今月の話題
冬のここは、タイヤチェーンのサイト?
幻の書籍63年目の復刊
今更の、初代MacProメモリー増設
風邪ひいた(^-^;
空振りの筆影山と御山公園
クルマに高度計を付けてみた
周防大島・和佐に再挑戦
フィルム現像品質、はぁ(´Д`)
モンベル・イヤーウォームキャップ
ナガタニ展望台、リベンジならず
撮り初めはナガタニ展望台
あけましておめでとうございます
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話題が無いので、雑談を(^-^;
「Impressions by KEN」はもちろん写真関連のサイトですが、KENのつぶやきに色々な話題を書いている関係で、写真以外の目的でお見えになる訪問者も時折いらっしゃいます。ただ、数年前から寒い季節になると大きな変化が起きまして、タイヤチェーン目的の訪問者が急増しました。
サイトのアクセス分析から、まずは2013年1月分の検索キーワードの上位を抜き出すとご覧の通り。
ベスト31の内、布製タイヤチェーン関連のキーワードがほぼ2/3の19を占めます。
次にページ別のアクセス数(1/1〜1/29)を見ると、
6位以下を大きく引き離して、つぶやき284「オートソック(布製タイヤチェーン)」のページが第5位に入っています。これより上位のページは第2位の「2013年1月のダイアリー(このページ)」を除けば目次とかトップページなので訪問者に価値のあるコンテンツがありません。一方のダイアリーは新しい記事を上梓する度に繰り返しお見えになる定期購読の皆さんが大半なので、ダブルカウント無しの訪問人数で言えばオートソックのページがダントツと思います。
これはサイトのページレビュー数で、関東地方で大雪が降って交通機関が大混乱した1月14日に沢山のアクセスがありました。28日に再度関東地方で積雪がありましたが、この時にもアクセスが増えています。
何にせよ多くの皆さんのお役に立てているなら嬉しい限りなのですが、つぶやきを書いている本人からすれば「思わぬ話題」でアクセスが急増し、ちょっとビックリしています(笑)。
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2013年1月27日(日) |
幻の書籍63年目の復刊 |
今日は久しぶりの休撮日。先週からこじらせた風邪は殆ど治り、無理をすれば今朝撮影することも出来ましたが、また体調を崩したら仕事に本当に差し支えるので、自宅で溜まったフィルムのスキャニングなどをしていました。朝7時まで寝ていた(=あまり眠くない)日曜日は12月30日以来です。つまり今年になって初めて(^-^;
今日の本題は写真関連でもMac関連でもなく、音楽関連で恐縮なのですが、興味のある人にはビッグニュースなので敢えてダイアリーに書きたいと思います。
それは「クララ・シューマン ヨハネス・ブラームス 友情の書簡 原田光子編訳」がみすず書房から復刊になり、本日からアマゾンでの配送が始まったこと。私は復刊を知った昨年10月に予約し、当初11月下旬発売の予定がトラブルが有ったのか数回遅延になり、1月下旬になってやっと発売になりました。写真左はカバー函で、右側が本体です。
クララとブラームスの間で交わされた手紙を集めた唯一の日本語書籍ですが、1950年に初版が発刊されたまま永らく廃刊になっていて、60年以上にわたり幻の書籍でした。
こちらが1950年の初版本。私が入手するまで毎日欠かさず朝昼晩深夜にネットチェックして、通りかかった古書店も漏れなくチェックして6年掛かりました。入手してから私のサイトで「幻の書籍」として紹介した所、その後数年に一度出没した中古本の相場はうなぎ登りで、私の知る最高価格は30万円でした。その値段で売れたかどうかは知りませんが、見つけた翌日にはネット上から消えました。私が紹介する前には300円で買ったという人も居たのですが、、。ちなみに私の入手価格は1万円程。
今回の復刊にあたり出版社も私のサイトを見ているのは明らかで、本の紹介に「一度は本になったものの、ながらく手に入らなくなっていた、待望の復刊。」と書かれていました。
こちらの本はレア中のレア品で、この世に3セットしか無い正規のコピー本。初版本は著者の原田光子さんが亡くなってから発刊になったので、妹の原田汀子さんの編纂に依りました。その原田汀子さん所蔵の本の傷みが激しく、今後安心して読めるようにと印刷業者にコピー&印刷&製本させた物です。原田汀子さんには何度かお会いしたことがあり、友情の書簡を長年探していますが見つかりませんとお話していたので、初版本を入手する前に直々に戴きました。残り2セットは汀子さんご自身と御親族が所有されています。後日談では飛んでもない費用が掛かったそうで、、 印刷業者に本を一冊版を起こして印刷させると100万円近く掛かるかも知れません。とすれば実費で1セット30万円!?
