今月の話題
Yahoo地図が変わった(まだバグがあります)
上関町、上盛山展望台
雨のち曇りのちスキャニング
銭壺山の日の出雑炊
結露防止に使えるか、エネループ・ウェストウォーマー
雨の節分草撮影
コダック、終了
メルテック・ホットシート・フロント
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今日からYahoo地図の表示とインターフェースが変わりました。Yahoo地図サイト(Yahooロコ)そのものの閲覧には何ら支障はありませんが、このダイアリーの様に既にブログに貼っている地図の表示と動作がおかしくなりました。一つ下のダイアリーにある地図も、掲載時には上盛山の所にピンを立てて場所が分かるようになっていましたが、現在はそれが表示されなくなっています。また地図のサイズも指定通りになっていません。私のマック上のFireFoxだと「詳しい地図で見る」リンクも出なくなっています。
Yahooロコから新しいタグを取得すれば、ちゃんと表示される様ですが、まだバグがあるようで動作が一様ではありません。動作が安定すればタグを修正しますので、しばらくお待ち下さい。それにしても今までに地図を沢山貼ったから大変だ!
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2012年3月25日(日) |
上関町、上盛山展望台 |
週末晴れましたので何処に行こうかダイアリーを見直してみました。一昨年には広島県北の一本桜撮影に行っていますが、今年の桜の開花が全般的に遅れていて、一本桜たちはまだ開花していません。そこで日の出撮影に切り替えましたが、筆影山や周防大島では日の出の方角が思わしくなく、銭壺山では気分転換にならないので、新しい場所を目指しました。
向かったのは、山口県熊毛郡上関町にある上盛山です。頂上には綺麗な展望台があり、360度の眺望があるとのことです。自宅を日付が変わる前に出て、現地には2時頃に到着しました。
到着後とりあえず下見をしましたが、今日は風が強く、轟々と地響きを立てて風が吹いていました。気温は2〜3度ほどで氷点下にはなっていませんでしたが、この強風のせいで体感温度は極零下。着込めるだけの防寒具を着てやっと何とかしのげるほどでした。
灯台のような展望台は真っ暗な夜の中で美しく立っていました。夜通し照明があるので、私のような夜行族にはありがたいです。風は強い物の空は良く晴れて、天の川も綺麗に見えました。
2時間ほど仮眠を取り、薄明が始まった頃に展望台の頂上に行きました。風は相変わらず強くて軽い機材だと飛ばされそうです。眼下には上関大橋と上関町中心部の街明かりが輝いていました。
そして日の出。邪魔な雲も特になく、良い日の出でした。海面の赤い焼けを期待していましたが、高い位置から夜明けの海を眺めていると、反射角の関係で朝焼けによる海面の色づきは無いですね。考えてみれば当たり前のことですが、今更ながらに気づきました(^-^;
この情景をアートパノラマ170でも撮影しました。それにしても風が強くて寒いです。静止画だと伝わりませんが、華奢な三脚だと倒れてしまいそうな状況です。
さて、ここから改めて上盛山展望台の様子をご紹介しましょう。
展望台の全景です。一見灯台に見えますが、展望台機能以外には何もありません。この場所には下の駐車場から坂道と階段を少し昇って来なければなりません。
入口の様子で、中は広い階段が螺旋状に頂上まで続いており、本物の灯台のような狭い階段でなくて、大きな機材を運ぶのに助かりました。
階段途中の窓にはステンドグラスが埋め込まれていて、朝日を受けて内部の壁が美しく浮かび上がっていました。
頂上到着です。階段は広いですが、頂上のスペースは余り広くなく、他に観光客の居る時間帯に三脚を広げると通行の迷惑になりそうです。ただ大型三脚でも脚を広げるのに不足のない幅はありました。
360度見渡せるよう回廊になっており、東西南北それぞれに分かりやすい案内図が描かれていました。
展望台下にはちょっとした休憩スペースもありました。
360度のパノラマ写真です。写真をクリックすると大きな写真が開きます。場所により島影の少ない情景の為か、キヤノン・フォトスティッチによるパノラマ合成が上手くいっていない部分がありますがご容赦。
展望台にトイレはありません。トイレは展望台から2kmほど下った所、御汗観音への分かれ道の直ぐ下にあり、水洗式の綺麗なものです。山頂に向かう道が左側で、ご覧の通り離合も困難な狭い道です。
撮影終了後は眺望の良い展望台下の休憩所で朝食を作りました。強い風が吹いていましたが、アルポットなので何ら問題無く調理出来ました。
