、日本で最もアナログな人達が、シノゴやエイトバイテンといった最もアナログなメディアを使って全勢力を掛けて作品を創られているであろうからです。

その期待は見事に叶えられまして、会場に入ると、広大な展示室一面に総数約200点、全て全倍サイズの見事な写真達が出迎えてくれました。殆どが大判で撮影されているその作品達は、離れて見ても見事ですし、至近距離から見れば粒状感の無い、細部まで緻密に描写されている別の見事さがあります。ごく一部の例外を除いて大判の特徴をフルに発揮されている作品ばかりで、奥行き感のある情景の全てにシャープなピントが来ていて、チルトアオリを活用している様が手に取るように分ります。また明らかにスローシャッターであろう作品なのに、木々の葉がブレているような写真は無く、皆さん風が止むのを気長に待っていたであろうその時の熱意も薫ってきました。
この写真展には賞が設けられていて、私が見ても「おっ!」と思う作品は全数入選していました。やはり強いエネルギーを持つ作品は誰が見ても違うのだな〜と思いました。

ただ、この作品展を見ていてとても気になり、また残念に思った事があります。それは全ての作品のプリントサイズの縦横比が2:3なのです。目録を見ても使用フィルムサイズは大半が4x5、次いで8x10、6x7、645,6x6、5x7で、何と6x9撮影はたったの1名。つまりほぼ全ての人がフィルムフォーマットと異るフレーミングのプリントにしているのです(させられている、と言うべきか)。この点を質問したら、印画紙の都合で出品作品は全て2:3のフォーマットでプリントする決まりになっていて、撮影時にそれを考慮して撮影しているとの事でした。質問に答えてくれた人は、4x5のピントグラスにマスクを填めて2:3(3.33x5)のフォーマットでトリミング出来るようフレーミングしているそうです。私自身はこれってオカシイと思いますね。作品、特に構図の構成要素に画面の縦横比があり、従って構図は縦横比に合わせて撮影時に決まっているので、後からトリミング出来るようなスキのある写真は撮ろうと思っても出来ません。だから前述の方のように「マスク」でも填めて最初から2:3の画面にしておかなければなりませんが、4x5はピントグラス丸出しなので比較的簡単に出来るから良いとしても、中判カメラ(6x7、6x6!、645)で撮影された方は、大半のカメラがスクリーンに枠を填めるなど困難な機種なので撮影時に2:3のフォーマットを意識出来たでしょうか?? 強制的に2:3のフォーマットになってしまうのが、デジタル処理になったプリンターのせい(あるいは作品展の統一性の為かも知れませんが、質問に答えてくれた方はそうおっしゃっていました)だとすれば、最もアナログな人達だと思っていたのが結構デジタル、こだわりの無い人達なんだなぁ〜と、少しガッカリしてしまいました。私が4x5で撮影している作品の大半は3.33:5(=2:3)にはトリミング出来ません。

5月5日には日本大判冩眞家協会・会長で、「大判写真入門」の著者の玉田勇さんによる「魅惑の中大判セミナー」も開かれていて、全3時間のコースの中ほど1時間を聴講してきました。初めてご尊顔を拝見する玉田さんは、やはりとてもエネルギッシュな方で、ユーモアを交えて大判写真の魅力を語られていました。ただ少し気になったのが講師側、受講生側共に老齢の方ばかりで、私のような若造は場違いな雰囲気でした。最近は結構大判カメラが人気で、オークションなどの落札相場もかなり高くなりましたが、その中心って老齢の方々なんでしょうか?
デジタルの時代だから、却ってデジタルが手も足も出ない世界を描く大判が面白いと思うのですよ。若い方々もドンドン大判の世界に入ってきましょうね♪ ...って、私の周りにいる(知っている)大判使いって若い人ばかりなんだけど。


会場を去る時に、今回の写真展の写真集を購入してきました。約200ページに及ぶA4サイズの分厚い写真集で、価格は2000円。紙質、印刷も極めて高品質で(雑誌とはケタ違い)、会場でプリントで見た色合い、トーンがほぼ完全に写真集でも再現されています。ほぼ全数がA4サイズで印刷されているので、見ごたえ満点。8月には神戸展もありますので、関西の方は是非写真展に行かれて、写真の中で描写力の頂点にあるフォーマットによる作品群を御覧になって、写真集も買ってきましょう。

