今月の話題
米谷美久氏逝去
雨続きなので雑談
十数年ぶりの日食観察
Mac ファームウェア・パスワードの落とし穴
最近のプライベートなお仕事
ペンタックスカメラ博物館閉館
突然の(笑)、蓮の花のギャラリー更新
VueScan, etc.
棲真寺の蓮の花撮影
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オリンパスペンやM-1(OM-1)の生みの親である米谷美久氏が、昨日30日に逝去されたそうです。
カメラマンにとっては、松下幸之助、本田宗一郎などのビッグネームと並んで日本の高度成長時代の工業製品文化の礎を築いた一人として、永久に記憶に残る方だと思います。その方が今、本当に皆さんと私の記憶の中に生き続ける存在になられた事に、心からの感謝を捧げ、ご冥福をお祈りしたいと思います。
私が所有している米谷氏の作品のひとつ、オリンパス・ペンFV。ファインダーにカビがあったので一度分解したことがありますが、その精緻な内部構造、寸分の誤差も無く小さくて複雑な形状の金属部品が寄せ木細工の様に組み上がって行く様は、まさに芸術作品で、コンピューターで設計されて型で作られたプラスチックカメラとは世界が違います。
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2009年7月26日(日) |
雨続きなので雑談 |
この三週間ぐらいは週末というと雨模様です。しかも先週、今週と豪雨続きで、出掛けることに危険を感じるほどです。
都道府県の防災情報関連のサイトで細かな地点の降雨量をほぼリアルタイムに見ることが出来ますが、防府市や東広島市、呉市で被災があった豪雨時の降雨量は、今まで見たことの無いような数値が長時間にわたり記録されていました。私の住む町の降雨量も被災があった日は24時間で100mmを大幅に超えています。金曜日に会社から帰宅する時は、1時間の雨量が30mmに達した土砂降りの中、傘をさして歩きましたが、数分で膝から下はずぶ濡れになりました。
という訳で、週末は自宅に居ます。私の休日の行動パターンは、外に出れば写真、家にいれば音楽というのが相場で、沢山の音楽を聴きながらネットで買い物をしています。この週末にもCDを数枚「ポチッ」と逝ってしまいました。今日も写真には関係のない話題でお茶を濁しましょう。
【出版の権利義務関係は難しい】
18日のダイアリーで話題に取り上げた楽譜集の解説ですが、止めました。
当初出版社側は「協力して下さい」と言ってきたので先方が書いた原稿を推敲すれば良いのかと思いきや、先方は私の音楽サイトの文章をそのまま用いて原稿作成。私はちょっと驚きながらその原稿をさらに修正執筆開始、、、、《これを完成させたのが19日のダイアリーの時点》。しかし「ちょっと待てよ」という事で、出版社にお互いの権利義務関係を確認したら、執筆内容の責任負担とか(瑕疵や訴訟があったら執筆側=私が解決すべし)、独占出版権の設定(つまり私は自由に使えなくなる可能性あり)とか私に不利な事が多数ありあまして、話を白紙に戻しました。先方は柔軟に相談に応じるとは言ってくれているのですが、昨今の御時世、いつ会社が無くなるか、あるいは会社存続させる為に資産売却するかも知れません。そうなると楽譜集の版権を手にした第三者が何を言ってきても不思議はありません。場合によっては私のサイトの著作権、出版権を握っているのでサイトを閉鎖した上で全文譲渡せよ、とか。その場合でも争えば勝てる論拠はありますが、争うことそのものが面倒なので、一切のリスクを避けることにしました。私には趣味とその一環としてのサイト運営を安心して出来ることの方が大切なので。
【ブログ乱立で盗用も乱立】
ブログによって誰でも簡単に公開日記的なものが作れるようになりましたが、企業サイトや個人のサイトのコンテンツ(写真や文章)を無節操にコピーしている人が実に多いですね。これがルール違反(著作権法違反)である事はブログシステム運営者やSNS運営側も一応は書いていますが、積極的な告知は行っておらず意図的に野放しにしているようです。
