ＫＥＮのつぶやき

きまぐれダイアリー（2011年3月分）

ＫＥＮのつぶやき vol. 339 (2011.3.2～)

つぶやきにするほどの事も無い小さな話題を、気まぐれ（不定期）に掲載するページです。
月の初めに新ページを作り、随時更新します。ブログじゃ無いので、コメント等は掲示板まで。

今月の話題

2011年3月14日（月）暫く更新を休みます

「ＫＥＮのつぶやき」や「きまぐれダイアリー」は、写真を主体とした趣味を話題にしています。しかし未曾有の大災害が発生し、多くの方々が亡くなられ、あるいは被災されて筆舌に尽くし難いご苦労をされている中で、趣味の話題を書き綴る気持ちにはなれませんし、不謹慎だと感じます。そこで今回の大地震、大津波、原発事故の状況がある程度落ち着くまで更新をお休みさせて頂きます。

地震や津波で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

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2011年3月13日（日）地震と報道

東日本大震災に被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

テレビに映し出される未曾有の災害、津波で街が丸ごと流されてゆく目を疑うような情景に、言葉もありません。私の住む広島は地震の影響が全く無く、いつも通りの生活が出来ています。家族がいて、電気がついて、温かい食事が出来て、風呂に入り、布団で寝ることが出来る。しかし被災された方々の事を思うと、いつも通りの生活を当たり前にする事が申し訳なく思えて、何事をするにも気が引けます。地震発生以降、テレビやネットのニュースをずっと見ています。

今日は本来であれば節分草撮影に出掛ける予定で、開花状況も天候も良く、フィルムもT64を仕入れてあり、ほぼ最高の状況でしたが撮影は止めました。日本が苦難に満ちている時にひとり花を愛でる気分にはなれません。

私の家族は東京や千葉に住んでいますので、いくらかの影響を受けました。両親や兄弟の住む街は停電に見舞われてお互いに連絡が取れなくなり、大渋滞の中で弟が両親の家に安否確認に行きました。幸い二人共に無事でしたが、停電で情報が得られず、広島にいる私が種々の情報、状況を調べて携帯メールで東京に連絡しました。
娘は地震の時に東京ディズニーランドのある舞浜駅周辺で働いていましたが、鉄道が全てストップした為に、ディズニーランドの観客共々帰宅難民となり一夜を舞浜駅周辺で過ごしました。こちらも状況がなかなか掴めないので、私の方で鉄道の復旧予測とかを調べて携帯メールで連絡し、夜露を避ける場所の確保などを薦めました。娘は翌日朝になってから、徒歩で地下鉄東西線の駅まで歩き、その後地下鉄を乗り継いで4時間かけて家に戻りました。
今回の件で広島にいて役に立ったと言えば、この情報収集と家族への連絡ぐらいでしょうか。

このサイトでは写真以外の事にはあまり言及しないようにしていますが、少々腹が立ったのでマスコミに苦言を。このような激甚災害の場合に状況を早く正確に報道するのは勿論大切な事ですが、多くの被災者が困っている中で、救援ヘリが着くよりも先に何機ものヘリがただ報道の為だけに飛び回るのは、被災されている方の心情、救援活動への影響の両面から無意味を通り越して害があると思います。各テレビを見ているとどうせ同じ内容の報道なのだから、激甚災害の場合は輪番制の一社のみで取材してその内容を各社が使うようにし、余った報道ヘリと取材陣は初期の救援物資運搬に回る方が良いのではないでしょうか。

福島原発の事故では最悪の事態を避けるために、東京電力を始め当事者の皆さんは必死で対応して居られます。学生時代の専攻が物理で原子核実験をやっていたので、原子力事故のシリアスさは一般の人以上に理解しているつもりですが、その際に必要なのは正確で客観的な情報と、それに基づく判断です。しかしながらマスコミの報道の仕方は事実を押さえることなく可能性としての想像を膨らませて無用に不安感をあおる物で、報道機関としての資質に欠ける気がします。民放ニュースでは某大学の原子力の専門家と称する人が出演していますが、専門性は兎も角として、このような状況で話すべき事（事実とそれから引き出される必然性のあるネクストステップ）、話してはならぬ事（事実が確認出来てない中での可能性としての想像）のトレーニングが出来ていない印象で、当然ド素人のアナウンサーとピント外れのコメントばかりを発していて、いい加減にして欲しいと思いました。
枝野官房長官により福島原発の状況説明が繰り返し行われていますが、その後で報道各社から発せられる質問のレベルの低さにも唖然とします。特に読売新聞の記者による、要は最悪の事態はあり得るのかどうか、YESかNOかで回答願う、的な質問は事実を無視して紙面で目立つドラマを作りたがっている証左であり、客観性が大切な災害報道記者としての資質ゼロです。

