今月の話題
OP/TECH Utility Strap
雨で撮影に行けず、、
ワイドモニター対応完了
気が遠くなる作業
ワイドモニター対応、難航中
銭壺山、空振り
アクションレベル、少し壊れた
Nikkor SW120mm F8 アートパノラマ装着 その2(完結編)
今日も朝飯前の荒谷山
朝飯前の荒谷山
ワイドモニター対応、検討開始
パーツカタログ、他
Nikkor SW120mm F8 アートパノラマ装着 その1
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今日も雨で撮影には出掛けられず、先週やり残したスキャニング作業と、音楽サイトのワイドモニター対応などをしていました。KENとしては極めて平々凡々な日曜日でした。
午後、修理の為にディーラーにクルマを預けに行った帰り道に、カメラのサエダ広島本通店に立ち寄ってみました。目的はフィルムの在庫と値段チェック。広島市内はビックカメラがBB店になって銀塩から撤退し、カメラのキタムラも広島市内の主な店からフィルム用冷蔵庫を撤去した為、カメラショップで冷蔵庫保管のフィルムを買える場所といえば、カメラのサエダか、プロラボ・シグマぐらいのもの。最後の頼みの綱のサエダですが、フジのベルビア/プロビア系は何とかあるものの、コダック系は殆ど在庫が無く、E100VSの36枚撮り6本パックがあるのみで、ブローニーは置いてありませんでした。サエダにはバスで行かなければならないので、今後のフィルム購入はネット通販主体になりそうです。
そのサエダにOP/TECHのカメラストラップシリーズが置いてあったので、実物を色々とチェックして、Utility Strapを買ってきました。
OP/TECHのストラップはネオプレーン製のショルダーパッドにより重量機材の重さを感じさせない点がセールスポイントですが、私が興味を持ったのはストラップが外せる点。夜明け前の長時間撮影時にカメラストラップが風になびくので、カメラを揺らしてブレた写真にならないかいつもヒヤヒヤしているのですが(それゆえ、ストラップをマジックテープで三脚に縛り付けたりしています)、ストラップが簡単に外せればその心配も減るだろうという目論見です。
まだ買ってきただけで、カメラには取り付けていません。これを使ってみて具合が良ければ買い足すつもりです。
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2011年10月29日(土) |
雨で撮影に行けず、、 |
この一週間、平日の間は実に良い天気続きでしたが、土日は雨模様で撮影に出掛けられずにいます。3週間前に荒谷山でアートパノラマ170ホルダーに装填したE100VSも撮影出来ず、そのままです。ブローニーフィルムは一方通行だから、一旦装填してしまうと巻き戻せないんですよね〜。
昨日は鳥取市まで出張でした。青い海、白い雲、天気がとても良くて、紅葉の大山も近く、自分のクルマに撮影機材を積んで出張に行ければ良かったのですが、会社のルールで禁止されており、社用車で移動し、夜には広島に戻りました。そして雨、、、、恨めしいです。
私のクルマをまた修理することになりました。以前リアサスペンションから音がしていて、診断の結果リアショックアブソーバーが抜けているとの事で2月に交換したばかりですが、またリアサスペンションから異音が出始めまして、今日ディーラーに行って点検して貰いました。結果はリアサスペンションのアッパーアームのブッシュ部がちぎれてガタが出ており、部品交換が必要との事でした。ミレーニアのリアサスは総アルミの変形ダブルウィッシュボーンとも言うべきマルチリンクサスで、そのアッパーウィッシュボーンアーム・ブッシュの寿命です。部品入荷後に修理予定です。
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2011年10月26日(水) |
ワイドモニター対応完了 |
このサイトのワイドモニター対応を終えました。大画面モニターでもコンテンツが横に際限なく伸びることなく、1000ピクセル、又は1150ピクセル(ダイアリー)で留まるようになっています。逆に小さな画面の時には可変幅になり、極力横スクロールバーが出ないように工夫しました。
キャッシュが残っていると昔のままで表示される事がありますので、その場合はリロードしてみて下さい。もし表示のおかしいページが有ればメールか掲示板で御一報頂けると助かります。
現在、音楽サイトの修正に取りかかりました。という事で気が遠くなる作業はまだ続いています(^-^;
