今月の話題
Snow Leopard以降→Leopard以前でアイコンが消える
OS-Xアップデートに伴うお布施
健康は大切ですね
秋月電子・USB電池ボックス改造
秋月電子・USB電池ボックス
プロピアニストの集中力
初代(2006)/二代目(2008)Mac Proの隠しSATA端子を活用する
彼岸花のギャラリー更新(パート2)
荒谷山もやや空振り
上関、上盛山はやや空振り
今シーズン初の霧の海撮影
SSD装着
彼岸花のギャラリー更新
|
最新のスマホ/デジカメと、数年前にサポート終了したNikon SUPER COOLSCAN 5000EDを共存させる為に、Mac OS-X 10.5 Leopard と 10.7 Lion の両方を使う体制に移行しましたが、一つ解決出来ないトラブルに遭遇しました。それはLionで作成したファイルのアイコンがLeopardでは消えてしまうという症状。
先ずはLion上で幾つかのファイルをアイコンモードで表示させてみます。表示オプションでアイコンプレビューの表示はOFFにしています。勿論全て問題無く表示されます。
念のためにOS-X 10.6 Snow Leopardで表示させると、こちらも問題ありません。
しかし、同じフォルダをLeopardで表示させるとご覧のように消えてしまうアイコンがあります。ファイルの種類別に症状をまとめると、、
- 番号1〜3:1はLeopard上の フォトショップCS5で保存した画像ファイルで、当然問題ありません。2と3はそのファイルのエイリアスをLion上とSnow Leopard上で作成した物で、こちらも問題無く表示されています。
- 番号4〜6、及び7〜9:4と7はLion上のフォトショップCS6とプレビューで保存した画像ファイルで、それらをLion上とSnow Leopard上でエイリアス作成したのが5,6,8,9です。これらはアイコンが消えました。
- 番号10〜13:10と12はテキストファイルをLion上とSnow Leopard上で作成し、その場で作成したエイリアスが11と13です。こちらは明暗が分かれて、Lionで作成したエイリアスのみアイコンが消えました。
- 番号14、15:LeopardとSnow Leopardでもプレビューで画像保存してみました。Leopardのプレビューではプレビューアイコンが追加されませんが、Snow Leopardでは追加されます。その結果Leopard上ではアイコンが消えました。
- 番号16:Lion上のフォトショップで作成した画像ファイルからカスタムアイコン(プレビューアイコン)を消去したものです。Leopardでファイル情報を見ると、アイコンが消えているのではなく、プレビューアイコン画像が認識されず、透明画像になっている事が分かりました。それを消去すると通常アイコンが蘇り、Leopard上でも表示されるようになりました。
- 番号17〜19:スクリーンショットのファイルです。こちらはどのOSでもプレビューアイコンが追加されないので、Leopardでも問題無く表示されています。
という結果で、現象論的にはSnow Leopard以上でカスタムアイコン(プレビューアイコン)が追加されたファイルはLeopard上では表示されないという結果になっていました。テキストファイルのエイリアスの動きがLionとSnow Leopardで違っていたのはよく分かりませんが、エイリアスのアイコンはカスタムアイコン扱いで(消去すると白紙アイコンになります)、解像度はSnow Leopardの物が512x512ピクセル、Lionの物が1024x1024ピクセルになっていました。Leopardでは512x512ピクセルを超えるデーターが使えない事が表示されなかった原因と推定されます。
OSをアップデートすると多かれ少なかれバグやトラブルは付きもので、少々遅れてアップデートすれば先陣の皆さんがバグフィックスして対処方法をネット上に公開してくれるので、ちょっと検索すれば問題解決になるのですが、今回の件は丹念にネット検索しても症状報告も対処方法も見つけられませんでした。古いOSで作成したファイルのアイコンは新しいOSで問題無く表示されるので、私のように新しいOSから古いOSに戻って表示させるというケースが希なのでしょう。しかし頻繁にLionとLeopardの間を行き来する私には結構深刻な問題で、対処方法も見つけられず困っています。
|
|
