今月の話題
芸北秋本番、人出も本番
KEN氏危うきに近寄らず、、
マック不調、修理完了
フォトテクニック誌、廃刊
新幹線指定席、取るならどの席?
この秋は..
マックのその後&630里親募集中
本日の雑感〜マックと30D
天気が思わしくないのでギャラリー更新作業
パソコン不調は続く、、
パソコン不調で休日が潰れたぁ
Eudora終焉
いたって冷静(笑)
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明日11月1日から3日まで、東京にちょっと(かなり)気の重い出張です。ダイアリー更新が遅れると思います。
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2007年10月28日(日) |
芸北秋本番、人出も本番 |
昨日のダイアリーを書いた後で、天気図や気象衛星画像を調べてみたら広島県北部で霧が出やすそうな状況だったので、寝る事なくそのまま芸北(北広島町)の掛頭山に出掛けました。1時半に家を出て、現地着が3時過ぎ。いつもの撮影ポイントは泊まり組とおぼしきクルマ二台に占拠されていたので、奥のスキーリフト下り場のところに行きました。満月を過ぎた月が西の空に輝き、下界には少なめですが街明かりが隠れる程度の霧の海が見えています。そこで早速撮影開始、、、
広島市内はまだ秋が始まったばかりで早朝でも気温は15度ぐらいありますが、今日の掛頭山の気温は3度。おまけに台風20号の影響が残っているのか、5時過ぎまでは強風が吹いていて、体感気温は更に低く、、。念の為に持っていった冬の防寒具を全部着用しても凍えてしまいました。真冬の場合は普段の着衣から防寒になっていますが、今日の着衣は初秋の広島市内スタイルなので、防寒着の下が薄着ゆえに寒い寒い。
スキーリフトの所にはスキーシーズン時のオールナイト用の照明が何故か点灯していて、まぶしいぐらいでした。これが光害となって星空は殆ど見えず、、仕方なく下界の霧を月明かりで狙う事にし、3時半ぐらいから撮影開始しました。
私以外にも4時前から数名カメラマンが来ましたが、撮影する人はゼロ。その後もバス二台、大量のクルマがやって来ましたが、朝焼けが始まるまで撮影する人はゼロ。他の多くの人達には日の出前後だけが被写体なんですね〜。
今日の霧の状態です。霧の高度は高くなくて「今日は少ないですね」というカメラマンがいましたが、撮影するなら山並みとのハーモニーが得られるこれぐらいの霧の方が絵造りがしやすいと思います。霧が多いと正面に見えている一番高い山の山頂部分しか見えなくなります。
6時過ぎのスキーリフト下り場の情景。夏場は訪れる人が殆どいない掛頭山も、秋になると雲海撮影の名所としてカメラマンで溢れます。今日はバス2台、乗用車15〜20台が来ていました。スキーリフト降り場は電波塔のある撮影スポットから溢れた人達が来る場所ですが、これだけの人達で溢れ返りました。日の出の方向に丁度リフトの鉄塔が立っていて、日の出撮影はやりにくいです。
今日は空の表情も無く、朝焼けも殆ど無かったので、平凡な日の出になりそうだったのと、日の出時刻が近づくにつれて鉄塔が邪魔な場所から陽が昇る事に気付き、日の出前に撤収しました。早く下山すれば麓の千町原の霧をより長時間楽しめますからね。
先日、夜明け前のピント合わせ用にビクセンのマルチモノキュラー6x16を購入しましたが、頼りになる道具でした。下界の街灯や、明星(水星)相手に無限遠ピント合わせの確信度が高まりました。但しアイピース部に手持であてがうだけなので、映像が安定せず、視野の中で点像が上下左右に動く事がありましたので、何か改善したいですね。
マルチモノキュラーを首から下げたら、胸とお腹の部分が賑やかに(笑)。これが私の夜明け前撮影七つ道具の内の四つです。液晶バックライト付きのストップウォッチはバルブ撮影に欠かせません。普段はカメラ二台体勢で撮影するので、このストップウォッチと腕時計のストップウォッチを併用しています。ポジメモ入れはいつでもメモ帳とボールペンが取り出せるように小さなポシェットを首から下げています。アングルファインダー等もこの中に入れておきます。衣服を着替えてもポケットからポケットに内容物を移す必要がありませんので重宝しています。ペンライトはカメラ操作、撮影データ記録に使います。ちなみに夜明け前撮影七つ道具の残りはカメラと三脚とリモートケーブルです。
今朝の千町原は気温が2度。草木には霜が下りていました。
そして紅葉も始まっていました。ブナの紅葉撮影好機はもうすぐです。
今朝は結局7時ぐらいまで現地で撮影してから帰途につきました。完全な徹夜です〜〜。
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2007年10月27日(土) |
KEN氏危うきに近寄らず、、 |