外部審査する仕組みがないと組織は腐敗します。検察によるシナリオありきの捏造が良い例ですが、報道の自由を盾に自由奔放に活動している報道機関も無茶苦茶だと思います。第三者機関による審査もありますが、業務停止等の罰則規定が無い上にほぼ身内の審査なので甘いです。何らかの自浄機能が働く仕組みが欲しいところです。

改めまして、地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方に心からお見舞い申し上げます。

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2011年3月9日（水）とうとうフィルムも通販

本日、大きな箱に入った、小さな箱が三つ届きました。

月曜日のダイアリーでフジT64が入手出来ないと書いたら、ネットショップのビックカメラ.comなら在庫がありますよと掲示板のお客様に教えて頂き、「あ、そうか！」と早速注文。

送料無料が10000円以上のビックカメラではなく、ポイントを多少持っていて、3000円以上で送料無料になるヨドバシ.comにT64を２本、ASTIAを1本（合計3010円）を発注しました。月曜日の夜中に注文したら、火曜日午前中には発送の連絡があり、水曜日の午後に到着。結構早いですね。

長年フィルムで撮影してきた私にとって、まるで豆腐を通販で買ったような感覚で、フィルム通販は全く発想の外にありました。しかし今後は好むと好まざるとに関わらず通販に依存する事も増えるでしょう。何はともあれ、今週末のタングステンフィルム撮影が出来るようになって良かったヨカッタ。

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2011年3月7日（月）あれ？T64が入手出来ない、、

今度の週末に、今シーズン最後の節分草撮影に行く予定なので、毎年使っているタングステンフィルムを買おうと思ったのが二週間前の節分草撮影帰りの時。

先々週の週末に近所のキタムラに行きましたが、フジのT64(RTP)は店頭になく、その後でフィルム在庫では広島市内で１，２を争うビックカメラに行きましたが、やはりT64はありませんでした。一昨日、中野のフジヤカメラに行くと、各種フィルムが沢山ありましたが、何とT64だけは棚も用意されておらず在庫無し。

それではと、写真店経由でフジに発注しようかと、いつも現像をお願いしている会社の側の写真店から発注したら、15分ぐらいで返事があって、フィルム1本だけでは出荷してもらえず、売ることが出来ないとのこと。

ベルビアやプロビアなら比較的入手も容易ですが、T64になると一筋縄ではないようです。今週末のタングステン撮影は諦めて、来年に向けて気が向いたときに買い溜めしておきましょう。

ちなみに、既に生産中止となり在庫販売のみとなっているアスティア100Fは、今年と来年のチューリップ撮影に向けて少しだけ買い溜めしてあります。

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2011年3月6日（日）昨日の中野

所用があって土曜日の午後から東京に行き、日曜日の8時過ぎに帰ってきました。

飛行機で羽田空港に到着してから、取り敢えず、、、中野に行きまして(^-^;

中野駅に到着すると、丁度日没の時間で、綺麗な夕焼けが見えました。そこでフジヤカメラに行く前に一枚撮影。

フジヤカメラのジャンク館では大判レンズの古い物が、前後キャップも無い剥き出し状態で売られていて、値段が4000円～7500円ぐらいしていました。一方で二階の大判コーナーで売られているまともなレンズも1万円以下からあり、ジャンクにしてはお買い得感の無い価格です。キタムラのジャンクだと800円均一とか、高くても1500円ぐらいまでなのですが、フジヤカメラのジャンクは価格が全くジャンクでは無い気がしました。それでも売れるからショップ側から見れば問題無いのでしょう。

