今月の話題
皆様、よいお年をお迎え下さい
職場では来年から液晶モニター
フォトテクニック年間連続応募賞
液晶モニター選び
フォトテクニック誌2007年1-2月号
年賀状作成開始〜iP4200始動
フォトテク応募準備完了
コダクロームの終焉
10年経ってから本を読む
趣味を仕事にすると
エネループ
延べ3本目のTamron 90 Macro
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今年もあと僅かとなりました。皆様の2006年は如何だったでしょうか。
私の2006年度の写真生活は、2年のブランクを経てフォトテクニック誌の必撮ベストショット応募に復帰したのが大きな変化でした。2003年度は必撮2回掲載で、マグレもあって月間ベスト1と年間ベスト2まで頂きましたので、2006年度は一応その上を目指す「意気込み」で取り組みました。目標は年間連続掲載!
で、結果ですが、5/6月号で敢え無く掲載が途切れて目標達成は出来ませんでした。それでも4回必撮に掲載され、内2回が大掲載。月間ベスト1を1回、月間ベスト3を2回頂きました。残すは年間ベストですが、発表が2月20日発売の2007年3/4月号なので、それまで私の「2006年度」は終わりません。
写真撮影の面では2006年も引き続き足繁く出掛けたものの、撮影条件が思わしくないことが多く、『想定外の恵み(つぶやき245)』を除くと良い写真には恵まれませんでした。日頃の行いが悪いのか、写真に対する感度が鈍っているのか、来年以降の反省材料です。
撮影機材はジャンクを中心にレンズが数本増えました。Nikkor Q Auto 135mm F2.8, EF75-300mm F4.5-5.6, Sigma 70-300mm F4.5-5.6 DL Macro, Ai Nikkor 200mm F4。これらのレンズは撮影というよりも研究用のレンズです。それ以外にはSonnar 135mm F2.8, Planar 85mm F1.4, Fujinon T400mm F8, Tamron SP-AF90mm F2.8 Di Macroの4本が「まとも」なレンズで、今後の作品制作に活かしてゆくつもりです。こうして見ると全部望遠系ですね。基本的に望遠が好きなのかな(笑)。
私にとって2006年は「それなり」の成果のあった年でした。来年の目標については年が明けてから書くことにしましょう。それでは皆様もよいお年をお迎え下さい。
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2006年12月28日(木) |
職場では来年から液晶モニター |
今日が会社の仕事納めでした。来年から職場が変わるので、引っ越し準備をしました。
会社のパソコンモニターはソニーの17インチCRT。200人ぐらい居るひろ〜〜いオフィスでブラウン管モニターを使っているのは1年以上前から私だけ(^^;。自分のサイトの写真を最廉価グレードの液晶で見ると悲しいから...度重なる液晶モニターへの交換を断って使ってきました。しかし新しい職場ではそれも叶わず、物理的にブラウン管モニターを置けないので、泣く泣く液晶モニターに切り替える準備をしました。
慣れる為に二日間ほど液晶を使ってみましたが、液晶の中ではドットピッチの最も大きな15インチXGAモニターでも、アプリケーションに依っては字が小さくて老眼には少し辛いです。解像度を変更すると今度は文字がボケボケになって使い物になりません。また背景の白がパールペイントの表面みたいにキラキラして目の焦点を合わせにくく、数時間使っていると疲れますね。でも液晶からブラウン管に戻すと文字のシャープさに劣る事が分って、液晶の方が好きな人も多いのだろうなぁと思いました。色々と難点はありますが、今後の仕事は液晶でするしか無いので諦めます。
ひるがえって、自宅のモニター問題ですが、液晶かCRTかで迷っています。液晶で長時間使用でも疲が少なくて、写真の階調をきちんと再現する19インチモニター(これが我が家に置ける最大サイズ)は、恐らくナナオのL797しかなくて、現時点価格は12万円程度。普通の19インチ液晶の2〜3倍のお値段です。これだけ高い投資をしてドット抜けが目立つ所にあると悲しいので、ドット抜け保証のあるお店で買おうとすると、広島にはお店が無いし、保証料上乗せで更にお高くなります。う〜〜ん。
結局、画像系の液晶の目指している所って、CRTが持っていた階調再現力なんですよね。だったらCRTにすれば...、とは思いますが、既に新品は無いに等しく、中古もかなり年月を経たものが中心で真新しいものは滅多にありません。値段そのものは17インチで1〜2万円も出せばあるのですが...