今回が初めてではありませんが、昨日もmixiに私のサイトの内容を丸ごと(数千文字分)コピーして自分の日記にしている人を見つけたので、抗議して削除させました。写真の無断使用も後を絶ちません。これを読んでいる人は大丈夫ですよね?ブログは最初から最後まで自分で書く物です。他人のコンテンツを引用(使用ではありません)したければ著作権法第32条1項、第48条1項の規定に則らなければなりません。しかしこの法律の条文を読みに行っても抽象的なので、社団法人・著作権情報センターのこことここを読むといいですよ。
【ちょっと期待はずれな Toast 9】
Toastはマックで使うCD-R/RWやDVD-R/RWライティングソフトです。今までToast 5を使ってきましたが、これがOS-X10.4やIntelに対応しておらず、さりとて最新のToast 10はOS-X10.5でしか使えないので、Intel & OS-X10.4に対応した一世代前のToast 9をネットで購入しました。
最近はOS-X側にDVD-R/RWの書き込み機能も、音楽CD/映像DVD作成機能も付いていますし、Toastは安いソフトでは無いにも関わらず欲しかった理由は、Toast 5で作った音楽ファイルのプレイリストを使いたかったのと、起動ディスクを作るため。しかしToast 9はどちらも出来ませんでした。
起動ディスク作成についてはToast 5でも出来たのはOS-9用の物だけですが、OS-X時代のソフトなのでToast 9ならばOS-X起動ディスク作成が当然出来る物と勘違いしていました。まあ、これは仕方ないとして、、Toast 5のプレイリストが使えなかったのはショックですね。マックのHDDに落としてあるCDの音楽ファイルをまともに聴くことが出来なくなりました。クラシック音楽の場合は楽章が連続して演奏される事が多く、従って曲間のポーズ時間が細かに設定されています。これをオリジナルCDから読み込もうとすると、結局全音楽ファイルをCDからダウンロードし直し、、あ〜あ。
OS-X標準機能に無くてToast 9に付いている機能で主なものはブルーレイ対応。となるとブルーレイドライブを買わないと有り難みが生まれませんが、、高いし、特に差し迫った目的もなく(・.・)。
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2009年7月22日(水) |
十数年ぶりの日食観察 |
今日は皆既日食の日でした。広島では部分日食ですが、80%程度太陽が月に隠れるとあって期待度大です。しかし食のピークは11時頃の勤務時間中。天気も昨日まで大雨だったのでどうなることやら、、
念のため、会社に日食グラスを持って行きました。十数年前、まだ天体小僧だった頃に部分日食があり、その時に購入したヴィクセン製のものです。その時にはこのグラスがもう一度役に立つとは思いませんでした。
11時少し前に仕事に少しゆとりが出来たので、職場の屋上へ。そこには市販の紙製日食グラスを持った社員が沢山。私もその中に混じって太陽を観察しました。ほんの僅かな晴れ間から見えた太陽は、三日月ならぬ、まさに三日日。
感激!
その後は職場の人たちの間でこの日食グラスも回覧されて、みんなで観察を楽しみました(^o^)/
次に日本で太陽と月が完全に重なる日食は、2012年5月20日の金環食になるそうです。東京、名古屋、京都、大阪で観測可能ですが、広島では残念ながらの部分食。まあ、3年後なのでまたこのグラスが役に立ちそうです。
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2009年7月19日(日) |
Mac ファームウェア・パスワードの落とし穴 |
昨日のダイアリーで話題にした楽譜集の解説を本日書き上げました。Wordの機能で文字数を数えたら、全部で15000文字ほど。400字詰め原稿用紙に隙間無く書いたとしても38枚分。かなりの大作になりました。
さて、今日はマックのお話で、マックに詳しくない人にはチンプンカンプンかも知れません