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2011年10月23日(日) |
気が遠くなる作業 |
この土日は、日曜日の午前中まで天気が思わしくなく、撮影には出掛けずに自宅で気が遠くなる作業を黙々としていました。
その一つがサイトの各ページのワイドモニター対応で、ギャラリーページの修正に着手しましたが、ページ数が実に多く、まだ半分を少し超えた所です。
もう一つは先日の荒谷山で撮影したフィルムのスキャニング。35mmフィルムの方は2本で、その中から18枚をセレクト。全行程を2時間半ぐらいで終えています。617で撮影したフィルムは1本で4コマしかありませんが、何気にその4コマを全部スキャニングしたら、一日掛かっても作業を終えられませんでした。フィルムスキャニングそのものは1コマ6分程度で、セッティングを含めても10分程。しかしその後の縁落としとゴミ取りで1コマ50分も掛かり、今日は色の調整までは出来ませんでした。
ゴミ取りに時間が掛かるのは絶対的な画像サイズが大きいからで、縁落とし後で21800x6880ピクセル=1.5億ピクセルあります。19インチモニターに映し出せるフォトショップの作業エリアは約1050x950ピクセルで、画像全体をチェックするには、横方向に22回、縦方向に8回スクロール出来まして、合計176回画面を切り替える必要があります。一画面でのゴミ取り作業は早ければ一瞬、時間が掛かっても1分強程度で終えられますが、それを176回繰り返すとなると、、、。50分を176で割ると1画面17秒で作業を終えていることになるので、結構テキパキと仕事していると思います。
EPSON GT-X970にはDigital ICEが付いていますが、BetterScanning社製のホルダーとアンチニュートンガラスを使うとDigital ICEが使えません。それに使えたとしても617を3200dpiでスキャニングするのに1時間以上掛かるようになり、フォトショップが異常終了する頻度が高くなるので実用的ではありません。
今日スキャニングした一コマ。よりによって、画面主役の太陽の上にゴミが、、、(-_-;
この太陽、617全体をウェブに掲載できるサイズにすると、豆粒のような存在です。
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2011年10月19日(水) |
ワイドモニター対応、難航中 |
EOS 1D Xが発表になりまして、凄いなぁ、、の一言です。ISO51200対応で、AE、AFもEOS-3とは比較にならぬ程に進化して、どんなに厳しい条件下でもシャッター一押しで凄い情景、瞬間を仕留められそうです。ISO100のフィルムを使って、実用実効絞り値がF38前後という617カメラ+センターNDフィルターの機材とは別世界です。思い返せば坂本龍馬が撮影された頃は、一枚撮るのに日中でも数秒以上のシャッタースピードが必要でしたが、それに比べれば私の617カメラは一瞬で日中の情景撮影が出来ますので隔世の感があります。その隔世感と同じぐらいのギャップを、私の617カメラとEOS 1D Xの間に感じました。ちょっと欲しいかも(笑)。でも大々的に発表されて、直ぐに発売かと思ったら、来年3月なんですね。まだ5ヶ月も先!
さて、10月6日のダイアリーで話題にした、サイト内の各ページのワイドモニター対応に手こずっています。取り敢えずつぶやきから始めたのですが、ほぼ12年に渡って執筆してきたので、タグの構造が時代毎にバラバラで、一律の変更が出来ませんでした。気まぐれダイアリーと一般のつぶやきページは勿論構造が違いますが、数年前までのページはネットスケープ・コンポーザーで作っていまして、これがまた別構造(〜このソフトが吐き出したHTMLタグが文法的にかなり目茶苦茶)。
単純にワイドモニター対応するだけではなく、タグの文法的な修正、新たな機能の追加(各ダイアリーの右下にある「▲ このページのトップへ ▲」リンクの追加とか)、多数のページデザインを一括管理する仕掛け(スタイルシート用に各ページを書き直すのは手間が掛かりすぎるので、Javascriptで小細工)とかを組み入れようと思い立ちまして、新しいタグを考えて修正作業を一週間してきました。しかしつぶやきのサブページも含めると全部で400ページほど有り、ダイアリー1ページの修正箇所が数十カ所にに及ぶという気の遠くなる作業で、完全な作業は断念。一応つぶやき全ページの修正は終えましたが、ネットスケープ・コンポーザー時代のタグ文法修正は10ページで挫折しました。古いページのソースを見ると無意味なフォントタグが沢山ありますが、一応どのブラウザでも問題無く表示されるので、まあ良いかと、、(^-^;
