今月の話題
木金休み
康徳寺と棲真寺公園
Fujinon SW125mm F8でセンターフィルターとハーフNDフィルターを同時に使う
防府阿弥陀寺&光スポーツ公園・紫陽花撮影
モバイルドライ
クルマは10年を超えると色々と、、
Fujinon SW125mm F8でセンターNDフィルターを使う
これ、凄い!「PENTAX O-GPS1」
周防大島、空振り
Fujinon SW125mm F8 の謎、解明
Fujinon SW125mm F8 の謎
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7月から9月まで自動車業界の工場が一斉に土日操業、木金休みになるのはニュースでご存知かと思います。その影響で明日から私も木金が休みで、土日出勤に、、
木金休みとは言っても、それは自動車組み立て工場の話で、部品メーカー等の関連企業となると事情は変わってきます。自動車業界以外に取り引きの無い会社ならば木金休みで良いのですが、多くの部品メーカーの取引先は自動車だけでは無いので、結局木金も土日も操業しなければなりません。しかし、そこで働く個々人は休みが必要ですから、会社としては週7日営業/操業しながら、部署、個人で休みを変えて対応するようですね。
自動車メーカー自身も、製造に関連する部署は木金休みですが、例えば営業部門となると、お客様(=一般の人)相手の仕事ですから、必ずしも木金休みとは限らないでしょう。
私の弟はニコンの某事業所に勤めていますが、こちらは4日出勤2日休みという、休みの曜日が週毎にずれてゆくという変則操業になっています。節電に向けた製造業の対応は様々で、複数の製造業に関係する部品メーカーともなると更に対応は複雑な様です。しかし日本の危機ですから、皆さん一丸となって頑張っておられます。日本人のこの一体感と柔軟さは素晴らしいですね。
私の職場は色々と検討した結果、木金休みに。でも隣の職場は今まで通りの土日休みで、結局会社は週7日やっています。
私個人への影響は、、、高速道路が使いにくい事が一番かな。休日上限1000円が6月19日で廃止になりましたので、その後は土日50%割引が頼りでしたが、それも夏の間は使えなくなりました。木金に写真撮影に行くことになりますが、通勤や平日の運送で混雑する一般道を徘徊することになりそうです。
皆さんへの影響は、、、このダイアリーは私が撮影やカメラいじりの出来る週末の更新が基本でしたが、夏の間は木金中心の更新になりそうです。更新を楽しみにされている方はご注意を。
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2011年6月26日(日) |
康徳寺と棲真寺公園 |
紫陽花の撮影に、世羅町の康徳寺と三原市の棲真寺に行ってきました。
朝4時起きでまずは康徳寺へ。途中、広島中央フライトロードを初めて走りましたが、以前の二級国道432号線経由と比較すれば遙かに快適、かつ短時間に大和町まで走り抜けることが出来ました。但し、フライトロードのトンネル内は地下水が天井から漏れるのか、路面が濡れていましたので、スリップに注意です。また棲真寺ICは3/4インターで、広島空港方面とは乗降共に可能ですが、反対の大和町側からだと降りることは可能ですが、大和町方面への入り口がありません。先に棲真寺に寄ってしまうと、その後はフライトロードを走れなくなるので要注意です。
康徳寺には5時半少し前に到着。これは境内の写真で、右端に紫陽花が見えています。天気は曇り時々雨で、傘を持ちながらの撮影になりました。
紫陽花はほぼ満開でしたが、カメラマン視点だと花の状態や配置が思わしくなく、被写体選びに苦労しました。
境内奥の様子です。6時過ぎぐらいからは台風の影響か、風が出てきて止むことが無く、撮影に苦労しました。結局フィルムを半分も使わずに7時半頃に撤収しました。
世羅町内で朝食後、次に向かったのは棲真寺。蓮の花の撮影場所なのでその下見です。広島中央フライトロードの開通に併せて棲真寺周辺が公園として整備されて「棲真寺公園」になったとの事で、その状況チェックも兼ねています。
棲真寺ICを降りてからの道はとても広く快適な物に整備されて、大型観光バスでも問題無く入れるようになっていました。