という程に、この「友情の書簡」は幻の書籍でした。それが今日を境に誰でも自由に安価(4725円)に買えるようになったのですから、喜ばしいことです。音楽大学系の卒論にクララやブラームスは採り上げられやすいので、これでクララとブラームスの関係を研究する人が増えると思います。
EOS-3, EF70-200mm F2.8L USM (70mm), F4, 8分, E100VS
写真のサイトなので、締めくくりは写真の話題で。本日スキャニングした中から一枚。ナガタニ展望台から見た関前岡村港の朝です。左側で弧を描いている航跡は岡村港始発のフェリーで、このような撮影にはフェリーの時刻を調べておくことも大切です。
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2013年1月26日(土) |
今更の、初代MacProメモリー増設 |
私のメインマシンである初代MacProのRAMを4GB分増設して、トータル10GBにしました。ま、ただそれだけの事です(^-^;
最近のパソコンなら8GB二枚挿して16GBが当たり前ですが、8つもあるスロットに1GBとか2GBのRAMをちまちま挿さなければならない辺りに時代を感じさせます(笑)。
最新のパソコン用RAMは8GBで4000〜5000円程度ですが、2006〜2007年に販売されていたマシンなので、現在でも新品は8GB(4GBx2)で34000円、4GB(2GBx2)でも14000円もして、とても手が出ません。16GBのRAMを購入するお金で16GB搭載した最新のMacMiniが買えてしまいます。
物は試しとオークションで中古を漁ったら、4GB(2GBx2)で5000円前後だったので、まあこの値段なら、と思って増設に踏み切りました。効果は617をスキャニングしたファイル(約1GB)をフォトショップで開いて作業しても、5回目の作業まではHDDにメモリースワップされないので、レスポンスが向上しました。
6年前の古いMacではありますが、Geekbenchで測定した結果はご覧の通り。5桁のスコアをマークする実力の持ち主で、最新のMacでこのスコアを超えられるのはMacProと、多くの機種でオプションになるCore i7を搭載したMacの一部のみ。Core i5, i3搭載機でこのスコアをマーク出来る機種はありません(→Geekbenchスコア比較)。Mountain Lionが動かないことを除けば十分現役の実力があります。事実上最後の本格フィルムスキャナとなったNikon SUPER COOLSCAN 5000EDを正規サポートOSで使える最後のマックなので、カンフル剤を打ちながら永く使う予定です。いずれUSB3.0も注入予定。
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2013年1月23日(水) |
風邪ひいた(^-^; |
11月下旬以降の土曜日と日曜日の間は、殆ど寒空の下で車中泊していました。
日付 | 寝た場所 |
11月24日〜25日 | 銭壺山山頂 |
12月1日〜2日 | 筆影山駐車場 |
12月8日〜9日 | 自宅(天候不良) |
12月15日〜16日 | 野呂山山頂駐車場 |
12月22日〜23日 | 周防大島・和佐 |
1月2日〜3日 | ナガタニ展望台 |
1月5日〜6日 | ナガタニ展望台 |
1月12日〜13日 | 周防大島・和佐 |
1月19日〜20日 | 筆影山駐車場 |
ご覧のように12月15日以降の6週間で6回、11月24日以降の9週間で8回クルマの中で寝まして、無理が祟ったのか月曜日から喉が痛くなり、声が出にくくなっています。幸い熱などは無いのでインフルエンザではないみたいですが、、
ダイアリーを見直すと丁度一年前にも同じような事になっていまして、2011年12月16日のダイアリーに同じ内容の記事があります。あの時は11月12日から12月11日の5週連続車中泊で風邪を引きましたので、今回は6週連続と記録を伸ばしています(笑)。
インフルエンザが流行っていますので、皆さんも体調にはお気を付け下さい。