今回のワイドモニター対応は、ダイアリーページが横幅1150ピクセル、その他のページが横幅1000ピクセルを上限値として、ブラウザウィンドウの幅が上限値よりも大きければ固定幅デザイン。小さければリキッドデザイン(可変幅)に自動で切り替わり、大きなモニターでも間延びせず、小さなモニターでも横スクロールバーが出ない様にしてあります。大きなモニターをお持ちの方は、その動作の様子をチェックしてみて下さい。もし問題点があれば御一報下さい。
つぶやき以外のギャラリー等のページは、これから修正します。
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2011年10月16日(日) |
銭壺山、空振り |
土曜日は夜まで雨模様でしたが、天気予報では夜半から晴れるとのことなので、先週カメラの中に余らせたフィルムの消化も兼ねて撮影に出掛ける事にしました。天気図と雨雲配置をチェックたところ、県北山間部では夜明けまで雨雲が残るようだったので霧の海は出ないと判断し、回復の早そうな瀬戸内海沿いの銭壺山に行きました。
現地には2時前につきまして、天頂付近には月と星が見えていました。水平線付近はまだ雲に覆われていましたが、これから天気が回復する筈なので、期待を込めて薄明時刻まで仮眠を採りました。
しかし、薄明が始まる時刻になっても辺り一面は薄いモヤに包まれて、島々が殆ど見えないありさま。朝焼けも無いままに日の出の時刻を迎えました。上の写真は日の出の時刻の情景ですが、水平線付近に厚い雲があり、また全体にモヤが掛かっていて、すっきりしません。念のためにカメラはセットしましたが、テンションは下がりっぱなし。
太陽が少し高くなって、ようやく日の出らしい情景になりましたが、モヤでコントラストが低く、シャッターは殆ど押しませんでした。アートパノラマ170ホルダーの中には先週装填したフィルムがそのまま残ってしまいました。
中腹のコスモス群生地は満開でした。私はピークを1〜2週間逃したと思っていたので、迂闊にもマクロレンズを持ってくるのを忘れて撮影出来ませんでした。残念、、、
銭壺山には何度か足を運んでいますが、未だに真っ赤な朝焼けに巡り会っていません。撮影好機が秋〜冬で、天候条件が良ければ荒谷山や筆影山に行くからでしょうが、一度ぐらい良い情景に巡り会ってみたいものです。
それから、銭壺山は何故かとても寒いです。今朝もクルマの外気温計では14度ぐらいあったのですが、冬用の防寒具を着ても凍えてしまいました。桜の季節でも寒さで撮影続行できず、諦めて下山して日の出撮影したこともありました。360度風を遮る物が無く、常に寒風にさらされる為かも知れません。似たような経験は氷点下4度ぐらいの夜中に三原・竜王山で凍死するかと思うほど寒い目に遭い、諦めて隣の筆影山に行ったら思ったほど寒く無かった事があります。竜王山は遮る物の無い山頂で常に強風が吹き、一方の筆影山の撮影ポイントは中腹で背後に高い森が控えているためか、風を殆ど感じませんでした。銭壺山に日の出撮影に行かれる方は、防寒にご注意を。
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2011年10月15日(土) |
アクションレベル、少し壊れた |
デジタル水準器のベルボン・アクションレベルのストラップ取り付け部が壊れてしまいました。この写真では大きく写していますが、親指の第一関節から先ぐらいの大きさの小さな機材で、ストラップが紛失防止の命綱の役割を果たしていましたが、、、、 無くしそう。
水準器としての性能は良いですが、スイッチがとても小さかったりと、耐久性を考慮した設計になっていません。改良して欲しいです。
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2011年10月12日(水) |
Nikkor SW120mm F8 アートパノラマ装着 その2(完結編) |
10月1日のダイアリーで話題にしたNikkor SW120mm F8のアートパノラマ装着ですが、日曜日に部品も揃い、完成しました。
