今月の話題
悩ましいEOS 60D
Nickel-and-dime
Mac Pro退院
朝飯前の掛頭山
Macが壊れると、、
Mac Pro入院
倉敷散歩
ヒマワリと蓮の花のギャラリーを追加
よく見かける落とし物(ベルボン製・現行型クイックシューの悲劇)
八幡湿原の蓮撮影
大山ひまわり撮影
掛頭山と八幡湿原、気合いを入れたけど空振り(^-^;
|
EOS 60Dが発表になって、色々な所で話題になっていますが、KENの超個人的な意見というか、悩みなどを書いてみます。
私が6月生まれの為か、何故か6を中心とする3の倍数に縁が深くて、自宅も職場も6Fにありますし、カメラはEOS-3にEOS 30D。トヨフィールド45Aもありますが45もしっかり3の倍数であったりします(笑)。
という訳でもありませんが、30の次は60という事で、60Dが出て価格、品質(初期不具合)両面が落ち着いたら買おうかなと思いはじめていました。その暗黙の前提は50Dから全ての面に渡って進化、高機能化すること。しかし発表になってみれば60Dは7Dの無かった時代に発売された50Dからの全面進化版ではなく、7Dとの差別感を出すためか一部簡素化/下級化されていて、これが迷う原因になっています。
現在使っている30Dと比較して、40D以降の中級EOSデジタルが持っている機能性能で私が欲しいものを並べてみます。
30D→40D |
センサークリーニング機構(これが無いと撮影現場では対処出来ませんから)
ファインダースクリーン交換(方眼レーザーマットを入れたい)
ライブビュー(夜景撮影のピント合わせに使えそう)
※CF、BP-511A, BG-E2対応(変化しない点が○。30D、G2の資産が使える) |
40D→50D |
AFマイクロアジャストメント(レンズごとのAF調整をメーカーに依頼するのは面倒)
92万ドット液晶モニター
ライブビューでのAF(ライブビューがより実用的になった)
※CF、BP-511A, BG-E2対応(変化しない点が○。30D、G2の資産が使える) |
50D→60D |
バリアングル液晶モニター(PowerShot G2で使い慣れているけど、これは便利)
電子水準器(これも実用的で便利そう)
動画撮影(使用頻度は低いと思うけど、あって悪くは無い)
内蔵ストロボによる外部ストロボワイヤレス制御(ミノルタに追いついた)
X AFマイクロアジャストメント(無くなってしまった、これは痛い)
X リモート端子がN3からE3タイプへ(廉価版になりTC-80N3, WC LC-5が使えない)
△ CF→SD、BP-511A→LP-E6、BG-E2→BG-E9(時代の流れではあるが、資産が使えない)
|
60Dでドロップした機能の中で一番痛いのはAFマイクロアジャストメントですね。次いでリモート端子の変更。下級端子から上級端子への変換アダプターはありますが、逆は無いので下級端子機種は上級用アクセサリーが使えません。暫く冷却期間を起きますが、今の印象ではこれから暴落するであろう50Dを買う方が良いかなぁと思っています。30Dも元気なので、当面これを使い続けるかも知れませんが、、
|
|
2010年8月27日(金) |
Nickel-and-dime |
"Nickel-and-dime" はポッドキャストで今日勉強した英語表現で、意味は「少しずつお金を巻き上げて苦しめる」です。他動詞で
Canon nickel-and-dimes us.