現在は液晶、CRT両面から商品を探しています。さて、何になるでしょうね〜。出物のCRTがあればCRT,無ければ液晶になると思います。その前に液晶モニターをきちんと比較できる広島のお店を探さなくては...デオデオ本店はダメだったので、次はベスト電器かヤマダ電器かな?
..現在のモニターは相変わらず一日数度、意識を失っています(笑)。
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2006年12月25日(月) |
フォトテクニック年間連続応募賞 |
フォトテクニック誌から年間連続応募賞の賞状と賞品を送ってきました。賞品は表がナイロン、裏がナイロンメッシュになっている小物入れの巾着袋です。撮影済みのフィルムでもがさがさと入れておくのに丁度良いかも知れません。使い道はこれから考えます。
昨年度一年間頑張った小さなご褒美ですね♪
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2006年12月24日(日) |
液晶モニター選び |
現在使っているパソコンのモニター(三菱ダイアモンドトロン17インチ RD17GR)が寿命の様で、時々画面が深い緑色になったかと思うと、消えてしまうようになりました。幸いまだ数秒で復帰するのでネット生活出来ていますが、モニターが映らなくなれば何も出来ないので、次のモニターを探し始めています。
銀塩写真がメインの私にとって大切な事は階調再現性。そして目をいたわる為に、メニューの文字を読みやすい大きさにするために画面解像度調整できること(液晶は推奨解像度以外だと文字がにじむ傾向大)。これ故に長年ブラウン管(CRT)に拘って使ってきました。しかし改めてCRTモニターの情報を探ってみると事実上死滅していました。二社ほどまだ販売しているのですが、性能レベルとしては最低ラインの物のみです。既に広島の店頭には無く全て取り寄せになるので、性能に不安のある商品を画面を見ずに買う勇気が起きません。
言うまでも無く、プロの世界も含めてモニターは液晶が主流であり、私のCRTこだわりは既に意味が無いのかも知れません,,,,と自分自身を納得させて、昨日から液晶モニターの情報収集と比較を始めました。最近の液晶の流行りスペックは応答性能とハイコントラスト比、それにHDCP対応でしょうか?これらは何れも動画再生を狙ったもので、写真にはあまり関係がありません(コントラストは多少あり?)。それよりも画面のぎらつきの無さ、目が疲れにくいこと、自然な階調再現を重視すると売れ筋液晶モニターは殆ど落第。ナナオのL797-R(19インチ)ぐらいしか候補に挙がらないようです。しかしこのモニターはナナオFlexScanシリーズのトップグレードであり、飛び抜けて高いですね。あ、言い忘れましたが私のモニター設置スペースは高さ制限が厳しく、19インチか21インチワイドが最大でそれ以上は置けません。
夕刻、広島付近では比較的品揃えの良いデオデオ本店に行ってきました。そこにはずらりと液晶モニターが並んでおり、ナナオL797の兄貴分L997(21インチ)もありましたが、CRTを見慣れた目にはどれも白が飛んでいてイマイチでした。映していた映像そのものが素人ウケを良くするためにハイコントラストになっていたのかも知れませんが、満足出来る画面を見れなければ買う決心もつきません。暫くは悶々とした日々が続きそうです。結論が出るまで現在のモニターが生きてくれることを祈るばかり。
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2006年12月19日(火) |
フォトテクニック誌2007年1-2月号 |
フォトテクニック誌2007年1-2月号を買ってきました。この号には応募していませんが、掲示板の常連、プロカメラマンの大将☆さん(重田吉晴さん)のギャラリーが掲載されているので必買です。個人的に大将☆さんからメールを頂くことがあって、時々写真も拝見させて頂いていましたが、あれこれ考え込む私とは違って被写体にストレートに立ち向かい、直感的に構図を捉えるかの様なアプローチがとても参考になっていました。今回はその作品群を大きな写真で見ることが出来てとても幸せです♪
また掲示板仲間のたかまささんがスナップ部門の第一回トップ入選者に輝きまして、コメント&顔写真入りの大掲載。我ながらのように嬉しいです。掲示板仲間による連続掲載は綿々と続いていますので、今後も頑張りましょう。次の号からは私のみならず多くの掲示板仲間が復帰する筈です。
