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広島県広島市佐伯区湯来町の湯の山温泉入口にある枝垂れ桜「竹下桜」、私のサイトでの通称「湯来の枝垂れ桜」に久しぶりに逢ってきました。古くからの読者の方なら、フィルム時代にKENが最上級の本気で追いかけていた桜であることはご存知だと思います。ところが2009年に枝垂れ桜の回りが開発されてしまって、木々は伐採され、地面は掘り起こされ、ショベルカーが鎮座するなど変わり果てた姿にショックを受けて(その時の様子→つぶやき305)、それ以来情熱が失せて撮影していませんでした。
それ以来16年ぶりに湯来の枝垂れ桜を訪問。周囲の開発は終わり、昔の絶景は無いものの落ち着きを取り戻していました。桜は相変わらず姿の良い美人で、今年も綺麗に咲いていました。撮影日は2025年4月3日と4日です。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @28mm, f/5.6, 1.3s, ISO 400
自宅からクルマを飛ばして、現地到着は21時過ぎ。桜は綺麗にライトアップされて夜空に輝いていました。ところが、このワンカットを撮影したら、ライトアップ終了!
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @26mm, f/2.8, 6s, ISO 3200
当日は空に三日月(月齢5)が輝いていたので、月光で撮影。桜の右にオリオンが写っています。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @29mm, f/4, 8s, ISO 5000
定番の構図でも、月光撮影。これはこれで、しっとりして良い感じ。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @30mm, f/4, 8s, ISO 4000
ここから小型LEDビデオライトを取り出して、自前のライトアップ撮影開始。小型ライト一灯だけなので、照射ポジションで試行錯誤しました。この写真はビデオライト撮影終盤の、照射ポジションの検討を繰り返して、手前のレンギョウと椿の明るさのバランスが取れた一枚。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/4, 8s, ISO 3200
レンギョウと桜だけのシンプルな構図で。レンギョウ全体に光をあてると明るくなりすぎたので、控えめな照射で。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/4, 8s, ISO 3200
西向きのアングル。小型LED一灯の割には、綺麗にライトアップ出来ました。お気に入りの写真です。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @15mm, f/4, 8s, ISO 3200
同じアングルですが、人工物を極力排除して、往年のこの場所の美しさを追い求めてみました。
EOS 6D, TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012 @30mm, f/5.6, 1/3.3s, ISO 1600
一夜明けて、日の出前から撮影再開。マジックアワーに桜が淑やかに鎮座していました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @47mm, f/8, 1/125s, ISO 1600
桜の手前に小さな枝垂れ桜があり、こちらはやっと一輪咲いたばかり。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @58mm, f/8, 1/250s, ISO 800
やがて太陽が顔を出し、桜が輝き始めました。
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @24mm, f/8, 1/320s, ISO 800
朝陽を浴びた桜とレンギョウと、、
EOS 6D, EF24-105mm f/4L IS USM @70mm, f/8, 1/320s, ISO 800
アップで、朝の湯来の情景、、
EOS 6D, Voigtraender MACRO APO Lanthar 125mm F/2.5SL, f/2.5, 1/320s, ISO 200, C-PL
最後は、美しい女性がスカートを翻したようなイメージの、KENお気に入りのポジションから。
2025年5月3日
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