2007年5月6日(日) 臥龍山、雨のブナ撮影
今日で連休も終わり、明日から会社なので仕事モードへの体調調整が大切ですが、天気が雨と聞いて性懲りも無く臥龍山に撮影に行ってきました。今回は3時50分起きで出発して、現地到着が5時半頃です。臥龍山の林道終点に着いてみれば一番乗り。雨の連休最終日とあってか、9時頃まで誰も来ず、臥龍山の朝独り占めでした(笑)。その9時位までは雨が比較的強く降っていて、景色が煙り、楽しみながらシャッターを押す事が出来ました。36枚撮りフィルムを2本半消費して、11時頃に臥龍山を後にしました。


1枚目は臥龍山一番乗りの証拠写真。午前5時半、夜明け直後の林道終点の雪霊水のあるところです。御覧のように誰もいません。2枚目は昨日のダイアリーで紹介したブナの大木の枝。少し分かりにくいですが、若葉が芽吹きました。3枚目は9時頃の林道の様子。雨霧があると情景に奥行き感と荘厳さが加わって、シャッターが進みます。

一昨日は睡眠時間1時間半で出掛けて、現地で眠気に負けて爆睡してしまいましたが、今日は4時間弱寝ましたので、眠気もさほどではなく、このダイアリーを書いている時まで全く寝ていません。睡眠時間を有る程度とらないと、朝の撮影は辛いですね〜。

2007年5月5日(土) ブナの新緑間近の臥龍山
実は昨日の話題なのですが、北広島町八幡にある臥龍山まで撮影に行ってきました。朝2時起きで出掛けましたが、現地の天候は曇りで日の出が無く、ブナの芽吹きも未だだったのであまり撮影はしませんでした。他の木の状況などを見ると、来週〜再来週あたりから撮影出来そうです。その状況を写真でご報告しておきましょう。


1枚目はいつも撮影している臥龍山の林道沿いにある大木です。御覧の通り、葉はまだ出ていません。2枚目はその周辺の森の様子ですが、背の低い木々からは若々しい葉が芽吹いています。3枚目、臥龍山にはこの様な面白い形状をしたブナが沢山あります。


4枚目は臥龍山の麓、千町原の隣りにある白樺林です。白樺は既に新緑が始まっていますね。5枚目は八幡の町の側、西八幡原にある大歳神社です。左側のブナの木の上の方だけ若葉が少し芽吹いています。


昨日は日の出が無かったので、3時過ぎに現地に到着後、夜明けまで少し仮眠を取ったのですが、5時頃起きたら却って眠くて、ひと歩きしてクルマに戻ったらそのまま12時近くまで寝てしまいました。撮影したのはそれからで、何のために早起きして八幡まで行ったのか分らない一日でした(笑)。

2007年5月2日(水) チューリップ撮影のタイミングを逸した
今日は、備北丘陵公園にチューリップ撮影に行ってきました。いつもならば朝4時起きで夜明けの庄原付近を撮影してから、9時半の公園開園を待つのですが、アメリカ出張帰りで体調の調整中なのでKENとしては極めて珍しく、平日通りの7時に起きて、家を出たのが7時40分という遅出の撮影にしました。公園には予定通り開園数分前の9時26分に到着しました。

例年ゴールデンウィークの前半がチューリップの撮影タイミングですが、今年は春が早く来た為か、既に花が終わっていました。実はアメリカから帰国後に備北丘陵公園のサイトをチェックしたら「4月30日頃まで楽しめます」との記述があり、今日では遅すぎる懸念がありましたが、前述の通りアメリカ出張後の体調調整もあって今日の出陣となりました。結果としてはやはり遅すぎで、出張が仇になりました。
花壇をくまなく観察してもまともな撮影は出来そうになかったので、何でもボカして幻想的な絵柄を恵む、Carl Zeiss Planar 85mm F1.4 MMJにAC Close-up No.3を装着したレンズでベルビア一本分遊んできました。撮影終了後は公園の食堂「中の茶屋」で、一日20食限定の里山定食(1000円)を食べてきました。今日は平日なので11時半でも売っていましたが、休日だともっと早く売り切れると思います。


左はチューリップの花壇の様子。殆どの花が既にしおれて撮影にはなりませんでした。右は里山定食。とても美味しいです。


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