(キヤノンはちょっとずつお金を巻き上げて私たちを苦しめるねぇ)
の様な使い方をします。nickelはニッケルですが、米国では5セント硬貨の俗称。dimeは同じく10セント硬貨の事で、nickel-and-dimeは5セントや10セントという意味で、小銭を巻き上げるという意味に転じています。何でこんな文章を書いたかと言えば、昨日発表されたEOS 60Dと4本の交換レンズ群を見ていて有ることに気づいたから。
リング式三脚座AII(W) | 12,000円 |
リング式三脚座AII(B) | 12,000円 |
リング式三脚座B(B) アダプター付き | 16,000円 |
リング式三脚座C(W II) | 18,000円 |
リング式三脚座D(B) | 18,000円 |
昨日発表されたEF70-300mm F4-5.6L IS USMはF4Lファミリーの一翼を担う中級Lズームだと思いますが、それ用の三脚座C(W II)タイプの値段が、以前の物から50%値上げされて18,000円(税別)になっていました。写真で見る限りAタイプと余り変わらないように思えるんですけどねぇ。EF100mm F2.8L IS USM用のD(B)タイプも同額になっています。どちらのレンズもEF400mm F5.6L USMやEF300mm F4L IS USM、EF180mm F3.5L Macro USMよりも小型なのでAタイプやBタイプの三脚座を使えるような設計は出来たと思うのですが、無理に型番を変えて値上げしたように見えます。
キヤノンは最近の中級Lレンズで、本体は比較的魅力的な表示価格にしておきながら、気づきにくい所でしっかり儲ける様な小細工をしている様ですね。
Canon, you're a penny-pincher, aren't you?
|
|
2010年8月25日(水) |
Mac Pro退院 |
Mac Proが本日退院しました。
予想通り、不具合箇所はグラフィックボードで、交換されて帰ってきました。
修理費は
部品代 | 49,000円 |
技術料 | 14,000円 |
消費税 | 3,150円 |
合計 | 66,150円 |
欲しいレンズが二本あるのですが、丁度そのレンズ代が吹っ飛んだ感じです(^-^;
でも、取り敢えずこれで元の生活に戻れます。
|
|
2010年8月22日(日) |
朝飯前の掛頭山 |
朝二時起きで掛頭山まで撮影に行ってきました。
夜明けのオリオン座はお盆休みの頃が丁度良いタイミングですが、今年のお盆休み中は台風と猛暑のせいか朝は全て曇りか雨で、一度も日の出撮影に出掛けられませんでした。今日だと一週間以上タイミングが遅いために夜明け時点でオリオン座の高度が上がってしまい、下界との組み合わせが難しいのですが、それでも何とか撮影出来るかも知れません。 昨晩恒例の気象チェックをしたら、実況天気図だと霧は期待出来ない物の、予想天気図ならば霧が期待出来そうな気圧配置になっていました。上空の風も殆ど無く、KEN的には霧の発生確率50%ぐらいの感じなので、ダメもとで撮影に行く事にしました。
掛頭山に向かう道中、温井ダムを過ぎたあたりから霧が現れたので、結果は当たりでした。掛頭山頂到着は3時50分頃でしたが、下界には霧、上空にはオリオン座が輝いており早速撮影開始、、、霧とオリオン座を組み合わせた撮影は2005年以来5年ぶりのことなので、EOS-3二台で眠さも忘れて撮影に勤しみました(とは言え、一枚15分露光ののんびりとした撮影です)。しかしオリオン座の高度はやはり高く、24mmレンズでも薄明が始まった頃には下界と組み合わせる事が出来なくなりました。
これは日の出直前のかなり明るくなった時の掛頭山からの眺望です。少ないながら霧が一面に発生していました。
今日は上空に雲が無く、朝焼けは殆どありませんでしたので、日の出の写真は平凡です。期待は薄明前のオリオン座と、薄明の頃の霧の海です。ポジ撮影なので結果は約一週間後、、
撮影後は直ぐ帰路につき、7時50分頃に帰宅して朝食を食べました。正に朝飯前のなんとやら、、
|
|
2010年8月21日(土) |
Macが壊れると、、 |
日常生活でのパソコン依存率が年々上がってきているので、パソコンが壊れると何かと不便ですねぇ。
メインのMac Proが入院しているので、7年前に購入したPower Mac G4 MDDでネット生活をしています。しかしG4は昔のファイルをOS9環境で開く事もあるかと思って残しておいただけで、Mac Proの環境やファイルを移植したり同期をとったりはしていませんでした。HDDのデータバックアップはしてあるので、そのHDDをG4に移植して最低限のパソコン環境を再構築しています。
長いパソコン生活の中で、ハードディスク、フロッピーディスク、MDなどデータメディアの臨終は何度か経験しているためバックアップはしています。メモリー障害で起動不能になる事もありますが、全てのメモリーが一辺に駄目になる事は希なので不具合メモリーを特定して外せば復旧出来ます。OSの不具合は別のディスクから起動すればトラブルシューティングが出来るなど、それなりの手段も熟知していました。
しかし今回のようなグラフィックボードが壊れて使用不能になった事は初めての経験で、これへの対処方法は準備していませんでした。でも今までが運が良かっただけで、ネットを調べればグラフィックボード、電源ユニット、マザーボードなどの故障でメーカーや専門業者による修理のお世話になっている人は沢山居られます。今後はこの様な事態にも対処出来るように色々と考えなければ、と思っています。
でも、Macの場合はWindowsマシンよりも事情が特殊で、兎に角パーツが無いし有っても高い!