2012年10月27日(土) |
OS-Xアップデートに伴うお布施 |
家内の目ががちょっと深刻な状態で、近日中に入院&再手術の予定です。なので撮影に出掛ける状況にはなく、今日のダイアリーは最近の話題でお茶濁し、、
10月4日のダイアリーでMac Pro(初代)にSSDを導入し、OS-Xをそれまでの10.5 Leopardから10.7 Lionにアップグレードした事を書きました。その動機はMac Proに安価なカンフル剤(SSD)を投入し体感パフォーマンスを改善する事と、最新デジタル機器への対応準備。と言うのもiPhone 5やEOS 5D Mark III以降のEOSはOS-X10.6 Snow Leopard以降にしか対応していないからです。一方で私の写真ライフを支えるもう一つの大切な機材であるNikon SUPER COOLSCAN 5000EDはOS-X 10.4 Tigerまでしか正式対応しておらず(但し10.5での正常動作確認済み)、10.5と10.7のデュアル体制に移行したのでした。
OS-X 10.7 Lionからはロゼッタ環境がサポートされなくなったので、PowerPC時代のアプリケーションが全く動かなくなりました。以前OS9クラシック環境が廃止された時と同様に、アプリケーションの最新版へのアップグレードや、サポート終了したアプリケーションの場合は使用を諦めるなどの処置が必要になり、結構大きな変化を余儀なくされました。
その中で、どうしても万単位のお金を払ってアップグレードせざるを得なかったのが Micorsoft Office。これまではversion Xを問題無く使っていましたが、今回は最新版の2011に移行しました。エクセルやワードは流石に頻繁に使うので、いちいち10.5で再起動するわけにはいきません。会社でWindows 7用の最新版Officeを使っている為もあり、移行はスムーズで問題は起きていません。
もう一つ万単位のお金を払ったのが、Photoshop CS6へのアップグレード。既にCS5を持っているのでロゼッタ環境絶滅に伴うアップグレードは必要ありませんが、アマゾンを見ていたら何故かバーゲンになっていたので、何れ買わされるのなら今買っても良いかと思い購入。とは言えCS5からの進化、変化は実質何もなく、毎回アップグレードしなければならないAdobeのポリシーには腹が立ちます。
これ以外にもアップグレードが必要なアプリケーションはありましたが、見送った物、気になった物があります。それらについて一言コメントを
- 宛名職人
今まで持っていたのはバージョン12でLionで動かすにはバージョン18以降が必要ですが、最近のバージョンは兎に角評判が悪く、どう見てもバージョン12で暮らした方が幸せな様です。宛名職人を使うのは年一回の年賀状なので、10.5で起動して使うことにします。
- iLife
現在使っているのはMac ProのOS(10.4 Tiger)に付いてきたバージョン6。最新版のiLife'11にしようと思いましたが、これもフリーズ多発の使い物にならないアプリの様で(アップルのストアでの評価は一つ星が殆どでした)、様子見としました。Tigerのシステムディスクから付属アプリをLion上にインストールするとPPCアプリに対応していないというエラーが多発して先に進めなくなりますが、iLife自体はユニバーサルアプリなので、カスタムインストールでiLifeだけを選べば問題ありませんでした。
- Fetch
MacのFTPと言えばFetchで長年使っています。今回はバージョン5.6へのアップデートが必要で、少額ながら費用が掛かります。検索すれば最近はフリーで優れたアプリもあるとの事で、現在はCyberduckを使用しています。こちらの方がインターフェースと機能が洗練されていますが、転送動作がいかにも遅い。なので何処かでFetchに戻るかも知れません。
- Epson Twain
これはアップグレードの方法が無く、今後はエプソンのスキャナはEpson Scanを単体起動して使うことになります。今まではPhotoshop上からスキャナが使えたのですが、出来なくなりました。
- Eudora Pro
とっくの昔にサポート終了したメールソフト。これもアップグレードの方法が無いので、Thunderbirdに完全移行しました。Eudoraのメールログを添付ファイルも含めてThunderbirdに移行させた方法は9月16日のダイアリーに書きました。