棲真寺に設置された案内板です。棲真寺の奥に遊歩道が整備されて、広島空港大橋が見える展望台が設置されています。
公園として整備された様子です。
(左上)棲真寺への最後のアプローチ道は依然として一車線ですが、歩道も併設された綺麗な舗装路になり、大きな待避帯も設置されて、バスでも問題無く入ってくる事が出来ます。但し大型バス用の駐車場は無いので、恐らく別の場所に駐車場があるものと思います。
(右上)駐車場は入り口左手に新たに設置されていました。
(左下)トイレも水洗のものが整備されて、本堂のトイレをお借りする必要が無くなりました。
(右下)以前駐車場だった場所は車両進入禁止になり、遊歩道として整備されています。
(左上)蓮池の奥から展望台に向かう遊歩道が続きます。
(右上)遊歩道は途中、お花見場所と展望台方面へと分かれます。展望台は左側へUターンするように続き、、
(左下)少し下ると展望台が見えてきました。
(右下)展望台からは広島空港大橋が一望出来ますが、木々の間からは橋しか見えませんので、長居は無用です(笑)。
恐らく誰がどう撮っても同じになる、広島空港大橋の写真。確かに見事な建造物です。橋の上では駐停車禁止なので、橋上からの眺望を楽しむことは出来ません。
蓮池の方は、葉もまばらで、花芽はありませんでしたから、撮影タイミングはまだまだ先のようです。
お寺の飼い猫です。ネコ語で呼びかけたら近寄ってきたので、背中やお腹をさすってあげたら気持ちよさそうにしていました。人慣れしています(笑)。
遊歩道脇にあった紫陽花の株が見事で、花の数も状態も良く、この紫陽花で撮影を楽しみました。棲真寺では雨に降られることもなく撮影に専念出来たので、残っていたフィルム半分を使い切ることが出来ました。
棲真寺は10時半頃に撤収し、11時半には帰宅しました。充実した日曜日の午前中でしたが、午後は寝不足感があったので昼寝で潰しました(^-^;
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2011年6月23日(木) |
Fujinon SW125mm F8でセンターフィルターとハーフNDフィルターを同時に使う |
6月11日のダイアリーで、アオリを殆ど使わなければFujinon SW125mm F8にステップダウンリングを介して77mm径のセンターNDフィルターを使えるという話題を書きました。しかし、既にケラレる寸前なのでLEEのアダプターリングを併用する事は無理で、ハーフNDフィルターを同時に使う方法は今後の課題でした。
その課題を簡便に解決したので、ご紹介しましょう。
取り出したのは、ケンコー製マルチホルダー100。100mm幅の角形フィルターを装着するホルダーとしては最安価なので、各種アダプターリングと共に買い揃えましたが、左の写真を見ると分かるように、アダプターリングからフィルター取り付け面まで無意味に距離があり、広角レンズではケラレで使い物にならないホルダーです。ここ数年はカメラバッグの中で眠っている機材です。
このホルダーの寸法を測ったら、開口部直径が94mm、アダプターリングを取り付ける側の内径は108mm。一方のFujinon SW125mm F8(フィルター径86mmの前期型)の鏡筒外径は90mmなので、このホルダーはレンズに僅かな隙間を残してかぶせる事が出来ます。寸法的には10mm厚の柔らかなクッションを内側に巻けば、レンズ鏡筒に外側から取り付けられそうです。
そこでホームセンターに行って、10mm厚の隙間テープを買ってきました。幅が15mmほどあってホルダーからはみ出したので、幅を半分に切ってから貼り付けました(左の写真)。それをレンズに被せてみたら、綺麗に取り付けられました(右の写真)。
86-77mmステップダウンリング、マルミ77mmセンターNDフィルター、今回改造したケンコーマルチホルダー100、LEE Half ND 0.6 Hardを取り付けた完成写真です。ホルダーはレンズの前後方向に自由に動きますので、ハーフNDフィルターをセンターNDフィルターの直前に配置することが出来ます。だからハーフNDフィルター側でケラレる心配はありません。
ホルダー内側に巻くクッションの厚みや固さを工夫すれば、もう少し鏡筒径の小さなレンズにも応用できそうです。