従来の必撮ベストショットからPTフォトコンテストに変わった結果、入選点数が一部門あたりたった5点になってしまいました。従来の風景ネイチャー部門は10点が入選枠だったので、一気に狭い門になりました。その代わりに5点の入選作の写真の大きさが大きくなりましたので、見ごたえが出て来ましたし、掲載時の嬉しさも少し大きくなった気がします。
前号(2006年11-12月号)に掲載された私の写真ですが、読者が選ぶベスト3に入っていました。印刷の出来があまり良くなくて原板の美しさを再現していない写真掲載でしたのでベスト5に入るとは思いませんでした。予想外でとても嬉しいです。私の写真に投票してくれた方々に心から御礼申し上げます。
これで2006年度は必撮に4回掲載されて、内3回が月間ベスト5に入りました(1位が1回、3位が2回)。合計ポイントは236点で、合計点で競う2003年度までの方法であれば多分年間ベスト1になっているのですが、2004年度以降はベスト5全作品を集めて1枚を選ぶ選考方法なので、どうなるでしょう。発表は次号で、かすりもしない可能性も当然あります(^^;
それからフォトテクニック誌からハガキが来ました。今号を買ってね!という編集部/営業部からのサインでしょうけど、メール以外で宣伝メッセージが来たのは初めてです。買いましたので御心配なく>編集部/営業部の皆様。
左は本日購入したフォトテク誌と、フォトテクから来たハガキ。右は美しい写真が並ぶ大将☆さんのギャラリーの1ページ。美しい写真群はフォトテクを買われて御覧下さい。
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2006年12月17日(日) |
年賀状作成開始〜iP4200始動 |
12月も半ばを過ぎたので、まだ手付かずだった年賀状作成に取りかかりました。適当な写真を選んで、挨拶文や住所と共にハガキの中にレイアウトして行きますが、これが難しく毎年悩みます。今年選んだ写真は特に難しく、レイアウトの試作品を幾つか作って試行錯誤しました。
試作品をテストプリントする為に、先日購入したプリンター「Canon PIXUS iP4200」を設置しました。今まで使っていた「EPSON PM-770C」のインクがまだ残っており、もう少し使いたかったのですが、新しいプリンターをセットアップしないと用紙設定や色味調整が出来ないのでPM-770Cには現役引退をお願いしました。購入したのは1998年なので、丸8年間私の酷使に耐えてくれた事になります。パソコン関連機器としては上出来の寿命でしょう。PM-770C君、ご苦労様でした。
新しいプリンター 〜とは言っても年式落ちしたiP4200ですが〜 は前面給紙カセットをA4状態(長くなります)にしてもオートドライの上に収まって良い感じです。印刷音も静かで、あちこちに傷みの来ているPM-770Cに比べれば当然画質も綺麗。しかし最初は文字印刷出来ませんでした。ノズルチェックパターン印刷をしてみると五つあるインクのうち、顔料を用いた黒インク(BCI-9BK)が全く出ていませんでした。もちろんプリントヘッド、インク共に新品で初めてセットしたものです。ちょっと(--#モードで先ずはヘッドクリーニング!強力、通常取り混ぜて10回以上繰り返し、印字はされるようになりましたが、まだ少しかすれが残っています。染料系インクは最初から大丈夫だったので、顔料系はデリケートなのでしょうか。
取説を読んだら「強力クリーニングをしても症状が改善しない場合は、電源を切って24時間以上経過したあとに、もう一度強力クリーニングを行います」とありましたので、明日以降にまたクリーニングしてみます。
古いEPSON PM-770Cで重宝していた機能にカスタム用紙設定があり、デフォルトには無い非定形の用紙への印刷を楽しんできました。昨日お見せしたフォトテクニック誌への応募封筒の住所や、ポジのマウントに書き込む撮影データ等は小さなシールラベルにPM-770Cで印刷しています。しかしiP4200、というよりも最近のプリンターの取り扱い説明書を見ると、キヤノンに限らずこの不定形用紙に対応可能な機種が余り無いようです。iP4200の場合は更にA5よりも小さい用紙ではハガキよりも薄い紙を使うなとあり、いつも使っているラベル紙はダメみたいです。本当にダメかどうかこれから試してみますが、自由度を失ったプリンターって残念です。旧来の手紙の便せんってAx、Bxで表される用紙サイズでは無いのですけどね〜。皆さんどうされているのでしょう?