- Paralells Desktop 6 + Windows7
結果的にどちらも問題無く使えています。当初10.5上のセットを10.7上に移行させようと思いましたが、正しいやり方を発見出来ず、諦めてどちらもクリーンインストールしました。10.5上にParalellsもWindows7も残ったままですが、アクティベートを含めて新規インストール分も問題ありませんでした。
最後にSSDの感想を。既に多くの方が導入して言い尽くされていますが、RAM増設よりも遙かに効果が大きく、起動時間、ファインダーやアプリケーションの細かなレスポンスが目に見えて向上しました。小サイズファイルのランダムアクセスがHDDに比べて数十倍速いことが効いている様ですね。HDDの動作音も無くなって、靜かで速い、超音波モーターの様な雰囲気になりました。
SSD増設+OS-X Lion導入+対応アプリ購入には合計で5万円以上の費用が掛かりましたが、まあその価値はあったかと思います(特にSSD)。
|
|
2012年10月21日(日) |
健康は大切ですね |
この週末は三原市筆影山から見る日の出が因島大橋の真後ろになるので、前日の夜に三原に向けて出発。しかし途中で女房から電話があり、急遽帰宅しました。実は女房の目の調子が思わしく無く金曜日に治療を受けまして、その後の状況に問題が無さそうだったので撮影に出掛けたのですが、夜半になって容態悪化。今日は朝から急患で病院に行きました。なので本日の写真はありません。因島大橋と日の出の組み合わせは来年までお預けです。
女房の件だけでもドタバタですが、こんな時にMacの方も不調に。起動途中でグレー画面が現れて再起動を促す、通称カーネルパニックという状態になってしまいました。システムが壊れたかと思い、システムディスク(DVD)から起動を試みるも、これでもカーネルパニック発生。こうなるとハードウェアの故障が疑われ、また高額修理の嫌な予感が、、
何度か再起動を繰り返す中で保存出来たエラーログがこちら。中味を見てもチンプンカンプンですが、もう一台のMacで幾つかの文字列をグーグルで検索すると、アメリカのサイトがヒットして、メモリーエラーだとのこと。アップルのカーネルパニック対処方法の説明でもハードウェアの場合はメモリーを外せ、純正品に戻せ、等の記述があったので、取り敢えずメモリー(RAM)を全て一旦外し、また装着し直してみました。
結果は、無事起動可能に。喜んでシステムプロフィールを確認すると6GB搭載している筈のRAMが4GBの表示。う〜ん、まだ正常ではない、、、 そこで認識されていないRAMを特定し、再度そのRAMを外して、念入りに再装着したところ6GB全て認識されて、問題無く動くようになりました。念のためにマックメムさんで配布しているメモリー診断ソフトを走らせて、問題なしの診断が出て一安心。
思えば今月初めにSSDを装着する際に、隠しSATA端子を使う為にメモリーライザーカードを取り外したのが宜しくなかったようです。それで某かの接触不良が発生し、カーネルパニックに繋がったのだと思われます。とはいえそれまでの2週間は1回のカーネルパニックのみで、再起動で復帰出来ていたのですが、、
メモリーライザーカードの装着、RAMの装着ともに正規の位置でクリック感があり確実な装着が出来る(筈)なのですが、私のMac Proの場合はデリケートな様です。何度か抜き差しすることで接点が磨かれ、接触が改善されたのでしょう。
人間も機械も健康が一番!
|
|
2012年10月20日(土) |
秋月電子・USB電池ボックス改造 |
前回のダイアリーで紹介した秋月電子のUSB電池ボックスに入っているダイオードの、バイパス改造をしました。
上側の写真が改造前で、プラス電圧は右上の端子から供給されて、ダイオードとジャンパー線を通ってスイッチの右から2番目の端子に入り、3番目の端子から出て、USB端子のプラス電極から出力されます。この基板を眺めていたら、ダイオードを除去するよりも左側の端子間をショートさせてバイパスする方が簡単だし、何かの時に元に戻せるので、ジャンパー線を半田付けしました。それが下の写真の赤丸の所。
改造完了した電池ボックス二つ。単三電池4本の電圧がそのままUSB端子に出力されるので、電圧も最大電流値も単三電池側の能力で決まる危険で怪しいUSB電源の出来上がりです(笑)。DC-DCコンバーターが無いので効率100%、エネループの容量をそのまま活用出来ますが、電圧は6V付近から4V程度まで変動します。夜露防止ヒーターの様に微妙な電圧を気にしない物なら良いですが、通常のUSB機器に接続すると下手をすれば壊しますのでご注意を。