まず、鍵となった部品がシムリング。岩田製作所製の外径50mm、内径35mm、ステンレス製で、厚さ1mm、0.5mm、0.3mm、0.15mmの四種類を購入しました。シムリングは専門的な部品で、通常のお店では販売されていません。アマゾンなどで見つける事の出来る商品は1サイズ10枚単位で、種類が少なく値段もそれなりに跳ね上がってしまいます。ネットを念入りに検索して見つけたのが岩田製作所製やミスミ製ですが、最初にコンタクトしたショップは業販専門で、一枚単位の小売りはしてくれる物の、カード不可、配送方法は宅配便のみで、一枚200円しないシムリングが、送料と振込手数料で2000円以上も加算されてしまうとのことでパス。二つ目のお店は結果的に販売してくれたものの、個人とは取り引きしないと、後で怒られてしまった(ネットから普通に申し込んだら勝手に業者だと思ったようで、個人と分かったとたんにお金払ったのに怒られるとは、、)。
まあ、何はともあれシムリングを無事入手出来ました。
まずは1mmのシムリングを挟んでレンズを取り付けて、ピントチェックしました。今回は蛇腹を繰り出すとしっかり無限遠を行き過ぎて、確実なピント合わせが可能になりました。他の厚みのシムリングを組み合わせれば蛇腹を一杯に繰り出した所でピントが合うようにも出来ますが、無限遠を行き過ぎる方が確実なピント合わせが出来るのと、温度によるピント移動なども考慮し、この状態でOKとしました。撮影時に可能であればピントグラスでのピント合わせをするようにします。
※大判レンズのシャッターに使えるシムリングは1〜2mm程度までです。余り厚いリングを使うと、シャッター止めネジが後群レンズ側にはみ出てしまい、後群レンズを正規の位置に取り付けられなくなります。
ピントつまみの脇には、120mmで無限遠が出る位置にマーキングをしました。これで繰り返しチェックしましたが、毎回しっかりピントが出て大丈夫でした。ちなみにピントつまみは反時計回りに回転させて、蛇腹を一番繰り出すとマーキングの位置に3の数字が来るまで回せます。
これが120mmでの撮影状態。蛇腹をほぼ30mm繰り出しています。
完成形。元から標準のNikkor SW90mm F8sに加えて、Nikkor SW120mm F8も使える、世界的にも希有な、レンズ交換可能なアートパノラマ170セットになりました。
(ご注意)この記事を読まれたアートパノラマ170オーナーの方は、ご自身のカメラのレンズを120mmクラスに付け替えてみようと思われるかも知れません。しかし90mm用のアートパノラマ専用ボードにSW120mmクラスのレンズを付けて使える組み合わせは、レンズフランジバックの関係で、Fujinon SWD90mm F5.6(現行モデル、フランジバック102.6mm)か、旧型EBC Fujinon SWD90mm F5.6(フランジバック推定100.9mm)の何れかのレンズ用のボードに、Nikkor SW120mm F8S(フランジバック130.7mm)を装着する場合に限られます。これ以外の組み合わせは全てフランジバック差が30mmを超えてしまい、アートパノラマ170の蛇腹繰り出し量でカバーできません。また殆どのレンズで後群が長く、ボードからはみ出て装着不可能になります。
例外というか、6x17の周辺部まで余裕の画質を提供できる超広角タイプに含めるべきかは分かりませんが、ワイドアングルコンゴー120mm F6.3はフランジバックが114.3mmと短く、レンズもコンパクトなので全ての90mm用レンズボードで使用可能です。イメージサークルは220mmです。使ったことが無いので周辺画質の実力は分かりません。
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2011年10月9日(日) |
今日も朝飯前の荒谷山 |
今日どこに撮影に行くか昨晩色々と検討していましたが、昨日は撮影の後に外出&出勤で昼寝が出来なかったので寝不足気味。今日は出来るだけ寝てから出掛けたいと思い、一番近場の荒谷山に二日連続で行くことにしました。例によって朝3時半起きですが、昨晩は10時前に床に入ったので6時間弱寝ることが出来ました。
5時前から撮影開始。まだ暗い中で街明かりが透ける霧を撮影。しかし今日は霧の海の上にもう一層薄い霧があるようで、機材に夜露が付きやすく、遠景が霞んでいました。
日曜日の朝のためか、夜中から撮影している人が複数居られまして、三脚も一人数本という猛者揃いの朝でした。ご覧のようにカメラマンの数よりも三脚の数の方が多くなっています。ロケハンを済ませたhi-keiさんが来ているだろうと思いましたが、残念ながら居られませんでした。
昨日のダイアリーでカメラ三台も持ち込むのは私ぐらいのものだ、と書きましたが、今日は三脚三本、カメラも当然三台以上持ち込んだ方が居られまして、、、、失礼しました。皆さんデジタルが中心で、複数台ある為か一台では自動連続撮影されている方が2名居られました。コンポジット流行ですね。