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2011年6月19日(日) |
防府阿弥陀寺&光スポーツ公園・紫陽花撮影 |
天気は雨でしたが、雨に紫陽花は似合う、という事で4時起きで紫陽花撮影に出掛けました。
最初の目的地は防府市にある阿弥陀寺。今日が高速道路休日上限1000円の最終日なので、広島ICから防府東ICまで高速を使いました。
現地到着は5時半過ぎ、夏至間際なので既に明るく撮影には困りません。数年前に訪問した際には駐車場が夜間開放されておらず、受付が始まるまで近所の路側帯に駐車しましたが、今年は開放されていて助かりました。雨の早朝なので人出は無いだろうと思ったら、結構カメラマンが来て撮影していました。
紫陽花は満開の少し手前で、枯れた花などが無く、撮影には良い状態でした。
久しぶりにKENの雨の日撮影システムを持ち出して、効率的に撮影しました。普段のマクロ撮影に加えて、雨の日は水滴と遊ぶことが出来るので楽しいです。阿弥陀寺での撮影は8時過ぎに切り上げました。
次に向かった場所は光市にある光スポーツ公園。15000株の紫陽花が咲き誇る名所ですが、私の訪問は今回が初めてです。8時過ぎから雨も上がったので、スポーツ公園では傘は不要でしたが、うっかり虫刺され防止スプレーを忘れて、雨が上がって食事に出てきた沢山のヤブ蚊の餌食になってしまいました(^-^;。
あじさい苑は公園西側駐車場沿いにあるので、そちらからアクセスするのが正解。これは駐車場からの眺めです。私は初めてだったので、最初は南側のメイン駐車場からアクセスし、少し遠回りになってしまいました。
まだ花が咲いていない株もあり、阿弥陀寺よりも開花が遅いようです。こういう俯瞰した情景は満開でないとサマになりませんが、今日のKENはマクロ主体の撮影なので困りませんでした。
白い紫陽花の上にカマキリの子供がいたので、少し遊んで貰いました。この写真はトリミングしているので、35mm画面換算だと等倍以上の撮影になっています。
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2011年6月18日(土) |
モバイルドライ |
毎年梅雨の時期は撮影に出掛けられないので、ダイアリーのネタも枯渇気味ですが、今年もご多分に漏れずネタが少ないです。今週末も雨続きの様だし、、
梅雨だからという訳ではありませんが、何度でも再利用出来る除湿器、東洋リビングのモバイルドライMD-2を購入しました。ヨドバシでの価格は2980円。
最近617関連の機材が一気に増えて、オートドライの中に機材が入りきらなくなりました。カメラやレンズは他の機材を追い出してでもオートドライの中に収納していますが、アートパノラマ170フィルムホルダーとそれ用のピント枠はカメラバッグに入れて保管しています。ピント枠にはピントグラスがあるので、やはりカビが心配で、カメラバッグに入れて使える除湿器として迎え入れた次第。
一般的な除湿剤にも再利用出来る物はありますが、これはコンセントに差し込むだけなのでお手軽で良いです。
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2011年6月12日(日) |
クルマは10年を超えると色々と、、 |
本日は朝から大雨だったので外出せず、懸案だったトミヤマ・アートパノラマ170ホルダーの事をつぶやきとして執筆していました。
色々と使えるだろうと思って入手したロールフィルムホルダーですが、少し触っただけでレンズの使用に大きな制約があることが分かり(初めて触って10分後には180mmレンズが使えないことに気づきました)、その事を617撮影に興味を持たれている方にお知らせした方が良いだろうと思い、ここ2ヶ月ぐらい実写検証も含めてつぶやきのネタ集めをしていました。その集大成です、宜しければご一読下さい。
つぶやき344「トミヤマ・アートパノラマ170 ホルダー」
さて、本日のダイアリーの本題はクルマの修理。殆ど故障知らずの私の愛車ですが、今年で満13歳になります。流石に10年を超えると色々と壊れる場所も出てくるようで、、