|
|
2012年10月18日(木) |
秋月電子・USB電池ボックス |
先週末に東京を訪問した際の収穫品は殆どありませんでした。中野のフジヤカメラにはEOS 5D Mark IIのアウトレット品が139800円であって、「お!」っと思いましたが、EOS 6D発売間近でわざわざ旧機種を買うのは無いよなぁと思って、眺めただけ。それ以外ではジャンク館で小物を買った程度です。この小物が撮影用品として生きる事があれば紹介しようと思いますが、お蔵入りの可能性も大でなので、何を買ったかはナイショ(笑)。
仲道さんのコンサートが終わった後で秋葉原にも行きまして、とても疲れていたので秋月電子のみ訪問しました。お目当ての電子部品は色々とあったのですが、初めて訪れた秋月電子はその知名度からすれば想像を絶する狭い店内に、これまた想像を絶するほど高密度に部品が並べられ足の踏み場も無いほど、そこに想像通りの立錐の余地もないぐらいのお客がごった返していて、大きな旅行カバンを抱えた私がゆっくり部品選びを出来る状況にありませんでした。なので、最優先の部品だけ買って退散。
それがこの、秋月電子・電池ボックス単三x4本・USB端子付きで、価格は250円。これを二つ購入しました。
一見、5V安定化電源の様に見えますが、何と単三電池4本の電圧(オキシライドを入れたら7.2V)が安定化される事無く出力されるという、良い子は決して買ってはいけない商品です。下手をすれば接続したUSB機器を壊す可能性があります。
しかし、私のように良い子ではない人達には人気のあるパーツで、自作の安定化回路を仕込んだり、逆に安定化回路が無い故の高効率電源として活用したりと、ネットで検索すると色々な使い方がヒットします。
私の目的は自作の夜露防止ヒーターの予備電源。単三エネループをヒーターに用いると過放電の危険性があると言ってわざわざ5V・USB仕様のヒーターを作ったのに、エネループを使う道具を買うのは矛盾しています。でも一応4時間は過放電の心配なく使用することが出来るので、モバイルUSB電源が切れた時のリリーフとしては十分なのです。単三エネループは沢山あるし、この電池ボックスは安いし、、
この電池ボックス、スイッチの他にダイオードが1本直列に入っています。逆接続防止というよりも、ダイオードの順方向電圧(0.2〜0.8V程度)により電圧降下させて、アルカリ電池(6V)を入れても5.2V程度のUSB規格近傍に下げることで電圧事故抑制を狙った物だと思います。しかし私の目的からすれば電圧が少々高いことは問題にならず、むしろエネループ4本(4.8V)から更に電圧を下げることは効率的に無駄なので、後日ダイオードを除去(又は回路をバイパス)する予定です。
この基板にLEDとそれ用の制限抵抗(R1)を追加すれば、スイッチに連動したインジケーターになります。ただLEDも抵抗も持っていないので、インジケーター追加は遠い将来のお楽しみ、、
|
|
2012年10月16日(火) |
プロピアニストの集中力 |
金曜日午後から月曜日午前中まで東京に行っていました。実家の家族や、首都圏在住の娘などにも会ってきましたが、主な目的は14日の14時から紀尾井ホールで催された仲道郁代さんのコンサート。今回は毎年2月のサントリーホールでのコンサートと同じく仲道さん主宰のコンサートで、ファンにとってはお祭りのようなイベントです。演目はベートーベンのピアノソナタ第29番変ロ長調・作品106「ハンマークラヴィーア」、第26番変ホ長調・作品81a「告別」、そして最後のソナタ第32番・作品111。
このコンサートだけなら日曜日に東京入りしても間に合うのですが、急遽金曜日の夜に紀尾井と同じ内容の特別リサイタルが催されることになりまして、金曜日に東京入りした次第。場所は日比谷の松尾ホール。
特別リサイタルの目的は、仲道さんをして「そもそもこのソナタ、人間が演奏することなど想定していないのでは」と言わしめる「ハンマークラヴィーア」の演奏には体力、気力の充実が必要との事で、本番前のリハーサルの様な物です。ただ一筋縄では行かない難曲中の難曲が相手なので、リハーサルとは言っても会場が狭い事以外は全く同じ演目、時間配分、ピアノ、ドレスでの演奏になりました。