私のMac Proは初代モデル(MA356J/A)ですが、装着可能なグラフィックボードはこの世に4種類しか無く、全てが生産終了で新品入手は出来ません。中古は業者が修理用に保有している物を除けば入手は極めて困難で、価格相場も一番安い物で3.5〜6万円ぐらいする様です。規格そのものはPCI-Expressなので物理的に装着可能なカードは多数存在するのですが、Mac Proの場合はOSのみならず機種毎に何らかの制約があるようで、同じMac Proの二世代目、三世代目、あるいはWindows用の物は動作しません。同じ型番のカードでもWindows用ならば1/10の価格で見つける事が出来るのですが、、ね。
ハードウェアの故障に備える場合、HDDやDVDドライブ、メモリーや増設カードならば種類も多く入手も容易ですが、グラフィックボード、電源ユニット、マザーボード、あるいはそれに準じた機種専用内部機器は高価で鬼門です。Mac Pro用の値段を少し調べて見ましたが、とても予備に買い置き出来るようなレベルではありませんでした。
ちなみにMac Proの修理費見積りは、業者によればグラフィックボードの値段が極めて高価なのでアップルに送って定額修理にした方が安く、そちらの方で約6.7万円と言われています。安くて6.7万円とは、、、トホホ。
という様に、Macが故障すると修理費が安くは無く、また故障に備える部品も安価ではありません。修理完了になるまでの時間も短期間とは行かないので、違うアプローチで臨んだ方が良いみたいです。それは
- もう一台Macを買って、クローン環境を作る(定期的に同期しておく)
- Macはやめて、Windowsで暮す(笑)
ま、後者はあとでゆっくり考えるとして、Mac Miniなら新品でも7〜8万円で買えますので、下手にパーツを準備するよりも安く第二のクローン環境を作る事が出来、万が一の時にも直ぐに同じ環境で生活出来るようになります。Mac Proの様な高価なマシンを買うよりもMac Mini二台の方が正しい気がしてきました(笑)。
今回はパソコンはちゃんと起動しているもののグラフィックボードの故障で画面が映らず何も出来なくなり、止むなく専門業者に修理依頼しましたが、もし予備の映像出力機器を持っていたらもっと安価な修理方法も有り得ました。色々と調べてみるとUSBからモニター出力する機器が1万円以下で売られており、レビューを見ても3Dは困難だが通常ユースならば特に問題なく、Intel Macなら使用可能とのこと。本来は外部モニター端子の無い機器でデュアルモニターとか、通常機器でトリプル以上のモニター環境を構築する装置ですが、簡易グラフィックボード代わりにもなります。ドライバーを予めインストールしておけば普段は使わずとも、故障時に繋げばグラフィックボードの故障かどうかの原因の切り分けも出来ますし、当面これでパソコンを使う事も出来そうです。Macにも使える機器はアイ・オー・データ(USB-RGB/D2)とロジテック(LDE-WX015U)から発売されています。
|
|
2010年8月16日(月) |
Mac Pro入院 |
Mac Proの画面が真っ暗なままになり、本日入院しました。
少し前からスリープから復帰すると画面だけ真っ暗なままという症状が出始めて、再起動でその場をしのいでいましたが、昨日は再起動しても真っ暗なままになりました。今朝起きて最初に起動した時は正常に画面が現れて、午前中は普通にパソコン作業が出来たのですが、昼食時に一旦シャットダウンしたら、再起動時に二度と画面が戻らなくなりました。