2月24日のダイアリーで、リアサスペンションから異音がしていたので修理に出し、ショックアブソーバー交換になった事を書きました(修理費7万6千円)。その時に燃料タンクからのガソリン漏れも見つりました。燃料タンクの修理にはガソリンを殆ど空にしてからディーラーに持ってゆく方が良いために、3月12〜13日の週末に撮影ドライブに出掛けてから修理に出す予定にしていました。しかしその直前に東日本大震災が発生し、その週末のドライブ&修理は中止。その後は国内の生産物流状況が麻痺したので、メーカー在庫無し&サプライヤー(製造元)発注となっていた燃料タンクの部品供給にも支障が予想されて、それらが一段落するのを待っていました。
5月中旬になってやっと部品供給の目処が立ちましたが、先日亡くなった母の状態が5月中は予断を許さなかったので延び延びになり、先週末になってやっと修理に出す事が出来、今週末に完了しました。結果は燃料タンク上部のバルブからガソリンが滲み出ていたとの事で、このバルブはタンクに鋳込まれていて単品交換が出来ず、燃料タンクそのものの交換になりました。修理費は14万円也。
クルマの年齢には関係ありませんが、フロントタイヤの方も限界を超えていたようで、来週にでも交換しなければなりません。外側はまだ少し山があるので気づかなかったのですが、内側の減りが早く、内側1/4は完全なスリックタイヤになっていました。9月には車検なので、総計すれば40万円前後のお金を半年ぐらいでつぎ込む事になるので、まだまだ乗り続けたいですね。更なる故障が無いことを祈るばかり。
現在のクルマ(マツダ・ミレーニア1998年式)は新車から今まで、オイル、バッテリー、タイヤ交換だけで本当にトラブルフリー、メインテナンスフリーでしたが、とは言え、これから色々とあるかも知れません。物を長く大切に使うKENは、以前のクルマも初年度登録から15年目まで乗りました。しかし最後の5年間には燃料ポンプ交換、ウォーターポンプ交換、オルタネーター交換、エンジンガスケット吹き抜きによるガスケット交換、メインサイレンサー交換、ショックアブソーバー交換と10万円超の修理が頻発。最後にトランスミッションからのオイル漏れが見つかり、修理に数十万円掛かるとの事で廃車にしました。もっとも以前のクルマは高温多湿な日本での信頼性に劣るドイツ車(ベンツW123)でしたので、バリバリの日本製の現在のクルマには、永く健康であることを期待しています。
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2011年6月11日(土) |
Fujinon SW125mm F8でセンターNDフィルターを使う |
この週末は雨模様なので、先日入手したFujinon SW125mm F8のシェークダウンをしていました。
広角レンズによる617風景撮影では、センターNDフィルターとハーフNDフィルターに頼るケースが多くなるので、果たしてそれが使えるかどうかをチェックしました。
まずハーフNDフィルターの方は、LEEの86mmアダプターと広角改造したLEEホルダーAタイプを用いれば問題ありませんでした。懸念はセンターNDフィルターの方で、もしシュナイダーの86mm径の物があれば問題は無いのでしょうが、私が持っているのは77mm径のマルミ製。ダメ元で86-77mmステップダウンリングを用いてレンズに付けてみました。広角レンズに対して2サイズも小さなフィルターを付ければ当然ケラレますが、僅かな可能性はイメージサークルの差。カタログによればFujinon SW125mm F8のイメージサークルはF22で280mm。但し私のレンズは初期型のフィルター径が1サイズ大きな86mm径のモデルなので、イメージサークルが290mmあります。一方、各フィルムフォーマットが要求するイメージサークルは617が181mm、4x5が152mm、612だと125mmであり、広大なFujinon SW125のイメージサークルの一部しか使いません。だから77mmフィルターでもケラレ無い可能性も、、、
【左からレンズ単体、86-77mmステップダウンリング装着、更に77mmセンターNDフィルター装着】