まず第1曲のハンマークラヴィーアが始まると、いつもの仲道さんとは違って、かなり考えながら、少々気むずかしいお顔で演奏していて、音楽の方も余り響いていませんでした。これほどに曲と格闘している、あるいは苦しんでいる仲道さんを見るのは初めてでした。しかし2曲目の告別、3曲目の32番と進むに従っていつもの仲道さんに戻り、無心のピアニストの心が音符に乗って拡散するような雰囲気の音楽で満たされました。特に最後のソナタ32番はピアニストも聴衆も恍惚となる演奏で、今までにない程に感激しました。
リサイタル終了後は、後半に行くほど演奏が良くなったので、本番ではハンマークラヴィーアを最後にした方が良いのでは?と思いました。
さて、日曜日は小雨の降る中、四ッ谷駅から上智大学の脇を通って紀尾井ホールへ。今回の私の席はファン視点で最上席で、最前列中央やや左側という、仲道さんに一番近く、ご尊顔と指先が同時に見える席です。座った状態で撮った写真が上記の物。ここで今日は音楽を堪能する訳ですが、ハンマークラヴィーアの演奏は如何に、、、
時間になり、松尾ホールの時と同じグレーと黒のドレスに身を纏った仲道さんが登場し、拍手が鳴り止み、座るやいなやハンマークラヴィーアの演奏が始まりました。しかし、松尾ホールの時とは別人で、冒頭から深く音楽に心酔した様な演奏を始められ、流れてきた音楽も別物でした。たった二日でここまで変化出来るのか?と、その集中力と精進力に舌を巻き、音楽に没頭しました。曲が進み、しかし、やはり真骨頂は松尾ホールの時と同じように32番のソナタで、ピアニストの存在が消えて、音楽だけがそこにあるかのような恍惚となる世界が拡がりました。第2楽章になって、仲道さんの鼻をすする音が、、、 実は松尾ホールでも同じ場所で鼻をすする音がして、ドレスはノースリーブなので少々寒かったのが原因と思ったのですが、紀尾井でも同じ場所で同じ音。もしや、とは思いましたが、やはり演奏している仲道さんの感情が高まって涙ぐんでいたからでした。
演奏が終わってエネルギーを使い果たしたのか、仲道さんの充実と疲労に満ちたお顔が印象的でした。アンコールも程ほどに、定番となっているエルガーの「愛の挨拶」も無く終演となりました。となりの老年の方と暫く座席に座ったまま「松尾ホールの時とは全然違いましたな」と言葉を交わし、ゆっくりと余韻を愛おしむように帰途に就きました。
難曲に満ちた今日のコンサートを弾き終えた充実感と同時に、仲道さんの事だから演奏結果には満足していない筈。次回にまた新しいベートーベンを聴かせてくれると思います。
|
|
2012年10月13日(土) |
初代(2006)/二代目(2008)Mac Proの隠しSATA端子を活用する |
9月30日のダイアリーで少し予告しましたが、私が使っている初代Mac Proに、隠しSATA端子を活用してSSDとHDDを各一台、合計二台を光学ドライブベイに追加装着しました。その為にはMac Proを大胆に分解し、幾つかの部品を調達して装着しますので、裏技に属する世界です。その様子をつぶやき367として掲載しました。
写真をクリックするとつぶやきにジャンプします。
金曜日の午後から東京に来ています。主な目的は明日14日の仲道郁代さんの紀尾井ホールでのコンサート。私はマニア垂涎の、最前列ど真ん中の席で鑑賞することになっています。
でも、それだけなら何故昨日金曜日から来ているのか?実は仲道さんが本番での集中力を高める為に、ウォーミングアップを兼ねたコンサートを昨晩こっそり開催されたから、、(^-^)
|
|
2012年10月10日(水) |
彼岸花のギャラリー更新(パート2) |
先週に引き続き、彼岸花のギャラリー・パート2を上梓しました。今回はマクロを含む、比較的近接撮影した作品を集めました。下の写真をクリックするとギャラリーにジャンプしますので、宜しかったらご覧下さい。
|
|
2012年10月8日(月) |
荒谷山もやや空振り |
三連休の最終日は荒谷山に行きました。昨日の県北の天気は曇りがちで霧は期待出来ませんでしたが、今朝は良く晴れると天気予報が告げていたので、昨日は上盛山、今日は荒谷山とスケジュールを組みました。
5時少し前に撮影スポットに行けば、流石は休日の朝とあって既に沢山のカメラマンがおられました。しかし肝腎の霧の方は少なくて、絵になりそうにありません。
そして日の出。下界は霧が少なく、太陽が昇るあたりの空には雲一つ無い状況なので、フィルムを使うのが勿体ない情景でした。