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2013年1月20日(日) |
空振りの筆影山と御山公園 |
時間帯別の天気予報が、日曜日の朝の瀬戸内海沿岸(広島/愛媛)はどこも晴れると予報していたので、撮影に出掛けました。周防大島・和佐と岡村島・ナガタニ展望台には二度ずつ行っているので、今日は三原市の筆影山に行きました。
現地到着は1時半。この時間に来ている人は居ませんでした。天気予報に反して空は曇っていてテンションが下がってしまいましたが、取り敢えず展望台に三脚を設置し、EOS-3とタイマーリモートコントローラーTC-80N3で自動長時間露光をセットしてから仮眠を採りました。
自動撮影の終わる5時過ぎに起きてみれば星空が戻ってきていて、予報通りの晴れです。再度展望台に向かいますが、今日は誰も居ません。海霧シーズンだと5時頃には三脚で展望台が埋め尽くされるので、オフシーズンに入ったという事でしょうか。
薄明が始まった頃の情景で、東の低空を雲が覆っていて、最上級の日の出にはなりそうにありません。この頃になって他のカメラマンがやって来ました。
低空に雲があるものの、日の出はあるだろうと思って、アートパノラマにも久しぶりにフィルムを装填し、臨戦態勢に入りました。
日の出の時刻を数分過ぎて、雲が無ければ山陰から太陽が顔を出す筈の時間です。低空の雲だけではなく、情景全体が霞んでいて、コントラストの無い、テンションの下がる情景です。他のカメラマンの皆さんもテンションが下がって東屋で休憩されていました。本日は私を含めて総勢4組6名で、いつもの混雑はありませんでした。
そして、日の出。上下を雲に挟まれている為に、太陽が顔を出しても海面が輝くこともなく、霞んだ空気と共に絵にならない情景です。
暫く待ったら少しだけ海面が輝きましたが、これが全て。この後で太陽はまた雲の中に隠れてしまい、撮影終了。EOS-3はフィルム半分しか消化出来ず、アートパノラマのシャッターを切ることはありませんでした。この後で皆さん一斉に撤収しました。
筆影山の後で、糸崎にある御山公園に行ってみました。この季節だと因島大橋の後ろから昇る太陽を撮ることが出来る場所の様ですが、来たことが無いので状況チェックです。ここに至る道は狭くて離合出来る場所も殆ど無く、もし対向車があったら途方に暮れてしまいます。また一カ所急角度で坂が始まっている所があって、行きも帰りもクルマの底をこすってしまいました。ミレーニアは地上高が低いだけではなく(空車時140mm、積車時120mm)、前後オーバーハングが長いので、アプローチアングル、デパーチャーアングルが小さく、立体駐車場のスロープの急な所では気を遣うクルマなのです。
情景が霞んでいて分かりにくいですが、矢印の所に因島大橋があります。
最も条件が良い場所での、私の目線の高さからの情景です。木々に邪魔されて広い景色を撮ることは無理ですね。因島大橋だけを望遠で切り取るなら来ても良いけど、、
という事で、御山公園も日の出撮影の面では期待外れのロケーションでした。
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2013年1月19日(土) |
クルマに高度計を付けてみた |
ご覧の通りの高度計をクルマに付けてみました。結構正確で、しかもリアルタイムに動くので、山の上に撮影に行く事が多い私にとって、山頂までとか、帰路の麓までの距離感がナビよりも直感的に分かって面白いです。出発前に出発点の標高に合わせておけば、走っている場所の標高が分かるなら逆に天気の変化を読むことも出来ます(悪化方向なら標高が高い方にズレるので)。写真は標高約800mの野呂山山頂駐車場で撮影。
この高度計、最近買ったものではなくて、私が免許を取得して最初に買ったクルマに付けたアクセサリーで、購入は1978年。35年前の代物です。そのクルマを廃車後、33年間ぐらい私の部屋に転がっていました(笑)。当時の日本製の物は基本品質が高いので、未だにプラスチックが白濁することもなく、正確に動いています。物を大切にするKENらしいエピソードでしょ!
