掛頭山と八幡の霧の朝 2006

2007年10月に更新したギャラリーですが、2006年に撮影した写真を掲載しています。ここにある写真だけでは少し物足りなく感じたので2007年撮影分と一緒に更新しようと思ったのですが、2007年分は逆に数が多く、合体すると収拾がつかなくなりました。

撮影した日は日の出には恵まれませんでしたが、掛頭山からの夜明け、麓の八幡高原の霧の朝、いずれも静けさを感じさせる情景に恵まれました。
 

1. 夜明け前のまだ真っ暗な、薄明が僅かに始まった頃の情景です。私定番の撮り方になりましたが、何故か毎回表情が微妙に違います。 2. もう少し薄明が進むと、街の光と周りの情景の露出がバランスする僅かな時間があります。この写真は私の作品の中でも露出バランス、色合いが上手く行った一枚です。
フォトテクニック2006年11/12月号・必撮風景&ネイチャー部門掲載
読者が選ぶ2006年11/12月号ベスト3
3. 一見明るい情景に見えますが、まだ暗い時間帯です。フィルムは人間の目には見えない朝焼けの色を写し出します。
4. 大分明るくなり、街明かりが霧の向こうに消えて行く、夜と朝の狭間の時間です。 5. すっかり明るくなりましたが、日の出は無し。霧の静かな情景をハイキーな雰囲気でまとめました。E100VSはこの時間になるとややマゼンタに傾きます。
6. 麓の千町原に咲くユリです。この小さい写真だとユリの存在感が今一つありませんが、原板では綺麗です。 7. 霧がたなびく千町原の情景を、ストレートに一枚写してみました。 8. 6のユリの場所に、山陰から太陽が顔を出しました。
9. オオハンゴンソウの大群落の上に朝霧がたなびいて、写真以上に幻想的な情景でした。 10. 霧の消え行く千町原に、朝露をためた蜘蛛の巣を見つけました。