撤収間際に記念撮影。今日は私を含めて合計13名が来られていました。この写真を撮ったときには既に数名の方が帰途に就いた後です。クルマの外気温計によれば気温は11度でしたが、風のある山頂はとても寒く、皆さん防寒具をしっかり着込まれていました。
|
|
2012年10月7日(日) |
上関、上盛山はやや空振り |
山口県熊毛郡上関町にある上盛山に日の出撮影に行ってきました。
この週末は、上関大橋の上から陽が昇るので、その情景が狙い。天気予報でも広島県北は曇りでしたが、瀬戸内海沿岸の出来るだけ南の方は晴れることになっていたので、荒谷山や掛頭山ではなく、上盛山に来ました。
夜半の内に移動して、現地到着は1時半。様子を見たあとで仮眠を採り、4時半ぐらいから撮影開始しました。平地にいるとそうでもないのですが、山頂に灯台のように突き出た展望台の上はとても風が強く、体感温度が低いです。風がなければセーターでも過ごせる温度でしたが、念のために着た真冬防寒着が全く邪魔になりませんでした。
肉眼ではまだ真っ暗ですが、デジカメで長時間露光して浮かび上がった映像は、霞んでいました。
少し明るくなってきましたが、やはり情景が霞んでいて、しかも水平線付近に雲の様な物があります。綺麗な日の出には恵まれそうにない情景で、KENのテンションは下降気味。
日の出の時刻(6時13分)をかなり過ぎて、霞のような雲の上から太陽が顔を出しました。
例によって、アートパノラマ170、EOS-3に、この写真を撮っているEOS 30Dの3台体制で臨みました。展望台の上は風が強く、その風で展望台自身が僅かに振動しているようで、情景が明るくなってからファインダーを覗くと小刻みに揺れていました。長時間露光した情景はぶれているかも知れません。
太陽の周りの霞が消えて、上関大橋の上に綺麗な光の道が出来上がりました。太陽の位置は計算通りでしたが、情景は思惑違いでした(^-^;
陽が高くなって、純白の上盛山展望台は青空の中にそびえていました。
暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、お彼岸を過ぎて涼しくなったので、久しぶりにアルポットで雑炊を作って食べました。暑い季節に熱々の雑炊を食べる気にはなりませんので、また楽しい季節が戻ってきた感じです。
新しいレシピを開発しなければ、と思いつつ、今日も鮭のおにぎりと玉子スープによる雑炊で、とても美味しく戴きました。ホント、寒空の屋外で食べるコイツはメチャ美味しいです。作り方はここを参照。
|
|
2012年10月5日(金) |
今シーズン初の霧の海撮影 |
仕事のスケジュールに突然の空白が出来たので、前半を休みにして荒谷山に行ってきました。
朝5時に現地に着けば、月に照らされた見事な霧の海がありました。荒谷山に来たのは今シーズン4回目ですが、眼下の霧の海に出会えたのは今日が初めて。当然ながらカメラを出して撮影開始。
平日なので殆どカメラマンはいないだろうと思っていましたが、6〜7名ほど来られていました。
そして日の出。空に殆ど雲が無くて、また太陽が山の高い位置から出たのであまり焼けず、空に表情の少ない情景になりました。
陽が少し高くなってから、望遠で一部を切り取ってみました。大海の大波の様で、ダイナミックです。
自作した夜露防止ヒーターを持ってきていますが、今日困ったのはハーフNDフィルターへの結露。ハーフNDフィルターはレンズ前面に浮いた形で装着するので、レンズ本体を暖めてもフィルター側の結露防止にはならず、何か方法を考えなくてはいけません。今日はティッシュで時折フィルターを拭きながら撮影しました。下の写真は別の日のものですが、ハーフNDフィルターの装着の様子が分かります。
|
|
2012年10月4日(木) |
SSD装着 |
発売から既に5年が経過しているMac Pro 8-core Xeon 3GHzのパワーアップを図るために、SSDを装着しました。
理由は、iPhone5, EOS 6D発売と、SSDの低価格化。
スマートフォンは現在iPhone 3GSを使っていて、丸三年を超えてバッテリーが弱ってきているので、機種変更を遠からずしなければなりません。順当に行けばバグや地図不具合の収まった頃のiPhone5になるでしょう。一方のEOS 6Dは安価なフルサイズでちょっと食指が動きますが、6Dを買う、買わないに関わらず私にとって大きな変化がありました。両者に共通するのは、Mac OS-X 10.5 Leopardのサポートが終わったことで、OS-X 10.6 Snow Leopard以上が必須になった事。