いずれも起動音やディスクアクセスの音がしており、全ての儀式は正常に行われているようで、ただモニターだけが映らないのです。モニターには別のMacも繋がっていて、こちらは正常に表示されますのでモニターの故障ではありません。故にグラフィックボードの故障か、グラフィックボードへの電源部の故障の何れかでしょう。
私のMac Proは2007年末に発売になった「ばかり」の機種ですが、Macの世界では二世代前で既に化石らしく、既にグラフィックボードなどの適合品は新品では販売されていませんでした。また製造中止になったグラフィックボードも調べて見ると「装着前にドライバーのインストールが必要」とあったりして、あくまでアップグレードや増設を前提としていて、故障で画面表示されない(=ドライバーインストールも出来ない)時の交換品では無いようです。
根気よく調べれば安価な修理方法が見つかるかも知れませんが、起動しなければ写真やサイト管理等の種々の作業が出来ません。現在はメールも受信出来ず、気が向いた時にメールサーバーにアクセスして読みに行く必要があります。それで止むなく修理に出しました。恐らく5万円ではすまない筈。
先ほど中古PCショップに行ってWindows用のグラフィックボードを見てきましたが、私の物(ATI Radeon X1900XT Mac version)と同等の品(X1950)が3500円位で売られていました。これが付けられれば安いんだけどな〜〜〜と恨めしそうに眺めて帰ってきました(^^;。いざと言う時にMacは不便です、ハイ。
|
|
2010年8月15日(日) |
倉敷散歩 |
倉敷までコンサートを聴きに行きました。
コンサートは午後1時半開場でしたが、今日はお盆休み最後の日曜日で高速道路の大渋滞が予想されていましたので、渋滞を避けるべく朝7時半に自宅を出発し、倉敷には9時半に到着しました。早めに出たお陰で山陽自動車道に渋滞は無く、比較的スムーズに走ることが出来ました。クルマは美観地区にほど近い倉敷市芸文館地下駐車場(市営)に駐めましたが、こちらも未だガラ空きで全てはスムーズに運びました。なお、すぐ側の市立美術館前の中央駐車場(市営)は11時頃には既に満車で駐車待ちのクルマが列を作って中央通りを埋めていましたが、その時でも100mも離れていない芸文館地下駐車場には空きがありましたので、クルマで倉敷観光に来られた方には穴場かも知れません。
コンサートまでは時間がありましたので、先ずは美観地区の観光を、、
美観地区の中央、観光案内所(倉敷館)のある中橋です。風情のある情景に人々、、写真にすると清々しいですが、今日も猛暑の日本列島、倉敷の暑さも例外ではありません。
川の両側は由緒正しそうな外観の建物だけで占められて、観光名所として賑わっています。
船遊びも格安(300円)で楽しめることが出来ますし、船に乗らない人にも観る情景に趣を与えてくれます。
観光人力車もあり、江戸後期から大正に掛けての時代にワープしたかのような雰囲気に浸ることが出来ます。
しかし、あまりにも暑くて30分ほど歩いたら汗だくで、ペットボトルのスポーツドリンクを一本一気呑みするほど。涼を求めて大原美術館に行きました。これは別館の写真。
大原美術館には私の好きなモネやルノワールの作品をはじめ、国内外の著名な作家の作品が多数収蔵されており、コンサートまでの3時間を存分に楽しむことが出来ました。これで入館料1000円は格安!但し、芸術鑑賞は写真撮影が出来ませんのでブログ向きのネタでは無いですね(笑)。