Mac OSX 10.5 Leopardが昨日発売されました。私はLeopard発売目前にOSX 10.4 Tigerにアップデートして使い始めていますが、新しいものに直ぐには飛びつかないのがやはり正解だと思います。新しいOSが出るといつもの事ですが、トラブルや、トラブルではないにしても時間を忙殺される現象に多くの方が見舞われています。
Leopardにアップグレードした場合、私の使用用途や環境では次の事がほぼ致命的です。
- OS9 Classic環境が使えない。(サイト更新はNetscape Composer 4.7で行っています)
- Photoshop 7.0が起動しない。(直ぐにCS3にアップグレードするお金が、、)
その他にも使えなくなったソフトが続出したり、パソコンにログイン出来なくなったり、ネットにつながらなかったり...まあ、そのうちにユーザー間でノウハウが開発&共有化され、ソフト側の対応(アップデート)も為されて問題は少なくなって行くでしょうが、現在は発売後1日目で、まだそれらの蓄積が十分では無いので、トラブルに見舞われた方は右往左往、途方に暮れる事になります。私にとってOSは手段に過ぎないので、今までの資産が使えて安定している事が第一。だから暫くは手を出さないでしょう。そう言えばOSX 10.3 PantherをインストールしたのもOSX 10.4 Tigerが発売されてからでした(^_^;。頻繁に行われるOSやアップル純正ソフトの自動アップデートも再起動が必要になるケースが大半なので結構煩わしく、次のOSが出てから前のOSを使い始めるのは、これを避ける目的もあります。
intel Macに引き続きOSX 10.5 LeopardでもOS9が完全に斬り捨てられました。OS9が使えるマック環境は今後益々貴重になりますね。残念ながらマックの寿命ってそんなに長くは無いので、使えるOS9環境がいつまで持ちこたえるか、、
最近パソコン(マック)の話題が続いたので、明日からは写真の話題に戻しましょう。
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2007年10月25日(木) |
マック不調、修理完了 |
昨日と今日の朝は最高の霧日和でした。西日本を中心に日本全体が高気圧に包まれて、広島付近で霧の出やすい気圧配置になっていました。ライブカメラでチェックすれば、三次も芸北も朝には霧が出ていましたが、私は会社勤務なので撮影には行けません。既に天気は下り坂で、夕刻から雨になりました。人生なかなか上手くは行きませんねぇ。
暫く不調だったマックがやっと直りました。三つの因子が絡み合って不具合を発生していたので、それらをチェックする組み合わせが増えてしまって原因を断定するのに時間が掛かりました。結論として、OSX 10.4にアップグレードして不調になった原因は、
1)4枚ある512MB RAMの内の一枚が不良。
2)アップル純正SCSIカードとOSX 10.4とのコンフリクト。
です。アップル純正SCSIカードは単体ではコンフリクトは起こしませんが、これにSCSI機器を一台でも接続するとOSX 10.4とコンフリクトを起こし、OSX 10.4は起動不能か起動出来ても短時間でフリーズ。OSX 10.2は比較的安定しているもののRAMテストを実行すると正常なRAMでもエラーになっていました。RAMの一枚は不良品であり、そのRAMを取り除いてもSCSI機器を接続してあるとRAMテストでエラーになるという症状の為に、暫くは真因を断定出来ませんでした。最終的にはSCSI機器を全部外して、RAMを一枚一枚付けたり外したりして、1サイクル2時間半掛かるRAMテストを何度も走らせて不良RAMを突き止めました。
現在はSCSI機器を一切使わず、RAMは不良の一枚を取り除いた1.5GBでマックを使っていますが、フリーズは全く起きていません。
外付けSCSIハードディスクを二つ持っていますが使えなくなってしまったので、容量の大きい方の一台をマック内部にATA接続で内蔵することにしました。私のマックには既に4機のハードディスクが内蔵されており、正規のスペースは残っていません。そこで第二光学ドライブべイ(5インチ)スペースに5機目のハードディスクを設置すべく、3.5インチ〜5インチ変換金具を購入しました(350円)。
では、ハードディスク内蔵作業をご覧頂きましょう。
まずはI/O DATAの外付けSCSIハードディスクを分解し、中からHDDをとり出します(写真左)。外部接続はSCSIですが、内部はATAなので、問題なくマックに内蔵出来ます。そしてHDDの両側に3.5→5インチ変換金具を取り付けます(写真右)。
マックから光学ドライブベイのシャシーを取り外します。上側にはDVDドライブが設置されており、下側の第二光学ドライブベイが空いています。