最新の高度計は3000円ぐらいで購入出来るので、興味が沸いた方はお一つ如何?
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2013年1月13日(日) |
周防大島・和佐に再挑戦 |
日曜日の朝は晴れるとの予報だったので、出掛けてきました。
何処へ行くか天気予報を小まめにチェックしつつ悩みましたが、冬至に近い季節でないと撮影出来ない場所を優先し、ナガタニ展望台か周防大島・和佐に。ナガタニ展望台は2連敗しているので、今回は和佐にしました。12月23日以来の再挑戦です。
5時過ぎに現地に着けば、満天の星空。肉眼では分かりませんが、デジカメで長時間露光して、モニターに浮かび上がった画像を見て、東の空に邪魔になるほどの雲は無く、期待が持てそうです。
ミニ灯台も星空の中でつつましやかに輝いていました。
しかし、辺りが明るくなりだすと、四方から雲がやってきて、モヤも掛かってきました。
カメラボディが結露を始めたので、慌ててレンズに結露防止ヒーターを取り付けて撮影を続けました。この写真でも空が曇っているのが分かりますね。星空から一気に曇り空になってしまい、大判カメラのセットアップを止めました。
いよいよ日の出の時刻という頃になって、東の水平線付近だけが少し焼け出して、雲もその部分だけ切れて遠く四国松山方面の山並みも見えるようになりました。
日の出がありそうだったので、EOS-3のレンズをSIGMA APO100-300mm F4 EX DG HSMに付け替えました。逆光に強い日の出日没撮影用のウェポンです。
そして日の出。スカッとした太陽ではなく、薄い雲に遮られた、おぼろげな日の出でした。時期が少し遅くなった為か、日の出の位置も四ッ小島よりやや左側に寄ってしまっています。
太陽高度が高くなって、海面の輝きも強くなり、、、
望遠レンズで四ッ小島をアップで撮りました。この後で海面の輝きと四ッ小島が重なるのを待っていましたが、太陽は雲に隠れてしまい、撮影終了。日の出は拝めた物の、消化不良の結果となりました。
ダイアリーを読み返すと、この季節の撮影は空振りが多いので、まあ仕方ないですかね。それでも懲りずに出掛けましょう。
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2013年1月12日(土) |
フィルム現像品質、はぁ(´Д`) |
先日のナガタニ展望台で撮影したポジフィルムの現像があがってきて、ルーペで鑑賞していたら、空がまだら模様!?
スリーブからフィルムを取りだしてみれば、我が目を疑う無残な姿が、、。それも一コマ二コマではなく、1コマ目から36コマ目まで全滅、、
時間とお金と体力を使って撮影して、高い現像料を払って「プロラボ」を名乗る店に現像を頼んだ結果がこれだなんて、
あ・り・え・な・い・!!