本日のコンサート会場の倉敷市芸文館大ホール。この猛暑の中で、会場1時間前には既に長蛇の列が出来ていました。コンサートも写真撮影、録音が禁止されていますので皆さんにはお見せできません。残念、、
コンサートは3時半に終了したので、すぐに広島に帰りました。帰路の山陽自動車道は流石に混んでいて、走行車線も追越車線もクルマが数珠つなぎ。途中西条IC付近と志和IC付近で軽い渋滞に遭った物の、それ以外では流れが止まることはなく、5時半過ぎに自宅に着くことが出来ました。自宅に帰ってからネットでチェックすれば事故と自然渋滞で10km越える渋滞がずっと続いており、早めの帰宅で良かったです。
|
|
2010年8月13日(金) |
ヒマワリと蓮の花のギャラリーを追加 |
お盆休みのこの頃は、ペルセウス座流星群と夜明けのオリオン座の撮影タイミングであり、天気図、天気予報と毎日睨めっこで撮影に行く機会を探っていますが、台風4号の影響もあってかここ数日は天候が優れません。夜明けのオリオン座のタイミングはそろそろ終わってしまうので焦っています。
撮影に出掛けられないので、この数日は先週末に撮ったフィルムのスキャニングなどをしていました。お盆休みだと平日にプロラボに出向けるので、現像が数時間で終わり、翌日にはスキャニングも終わっているというスピーディなスケジュールで銀塩写真を楽しめます。以前は当たり前だったのですが、最近はポジ現像が東京送りとかになって一般の店に依頼すると数日の期間が掛かりますので、普段は週末に撮影したポジの仕上がりを見るのは次の週末というスローペースになってしまいました。
天候不順の成果(?)としまして、ヒマワリと蓮の花のギャラリーを追加しました。下の写真をクリックすると直接ギャラリーに行けますので、宜しかったらご覧下さい。
|
|
2010年8月11日(水) |
よく見かける落とし物(ベルボン製・現行型クイックシューの悲劇) |
先日の八幡湿原の蓮田で、ある落とし物を見つけました。それが下の写真。拾ってはいないので、まだそこに在ると思いますよ>落とされた方。
この落とし物を見つけたのは今回が初めてではなく、撮影スポットで結構見かける物です。その正体はベルボン製マグネシウムクイックシューの、カメラネジを締める脱着式のキー。
で、どういう部品かと言えば左側の写真のとおり(この商品を持っていないのでメーカーサイトの画像を使用)。ベルボンのマグネシウムクイックシューは愛用者の多いヒット商品ですが、2003年6月にモデルチェンジされて現行型になりました。一方の右側の写真は私が所有している旧型のシューの裏側で、カメラネジを締めるキーは引き起こし式で固定されていて、操作がワンタッチで済みますし、無くす心配が有りません。
実はこのモデルチェンジの直後に、私は旧型の買い溜めに走りました。その理由は、、、、
- 新型のカメラネジのキーが脱着式になり使いにくくなった。クイックシュー取り付け時は必ず片手でカメラを持っているので、シューも片手で操作する。脱着式のキーだと操作がしずらく、下手をするとカメラを落としかねない。
- 脱着式の小さなキーは知らずの内に外れて無くしやすい。無くすと現場で慌てることになる。
- 新旧の間に互換性が無い(新型ベースに旧型シューは嵌るが、逆は駄目で、旧型ベースを沢山持っている私には新型が役に立たない)。
- 旧型の消耗品であったカメラパッドが販売中止になり、予備が欲しければ旧型シューそのものを買わなければならない。
2番目の理由/予感が見事に当たり、このキーを撮影現場で何度か見かけるようになりました。