そして日の出。地平線付近から顔を見せたのは良いのですが、ご覧の通り全体が霞んでいまして、コントラストの無い情景で絵になりにくかったです。私はEOS-3とトヨフィールド+アートパノラマ170ホルダーで臨みましたが、EOS-3でフィルム半分消費しただけで、トヨフィールドの方はフィルム装填したものの撮影しませんでした。
その後もこんな感じで、霞んでしまってまともな写真になりません。諦めまして、この後で撤収しました。
例によって、帰宅後に朝食を採り、通常の日曜日の生活がはじまりました。
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2011年10月8日(土) |
朝飯前の荒谷山 |
今日は急遽会社に行くことになりまして、しかも午前中は家の用意で外出しなければなず、ちょっと忙しい土曜日でしたが、天気がこの上もなく良かったので3時半起きで荒谷山に行ってきました。
4時半頃から撮影を始めましたが、すっかり明るくなって、日の出を待つばかりの5時半頃には撮影ポイントを一列で埋め尽くす程度のカメラマンがやってきました。霧の海の状態はご覧のように最高でした。
私は恒例のEOS-3とトミヤマ・アートパノラマ170の二台を三脚に添えて日の出を待ちます。実は暗い内はアートパノラマの代わりにEOS 30Dであれこれ撮影していました。実質3台体制で、こんなに沢山機材を持ち込む輩は私ぐらいのものです(^-^;
天気が良すぎて空に雲が無く、余り焼けない平凡な空でしたが、山陰からしっかりと赤い太陽が顔を出し、皆さん感激しながら連射していました。
この写真はケンコーの58mm RハーフND4を使っています。通常の丸型ねじ込みフィルターの半分がNDになっているものですが、境目がシャープすぎて使いにくいです。加えて境目が丁度AFの中央測距点に重なりAFが利きません。ケンコーの現行品ハーフNDフィルターは角形も含めて全て境目がカッターで切ったようにシャープなので、使い物にならないでしょうねぇ。
何はともあれ、見事な霧の海と日の出を撮ることが出来まして満足でした。この後で直ぐに撤収し、帰宅したのが7時半過ぎ。それから朝食、外出、昼食、出勤、帰宅、夕食という一日を過ごしました。
実は明日朝も撮影に行くつもりなので、このダイアリーを手抜きで書き上げてから(^-^;、機材を準備し、車に積み込み予定です。
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2011年10月6日(木) |
ワイドモニター対応、検討開始 |
ハイビジョン放送が当然になってから久しいので、最近のパソコンは廉価版でもモニターがワイド化されています。そのため、以前からちょっと気になっていたのが、ワイドモニターの画面一杯に広げたブラウザで、私のサイトがどのように表示されるか。今までは自宅と会社のモニターがそれぞれ19インチと15インチのスクエアサイズなので、自由にチェック出来ませんでした。しかし会社のモニターが昨日23インチワイド(解像度1920x1080ピクセル)に切り替わりまして、早速チェックしたところ、ビヨーンと横に際限なく広がって、見難いページが沢山ありました。
私のサイトは既に12年運営していますので、基本デザインが当時の環境をベースに出来上がっています。当時のモニターと言えばVGA(640x480ピクセル)で、この狭い画面で問題無く表示出来るようにしていました。その後XGA(1024x768ピクセル)が当たり前の時代になり、画像サイズやレイアウトを少し見直しました。いずれにせよモニター横幅が精々1280ピクセルぐらいまでの前提でしたので、これまで小さなモニターでも問題無く表示出来る配慮をする一方で、広い画面でのレイアウトは作業環境が無いこともあり放置状態でした。
ワイド画面でも殆どの人はブラウザ画面の横幅を1200ピクセル以下で使っている様ですが、中には広い画面でご覧になる方も居られるでしょうから、対策を考えることにしました。既に幾つかのページは横幅900ピクセル固定でデザインしていますが、もっと積極的にご覧になっている方のブラウザ画面サイズを読み取って、幅によってリキッドデザイン(横幅に合わせて伸縮させる設定)と固定デザインを切り替えることを考えています。
二つのサイトで12年に渡り作ったページ数が実に膨大で、作業は長期にわたると思いますが、徐々にワイド画面でも見やすいサイトにしてゆきます。