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2006年12月16日(土) |
フォトテク応募準備完了 |
フォトテクニック誌2007年3/4月号のPTフォトコンテストへの応募準備を終えました。ちょっとしたゴタゴタで1/2月号への応募をしなかったので応募券が手元にあり、1/2月号の発売を待たずに準備することが出来ました。今度の締め切りは12月25日東京必着なので、20日のフォトテク誌発売を待ってからだと殆ど時間的余裕がありません。ゴタゴタで1枚余った応募券ですが、締め切り前の慌ただしさを避けられるので却って良かったかも知れません(笑)。
今回の応募枚数はテーマ部門と風景部門に各1枚の合計2枚(いずれもポジ)です。2枚応募なら今までだと80円で送付出来たのですが、返信用封筒を同封するようになったので90円掛かるようになりました。
もうすぐ発売されるフォトテクニック誌2007年1/2月号では、掲示板の常連、大将☆さんの作品が数ページに渡るギャラリーを飾り、また御本人の紹介&インタビュー記事もありますのでお楽しみに。長年秘密のベールに包まれていた大将☆さんの作品と人物像が、いま解き明かされます(笑)。
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2006年12月13日(水) |
コダクロームの終焉 |
先日コダクロームの話題を取り上げたばかりですが、本日コダクロームの販売終了の発表がありました。コダクロームは1935年に世界初の三原色タイプのカラーフィルムとして発売され(→詳細)、今日のカラーフィルムの先駆けとなっただけに、一つの大きな時代の終わりを感じさせます。
発表の概略は
コダクローム64の販売は在庫限りで、現在の販売ペースだと2007年3月末頃終了の見込み。
※今回発表による買い占めで早まるかも知れません(KEN注釈)
現像は2007年12月20日まで国内で現像処理。
それ以降(フィルムの有効期限内)は米国にて現像処理。
さて、最後のコダクロームを買うかどうか、悩み所です。来春の新緑狙いで1〜2本買おうかな...
それにしても淋しいニュースです。
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2006年12月10日(日) |
10年経ってから本を読む |
暫く広島は雨続きでしたが、今朝になってやっと晴れて、9時前に自宅から綺麗な虹が見えました。そこで今晩は平和大通りに設置されているクリスマス・イルミネーション「ドリミネーション」を撮影に行くつもりでしたが、風邪をひいたのか午後から寒気がするようになったので止めました。新しく買ったTamron SP-AF 90mm F2.8 Di Macroのデビューの予定でしたが、残念です。
最近は風邪が流行っているようで、会社でも休む人が頻発しています。先日は我が女房も体調不良でした。それがうつったのかな?皆様も風邪にはお気をつけ下さい。
以前のダイアリーにも書きましたが、現在読んでいる本は『ベッツィ・サンダース著 サービスが伝説になる時』で、丁度10年前の1996年に発刊された本です。私は長年の経験則から『ビジネスやマーケティング関連の本は発刊後10年経ってから読むべし』と決めてあり、以前買ったこの本も10年目にして紐解きました。毎年星の数ほどの著者がさも持論が世界で一番正しいかの様な著書を発刊していますが、もちろん全部が正しい訳ではありません。経営もマーケティングも『将来を設計する』ので、正しい将来像をもたらす本でないと却って大きな損害をもたらしますが、その本に書かれている事の...