今日もコンビニおむすびと玉子スープによる雑炊です。コンビニ弁当による新たな雑炊メニューにも挑戦しようかと思いましたが、今日はセブンイレブンのおむすびが100円の日だったので、値段に負けておむすび雑炊になりました。いつもの鮭雑炊に加えて、今日は三杯目に梅雑炊を作ってみました。鮭ほどの「はまり役」感はありませんが、これはこれでとても美味しい雑炊になりました。
朝食が済んだら、太陽が高くなって青空が広がり、展望台が一段と白くそびえ立っていました。
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2012年3月18日(日) |
雨のち曇りのちスキャニング |
この週末は雨が降ったり止んだり、時折晴れ間もありましたが撮影に行く気になる天気ではありませんでした。
そこで、最近撮り溜めたフィルムのスキャニングをしていました。35mm、ブローニー合わせて8本あったので土日を使って何とか仕上げました。35mmのスキャニングもかなりの手間ですが、6x17ともなると1枚あたり1時間程度掛かるので大仕事です。週末が好天続きだと撮影を楽しんでしまいますが、曇天/雨天時の健康のためには撮りすぎに注意しなければなりません(笑)。
時間があれば節分草のギャラリーを作ろうかと思っていましたが、時間切れになってしまいました。このダイアリーも日付が変わらないか時計と睨めっこしながら書いています。
Tomiyama Art Panorama 170, Nikkor SW120mm F8, F22, 70 sec., Marumi Center Filter, RVP100
本日スキャニングした中の一枚。周防大島・和佐の夜明け前。私の一番好きな時間帯です。
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2012年3月11日(日) |
銭壺山の日の出雑炊 |
週末の天気予報が安定していなかったので撮り溜めたフィルムのスキャニングでもしようと思っていましたが、土曜日夕刻の予報で日曜日の朝は瀬戸内沿岸なら晴れるとのこと。ならば何処かへ行こうと思い、日の出の方角チェック。
月夜なので筆影山と迷いましたが、日の出の方角に島並のある銭壺山に行くことにしました。山頂から眺めたときに一番目立つ「前島」の上から陽が昇るはずです。
綺麗な月夜なら夜通し撮影しようかと思いましたが、現地に着いてみると霞んでいて絵になりません。霞が消えることを期待しましたが、日の出30分前になってもこの情景です。EOS-3とアートパノラマ170を持ってきましたが、フィルムカメラを出陣させる気にはなりませんでした。
既に日の出の時刻を過ぎましたが、多少の朝焼けがあるものの全体が霞んでいて、今日は駄目そう、、
という事で、早々に朝食準備に取りかかりました。ミニテーブルの上に食材を並べて、アルポットでお湯を沸かしています。
ふと海の方を見れば、太陽が顔を出していました。慌ててデジカメで撮影。
太陽が高くなるにつれて海面が輝き、それなりの絵になりました。これで空気が澄んでいれば年賀状に使えるんですけど(笑)。
撮影に夢中になっていたら、アルポットの中蓋がカタカタ音を立てて「沸騰しているぞ〜」と知らせてきました。そこで一旦撮影を止めて、先ずコーヒーを作り、そしてコンビニおむすびを残りのお湯の中に投入、再沸騰を待ちます。
その間にまた撮影。前島、黒島、長島を結ぶ光の道が出来上がり、日の出スケール通りの情景が出来上がりました。これで空気が澄んでいれば良い絵になるですけどね〜〜
撮影を終えてアルポットで作った雑炊を食べました。湯気が写っていませんが沸騰したての熱々雑炊です。味付けもバッチリでとても美味しいですが、氷点下の山頂での撮影で冷え切った身体には、自宅で食べる以上に美味しいです。最近、撮影がしたいのか、撮影に格好付けて雑炊が食べたいのか分からなくなってきました(笑)。
今日も相変わらずの鮭雑炊で、そろそろ新しいレシピにも挑戦しようかと思っていますが、鮭雑炊が余りにも美味しいので挑戦が延び延びになっています。ちなみに私の鮭雑炊の作り方は
雑炊一杯あたり
- お湯を250ml沸かす。
- セブンイレブンの鮭おむすびを一つ、海苔は巻かずご飯の部分だけを沸騰したお湯の中に入れる。
- お湯が再沸騰するのを待ち、おむすびをお湯の中で崩す。そしてトップバリュー・玉子スープの素を一つ投入する。
- スープの素がお湯に溶けたら出来上がり。器に取り出して、海苔をちぎって掛けて食べる。
私は合計三杯食べますが、一度に作るにはアルポットの容量が足りないので先ず二杯分を作り、二杯目を食べている時に三杯目を新たに作っています。食べている間に出来上がるので待ち時間はありません。但し自宅から熱湯をポットに入れて持ってくる事が肝要で、冷水から沸かすと時間が掛かります。
