Cherry Blossom 2006
(桜のギャラリー2006)


湯来の枝垂れ桜 (+染井吉野)
2006年の湯来の枝垂れ桜撮影は、特にテーマを決めずに臨みました。従って色々な種類の写真があります。また枝垂れ桜の脇にあった染井吉野と、背景の山の霧を組み合わせた写真も撮りました。
1. まだ真っ暗な時間帯に、長時間露光で浮かび上がった妖艶な枝垂れ桜です。  2. 雨上がりの朝、霧が低く立ちこめていました。夜明けのE100VSの発色でしっとりと表現しました。 3. 雨上がりの霧をバックに、アップで。
4. この桜はアップで捉えると、とてもセクシーです。夜明けのE100VSの発色がまだ僅かに残っています。  5. こちらは別の日、薄日のさす朝の枝垂れ桜全景です。太陽が昇るとE100VSの発色はノーマルになります。  6. 同じ日の桜を今度はベルビアで。赤が強調されて、実物以上に色ぽい桜になりました。
7. 淑やかに、荘厳に、色っぽく。ベルビアでアップで二重露出。一度やってみたかった表現方法です。 8. 枝垂れ桜と山にかかる霧を組み合わせてみました。 9. 枝垂れを暖簾のように表現して、もう1枚。
10. 霧の晴れ行く時間の、空気感が伝わりますでしょうか? 11. 一応こんな撮りかたもしておきました。二重露出によるソフトタッチな表現。 12. 枝垂れ桜と隣りの畑に咲く小さな桜の、ひそかな対話を見つけました。
13. 枝垂れ桜の脇の染井吉野で3枚ほど。先ずは山の稜線と霧と桜を対角線に配置してみました。 14. V字型配置でもう一枚。 15. こちらはぐるりと染井吉野で霧を囲んでみました。



広島市中心部の桜 (比治山公園、高天ケ原)
比治山公園と高天ケ原は近所なので、こちらも毎年撮影に行っています。マクロ撮影であれば立地はあまり関係なく、低い位置に花が咲いていれば撮影がしやすいですから、比治山公園は桜のマクロ撮影に適しています。
16-19の夜明けの太陽光をバックにした染井吉野のアップは、私が桜撮影を始めた時からの一貫したテーマです。
20-23では、マクロレンズのボケで表現する「空間」で遊んでみました。
16. 夜明けの光と染井吉野の花で、どこまで心象的になれるか?太陽が顔を出す前後の短時間に必死に考えるテーマです。 17. これも同じテーマの作品。二重露出のピント位置を工夫してみました。 18. 太陽の光が強くなってから、明るく、しかしソフトタッチに桜を表現。 
19. 逆光に滅法強いマクロアポランターで、太陽を画面内に入れてみました。AEでは適性露出は出ません。 20. 前後にボケだけの空間を配置して、一輪だけを選択的に浮かび上がらせました。 21. こちらもボケだけの広大な空間の中に、二組の桜のグループを浮かび上がらせています。
22. この写真では、明るく爽やかなボケの空間の中に、沢山の花たちを配置しました。 23. 花たちが秘めた語らいをする空間を覗き込んだ、そんな印象でしょうか? 24. この日は風が強くてマクロ撮影に苦労しました。シャッタースピードが稼げない暗い時間に、風を素直に表現して見ました。
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25. 高天ケ原の小さな枝垂れ桜です。印象的に、心象的に、、 26. 同じく、高天ケ原の小さな枝垂れ桜です。一本の枝を選んで、細心の心配りで構図を作ってみました。
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