上の写真の状態のレンズをカメラに付けて、レンズをフィルムマスク側から覗いてチェックすれば、617なら大丈夫でした(=4x5、612でもOK)。但し余裕は全く無く、ライズ/フォールが出来る量は数ミリ止まりでした。取り敢えず、この反則技の様な方法で手持ちのセンターNDフィルターが使えてホッとしました。86mm径のシュナイダー製センターフィルターを買うぐらいならレンズ買い直した方が遙かに安いですから、、
上の写真の状態で余裕がありませんでしたから、更に77mmのLEEアダプターを重ねて用いてハーフNDフィルターとセンターNDフィルターを同時装着してみましたが、これは流石にケラレて駄目でした。
これしきの事でへこたれるKENではありませんので(笑)、Fujinon SW125mm F8でハーフNDフィルターとセンターNDフィルターを同時に使う方法を色々と研究中です。
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2011年6月5日(日) |
これ、凄い!「PENTAX O-GPS1」 |
本日二度目の更新ですが、これ、凄いです。
PENTAX O-GPS1
デジタル一眼レフカメラ用GPSユニットで、写真に撮影位置情報を付加するのはiPhoneでも出来るので目新しさは無いですが、カメラの位置、向き情報を使ってボディ内手ぶれ補正のセンサーを動かして、天体の簡易追尾撮影が出来てしまうというのが驚きであり、その使い方に気づいたペンタックスの技術者に拍手!
もちろん、手ぶれセンサーの移動量の範囲内での追尾なので長時間撮影は無理ですが、短時間でも恩恵にあずかれる人は多いはず。ホットシューに小さな本体を付けるだけのお手軽さなので、電動赤道儀を持ち出し、セッティングするのが億劫で追尾撮影しなかった人たちにも朗報でしょう。実際の追尾性能が気になります。
キヤノンはレンズ内手ぶれ補正なので、これは出来ませんね(多分)。
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2011年6月5日(日) |
周防大島、空振り |
週の初め頃の天気予報では、日曜日は曇りのち雨。撮影は諦めていました。しかし昨日天気予報では一転晴れになったので、前夜の内から撮影に出掛けました。
目指したのは山口県の周防大島。
例によって地図に日の出の方角を重ね合わせて、日の出撮影に良さそうな場所を探していたら、大崎鼻が目にとまりました(地図の中央やや左上)。 Google Mapのストリートビューでチェックすれば、クルマを駐める場所もありそうなので、取り敢えずここに決定。
現地には1時頃に到着し、真っ暗な中でコンパスを使って日の出の方角と視界をチェックし、何とか撮影出来そうな場所を見つけました。
日の出までには時間があるので、念のために嵩山(大崎鼻の真南)にも行って見ました。ここから日の出の方角の眺望が得られれば良い写真に恵まれそうなのですが、ネット上の写真では南東側の眺望ばかりなので、北東側を見渡せるのかどうかが分かりません。時折切り返しをしないと曲がれないような急カーブが続く急峻な道を登って山頂に辿り着くと、そこは雲の中で一寸先も見えず、残念ながら眺望チェックは出来ませんでした。
諦めて、元の大崎鼻に戻りました。空には少し雲があるものの、星が沢山見えていて日の出が期待出来そうでした。それでiPhoneの目覚ましを4時過ぎにセットして、仮眠。
iPhoneに起こされて、クルマの外に出たらこの情景。どんよりとした曇り空になってしまい、日の出はありませんでした。6月の撮影は空振りスタートです(^-^;
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2011年6月3日(金) |
Fujinon SW125mm F8 の謎、解明 |
昨日、どの資料を見てもフィルターサイズが82mmとなっているFujinon SW125mm F8を入手したら、実際のフィルターサイズが86mmだったという話題を採り上げました。今日、早速知人の方からメールで写真が送られてきまして、、
ご覧のように、その方が所有されているFujinon SW125mm F8はカタログ通り82mmでした。