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2011年10月1日(土) |
Nikkor SW120mm F8 アートパノラマ装着 その1 |
先日入手したNikkor SW120mm F8をアートパノラマ170で使えるように、色々と作業しました。
レンズをアートパノラマ専用ボードに取り付けた姿ですが、ここに辿り着くのは一筋縄ではありませんでしたから、その様子、経緯などをご説明しましょう。
まず、使用したレンズボードはつぶやき345でお見せした左側のもの。もともとEBC Fujinon SWD 90mm F5.6(旧タイプ)が付いていた専用ボードで、カメラに付いてきたNikkor SW90mm F8sと比較するとボードの突出量が大きくなっています。この専用ボードを予備で入手出来たのは奇跡です。
このボードを用いて超広角タイプの120mm前後のレンズを使いたい訳ですが、適当なレンズを買ってきて付ければよい、とは行きません。まずEBC Fujinon SWD90mm F5.6のフランジバックはボード寸法から逆算すると100.7mm(ボード実寸)+α(シム調整分)で、これにアートパノラマの蛇腹繰り出し量30mmを加えた130.7mm未満のフランジバックを持ったレンズでないとピントが合いません。この時点でFujinon SW125mm F8 (138.1mm), Super Angulon 120mm F8 MC (133.1mm)が脱落します。
次にボードの穴に後群レンズが収まらないと装着出来ませんが、この穴は直径82mm、深さ約46mmであり、フランジ〜鏡筒後端距離が46mmよりも大きいレンズが脱落します。Fujinon SW105mm F8 (46.7mm), Fujinon SW125mm F8 (56.2mm)が該当し、結局の所使えるレンズと言えばNikkor SW120mm F8S(フランジバック130.7mm、フランジ〜鏡筒後端距離44.2mm、後群鏡筒直径80mm)が事実上唯一の選択肢になりました。という訳で、このレンズを以前から探していたのです。
さて、9月29日のダイアリーで、77mmのタムロンレンズキャップを慌てて入手したと書きましたが、その訳も説明しましょう。アートパノラマボードにレンズを収めた時の後群側の眺めです。レンズとボードのスキは1mmしかなく、被せ式のキャップが使えません。鏡筒直径からはみ出ないキャップといえば、タムロンやニコンなどの内つまみ式スナップオンキャップになります。Nikkor SW120mm F8の後群にフィルターネジは切られていませんが、鏡筒内径は77mmでキャップを装着することが出来ます。
大判レンズはシャッターをボードに付けてから、最後に後群レンズをねじ込みますが、ボードとのスキが1mmしか無い穴の中にねじ込みますので、そのままではレンズ面を手で持って作業することになります。しかしそれは避けたいですね。
そこで、レンズキャップを付けた上で、レンズキャップの内側つまみを持つことで、レンズ面に触れることなく作業することを考えました。内側つまみのあるキャップは、ニコン、シグマ、ソニー、ケンコーなど各種ありますが、手持ちのキャップ(サイズ違い)を各種テストした結果、それらの中でタムロンの物が最もスプリング力が強くレンズへの食いつきが良く、またつまみの深さがあり持ちやすいのでタムロンを選びました。
無事、アートパノラマ170に装着した姿です。ファインダーには透明ビニールを切った視野枠を付けて、視野率100%の正確なファインダーを作りました。
しかし、最後にもう一つ問題が残りました。計算上、Nikkor SW120mm F8のフランジバックに対してアートパノラマ+Fujinon SWD90mm F5.6用ボードの実寸はギリギリであり、僅かな誤差があればピントが合いません。実際にも最大限に蛇腹を繰り出して丁度ピントが合うか合わないかで、ピント位置が行き過ぎていないので、厳密に言えば無限遠の少し手前で止まっている感じでした。より確実にピントを出すために現在ピント調整用のシムを探している所です。
大判レンズのフランジバックをシムで調整するなんて、アートパノラマ以外には殆ど考えられない事なので、カメラ用部品として0番シャッター用シムがあるわけではなく、シム専門業者を探して注文しなければなりません。幾つか業者は見つかりましたが、まだ入手出来ていません。という事で、この話題には続編がある予定です。
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