Mac Proを購入直後に、システムインストールする為のシステムディスクからの起動が出来なくなったというトラブルに見舞われましたが(6月20日〜23日のダイアリー参照)、その原因が分かりました。トラブルではなくて、Macに備わっている機能(ただしその説明はマニュアルのどこにもない)の罠に知らない内に引っ掛かった為でした。
Macにはいくつかのパスワードを設定しますが、通常は個々人のログインアカウント用のパスワードと、パソコンの全権管理者であるroot userのパスワードの二つです。しかしシステムディスクで起動するともう一つのパスワードを設定できます。それが「ファームウェア・パスワード」。システムディスクから起動すればHDDの初期化や、root userパスワード変更まで可能ですから、別の人間が悪意をもって起動すると何でも出来てしまいます。それを防ぐのが「ファームウェア・パスワード」で、これを設定すると、
- Cを押しながら起動し、システムディスク(CD/DVD)から起動する機能を無効化。
- 通常起動の状態でシステムディスクを挿入して起動ディスクに設定してから再起動する場合に、ファームウェア・パスワード入力を求める。
- オプションキーを押しながら起動し、起動ディスクを選択する際に、手前でファームウェア・パスワード入力を求める。
※パスワード入力は通常のroot userパスワード入力と同じに見えるので、もし違うパスワードを設定していると面倒な事になります。
となり、パスワードなしでは何も出来なくなります。実はシステムインストールする際にroot userパスワードを設定しようと、パスワードユーティリティから入力したつもりなのですが、今にして思えば通常のパスワードユーティリティではなく、ファームウェア・パスワード・ユーティリティで設定していました(こちらの方が偉そうな名前だったので、てっきりroot userパスワードと誤解)。その後、システムインストールを途中で止めて、再度Cボタンを押しながら起動を試みたら駄目で(1.の罠です)、打つ手が無くなったというのが顛末でした。
今日、別件でCボタンを押しながらシステムディスクからの起動を試みたら何度やっても駄目だったので、色々と試してみて、この「罠」を見つけました。ファームウェア・パスワードを無効化したら、Cボタン起動も、オプションボタン起動も通常に戻りました。
このファームウェア・パスワードは少し前からある機能の様で、「ファームウェア・パスワード」で検索すればいくつかの情報が出てきますが、「Cボタン/Cキーで起動できない」というワードで検索しても、その原因としてのファームウェア・パスワードの誤設定という情報はありませんでした。それ故に苦労したんですね。
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2009年7月18日(土) |
最近のプライベートなお仕事 |
20日月曜日が海の日で三連休ですが、中国地方の明日と明後日の天気は生憎の雨模様のようです。ここ数年梅雨と言えば空梅雨でしたが、今年はまともな雨期の様相を呈していて、真夏の水不足の心配が無くなったのは良いのですが、撮影になかなか出掛けられず少しフラストレーションを溜めています(笑)。
そこで、今日は写真とは関係の無い話題でお茶濁し、、、
本来の仕事も最近は忙しいのですが、プライベートな仕事(?)でも結構忙しいです。プライベートな方は土日しか出来ませんので、撮影に出掛けなくとも時間が不足気味になっています。
私にとってプライベートな仕事の第一は二つ持っているサイトの更新です。こちらの Impressions by KEN の更新も結構手間が掛かりますが、もう一つのクラシック音楽系のサイト A Plaza of Clara Schumann の更新は、音楽知識も無いのに無謀にも立ち上げてしまったサイトなのでより大変です。音楽系サイトの方は今日が満10年の誕生日。10年間ほぼ定期的に更新を続けていまして、掲載情報量も膨大な物になりました。Clara Schumann関連のサイトとしては多分世界第二位になっていると思います。
こちらの Impressions by KEN も今年の11月に満10年を迎えます。インターネット上では長寿サイトの仲間入りでしょうか?
