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【10】まずプロローグとして雨の降る早朝の、臥龍山麓からの風景です。霧にかすむブナはこの写真の雲の中で撮影しています。 |
【11】臥龍山登り口の所の林の情景です。少し冷たい雨と風の香りが伝わりますでしょうか? |
【12】霧にかすむ若いブナの木ですが、ウェブ上では良さを殆ど表現出来ない写真です。 |
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【13】ブナの表面に絡みついた蔦を、雨がつたって落ちていました。その雫を写したかったのですが、スローシャッターでは写りませんね。中央上部の葉がブレているのは落ちる雫が葉に絶えず当たっていたからです.. |
【14】今年イチバンのお気に入りです。被写体に困っていた時に、構図に苦労して撮影したのが良い結果に結びつきました。手前を邪魔していた葉や木が程よいボケになり、PKRの発色に雨とキリが加わって独特の奥行き感、空気感が出たと思います。 |
【15】雨の白樺林です。前ボケを注意深く使って、地面の美しくない部分を隠し、EPPの落ち着いた発色と控えめな二重露出でしっとりとした空気感表現を狙っています。 |
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【16、17】この二枚は昨年と全く同じKENのブナの情景です。左が落ち着いたEPPを使い、キリが最も濃くなった頃の写真。右が緑が強調され深淵な表現をするPKRで、キリがさほど濃くない時の情景です。フィルムやキリの違いでの写り方の変化を味わって下さい。ウェブ上では右の写真の方がまとまりがありますが、ウェブ表現の限界を超えている左の写真の方が原板上では味わいがあります。 |
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