1FのキヤノンコーナーではEF24-105mm F4L IS USMの新品ボディキット崩れが89800円であり、少し触手が動きましたが、標準ズームは数本持っているので踏み留まりました。中古の方はめぼしい物は無し。シグマのAF100-300mm F4 DG HSMが安価にあれば持って帰る予定でしたが、滅多に出るレンズでは無いので昨日も無し。
あと色々と考えさせられたのは、EOS 1DsとEOS 5D、EOS 1Ds Mark IIとEOS 5D Mark IIがほぼ同じ中古価格であること。当然1Ds側の方が一世代古く、画素数も一世代負けるのですが、新品時の価格で言えば２～３倍も違うプロ機とアマ機。それが一世代で同じになってしまうデジタルの値落ちのすごさ。プロ機は枚数が進んでいそうなのでやっぱり手が出しにくいですが、撮影枚数も含めて程度が良いと保証があるならEOS 5D Mark IIを買った気でEOS 1Ds Mark IIを買うのも良いかなと思いました。　　、、あ、買いませんけど(^-^;

２Fにはタチハラ・フィルスタンドが4台並んでいましたが、GRF（赤蛇腹、金色金具）が無かったのでパス。大判レンズも中古在庫リストにあった通りでめぼしい物はありませんでした。しかし一時に比べると価格が随分と落ちていて、シュナイダーレンズでも1万円台からありました。ジンマーS240mm F5.6とか300mm F5.6といった巨大レンズも１～３万円で買えるので、必要性を見つければ入手するかも知れません。今は、、必要有りません（笑）。

必要性の無いレンズといえば、ゴーヨン。以前からAi Nikkor ED 500mm F4Pが10万円台半ばで買えるので、MFのみで良いニーズがあれば「買い」かなと思っていまして、2Fに二台並んでいましたが、必要性を見出していないので入手には至っていません。EF500mm F4L IS USMだと最新鋭のAFとISがあるとは言え中古でも50万円台半ばですから、風景などの動きの少ない物ならマウントアダプターでニッコールを使う方が賢いかなと思っていたりします。

なんて事を考えながらショーウィンドウをチェックしていましたが、結局めぼしい物は無く、何も買いませんでした。

その後、少し時間が余ったのでフジヤエービックへ。この店には各種ヘッドフォンアンプがあって、これとゼンハイザーHD650あたりを鳴らすのが良いかなぁと思って色々と物色しましたが、ラックスとオーディオテクニカ以外の海外製を中心とする製品の事前知識が無かったので、特に収穫は無し。ただ、表のショーウィンドウの中に「お！」と思った物があったので買ってきました。

現在愛用しているスタックスのSR-Λシリーズ用の交換用イヤーパッドで、限定モデル用に作られたラム革製のもの。通常ならスタックスに直接発注して買う物ですが、目の前に多少の値引きされた価格であったので迷わず購入しました。交換作業は後日になりますが、夏場での蒸れが多少改善し、音質面でも多少の変化を期待しています。

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2011年3月2日（水）キーボード交換

現在使っているキーボードの使用頻度の高いキーが少し引っ掛かり気味になってきたので、新しいキーボードと交換しました。

新しい、と言っても全く同じキーボードです。2007年8月18日のダイアリーで、当時新型キーボードの発売で販売中止になった Apple M9034J/A の店頭在庫を探し周り、慌てて購入してきたことを書きましたが、その時のキーボードです。旧型Macを動かす為にはその時代のOSや本体機能に対応したキーボードが必要なので、予備の確保が大切です。M9034J/AはOS-X10.2以降に対応し、フリーウェアの機能拡張を追加するとOS9でも問題無く使えます。我が家にはまだOS9起動可能なPower Mac G4 MDD Dual 1.25GHzがあり、このキーボードが最後の砦になっています。
新しいキーボードは当然ながらキータッチもスムーズで、快適にブラインドタッチでタイピングできるようになりました。

不要になったキーボードは不燃ゴミとして処分する予定ですが、もし欲しい方が居られましたら送料着払いで差し上げます。使用頻度の高い左側のコントロールキー、A、S、Q、Wあたりが小指／薬指で押す際に引っ掛かる事がありますが、押せないわけではなく機能的な問題はありません。一応3月9日までにメールで連絡下さい。先着一名です。

※希望者が居られましたので、締め切りました。

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