慌てて過去のスリーブもチェックしましたが、10月のポジは大丈夫で、12月のポジは今回ほど酷くはないものの、フィルム全面に薄い拭きムラが出始めていました。ベース面の汚れは専用フィルムクリーナーで清掃すれば綺麗にはなると思いますが、乳剤面の汚れは除去が難しい。それ以前にこんな状態を作り出したこと自体が大問題だし、目視で簡単に分かるものなので納品検査すらしていない証拠。広島で唯一自家現像を行っているフジカラー系列のラボですが、以前にもキズの問題を起こしており、設備やオペレーターの耐用限界に達したようです。遠方送付現像になりますが、店を変えましょう。
※ラボにフィルムクリーニングを依頼するつもりですが、こんな汚れたフィルムを平気で納品したラボに、難度の高いフィルムクリーニングを的確に行える技術を持った人が残っているのか、かなり不安です。却って酷い結果にならなければ良いですが、、
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2013年1月9日(水) |
モンベル・イヤーウォームキャップ |
撮影時の耳の防寒用に、モンベル・イヤーウォームキャップ・クリマプラス200を買いました。
これが正面写真。この種の商品は実際に手にとって、出来れば試着して買いたいので、近くのショッピングセンターにあるモンベル・ショップに行って選んできました。モンベル以外にも類似商品はありますが、現物に触れる事が出来ないので、ついついモンベルを買うことになり、通勤用にもイヤーウォーマー(ヘッドバンド)とネックウォーマーを持っています。
モンベルのイヤーウォームキャップには材質別に5種類以上あり、実は一番厚手のクリマウール製を買うつもりでしたが、形状は耳を隠す形になっているものの、キャップの伸縮性に劣り耳を隠すのがギリギリだったので止めました。シャミーズ製の物もありますが、これは肌触り抜群なものの薄手のフリースなので防寒製には劣ります。それ以外の材質の物はサイズが無く、消去法でクリマプラス200に、厚さで言えば中間の物ですが、一般的に見れば結構厚手です。
防寒キャップは既に持っていて、右の写真の白いものがそれ。The North Face製のボアフリースのキャップで、暖かさは満点ですが、耳の部分が特に深くはなっていないので、深くかぶっても耳を隠すのがギリギリで、撮影中にキャップがずれると耳たぶが出てしまい、いつも寒い思いをしていたのでした。
左の写真が今回購入したキャップを横から見た形で、耳のところが下に長くなっています。右の写真はThe North Face製キャップの下にモンベルを被せたもので、ご覧のように耳の部分の長さが2cmほど長くなっているのが分かります。
早速、先日のナガタニ展望台での撮影で使ってみましたが、期待にはちょっと反して、、
- 確かにThe North Faceの物よりも耳をしっかりカバーするけど、撮影中に結局ずれて、耳が出てしまう。
- The North Faceの抜群の暖かさ(耳&頭)に慣れてしまうと、mont bellの物は少し肌寒い。
という結果でした。頭は上窄まりの形をしているので、動き回るとキャップはどうしても脱げる方向にずれてしまいます。また防寒着の厚い襟元と、キャップの長くなった後ろ側が干渉することもずれる原因の様です。耳が出るのを完全防止するには顎ヒモのあるキャップでないと難しいですね。
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2013年1月6日(日) |
ナガタニ展望台、リベンジならず |
正月休み最後の日曜日、天気予報に依れば広島の瀬戸内海沿岸と、陽が昇る方角の対岸の四国(松山、今治、新居浜など)が夜半から朝まで晴れ渡るとのこと。滅多に無い好条件が連休の最後に巡ってきたので、撮影に出掛けました。場所を何処にするか迷いましたが、未だまともな写真を撮ることが出来ず、日の出の方角の関係で今しか撮れないナガタニ展望台からの来島海峡大橋にしました。3日前にも訪問した場所です。
3時前に現地に着くと、予報とは違って空には雲が沢山。それでも東の空は比較的晴れていて、半月が瀬戸内海を明るく照らしていました。
月夜の来島海峡大橋、背後に雲が多く、日の出の時刻までに天気予報通り晴れてくれる事を祈ります。
7時19分、ほぼ日の出の時刻の様子ですが、3時頃よりも雲が増えてしまってご覧の有様。
7時半になっても雲に阻まれて太陽はなかなか顔を出しません。
日の出から30分程立った7時45分になってやっと太陽が顔を覗かせました。今回も来島海峡大橋と重なるような日の出は撮ることが出来ず、3日前のリベンジはなりませんでした。ここに来るには安芸灘大橋の通行料往復1400円が必要なので、それなりに意気込んで来るのですが、空振りばかりです〜(^-^;
明日から仕事だ〜
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2013年1月3日(木) |
撮り初めはナガタニ展望台 |
KENのつぶやきを始めたのは2000年の1月3日。今日から14年目に突入です。
正月休みの天気を一日数回チェックしていますが、余り芳しくありません。昨日午後時点の週間天気予報では、今朝の三原や大崎上島あたりが雲が多い物の、相対的に一番天候に恵まれることになっていました。陽が昇る対岸の四国は曇り空の予報で、東の空には厚い雲が立ちこめるかも知れませんが、好条件を狙っていると正月休みが終わってしまうかも知れず、出掛ける事にしました。
目的地は今治市岡村島にあるナガタニ展望台です。情景だけなら三原市の筆影山の方が良いのですが、ナガタニ展望台で来島海峡大橋の後ろから昇る日の出を撮れるのは冬至に近い今の季節だけなのです。
凍てつくような寒さの中、5時半から撮影準備を始めました。空は晴れていますが、案の定東の空には厚い雲が、、
関前岡村港の情景。こちらには邪魔な雲がありません。方角は東北東になり、三原方面も晴れている事が伺えます。筆影山組は良い情景に恵まれましたでしょうか?