既にOS-X 10.8 Mountain Lionが発売されているのに何故10.5を使っているかと言えば、フィルムスキャナのNikon SUPER COOLSCAN 5000EDのドライバー、NikonScan 4がOS-X10.4までしかサポートしていない為。一応10.5でも問題無く動いていますが、10.6で動いているという記事がネット上には余り無く、下手に現在のシステムをアップデートして動かなくなったら一大事。そろそろ潮時かと思い、二つのメインOS-Xを持って、フィルムスキャニング時はOS-X 10.5で起動し、通常時はより新しいOS-Xで起動する環境に移行する事にしました。
新しいシステムを組むなら、SSDかなと一年ぐらい前から思っていましたが、最近は128GBなら1万円以下、256GBでも1.6万円ぐらいで買えるようになったので、この機に購入した次第。買ったのはCrucial M4 256GBモデル。
9月30日のダイアリーでちょっと紹介したOWC Multi-Mount for 2006-2008 MacProを用いて、隠しSATA端子を活用し、現在Mac Proの中にはHDDが5台、SSDが1台の合計6台のドライブを内蔵しています。
早速X-Benchで測定してみました。HDDからの速度改善は明らかですが、メーカースペックなら400MB/s以上出るのに、240MB/s程度に留まりました。これは私のMac ProがSATA2止まりのスペックだからです。ただSATA2の理論最大速度は3Gbps = 375MB/s*なので、300MB/s以上は出るかと思いましたが、そこまで達しませんでした。隠しSATA端子が悪さをしているのかとも思いましたが、ネットを検索すると初代Mac Proの通常SATAに同じSSDを装着した人がいて、その人のも240MB/s程度しか出ていなかったので、これが限界なのでしょう。古い機種なのでまぁ仕方ないかと。(*読者の方からご指摘頂きまして、SATAは1バイトのデータ転送に10ビット必要なので、3Gbpsの理論値は、データ転送だと300MB/sになります。だからSATA2が300MB/sを超えることはあり得ず、240MB/sなら御の字かと。)
初代Mac ProはOS-X 10.8 Mountain Lionの対象機種から外れたので、OSの選択肢はSnow LeopardかLionになりますが、あと一年程度でSnow Leopardのサポートも終わる事を見据えて、より新しいLionをインストールしました。Macには移行アシスタントという便利なツールが備わり、現行システムの環境をごっそり移行出来ますが、LionからRosetta環境をサポートしなくなったので動かないPPC時代のアプリケーションが沢山。アプリケーション本体が仮に動いても、プラグインなどが対応していないケースも多く、移行アシスタントを使うと却ってトラブルシューティングに時間が掛かると見て、Lionをクリーンインストールし、アプリケーションを個別に再インストールしています。しかし幾つかのアプリケーションは最新版に買い直さないと動かない物があり、また費用が嵩みます。最低限Microsoft Officeと宛名職人の買い直しが必要で、それ以外にもiLifeなどが必要です。移行作業は暫く続きます、、
|
|
2012年10月2日(火) |
彼岸花のギャラリー更新 |
9月30日のダイアリーにも書きましたが、29日、30日の週末が天候不順で、加えて私の体調も思わしく無かったので彼岸花撮影に出掛けられませんでした。一方、彼岸花のギャラリーを確認したら、何と2006年を最後に6年間も放置状態(^-^;。これはいけないと思い、2006年以降の写真をチェックしところ、2009年、2010年、そして先々週(撮影は4枚のみ)の三回吉舎に行っており、写真もそれなりの枚数があったのでギャラリーに仕立てました。
今回は複数年の作品の一気掲載になり、枚数が50枚近くになりましたので、二つのパートに分けました(30枚以上のギャラリーを作るのがテンプレートの関係で手間なので(^-^;)。今回はパート1として、吉舎の群生地の俯瞰的な情景を主体にご覧頂けます。下の写真をクリックするとギャラリーにジャンプしますので、宜しかったらご覧下さい。
|
|
|