という事で、私は旧型のクイックシューを沢山持っています。実戦にはベース3つ(三脚2台+ローアングルアダプター用1台)とシュー5枚(カメラボディ3台分+三脚座のあるレンズ2本分)を使っていて、予備にベースが2つ、シューが7枚あります。更に寿命が尽きて廃棄したものが1セットあります。写真はその一部分、、
皆さん考えることは同じようで、旧型のクイックシューは中古でも中古とは思えない高値で取引されていました。1セットの定価が1万円前後もする安価ではない商品ですが、安心して永く写真を楽しめるように散財しました。
このクイックシューの耐久性は十分ではありますが、ベース側はシューを固定する部分が徐々に摩耗する為に最後はきちんと固定出来なくなります。シュー側はパッドのゴムがボロボロになって来ます。何れも私の撮影ペースで概ね7〜8年で駄目になるようです。
なお、初めてこの種のクイックシューを買われるのなら、スリック製のマグネシウムクイックシューの方がカメラネジ操作ダイヤルが大きくて使いやすいと思います。
|
|
2010年8月9日(月) |
八幡湿原の蓮撮影 |
今日は八幡湿原の蓮の花の撮影に行ってきました。先週の日曜日に訪問した際にはまだ開花していなかったので、一週間おいての再挑戦です。
昨日は大山撮影でまともに寝ていないので、今朝も2時起きでは流石に辛く、KENとしては遅めの5時起きで出掛けました。日の出撮影を諦めなければなりませんが、前夜に天気予報と天気図をチェックして霧は出ないと判断しました。
八幡高原には6時半過ぎに到着。念のために麓から掛頭山を見ると山頂は雲に覆われていました。下界に霧もありませんでしたから早起きしても無駄な朝で、ちょっとだけ安堵.... もし霧が出て綺麗な朝焼けがあったら、逃した魚がでかく、とても後悔していたでしょうから(笑)。
八幡湿原の蓮田に向かうと、沢山の花が咲いていました。花の密度が高いのですが、盛りを過ぎた花が多く、どうしても画面内に複数入ってくるので絵造りには苦労しました。
今日は風が強くて、絶えず花が揺れていて撮影には苦労しました。これは陽が昇ってからの一枚、、どうしても周りに痛んだ花が写り込みます。
マクロ撮影だと風の影響がもっと大きく、風の止み間を待つので一枚を写すだけでもかなりの時間が掛かりました。花が痛んでいたので、こんな感じの写真に仕立てました。
ここの蓮田は撮影場所になる畝に水が流れています。昨年までは防水処理したウォーキングシューズを履いて、水のないところや浅いところを注意深く選んで歩いていましたが、今日は長靴を新調。多少の深さの水の中でも気にせずどんどん歩けるので便利でした。ここを訪問される方は長靴をお忘れ無く。
|
|
2010年8月8日(日) |
大山ひまわり撮影 |
昨晩に家を出て、鳥取県大山までひまわり撮影に行ってきました。
この写真は昨年8月23日に大山に紅葉撮影のロケハンに行った際に見つけた場所で、大山の雄大な景色の手前に枯れたひまわり畑がありました。今日の目的はこの場所で咲いている筈のひまわりと大山を組み合わせた写真撮影です。
大山までは自宅から中国自動車道と米子自動車道を使って片道250kmもあり、しかもこの土日は高速1000円とお盆の休日が重なる日なので混雑が予想されていました。だから昨日夜遅くに家を出て、大山には深夜2時過ぎに入りました。朝を待つ場所として鍵掛峠を選び(トイレと高地故の天然のクーラーが備わっているので)夜明け前まで仮眠を採りました。
夜明けには綺麗な朝焼けを期待しましたが、残念ながら平凡な曇りの朝になってしまいました。大山には霧も掛からずその勇姿を見せてくれましたが、よく見ると手前の森の中に変な物が、、、、