そして下側のスペースに先程のHDDを取り付けます(写真左)。ここまでの作業は非常に簡単です。しかしここで大問題が、、。上のDVDドライブと下のHDDのATA接続部(赤枠)が左右にずれているために、マックに内蔵されているリボンケーブルを接続する事が出来ませんでした。リボンケーブルは昆布の様に幅広で、丁度二機のドライブの間隔+αの距離で細長い端子が設置されており、左右方向にずらすことが殆ど出来ないのです。
そこで方針変更。先日増設したシリアルATA・500GBのHDDを第二光学ドライブベイに移設しました(写真右)。シリアルATAケーブルは細長くて柔らかいケーブルなので、配線に自由度があります。一方今回内蔵するATA・HDDは本来の第二HDDドライブベイに設置しました。
この作業によって、無事デスクトップに5機のHDDがマウントされました。これでほぼ今まで通りの環境でパソコン生活が出来ます。
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2007年10月21日(日) |
フォトテクニック誌、廃刊 |
フォトテクニック誌が10月20日発売号を最後に終了し、デジタルフォトテクニック誌と融合した「フォトテクニック・デジタル」になるとの事です。しかし実態としてはデジタルフォトテクニックへの吸収合併で、本家フォトテクニック誌は実質上の廃刊という事でしょう。それが証拠にフォトテクニック誌が長年続けてきたコンテンツである初心者のためのアドバイスコーナーとか、必撮から変化したPTフォトコンテストも終了してしまいました。今まで積み上げてきたポイント制度も全てお仕舞い。新しい雑誌の方向性やコンテンツはまだ決まっていないのか、後日発表になっています。
フォトテクニック誌の購読を始めたのは確か1997年からなので、丸10年以上お世話になり、フォトテクニック誌と共に写真上達やフォトコン入選を目指して一喜一憂してきましたが、今回の廃刊で私の中でもひとつの時代が終わった感じがしています。
私の方は暫くフォトコンから離れて、更に自分の世界を求めて彷徨うつもりです。
本題とは関係ありませんが、本日更新したFog Gallery 2007から一枚
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2007年10月20日(土) |
新幹線指定席、取るならどの席? |
今日は広島から東京にある実家まで新幹線で往復しました。
最近は新幹線での移動が多いので、どうしたら快適な移動が出来るか色々とシミュレーションと実践をしてみました。そしてひとつの結論に...(笑)。それは
「三列席の窓側(A席)または通路側(C席)を狙え」
というもの。御存知のように、みどりの窓口で指定券を買う場合に、座席の位置や種類の希望を出す事が出来ます。東海道・山陽新幹線の場合は、禁煙/喫煙、窓際/通路側、以外にも、座席の位置(A,B,C,D,E)、オフィスシート(車両の最前列で、PC用の大型テーブルとコンセントがある)、車両最後列(スーツケース等の大型荷物が有る場合に座席背後に置けて便利)等々、、
一方でJR側は、乗客がひとりの場合で、希望が無い場合にどの順番に座席を埋めて行くかと言えば、次の順番です。
1:E席(二列席窓側)、2:A席(三列席窓側)、3:D席(二列席通路側)、4:C席(三列席通路側)、5:B席(三列席中央)
新幹線普通席で長時間を快適に過ごすポイントと言えば、座席間隔はどの座席でも共通なので、幅方向の空間がどれだけあるか、だと思います。5列ある新幹線の座席幅はとりわけ狭いですからね。最高の条件はもちろん、隣りに人がいない事。となると、一番空席である可能性の高い席はB席(三列席中央)なので、その脇の席(A席、またはC席)を取ると隣りが空いている可能性は自ずと高くなります。逆に言えば二列席側の席を取ってしまうと、ほぼ確実に隣りは居る事に、、(特にD席の場合は99%隣りは居ます)。
些細な事ですが、これに気付いてから意図的に三列席の窓側か通路側をみどりの窓口でお願いしたら、3回に2回は隣りが空席の快適な旅が出来るようになりました。特に発車直前の指定券購入でA席かC席が取れた場合は、B席が空席の可能性は極めて高いです。
当然今日の往復の新幹線指定席も全てA席指定。特に東京に向かう新幹線では東京まで三列独り占め状態だったので、名古屋から先では5列ある中で唯一座席幅の広いB席(両側を人に挟まれるので座席が広い)に移り、両脇が空席の状態で十二分に腕を拡げて寛ぐ事が出来ました。
帰りは予定が1時間繰り上がったので、指定席を早い新幹線に変更しました。博多行きの混雑しているのぞみだったので、「窓際か通路側取れますか?」と聞いたら「通路側なら」との返事。当然C席かなと思って特に注文をつけなかったら、D席(二列席通路側)に。結局、東京から広島まで隣りに乗客が居る席に座るハメになってしまいました。通路を挟んだC席は名古屋から広島まで空席で、B席は当然全行程で空席だったのに、、
やっぱA席かC席でなきゃ!