おむすびはセブンイレブンでなくとも、何でも構いません。具材を変えれば違う雑炊に早変わりします。味付けと溶き卵代わりに使う玉子スープは、玉子以外の具材が余り入っていない、シンプル&ストレートな味付けの物の方が鮭の味を活かすようです。色々と試してみましたが、安価故にシンプルなトップバリューの玉子スープが雑炊には一番美味しかったです。お湯の量が多すぎると薄口になりますので要注意です。
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2012年3月7日(水) |
結露防止に使えるか、エネループ・ウェストウォーマー |
サンヨー・エネループ・ウェストウォーマーMサイズ ENW-WW1SMを購入しました。何でこんな物を?と思われるでしょうけど、決してウェストを温めたくて買ったわけではありません。その理由を一つずつ説明しましょう。
モバイルブースター単品よりも安い!
先ずは外箱です。中味はiPhoneなどを充電できるエネループ・モバイルブースターと、USBヒーター、それらを装着出来るベルトから構成されています。この商品には四種類あり、モバイルブースターが小型の2500mAh(KBC-L3AS)の物と、大型の5000mAh (KBC-L2BS)の物があり、またそれぞれにM(ウェストサイズ60-80cm)とL(80-100cm)があります。モバイルブースター単品価格は3月7日現在アマゾンでそれぞれ2017円と3850円ですが、ウェストウォーマーMサイズは1960円と2587円です。しかもウェストウォーマー付属のKBC-L3ASには単品には無いAC100V用のUSB充電器が付属しています。既に大型の方のモバイルブースターを持っていて小型の物が欲しかったので、小型付属のMサイズを購入しましたが、アマゾンの価格は日々変動し、私が買った価格は1500円でした。その後最安値は1280円まで下がりましたが、その後少し上がりました。
初めてのモバイルブースターなら大型がお勧め
ウェストウォーマーの中味です。青枠で囲ったものが既に持っていた大型モバイルブースター KBC-L2BSで、左側が小型のKBC-L3ASです。大型の物は全てにおいて小型の2倍の性能を持っており、使いやすさは大型の方が圧倒的に上です。アマゾンのレビューによれば小型の物だとiPhoneをフル充電出来ません。大型の物は問題無く0%から100%まで充電可能で、私も大いに活用しています。私は別の用途で小型の物が必要だったので納得づくですが、普段用途は引き続き大型で賄います。
なお、現在は新型モバイルブースター(KBC-L27D, L54D)が単品のみで売られており、特に小型の物は新旧で性能差が大きいので新型がお勧めです。
ブースター 型番 | 容量 | 最大出力 | USB出力 端子数 | 充電時間 (AC) | 充電時間 (USB) | 価格 (単品) | 価格 (Waist Warmer) | 価格 (Neck Warmer) |
KBC-L3AS | 2500mAh | 0.5A | 1 | 7時間 | 7時間 | 2017円 | 1960 -3480円 | 3100 -3500円 |
KBC-L2BS | 5000mAh | 1.0A | 2 | 7時間 | 14時間 | 3850円 | 2587 -2666円 | - |
KBC-L27D | 2700mAh | 1.0A | 1 | 3.5時間 | 7時間 | 2200円 | - | - |
KBC-L54D | 5400mAh | 1.5A | 2 | 7時間 | 14時間 | 約4800円 | - | - |
※価格はアマゾンの2012年3月7日現在。L54Dが在庫切れだったので在庫時の価格を記載。アマゾンの価格はコロコロ変わります。
ウェストウォーマーとしての能力は期待薄
本来の使い方のウェストウォーマーですが、温度は38-40度まで上がります。しかし温度そのものよりも発熱量が2.5Wと小さく、衣服の上から装着しますので、あったか〜い!という感じではありません。室内でウォーマーの上にジャケットなどの衣服を重ねても「ほんのり温かい」という程度です。アマゾンのレビューにもありますが、冬の屋外では全く存在を感じないと思います。
また適合ウェストサイズですが、このウェストヒーターはスラックスのベルトよりも上方、お腹が一番出っ張った部分に巻きます。だからスラックス等のウェストサイズで商品を選ぶと小さすぎ、お腹の体型にも依りますが10cmほど大きめのサイズ前提でMかLを選んで下さい。私が買ったMサイズは80cmまでですが、かなり細身の私でもギリギリでした。ちなみに私にスラックスのウェストサイズは73-76cmです。
ウェストベルトは全て共通なので、小型モバイルブースター付属のウェストウォーマーを買っても、大型のモバイルブースターを問題無く装着出来ます。
結露防止ヒーターとしての使い道は?