日の出が近づき、空が赤く焼け始めました。
肝腎の日の出の方角には厚い雲に加えて、あろうことかこの雲が居座って、日の出の邪魔をしていました。この雲は待っても動かず、、、
日の出の時刻を20分も過ぎてから、この邪魔な雲の隙間から太陽が顔を出しました。これでは全く絵になりません(^-^; という事で、2013年の撮り初めは空振りで終わりました。
ナガタニ展望台周辺にはお店が何もありませんので、朝食はアルポットを使って雑炊を作りました。
寒い朝、良い景色の中で食べるこれは絶品です。不思議と湯気が立ちませんが、沸騰したての熱々雑炊です。
本日のクルマはマツダのCX-5。ミレーニアから買い替えたわけではなく、借り物です。巷の評判通り、V8 4L並のトルク(42.8kg・m)を発揮するディーゼルエンジンでこの巨体を軽々と加速します。細かいインプレはつぶやきでは抜きにして、ナガタニ展望台車中泊撮影的な感想を書くと、展望台へのアクセス道が極めて狭く全幅1770mmのミレーニアでも気を遣いますが、全幅1840mmのCX-5で来た今朝は正直「しまった!」と思いました。まあ、無事通り抜けることは出来ましたが、左の石垣と右の鉄の柵の間にさほど余裕はなく、そろりそろりと、、。また本革シートは布の様には空気を溜め込まないので、クルマの中で寝ていて寒いなぁと思いました。夏場のムレの問題もありそうなので、車中泊を考慮するならファブリックシートの方が良いかも。
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2013年1月1日(火) |
あけましておめでとうございます |
皆様、あけましておめでとうございます。本年も Impressions by KEN / KENのつぶやき をよろしくお願い致します。
恒例の、昨年の反省と今年の目標ですが、、 1年前のダイアリーに書いた目標は
- 617の表現手法を更に研究する
- 精力的に撮影に出掛ける
- 健康に気をつける
でした。順序が逆ですが、3.の健康から振り返りますと、昨年一年の私自身は大きな病気をすることなく過ごすことが出来ました。女房の方が大病を煩い年の後半で撮影どころではない状況が生まれましたが、幸い私の方は健康で、家族としては何とかしのぐことが出来ました。
その結果として、2.の精力的に撮影に出掛ける事は実行出来たと思います。ここ一年ぐらいは晴れる予報ならば土曜の夜から撮影に出掛けて、日曜日の朝帰りというパターンが続きました。女房と「朝帰りの回数なら他人に負けないねぇ、、」と変な自慢話をしましたが、「他人が聞いたら飛んでもない旦那と思われるわね」と返されました。「まるで二号さんがいるみたい、、(笑)」。ええ、私の二号さんは夜明け前の満天の星空と、夜明け前後の冷ややかな空気と荘厳な情景です。何度お会いしても魅力的で、また来たくなります(笑)。
精力的に出掛けたのですが、昨年を振り返ると天候の方には余り恵まれず、1.の617の表現手法研究は殆ど出来ませんでした。毎回アートパノラマを持ちだしてはいますが、フィルムを装填する判断は情景を見てからにしていますので、2〜3回に1回ぐらいしか撮影出来ていません。617の縦位置撮影も面白いかなと感じているので、今年は縦位置撮影の構想を練ってみようと思います。
これは一昨年に試し撮りした写真で、作品として皆さんにお見せ出来る様な物では有りませんが、617縦位置の面白さは伝わるのではないでしょうか。縦方向の画角が異様に広くなるので、余計な物が写らない様にするには被写体や撮影場所を選びます。
さて、今年の目標というか、予想ですが、、
1. デジタル一眼レフ購入