という思いを新たにしたのでした。
なお、長期連休中など、空席が期待薄の場合は素直にE席かD席の方が快適だと思います。また山陽新幹線区間のひかりレールスターやこだまなど、2+2のゆったりとしたシートを採用している列車は、5列席のどの座席よりも快適なので、これを利用出来る場合は積極的に利用しています。
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2007年10月19日(金) |
この秋は.. |
直系親族のひとりが緊急入院しました。明日は早朝から東京に行かなければなりません。入院は暫く続きそうで、かなり深刻な病状です。...という事で、この秋は写真どころでは無いかも知れません。きまぐれダイアリー上ではこの様な話題は避けて出来るだけ楽しく写真について語って行きたいと思いますが、更新が遅れ気味になったとしたら事情をご高察下さい。
昨日は朝から名古屋に出張でした。新幹線の時間を調節して、栄にあるトップカメラに初めて立ち寄りました。中古フロアにはカメラ、レンズのみならず、雑多な周辺機材まで揃っていて、珍しいものを探すのなら良いかも知れません。印象としては新宿東口の「カメラのきむら」に近いですね。ただ中野の中古ショップの価格を知っているので食指が動きませんでした。概ね2〜4割ぐらいは高い印象です。という事で収穫ゼロ。
帰り際に新幹線まで15分時間があったので、名古屋駅構内にあるソフマップにも行きました。かつては広島にもソフマップがあり重宝していましたが撤退してしまい、最近は中古パソコンショップが殆ど無くて苦労しています。そこで買ったのは実は新品ですが、レジ前で特売になっていたWIN用のBUFFALDのコンパクトUSBキーボード。会社のノートPCを自宅で使う際に、別体キーボードの方が効率が上がるので、大き過ぎないサイズで手頃な価格の物があれば買おうかと思っていました。値段は何と480円!
どうやったらフルキーボードがこんな値段で作れるんでしょうね。下手なUSBケーブルよりも安いです。8月17日のダイアリーでマック用のアップル純正キーボードがモデルチェンジして6400円に値上げになったので、慌てて旧モデルを3570円で買ったという話題が懐かしいやら、馬鹿らしいやら(笑)。
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2007年10月17日(水) |
マックのその後&630里親募集中 |
【マック不調、その後のその後】
日曜日に話題として採り上げたメモリーテストをしました。以前のテストでエラーの出た512MBのRAMをエラーの出ていない二番目のスロットのRAMと入れ換えてから、実際に暫くマックを使い、更に昨日徹夜でメモリーフルテストを3回連続で走らたのです。結果は全くエラー無し。従ってメモリーエラーはRAMの責任では無い事になります。
さてさて、ロジックボードのメモリースロットの3番目と4番目に何らかの不調原因があるのか、はたまたもう一つの不調原因であるアップル純正SCSIカードにSCSI機器を接続するとメモリーエラーを誘発するのか.....トラブルシューティングはまだ続きます。まあ、取りあえず1GBのRAMで安定して使えているので、慌てずにトラブルの原因を突き止めようと思います。
【防湿庫整理】
EOS 30Dを買って防湿庫が溢れたので、少し機材整理をすることにしました。以前ジャンク漁りをしていた頃のコンパクトカメラで、ここ数年全く使っていないマミヤU、チノンスプラッシュとEOS100QDは親友Mに譲る事に。またEOS 630は掲示板読者の方の中から先着一名で譲る事にしました。既に昨晩に掲示板に掲載しましたが、流石に古いEOSだからでしょうか、24時間経った現時点で希望者が居られません。
EOS 630は金属ボディで、600番台の機種としては最高の秒間5コマのモータードライブを搭載しています。基本設計がまだMF時代の良さを残しているので、ファインダー倍率も高く、オプションの方眼レーザーマットを入れてあるのでMFは非常にやりやすいです。この機種の持病であるシャッター幕(ダンパーが溶解して付着し開閉不良)と液晶バックライト(漏電して電池をカラにする)を交換修理してありますので、安心して使える630だと思います。グレーのボディは初代のTamron SP-AF 90mm F2.8 Macro (72E)を付けるとカラーコーディネーションが完ぺきになります。興味を有る方は掲示板をご一読の上で、メールでどうぞ、、(追記:引取先は決まりました)
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2007年10月14日(日) |
本日の雑感〜マックと30D |
【マック不調、その後】