謎は解明されて、やはりこのレンズには前期型、後期型があり、私のは前期型の様です。ちなみに、簡単に分かる範囲での前期型(私のレンズ)と後期型(カタログスペック)の違いは以下の通り。前期型は全体に渡って一回り大きくなっていますが、特に後枠が大きいためにリンホフボードでは使用出来ません(カメラ側の穴に後群レンズが入りません)。それ故にリンホフボードで使えるように後期型が発売されたのだと推測されます。リンホフボード専用カメラをお持ちの方は、フィルターサイズ82mmの後期型である事を確認して入手下さい。
タイプ | 前枠外径 | フィルターサイズ | 後枠外径 | リンホフボード 使用可否 |
前期型 | 90mm | 86mm | 85mm | 不可 |
後期型 | 85mm | 82mm | 80mm | 可能 |
ネットを丹念に調べても情報の無い86mm枠を持つFujinon SW125mm F8って、レアものですかね〜♪
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2011年6月2日(木) |
Fujinon SW125mm F8 の謎 |
Tomiyama Art Panorama 170 を入手してから6x17撮影と格闘しています。Art Panoramaのフィルムサイズが実測56x172mmもあり、イメージサークルが4x5(97x120mm)を超えて5x7(120x170mm)に近いので、4x5使用が基本になる150mm以下のWideタイプのレンズでは十分な周辺画質が得られていません。カメラタイプのArt PanoramaにはNikkor SW90mm F8s(注:SWはSuper Wideの略)がついていて画質には満足していますが、ロールフィルムホルダータイプのArt Panorama(110〜150mmを使用可)で使える手持ちのレンズが、Fujinon W125mm F5.6, Nikkor W135mm F5.6s, Fujinon W150mm F5.6しか無いため、Nikkor SW120mm F8sの安価な物件が無いか物色していました。
目当てのNikkorではありませんが、先日某所にFujinon SW125mm F8があり得ない価格 〜諭吉さんの出陣をお願いするまでもなく、樋口さんの登場で足りる価格〜 で出ていたため、購入しました。
ご覧のようにトヨ45Aボードがホースマンボードに見えるほど巨大なレンズです。それで、タイトルにある「謎」の理由ですが、、、、
富士フイルムの大判レンズページや、海外の大判レンズスペックをまとめたサイトを以前からチェックし、このレンズのスペックは知っていましたが、それらによるとフィルターサイズは82mmです。しかし82mmのフィルターを装着しようとするも取り付けられませんでした。被せ式のフロントキャップの裏に刻まれた数字が「85」(82mmフィルターサイズ用)ではなく「90」(86mmフィルターサイズ用)になっているのでおかしいなぁとは思っていたのですが、、
ご覧のように、86mmのフィルターなら装着出来、正真正銘フィルターサイズ86mmのレンズでした。
ひょっとしてこのレンズには前期型、後期型があり、これは前期型かとも思いまして、ネットを相当念入りに検索しましたが、この焦点距離のフジノン歴代SWタイプは旧SW120mm F8(フィルターサイズ77mm)と現行SW125mm F8(同82mm)の情報しかありませんでした。またオークションや中古ショップに掲載されているFujinon SW125mm F8の写真を何枚かチェックしましたが、細部に至るまでどれも寸分違わず私のレンズと一緒に見えました。
これから推察される事は二つ。一つはやはり前後期型があり、私のは前期型であるが、写真では後期型と目を凝らしても見分けがつかない。もう一つは富士フイルムが間違ってスペックを発表し、誰も気づかず、修正されないままに現在に至っている。
さてさて、どちらなんでしょう。もしフィルターサイズ82mmのFujinon SW125mm F8をお持ちの方が居られましたらメール、掲示板などでお知らせ下さい。
フィルターサイズ82mmだと思って入手したレンズですが、実際は86mmだったので当てが外れました。82mmまでなら超広角に対応したフィルターアクセサリーが色々とありますが、86mmだとそれらが使えないからです。う〜〜ん、困った。
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