Cherry Blossom 2012

2012年の桜です。広島市内の桜は満開と休日と好天が重なったので、充実した撮影が出来ました。一方で広島県北にある一本桜群は平日に満開になってしまい、殆ど撮影出来ませんでした。今年は山口県の徳佐八幡宮まで足を延ばして枝垂れ桜に覆われた参道を満喫してきました。



広島市内の染井吉野、他

1から13は比治山公園での作品です。ほぼ撮影時間帯の順に並べてあります。2012年最初のカットは西の空に沈む満月を背景に、水銀灯に照らされた桜です(1)。普段は人工光に照らされた桜は撮りませんが、満月のお陰でカラフルな絵になりました。4から12は日の出直後の光の柔らかい僅かな時間帯に精力的に撮影した写真達で、毎年同じテーマで追いかけているものです。13は陽が高くなってから二重露出で優しく桜を表現してみました。
14から19は高天原での作品です。比治山公園の後での撮影になるので陽が高くなっています。14の写真から分かるように、この場所は桜が植えられている地面よりも数メートル高い位置に歩道があるので、目線の高さに沢山の花を見ることが出来ます。そこでボケを多用して、優しい空間に咲く桜、という表現を狙っています。


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徳佐八幡宮の枝垂れ桜

山口県山口市阿東徳佐中にある徳佐八幡宮での作品です。ここは370mの参道が枝垂れ桜に覆われるという、桜が満開の時には言葉で表現出来ないほど美しい場所で、多くの人々が訪れます。20-23は前日の夜に八幡宮入りしたらライトアップされていたので、その際に撮影した作品です。参道北側が白熱電球、南側には大きな水銀灯があり、人工光のミックスによってピンクの枝垂れ桜が世にも不思議な色合いで再現されています。24、25は夜明け前、まだ人々が訪れる前の様子で、桜で本殿が霞む美しい参道がお分かりになるかと思います。26から30は枝垂れ桜を淑やかな雰囲気に仕立ててみました。

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長沢(ながぞう)の枝垂れ桜

今年は満開が平日となり、4月29日(日曜日)に訪問した時には既にピークを過ぎて青葉が出始めていました。また今年は花の付きがかつて無いほど悪く、過去の作品と比較するとあまり映えない仕上がりになっています。今年も樹齢400年の桜と逢ってきましたという証拠写真として5枚ほど掲載しておきます。

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