一時不調に陥ったマック(Power Macintosh G4 MDD Dual 1.25GHz)ですが、その後一回のフリーズもカーネルパニックも無く、現在は極めて順調に動いています。但し不調要因を取り除いた結果、二つの弊害が出ています。
ひとつは先日も書きましたがメモリーが2GBから1GBになってしまったこと。表面的にはメモリーテストで二枚の512MBのRAMにエラーが出たのですが、実は私のマックの機種には4つあるメモリースロットの内、3つ目と4つ目にメモリーを挿すと不安定になる個体が少なからずある事が某メモリーショップのテストで判明しています。新品でメモリー増設時からOSX 10.3 Pantherがまともに動かなかったので、私のマックもそれに該当している可能性があります。不良と判定されたメモリーを1つ目か2つ目のスロットに挿してテストすればマックとメモリーとどちらが悪いのか分るのですが、まだテストしていません。
二つ目はSCSIの外付け機器が使えなくなった事。新品購入時にアップルストアでBTOオプションで装着したマック純正SCSIカードがOSX 10.4 Tiger不調の最大の原因でした。機器の接続数や内容を変えてみましたが、症状は何ら改善しないので使用をあきらめました。もう一枚のラトックシステムのSCSIカードはOS9でブートする為にBIOSを書き換えてあり、OSXでは使えない状態にしてありました。それ故にこちらにはSCSI機器をつなぎっぱなしにしてもOSX 10.4は安定していますが、もちろん機器は認識されず、マウントもされません。という事で、現在はOSX 10.4上でのSCSI機器使用を断念しています。
【EOS 30D シェイクダウン】
先日EOS 30Dを購入し、とうとうKENもデジタル一眼レフユーザーの仲間入りをした訳ですが、つぶやきで機材の事を色々と書いている私も、ことデジタル一眼レフに関しては超初心者で現在は習熟途上にあります。今日は天気が思わしくなくて自宅に居たので、数本のレンズを付けて自宅ベランダから撮影し、RAW現像もやってみました。デジ眼とRAW現像など既に語り尽くされた事ではありますが、私なりの感想を。
まずデジタル一眼レフで撮影すると、直ぐにパソコン上でピクセル等倍にして画像チェックが出来ます(出来てしまいます)。これでレンズの画質差が一目瞭然(あくまでデジタル上での画質ですが)。特に周辺部のシャープさとか、倍率色収差の程度とかの違いが明快に分ります。....それでこのレンズは良い、あのレンズは良くない、と考え出すのはまあ自然の成り行きですね。ただ安価な、倍率色収差出まくりのレンズでも感動的な写真はこれまで生み出されてきた訳で、作品成否にあまり関係の無い要素に過度に引き込まれないように自重しないと、フォトグラファーではなく機材マニアになってしまいます。
とは言え、いざ次にレンズを買うとなれば、デジタルで撮影してもシャープで色収差の少ない映像を結ぶレンズが欲しくなるのが人情というもの。そういう要望に応えなければならないメーカーさんは大変です。
デジタル一眼レフを使って、やっぱり良いなと思うのは、ISO感度があたかも絞り値を変えるようにコマ毎に自在に変えられる事です。フィルムではあきらめなければならない暗さの手持撮影もデジタルなら可能です。それだけにカメラマン側がついつい横着になりそうなので、風景ではISO100以外使わないとか、自重しないとね。
逆に撮影時に一番困っているのがフィルムカウンターが無い事。デジタルにはフィルムが無いので、コマのファイル番号表示になりますが、これが常時表示になっていません。撮影直後に液晶画面にファイル番号は出ますが、直ぐに消えてしまい、撮影データの記録が出来ません。
「何言ってんの?デジタルなら撮影時のデータは自動記録されていますよ!」
という声が聞こえてきますが、カメラは「カメラマンの意図」までは自動記録してくれません。紙とボールペンによる撮影データ記録は何より撮影時にカメラマンが考えていた事を必要に応じて何でも記録出来るので、本気撮影の場合には止められないです。対処方法として撮影後の画像表示を30秒とかシャッター半押しまでとか長くする事を考えています。液晶表示を長くするとバッテリーの消耗が早くなるのが小さな懸念点です。
実害は無いものの少し気になった事として、EOS-3とEOS 30Dを比べると30Dの方がフランジバックが短い様です。フォクトレンダーのマクロアポランター125mm F2.5SLを使ったのですが、真正MFレンズであるマクロアポランターはレンズ設計上、無限遠は浮いていません。EOS-3の場合はピントリングを端まで回した時にきちんと無限遠になりますが、EOS 30Dの場合は無限遠が明確に浮いていました。ただ無限遠の浮いている方が日中のピント合わせがやりやすいので実用的に困る事はありません。