前置きが長かったですが、私が本命視した使い方は夜間長時間露光時の結露防止ヒーターです。昨年12月25日のダイアリーでご紹介したように結露防止ヒーターを持っていますが、エネループ充電池をヒーター線直結で使う為に過放電防止回路が無く、使い方を誤るとエネループを駄目にする危険があります。一方でモバイルブースターとUSBヒーターなら、モバイルブースター側に過放電防止回路があり、安心して使うことが出来ます。しかもとても安価!
ウェストウォーマーのヒーター部寸法は幅6cmx長さ23cmで、幅がかなり広くなっています。現物を見て細く切れる物なら切ってしまおうと思いましたが、幅5cmぐらいのフィルムヒーターが内蔵されて切ることは出来ませんでした。だから望遠レンズ専用のヒーターになります。写真の左側がEF70-200mm F2.8L USM、右側がTamron SP 90mm F2.8 Di Macroに輪ゴムで仮止めした様子です。実際に使う場合には保温も兼ねて幅広のベルクロテープなどで包み込むと良いでしょう。
身体を温めるには能力不足のヒーターも、小さなプラスチック製フードやレンズを暖めるのなら十分な能力がありますので、USB延長ケーブルを追加して望遠撮影時に使おうかと思います。持続時間は小型のモバイルブースターで3.5時間、大型だと7時間使えますし、大型にはUSB出力端子が二つあるので、2本のレンズを同時に暖めることも可能です。
※ウェストウォーマーベルトは60〜100cmに対応しているので、直径に直せば19〜32cm。暖められる部分は円周の一部分のみですが、シュミットカセグレンタイプの天体望遠鏡にそのまま装着出来ると思います。
結露防止目的ならエネループ・ネックウォーマーに付属のヒーターが2.5cmx25cmとより細長く、広角レンズでも使えると思います。但しネックウォーマーは安価ではなく(3100-3500円)、付属のモバイルブースターが小型のKBC-L3ASのみなので使いやすくありません。ヒーター部だけの目的で3000円も払うのは勿体ないので、USBヒーター商品を色々とチェックすると、細長いヒーターを見つける事が出来るかも知れません。私もチェックを始めましたが、まだ発見出来ていません。
色々な使い方が出来るエネループ・ウェストウォーマーですが、興味を持たれた方はお早めに。サンヨーがパナソニックに合併吸収されてサンヨーブランド商品が次々に販売中止になっています。この商品も在庫限りの処分価格になっている筈です。
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2012年3月4日(日) |
雨の節分草撮影 |
庄原市総領町まで節分草撮影に行ってきました。
天気が良ければ三原市の筆影山で日の出撮影してから総領町に向かおうかと思ったのですが、予報は曇りのち雨なので日の出は無理。4時半に起きて直接総領町に向かいました。
クリックすると別ページに拡大縮小、スクロール可能な地図が開きます。
現地には6時半頃に到着し、先ずは主な公開地を下見。毎年撮影している1番公開地「田総の里スポーツ公園」(地図上の赤丸)、4番公開地「山根保則宅西」(地図上の青丸)共にそこそこ花が咲いていたので、この順番で撮影することにしました。場所は地図を拡大して確認下さい。
1番公開地の田総の里スポーツ公園裏の杉林です。撮影前にアルポットで朝食を作って腹ごしらえをし、8時過ぎから撮影を始めましたが、小雨が降ってきてしまいました。
花はこのように咲いていました。雨の朝なので、みんな少しうつむき気味です。
とても小さな花なので、カメラを限りなく低く構えて(地面に埋め込む勢いで構えています)、花の表情を狙います。お陰でカメラは泥だらけ、、
このような可愛い双子がいると、必ず撮影しています(笑)。
次に向かったのが4番公開地「山根保則宅西」ですが、雨が本格的に降ってきてしまい、皆さん傘をさしながらの撮影になりました。