・正否が分る人はそもそも本を読む必要は無く。
・正否が分らないからこそ、正否を見抜いて学習しなければならない。
というジレンマに陥ります。そこで編み出した手法が10年本を寝かせてから読むと言うルールです。こうすればその後の歴史が本の内容の正否と普遍性を証明してくれますし、結果的に大多数の書籍は資源ごみに過ぎないと気付かせてくれます。(10年ルールは5年ルールでも構いませんが、私は10年にしています。)
この本を紐解いたのは、先日読んで感銘を受けた『J. D. Power 顧客満足のすべて』の内容の正否を確認するためです。J. D. Powerの本は今年の8月に発刊されたばかりの新刊なので私の読書ルールに反しているのです(笑)。そこで似たような領域を扱い、丁度10年前の本としてベッツィ・サンダースの本を選んで読んだのです。驚いたことに、J. D. Powerとサンダースは異なる立場から全く同じ事を書いていました。従いサンダースによってJ. D. Powerの確からしさが逆に証明されました...あくまで私の中での話ですけどね。
カメラ関連の新製品情報を日々チェックしていますが、新製品の発売情報は全体の1/3程度で、残り2/3は発売日未定の新製品発表、発売遅延の知らせ、不具合による回収修理もしくはファームウェアアップデート、キャッシュバック/セールスキャンペーンの知らせなどですね。1/3しかない新製品発売情報も発表日と発売日の間には2〜3カ月の期間があるのがザラです。この近年カメラ業界の悪しき風習は、デジカメ&デジ眼用レンズ新製品発売競争の中で後手に回ったメーカーが需要をつなぎ止める為に苦肉の策として始めたのでしょうが、今や蔓延してしまいました。製品開発も終わっていないのに発表だけする。熟成していない商品を発売して不具合を出しまくる。これによって引き起こされる事は、多くのカメラユーザーが待たされる(発売を待ち、また購入後は修理の出来上がりを待つ)事だけです。ユーザー不在のメーカー間の競争のための競争をしていると、どの会社も利益なき繁忙状態に陥りますよ。
...と言うことを、J. D. Powerやベッツィ・サンダースは語っています。どこかのメーカーの経営者がこれらの本を読まれて、企業のありようを少しだけ変えたら、疲弊したデジカメ業界の中で後手に回った企業であっても、形勢逆転に転じるのは夢ではないと思います。
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2006年12月5日(火) |
趣味を仕事にすると |
昨日の広島は最低気温が3度台で、この冬一番の冷え込み、とか言っていたら今朝は0.6度。これは殆ど真冬の気温です。通勤時に駐車場の車を見れば真っ白に霜が降りて、冬本番の始まりを感じました。
タムロンのサイトに小林義明さんのエッセイが掲載されていますが、とても共感してしまいます。私も趣味を仕事にした一人ですが、10年目ぐらいからその趣味がつまらなくなりました。仕事とは自分ではない他人の為に奉仕しその対価として収入を得るわけで、趣味を仕事にすると「好きなことを好きには出来ない」というジレンマに陥ります。この矛盾と上手く付きあって行けないと、つまらなくなる気がします。私の場合、仕事は仕事って割り切りました(笑)。割り切れば仕事面では他人に奉仕する事が愉しくなり、また別の世界で趣味とも付きあって行けます。
一方で仕事にしなくても、趣味の領域でも似たような境地には陥ります。フォトコンテストは自分の腕を磨くのに良いし、また現在の自分の実力レベルを確認する事も出来ます。しかし一本調子でずーっと続けていると、写真撮影いつの間にかフォトコンテストの為の撮影になってしまい、自分の為の写真ではなく審査員の為の写真にすり替わってしまいます。こうなるとつまらなくなりますね。
その場合は一旦フォトコンテストを止めるのも良いですし、フォトコン写真と自分の写真の二本立てで取り組むのも良いかも知れません。三輪薫さんの「ひとりごと 2006年7月30日分」の中に「フォトコンテストへの応募を止め、自分自身のための作品作りに専念してはと進言したことがある。」という文章がありますが、この一文の意味を三輪さんの意図通りに理解できる人は、フォトコンテストに深く没頭した人でしょう。
私は?と言えばフォトコンテストの為の写真を撮れるほど器用では無いので、そういう悩みは少ないですが、逆にフォトコンテストに応募するに値する作品が底をついて少々焦り気味です(笑)。
仕事にしても趣味にしても、フーコーの振り子のように絶えず場所を変えながら揺れ動く事がある種の安定条件の様な気がしています。常に新しい事にチャレンジし新しい経験を求めればマンネリ化を防げて、新しい刺激が自分自身を活性化してくれますよね。余り結論になっていないかな?(^o^;\(-"-バキッ!