また小さくて素ガラスの様なファインダーはピント合わせがやりにくいです。マクロアポランター開放で遠景を撮影した最初の一枚は僅かにピンボケになってしまいました。二枚目からは気合を入れたのでピントばっちりでしたけど、EOS-3の二倍以上の気合が要ります。
コンタックスマウントのレンズを使った時に「あれ?」と思う事件が。私が使っている比較的安価なマウントアダプターの場合、レンズを外す時に反時計回りに回転させると、レンズが脱着ポイントを行き過ぎて反対まで回転してしまいました。EOS-3の場合にこんな事は経験しなかったので、30Dはマウントの構造が微妙に違うのでしょうか。もちろんEFレンズでその様な変な事は起きませんので、あくまで責任はマウントアダプター側にありますけど(^_^;
画質ですが、デジタル画像でパソコン上で鑑賞するなら、やっぱフィルムよりもデジタルの方が綺麗で解像感も高いですね。世の中が一気にデジタルに傾倒したのがよく理解出来ます。
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2007年10月13日(土) |
天気が思わしくないのでギャラリー更新作業 |
週の半ばの天気予報では週末が絶好の撮影日よりだったので、この週末は夜明けの霧の撮影に行こうと思っていたのですが、天気が下り坂になってしまい、現在広島は厚い雲に被われています。残念、、、
それなら体力温存する必要も無いので、朝からギャラリー更新準備をしていました。2007年の掛頭山撮影ではフィルム8本消費して、スキャニングしたカットだけでも100枚あります。本日の作業はそこから作品選定して、HTML化して、、、英訳して、とても疲れました。しかし下手な鉄砲も数打てば...と言いますので、元が100枚あれば手応えのある作品も数枚は(^_^;。
更新は近日中に行いますが、ここでは一枚だけ、予告編としてギャラリー没作品をお見せして時間稼ぎしましょう。ギャラリーには25枚を上梓予定です。
夕刻にT町に行って、新しいオモチャの付属品を手に入れました。そのオモチャはEOS 30Dと共に使うものですが、それが何かは、後日発表します。それはさておき、久しぶりに土曜日に行ったので(通常は日曜日が多い)、最近噂のT町の店員さんと初めてお会いしました。背の高いチャーミングな女性の方で、A澤さんとは..(以下略)(笑)。
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2007年10月10日(水) |
パソコン不調は続く、、 |
マック(Power Macintosh G4 MDD Dual 1.25GHz, OSX 10.4.10)のトラブルシューティングのその後です。
OSX 10.4.10では起動もままならぬので、トラブルシューティングは安定しているOSX 10.2.8で行っています。先日はメモリー(RAM)不良を疑って、メモリーテストでエラーが出た一枚を取り外したのですが、その後も不安定なので再度メモリーテストを繰り返すと、またエラーが出現。合計二枚を取り外し2GBのメモリーが1GBになってしまいました。昨晩はこれで徹底的なメモリー確認テストをすべく、マックを徹夜で走らせて、合計3時間ぐらい掛かるフルテストを連続二回させました。その結果はOK!
これで問題解決か!と意気込んでOSX 10.4.10で起動してみると、起動直後にカーネルパニックが出てしまいました。
う〜〜〜ん(-_-;
カーネルパニック時の画面です。
エラーログ
次に疑った事はSCSIカードとSCSI機器。理由は、どこで読んだのか忘れたのですが、アップルの正式文章のどこかで、OSX 10.4が安定しない時にSCSI機器を全部外せとか、互換性のないSCSIカードを取り除けとか書いてあったので。その時に「不具合を起こす可能性のある機器は沢山あるのに、最近のマックに装備されていないSCSIだけを採り上げて注記するのは何故かなぁ」と印象的だったからです。OSX 10.4ってよっぽどSCSI嫌いなんでしょうか?
私のマックには二枚のSCSIカードを挿してあります。一枚は世にも貴重なアップル純正(アップルストアでBTOオプションで注文した)カード、もう一枚はラトックシステムのREX-PCI30Lマック対応版です。まずはSCSIケーブルを二つのカードから外し、一切のSCSI機器の接続を断ってみました。すると、、、、おお!今まで最長10分、酷い時は3秒しか持続しなかったOSX 10.4.10を2時間ノートラブルで使う事が出来ました。原因はやっぱりSCSIとOSX 10.4との相性か?
次にREX-PCI30Lを疑って、アップル純正SCSIカードの方にだけSCSIケーブルをつなぎました。こちらには外付けのHDDが二台つながっています。そして再起動し、使い出したらお約束の10分の少し前でカーネルパニック!