桜やブナの新緑の頃には雨でも撮影します。その場合には三脚に特製アダプターを付けて傘を固定するので余り苦労しませんが、節分草撮影は三脚を使わず(使ったとしても超小型)、地面に膝や肘をついて撮影するので、傘は持ちにくく、機材や身体が濡れるのは避けられません。
雨の中に咲く節分草も可愛いですが、撮影は大変でした。雨で撮影効率が落ちたので、本日はフィルム2本で切り上げました。
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2012年3月3日(土) |
コダック、終了 |
3月1日付けでコダックがポジフィルムから完全撤退する事が発表されました。
コダック プロフェッショナル エクタクローム及びエリートクロームフィルム
製造販売中止のお知らせ
私が性懲りもなくフィルムで撮影する理由の70%はエクタクロームの発色にあるので、今回のニュースはある程度予想していたとはいえ、とても残念です。大きな歴史が終わった気がします。
一年分ぐらいはE100VSを買ってあるので、もう暫くエクタクロームの色を楽しみます。
明日は天気が余り良くないので、日の出撮影は諦めて、節分草撮影に行くつもりです。
※EOS 5D Mark IIIが出ましたが、30万円台半ばとは、、、高いですねぇ。こっちも残念。
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2012年3月1日(木) |
メルテック・ホットシート・フロント |
クルマのシートの上に置いて使うシートヒーター「メルテック・ホットシート・フロント(L-100)」を購入しました。購入価格は2000円ちょっと。
主な目的は秋〜冬シーズンの車中泊用です。先日の周防大島・四ッ小島の撮影では外気温氷点下4度の海辺に停めたクルマの中で寝ましたが、2時間もすると車内まですっかり冷えて、身体が凍えてしまいました。余りもの寒さにエンジンを掛けて暖をとりましたが、暖まるまで30分ほどアイドリングが必要で、ガソリンは勿体ないし、暖まるのに時間が掛かるし、、。
車中泊で凍えた経験は今まで何度もあり、クルマの中で使える電気毛布を以前から検討していました。しかしエンジンを掛けずに電熱器を使えば、寒い季節にバッテリー上がりの懸念があり、先にポータブル電源のメルテック・SG-3000DXを購入してありました。
こちらは12V・20Ahの容量を持つので、単純計算ではホットシートを7時間弱使うことが出来ます。
このポータブル電源には100V・120WのDC-ACインバーターが内蔵されているので、一般的な家庭用電気機器も容量内で使えることになっています。家庭用電気毛布なら1000円台から色々とあり、細かな温度調節も可能なので、当初は家庭用電気敷き毛布にしようかと思いました。しかしネットで色々と調べると電気毛布は温度調節回路の関係で正弦波インバーターでないと正常に作動しないとのこと。一般的な12V-100Vのインバーターは矩形波であり、ポータブル電源のも矩形波インバーター。正弦派インバーターは極めて高価で数万円の出費になるので諦めました。
12V用で暖をとる器具には電気毛布、電気膝掛け、そしてシートヒーターの三種類がありますが、車中泊時には身体の下にヒーターが欲しいと思ったのと、冬の早朝に出掛ける際にクルマのヒーターが効き出すまでとても寒い思いをするので、運転中にも使える「シートヒーター」にしました。メーカーも色々とあり、もっと安価に買える商品もありましたが、メルテック/大自工業は歴史の長いメーカーで比較的信頼感があるのと、ポータブル電源と同じメーカーになるので、メルテック製にしました。
このシートヒーターはスイッチを入れると直ぐに温かくなるので、寒い時には助かりそうです。ただ長時間使用だと熱くなりすぎるので、寝ている時には小まめにスイッチをON-OFFする必要があります。またこれをシートの上に置くと座り心地が多少悪くなり、長距離ドライブでは避けたいので、早朝出発時と寝るとき以外には使いたくありませんが、小さく折り畳めないので、使わないときに嵩張ります。
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