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2006年12月3日(日) |
エネループ |
普段使っているニッケル水素電池の持ちが悪くなってきたので、最近評判のサンヨー・エネループの単三を8本買ってきました。
現在使っているニッケル水素電池は1600mAHから2100mAHの容量で、初期の物は1998年ぐらいに買っているので既に7〜8年も使い続けています。そろそろ寿命が近づいてきているのか、容量低下というよりも自己放電が多くなった感じで、満充電にしても2カ月ほど放置しておくと全く使えないぐらい電圧降下してしまいます。カメラに入れた電池も少し間を空けた撮影だと、出発の前夜に電池ぎれになって慌てて充電することもしばしば。その様な訳で、少しづつ電池を新調して行くことにしました。
ニッケル水素電池は一時期容量競争を繰り広げていましたが、サンヨーが一転、公称容量を下げる代わりに自己放電特性(従来の1/3以下)と繰り返し充電寿命(約1000回、従来は500回)を大幅に改善した「eneloop」を発表し大ヒットになっているようです。私自身も充電直後以外に余り意味の無いピーク容量よりも、実際の使用場面で使いやすい電池の方が有り難く、エネループが出て以来、従来タイプのニッケル水素電池は眼中から消えました。参考までにパナソニックもエネループと同タイプのニッケル水素電池を出していますが、こちらはネーミングが無いのでパッケージを見ないと従来タイプとの違いが分らず、いつまで経っても脳裏に焼き付きません。エネループは今や改良型ニッケル水素電池の代名詞になりつつあり、サンヨーのマーケティングの勝利ですね♪。
実際の使い心地で特筆すべき点があれば、つぶやきでレポートしようと思います。
話は変わりますが、パナソニックが出したオキシライド電池はアルカリ電池互換と言いながら初期電圧の高さ(1.7V)から数多くの電子機材を破壊している筈で、キヤノンやコンタックスを初め多くのメーカーサイトにオキシライド電池の使用に関する注意書き(非対応機材リスト)があります。オキシライド電池を使って機材が壊れた場合、修理費はどうなったのでしょう?
私はオキシライドが出た時から「この電池やばいぞ〜」と思っていたので全く使いませんでした。その後雨後の筍の様にオキシライド電池使用禁止/注意の通達が各メーカーから出るのを見て、壊れたであろう大量の機材の顛末が気になっていました。最近はオキシライド電池が店頭から消えだしていますね。ある店では在庫処分とかで安値で売られていますが、それがまた新たな不幸を生む気がします。
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2006年12月2日(土) |
延べ3本目のTamron 90 Macro |
先々週買ったレンズですが、タネを明かせばTamron SP-AF 90mm F2.8 Di Macro (272E)です。私にすれば三本目のタムロン90マクロです。
私の中望遠マクロ遍歴を振り返れば、1997年にTamron SP-AF 90mm F2.8 Macro (72E)を購入し精力的にのマクロ撮影を始めました。その後娘も撮影を始めたので二本目のマクロとしてEF100mm F2.8 Macroを1998年に購入。しかしその描写に満足できずに1999年に二本目のTamron SP-AF 90mm F2.8 Macro (72E)に買い替え、タムロン2本体制で父娘撮影していました。娘が写真を離れてからはタムロンは2本も要らなくなり、2004年にVoigtraender MACRO APO LANTAR 125mm F2.5 SLを買った時に一本を里子に出しました。引取先は広島●●写真倶楽部(仮称)会員のhi-keiさんで、渡したレンズは綺麗な1999年新品購入の方です。
という事で、現在使っているTamron SP-AF 90mm F2.8 Macroは9年以上も苦楽を共にしている相棒で、不満は特にありません。ただ日の出撮影などの極端な逆光時にうっすらとゴーストが発生する傾向があり、90〜100mm付近の日の出撮影専用レンズが欲しいと考えていました。その中で浮上したのがコーティングが改良されたDiバージョンで、1年ぐらい前から安いのがあったら買おうかな、と思っていたのです。先々週T町に中古が突然に出現し、価格はT町らしい価格で2万円台半ば。相場よりも1万円ぐらい安いので少し悩んだ挙げ句に買ってしまいました。
何故今日まで買ったことを隠していたかというと 〜深い意味はありませんが(笑)〜 日の出撮影用を意図しているので、逆光性能をチェックしてみたかったからです。ところが広島地方の週末は雨続き。本日やっと晴れ間がのぞいて簡単なゴーストチェックが出来ました。結論は〜初代モデル72Eと大差ありませんでした(^^;。
昼間の太陽を相手にすると初代72Eモデルは開放で画面反対側にブルー主体の大きなゴーストが発生し(強度はさほど強くありません)、F16まで絞ることによってほぼ消すことが出来ます。但し小さな光の点が1〜2個どうしても残ってしまい、これが作品に小さな汚点を加えてしまっていました。最新モデル272Eはコーティングの違いからゴーストの色はグリーンに変わりましたが、量的には大差ありませんでした。F16まで絞ると殆ど消える所や、小さな点が残るのも同じでした。コーティング以外の光学系が変わっていないのでゴーストが残ってしまえば性格は同じなのでしょう。レンズ見た目はコーティングが改良された印象が強かったのでチョットだけ残念な結果でした。
とは言えタムロン90マクロは私のマクロ撮影には欠かせないレンズなので、これから大活躍してもらいます。
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