どこかで工事をしているのか、クレーンのアームがニョキッと突き出ており、これでは折角の景色が台無しで撮影する意味がありません。
鍵掛峠での撮影を諦めて、そこから程無い距離にあるひまわりの場所に着くとやはり空は曇っており、晴天になる迄1時間ほど待ち、青空と太陽が揃ってから撮影を開始しました。
ひまわりはやや盛りを過ぎている物のほぼ満開。しかし花が殆ど背を向けて咲いているので、思い描いていたような大山と満開のひまわりの花という構図は得られませんでした。
精一杯工夫して、こんな感じでしょうか。
空には雲が沢山浮かんでいたので、ひまわりを離れて大山と空という写真も何枚か撮りました。
ひまわり撮影の次は木谷沢に行きました。昨年も撮影しているし、撮影ポイントが限られる場所なので目新しさはありませんが、今年はトヨフィールドとホースマン612ホルダーによる中判パノラマ写真の撮影が目的です。
木谷沢の入り口には石の上の苔を踏まないようにとの注意書きがありますが(苔が育つのに年月が掛かる為だと思います)、撮影ポイントの手前側の石は踏み荒らされて苔がはげ落ちていました。この情景でも中央手前の石をよく見ると踏み荒らされて苔がありません。こういうマナーの悪いカメラマンが多いと、私を含めて撮影ポイントから排除されてしまいます。
最後に御机の藁葺き小屋の所に行って撮影しました。
今日はいつものデジカメ、EOS-3の他にトヨフィールドを持ち出して各所で撮影しました。普段は夜明け前とかの大判カメラのピントグラスには殆ど何も映らない状況で撮影していますが、今日は晴天日中の撮影とあって、超大型ピントグラスに映し出された上下左右逆さまの情景は久々に見た感動的な物でした。この楽しさからすると、やっぱり日中撮影も捨て難いですね。
明日も早朝から撮影に行く予定です。
|
|
2010年8月1日(日) |
掛頭山と八幡湿原、気合いを入れたけど空振り(^-^; |
今日は朝2時起きで撮影に出掛けました。
目指す被写体は八幡湿原にある蓮の花で、例年だと今週ぐらいが開花タイミング。頼りにしている某ブログが最近更新されていないので、直近の花の状況が分からず、とりあえず行ってみることにしました。蓮の花だけなら9時頃に着けば良いのですが、天気予報では早朝晴れるとの事なので、掛頭山での撮影にも行くことに。今の季節は日の出前に東の空からオリオン座が昇ってくるので、星野写真を撮ることも考えて、結局2時起きでの出発になりました。
2時起きが一番眠いです(+_+)。徹夜の方が楽かも、、
掛頭山山頂到着は日の出2時間前の3時30分頃。しかし私の期待と天気予報に反して、そこは雲の中。強風が吹き荒れる一方で視界は殆どありません。取り敢えず天候回復を祈って明るくなるのを待ちますが、状況は改善しませんでした。日の出後の山頂の様子ですが、すぐ側にある電波塔もご覧の通り雲に隠れて霞んでいます。
撮影は諦めて、7時半頃まで仮眠して体力充電。次の蓮の撮影に備えました。
食事を済ませてから、9時少し前に八幡湿原入り口の蓮田に行きました。そこには沢山の蕾がありましたが、咲いている花は無し。まだ早すぎた様です。来週また来ることにしましょう。
これが撮影する場所の足場です。畦の上を水が流れてますので靴周りの防水が必要です。ゴアテックスの靴を持ってはいますが、長靴の方が実効的ですね。買ってこよう、、
という事で、本日の収穫はありませんでした。八幡に来たぞ〜という証拠に、八幡のシンボル大歳神社の写真を。盛夏の八幡は深緑に染まり、生命力が漲っています。それでも広島市内よりも6〜10度ぐらい涼しいので、余り暑くはありませんでした。
|
|
|