「おのれは、アップル純正SCSIカードだろうがぁ!」と思わず呻く( ̄A ̄#)。
念のため何度か再起動して使ってみますが、数秒から最長7分程度でカーネルパニックになり、使用出来ません。さてさて、カード側が悪いのか、接続しているHDD側に何か問題でもあるのか。ターミネーションはきちんとしているし、今までSCSIエラーなんて無かったし、、外したSCSIのHDDには貴重なデータが入っているので、これをマウント出来ない状態だととても困る。
とりあえずこの文章はSCSI機器を全部外したOSX 10.4.10上で書いています。今日は疲れたので、ここでお仕舞い。
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2007年10月8日(月) |
パソコン不調で休日が潰れたぁ |
昨日マックのOSをOSX10.2.8からOSX10.4.10にアップデートしたところ、マックが起動しなくなり、このトラブルシューティングで日曜日と月曜日が忙殺されてしまいました。現在は起動するようにはなりましたが最長10分しか使えないという状況なので、トラブルシューティングは当面続きそうです。
マックのOSと言えばOSX10.5 Leopardが10月発売予定で既に秒読み段階ですが、このタイミングでOSX10.4 Tigerを購入してアップデートしたのは、新しいOSは安定するのに時間が掛かりトラブルシューティングに忙殺されたくないのと、EOS 30Dを買ってしまい、フォトショップでRAWから直接編集するにはCS3へのアップデートが必要だからです(現在はver.7)。CS3はOSX10.4.8以降でないと動きません。
OS9時代にOSアップデートする際には、システムフォルダのバックアップを取り(10数秒で済みます)、トラブルがあっても直ぐに元に戻せるようにしました。この原則は今でも活きていますが、OSXは単なるシステムフォルダのバックアップコピーだけでは意味を成さなず、HDD全体のクローンを作る必要があります。一方私のメインHDDは既に100GBを超えるファイル容量があり、HDDのクローンを作るのも一苦労。Carbon Copy Clonerを使えばアーカイブ保存が出来るのですが、何故か作業途中でマックがフリーズしてしまい上手く行かず、諦めてバックアップ無しで通常のOSアップデートを行いました。それで(案の定)悪夢の世界に、、
OSX10.4で起動しなくなると、何故かOSX10.3でも起動が非常に不安定になり、OSX10.2だけが比較的安定して動いています。それで最初にした事は、全く復旧出来ない事を考えて、予備のHDDインストールしてあったOSX10.2.8をメインOS化する事でした。主なアプリケーションやファイルをインストールし、様々な設定を今まで使ってきたOSX10.2.8と同じ状態に持って行きました。この文章もその予備のOSX10.2.8上で書いています。
その次にした事がおきまりのPRAMクリアとかSCSI機器を外してみるとか、、、しかし症状が改善しないので、ハードウェアテストをすると、メモリーテストに掛かったところでカーネルパニック、、
そこで安定しているOSX10.2.8で起動してメモリーテストをしたらエラーが大量に出てきました。次に一枚一枚RAMを外して再起動してメモリーテストし、一枚の怪しいRAMを特定しました。
不良とおぼしきRAMを外し、メモリーテストでOKが出るとOSX10.4でも起動出来るようになりました。従って原因の第一はRAM不良だった様です。これで一安心、と思いきや、OSX10.4では10分もしない内に画面にダークグレーのカーテンが降りてきてフリーズし「再起動」を促すメッセージが出てしまいます。まだメモリーがおかしいのか、OSがおかしいのか、何かとコンフリクトを起こしているのか、、、
今日も夜8時になり既に丸一日以上取り組んでいるので、一旦ここで打ち切り。当面は予備のOSX10.2.8で作業します。10.2<10.3<10.4とメモリーにシビアになったと聞いていますが、こういう結果で実感するとは、、。厳密でシビアなシステムが偉いのではなく、多少の不確定要素、不安定要因に対しても安定しているシステムにする方が偉いと思うのですが、、、如何?。私的にはOSX10.4で起動すら出来ないメモリー状態でも安定して動き、長年フリーズも殆ど無いOSX10.2の方が好きですね。
今日はカメラ屋巡りとギャラリー更新作業をしようと思っていましたが、どちらも出来ませんでした。
メモリーテストでエラーが出て、取り外した512MBのメモリー。
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2007年10月6日(土) |
Eudora終焉 |
数日前にROXIO(ソニック・ソリューションズ)からメールで突然に「Eudora 7J for Windows 及び、Eudora 6.2J for Mac OS Xソフトウェア販売終了のお知らせ」という通知が来ました。