そんなサイトを持っていると、時々思いがけない依頼もやってきまして、数年前にはデジタルカメラマガジンから「つぶやきのネタを掲載したいので、原稿と写真を送ってください」という依頼が来ました。その雑誌は持っていませんが(だってDCMがくれなかったんだもん)、根気よく探すとデジタルカメラマガジンのバックナンバーに私を見つける事が出来ます。
今年の初め頃には「これから発売されるCDの帯に解説を書いてみませんか?」との依頼がありました。それで1時間ほど掛けて短い解説を書いたらめでたく採用となりまして、現在私の文章が某CDの帯に印刷されて店頭に並んでいます。アマゾンのこのCDのページにも文章が掲載されています。残念ながら私の名前は無いので、仮に皆さんがその文章に出会っても気づく事は出来ません。
数日前には別のメールが来まして、楽譜集を出したいので選曲と解説をお願いしたいとのこと。それで現在解説を執筆中です。こちらは短文ではなく、文字数で1万文字を超える大作になっています。締め切りもあるのでこの週末に仕上げないといけません。楽譜集の方は私の名前が掲載されるかも知れません。
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2009年7月14日(火) |
ペンタックスカメラ博物館閉館 |
6月末に発表になったニュースですが、ペンタックスカメラ博物館が2009年7月31日で閉館になるとの事です。
ペンタックスカメラ博物館は昔は都内(確か麻布)にあって、中学生の頃(多分1970年)に一度行った事があります。その当時はカメラ・オブスキュラの時代の機械から、戦前、戦中のスパイカメラ、木箱のカメラから、当時最新鋭のペンタックスSPやニコンFなどがあって、それらが都心の一等地のとても奇麗なビルの中にある、薄暗い照明のギャラリーに展示されていて、まさに写真文化の殿堂でした。当時の旭光学は日本光学と並び、あるいはそれ以上に写真文化を支えているという企業イメージが強く、フォトコンテストに入選するアマチュアカメラマンの機材の過半数(確か当時の調査で60%以上)がペンタックスSPでした。ニコンはFは高値の華で、ニコマートは発展途上、キヤノンはFT-bがやっと発売された頃のお話です。
その殿堂に展示されたカメラを見た中学生の私の目には、ニコンFもさることながら、アサヒフレックス+ウェストレベルファインダーの端正な佇まいに機械としての品格を強く感じたことを覚えています。それ故か、未だに35mm一眼レフでウェストレベルファインダーで撮影してみたいという気持ちが心の底にあります。
その後、カメラのシェアはニコン、キヤノン、ミノルタの御三家に移り、旭光学では麻布のギャラリーの維持費が出せなくなったのか(どうかは知りませんが)、カメラ博物館が栃木に移転してしまい、気楽に見学に行くという事が出来なくなりました。それ故に来館者の人数が激減したであろう事は想像出来ますし、デジタルの時代になって「写真機材文化」に共感出来る人は少数派になってきたでしょうから、昨今の不景気も手伝って閉館に追い込まれたのでしょう。
世の中はデジタルの時代ですが、デジタル系の機材は数年で時代遅れの遺物になってしまうし、桁違いに大量生産されているので、機材文化の様なものが成立しないように思えます。簡単な話、10年前のデジカメがあってもちっとも有り難くないですよね(この前、CASIOのQV-10Aを捨てました)。それ故にペンタックスカメラ博物館の閉館は、写真機材文化の終焉の様な気がして寂しい気持ちになります。
HOYAの説明によれば「なお、カメラ機材等の収蔵品に関しましては、今後も広く皆様方へ公開していただける団体へ引き継いでいただける様、検討してまいります。 」との事なので、ぜひ何処かの団体で文化を引き継いで頂きたいですね。
それにしても、カメラ博物館の収蔵品の総評価額って幾ら位になるのでしょう??? 相当に高そうです。
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2009年7月12日(日) |
突然の(笑)、蓮の花のギャラリー更新 |
今日は天気がそこそこ良ければ、高速道路休日1000円乗り放題を利用して鳥取の方までドライブに行く予定でしたが、昨晩の天気予報では雨模様だったので中止して、家の諸々の用事と、先週撮影した蓮の花のポジのスキャニング、ギャラリー制作をしていました。
蓮の花はまだ撮り慣れていないし、良い花の状態にここ数年巡り会っていないので、二年分の写真でなんとか一つのギャラリーを作りました。夜明け前の光の中でポジフィルムで撮影すると印象的な色合いに発色するので、それに助けられた写真も多いです。ギャラリー後半に掲載した棲真寺の写真では、実際に撮影対象となる花が2〜3輪しか無く、結果的に一輪の花を徹底的に見つめることになったので、アングルに工夫を凝らした写真になっています(効果は??ですが)。
よろしければ作品をご覧下さい。右の写真をクリックするとギャラリーに行く事が出来ます。
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2009年7月8日(水) |
VueScan, etc. |
【ETC装着】
5月末に発注したETCが7月になってやっと入荷しました。やはりETCは品薄のようです。ETCカードはETCと同時に申し込みましたが、2週間ほどで届いていましたので、日曜日に棲真寺に行く際に早速ETCで高速道路を利用しました。休日なので50%割引、上限1000円。ちょっと気分は良かったです、、、が、明らかに休日の交通量が増えていて、走行ペースが低くなりました。
せっかくの休日1000円乗り放題ですから、今までよりも少し行動範囲を拡大して写真撮影に臨もうかと思います。
【VueScan】
ご存知&ご愛用の方も多い、汎用性では恐らく世界一と思われるスキャニングソフト。フラットベッドスキャナ、フィルムスキャナ、古い機種から最新機種、Mac, Winを問わず古いOSから新しいOSまで、およそどのような環境でも動作するソフトです。私個人は特にまだ必要ではありませんが、試用版をダウンロードして使ってみましたので、その感想を。ただし僅かな時間(30分ぐらい)使っただけなので、あくまで参考に留めてください。
良い点は、私の持っているNikon Super CoolScan 5000ED(フィルム専用スキャナ)と、Epson GT-X 970 (8x10フィルムまで対応するフラットベッドスキャナ)のどちらでも、きちんと動作させてスキャニング出来る点です。5000EDのDigital ICE, バッヂスキャン、色調補正、GT-X 970の8x10フィルム対応、フィルムスキャン、反射原稿スキャン、モアレ除去など、スキャナが備えている機能は(多分)すべて使えるようです。ソフト側で処理する機能(ファイル保存形式、画像補正など)では部分的には純正ドライバーには無い機能もついています。
また動作も純正ドライバー同様に迅速で、5000EDのスキャニングはむしろ純正よりも速いのではないか?と思わせました。インターフェースが日本語対応しているのも素晴らしいですね。
一方で当然ながら今ひとつな点もありまして、機種専用の純正ドライバーとは違い、汎用インターフェースになっているので、パラメータのセッティングが分かりにくかったり、面倒だったりします。
特に5000EDのバッヂスキャンの使い勝手は悪く、フィルムを挿入すると全コマのプレビュースキャンをしなければならないようです。これで無意味な時間が掛かってしまいます。2〜5コマの短いスリーブでも自動認識はせず、あくまで6コマある様な動作をしますので意味の無いスキャニングを繰り返しています(フィルムを挿入する前にプレビューするコマ番号を入れ直すのが正しい使い方の様ですが、プレビューやサムネイルを見ながらスキャニングのコマを選ぶという直感動作には反しています)。またプレビューが済んでも一覧性は無く、一枚一枚しか見る事が出来ません。
本スキャニング時はプレビューを見ながらスキャン要否を決めたり、そのコマだけスキャニングする事が直感的には出来ず、フィルム番号欄に入力してあるコマの通りにスキャニングしてしまいます。これも正しくフィルム番号を入れ直せという事なのですが、入力欄は普通のテキストボックスで、2, 5, 6の様に入力するので、どうも直感的ではありません。
また、スキャニング画像を保存した際に、JPEGマーカーがおかしいようで、フォトショップCS3で開く事が出来ず、フォトショップがクラッシュしました。これも4回に1回ぐらいは正常になるので、理由はよくわかりません。
とはいえ、このソフト一つで様々なスキャナを動かす事が出来ますので、廃棄される運命の古い機種でも蘇りますし、上記で欠点としたインターフェースも、逆に慣れてしまえば統一されたインターフェースで複数のスキャナに対応出来るので、むしろ長所と言えるかも知れません。一年間のみ更新無料のスタンダード版が39.95ドル、永久更新無料で機能の多いプロ版が79.95ドルなので、将来のOSに備えてプロ版が一つあっても良いかなと思いました。
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2009年7月5日(日) |
棲真寺の蓮の花撮影 |
7月になりましたので、例年通っている棲真寺(広島県三原市大和町平坂)まで蓮の花撮影に行ってきました。蓮の花は早朝に行っても開いていないので、日の出撮影とは違って寝坊できるので楽です。とは言え、起床は7時で、7時半にはクルマに乗って、現地には8時半頃到着しました。
しかし、ここ数年は訪れても花がまばらで、ほとんど撮影出来ませんでした。葉は沢山あるので、花ももっとあっても良いと思うのですが、、、タイミングが早いのかなぁ? (その割には既に散っている花もちらほら)。花が駄目ならトンボでも、と思ったけど、トンボもほとんどいませんでした。
ちなみにこちらは2006年7月9日の様子。花の数が全然違います。
今日の作品はこんな感じ。数少ない花の背景を整理する為に、アングル探していろいろな姿勢で撮りました。
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