メールソフトのEudoraはマックの世界では草分けで、十数年前にマックを最初に持った時からメールソフトはEudoraでした。そして現在でもEudora 6.2Jを使っています。現在の標準からすれば機能的に遅れを取っているメールソフトで、フリーソフトのThunderbirdの方が高機能だったりしますが、しつこくEudoraを使っているのは1990年代前半からの膨大なログを閲覧する為です。Thunderbirdが発表された時にEudoraのログをインポート出来ると書いてあったので乗り換えを考えたのですが、結果的にログのインポートが出来ずあきらめました(文字化けしました〜私がEudora上で古いver.1互換のログファイル形式を使っているからかも知れません)。
それが突然の販売終了の通知で、2007年12月21日を以て全てのサービスを終了するらしいです。これで直ちに手元のEudoraが使えなくなる訳じゃありませんが、新しいマックと新しいOSになったら使えるかどうか保証がありません。ああ、膨大な過去ログをどうしてくれようか、、、
そこで暫くネットを調べてみたら、Eudoraの販売中止はEudoraがオープンリソース化されてフリーソフトになる為らしいのです。日本語版が出るかどうか不透明ですが、FirefoxやThunderbird等と同じMozillaがPenelopeという開発コードで作る予定とか。生まれ変わったEudoraの日本語版がフリーで手に入る事を期待しましょう。だた私が期待する事はEudoraのインターフェースでや技術の継承ではなく、過去ログが引き続き最新のマシンとOSで閲覧出来る事です。果たしてそれが実現されるかな〜
週末になったのでEOS 30Dを触ってみました(笑)。まずは取扱説明書を読んで、一通りの動作を覚えて、手持のレンズのうち、キヤノン製では無いレンズを全部つけて動作チェックしました。シグマ、タムロン、フォクトレンダー共に全て問題なく動きましたが、私のシグマレンズは全てEOS7対応品なので大丈夫だったのでしょう。これについてはつぶやきvol.278として追加しました。
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2007年10月3日(水) |
いたって冷静(笑) |
9月30日のダイアリーでEOS 30Dを購入した事を書いたら、掲示板にとても沢山の書き込みが有りました。今まで色々な機材を買ってきましたが、これほどの反応は初めてだと思います。それだけデジタルの時代になったという証左でしょうか。
しかし張本人のKENはいたって冷静というか、クールというか、30Dは幾つかの動作チェックをしただけで、あとは箱に仕舞ったままです。電池の充電もしていないし、ストラップも装着していません。次の週末に30Dを持って何処に行こうか?と思いを巡らせた事も今のところありません(笑)。
いつも「貴重な瞬間に押せるシャッターは一つだけだ」と思っているので、被写体に応じて適材適所で機材を使おうと心掛けています。その意味で、風景を収めるのは出来るだけフォーマットの大きなポジが良いと思っていますが、手持機材は35mmのEOS-3の上が一気にトヨフィールド45Aまで飛ぶので、結果的にEOS-3でばかり撮影しています。トヨだと機動力が無く、レンズの焦点距離も明るさも限られるので、それにふさわしい被写体でないと使いにくいです。その点ペンタックス645シリーズは機動力とフォーマットの大きさの面で絶妙のバランスを持っていますね。KENが買っていないのは特にレンズの価格が高過ぎるから。
一方30Dで風景を撮る事はあると思いますが、如何に綺麗に撮れても、パソコン画面で鑑賞するのでは悲しい(どう足掻いてもライトボックスの上で見るポジの美しさには敵わない)ので、一番良いシャッターチャンスではやはりフィルムカメラのシャッターを押しているでしょう。
折角買った30Dですが、ではどの様な場面で使おうと持っているかと言えば、まずはウェブに掲載する写真(ギャラリーを除く)です。つぶやきのレンズテスト、機材撮影、それから音楽ページの写真集撮影(主に海外出張時の記念撮影と思って頂ければ良いかと)。次に仕事上の記録撮影です。そして今まであまり撮影して来なかった分野での撮影(昆虫、野鳥、動物、スナップ、その他)を考えています。こちらは時間の兼ね合いも有るので実際に撮影するかどうか未定ですが、数多くシャッターを押す必要が出てくるので、撮るならデジタルの方が良いかなと思っています。
頭では理解していたAPS−Cサイズのカメラですが、実際に手にしてみると広角側が足りない!というのが切実です。標準ズームとしてせめて17mmスタートのレンズが欲しくなり、EF17-40mm F4Lが益々欲しくなりました。実は30Dを買った時にFカメラの隣りのショーケースに中古物件が有ったのですが、それを同時に買ってしまうと総額13万円を超えるので、その時は見送りました。次のボーナスが上がっていたら考えましょう(笑)。
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