ポジフィルム撮影の方が出来上がり後の充実感があり、長年フィルムオンリーのギャラリー運営をしてきましたが、私のフィルム拘りの60%以上は夜明け前後のエクタクロームの発色にあるので、コダックの撤退が痛いです。まだE100VSの買い置きがあるので当面フィルム撮影を続けますが、E100VS枯渇後は被写体に合わせてフィルム(ベルビア)とデジタルを組み合わせて撮影して行かざるを得ないと思っています。写真表現全体からすれば、フィルムの種類減少に伴い、従来可能であったフィルム表現がどんどん減って行き、一方でデジタルの方はカメラ側の性能改善、多くのユーザーによる新しい表現手法の開拓などがあり、世界が拡がりつつあります。10%ぐらいはフィルムでないと出来ない世界があるのは事実として、残りの90%はフィルムでは出来ないか、出来たとしてもデジタルの方が優れているのが現実でしょう。と言うことで、35mmフィルムカメラベースの撮影はそろそろ潮時かなぁと、、
E100VSのストックが無くなる頃に、製品側に大きな変化が無ければEOS 6Dを買うと思います。KEN初の単品10万円超え機材になりますね(笑)。なお、中判パノラマ(617、612)の世界は35mmデジタルとは別世界なので、引き続きフィルムでの撮影を続けて行きます。
2. モニター新調
現在のモニターはナナオのFlexScan L797。伝説の国産IPSパネルの19インチモニターです。その優れた発色と疲れにくい画面は飛び抜けた高価格(当時の直販価格125,000円で、同サイズの一般モニターの5倍)を払った甲斐はあったと思っていますし、現在でも性能面で不満はありませんが、フルHD表示出来ないのがネックな時代に変わってしまいました。
一年ぐらい前までは会社のモニターが15インチで、自宅に戻って19インチ生活で「大きなモニターはいいなぁ」と優越感に浸っていましたが、現在会社のモニターが23インチになってしまい形勢逆転(笑)。それ以前の問題として、現在のパソコンはノートを含めて殆どワイドモニターで販売されているので、その環境が再現出来ないと、ウェブサイト運営に支障をきたします。最近は自宅で更新後に会社のモニターでレイアウトなどに破綻がないかチェックするのが習慣になりました。
新しいモニターの候補は、同じナナオのColor Edge CX240-CNX。キャリブレーションに対応した24インチモニターで価格は9万円台。23インチなら6万円台半ばで Color Edge CS230-CNXが買えますが、永く使うなら24インチが良いかなぁと、、。最大の拘りは表示解像度でもAdobe RGB対応でもなく、ドットピッチ。最近のモニターは小さな画面に広い範囲を表示する様に作られていて、ドットピッチがどんどん小さくなり、文字が小さく表示されるようになってきました。L797を購入した際にも19インチにした理由がこのドットピッチで、
画面サイズ | 表示解像度 | ドットピッチ |
15" | 1024x768 | 0.297mm |
17" | 1280x1024 | 0.264mm |
19" | 1280x1024 | 0.294mm |
21" | 1600x1200 | 0.270mm |
21.5" Wide | 1920x1080 | 0.2483mm |
23" Wide | 1920x1080 | 0.2655mm |
24.1" Wide | 1920x1200 | 0.270mm |
27" Wide | 2560x1440 | 0.2331mm |
30" Wide | 2560x1600 | 0.2505mm |
ご覧のようにスクエアモニターは15インチと19インチにピークがあり、ワイドモニターは24インチが最大です。それでもスクエア時代の0.3mm前後まで大きくないのが懸念ではありますが、選択肢がないので仕方ありません。
3. 日の出のギャラリー
最近日の出の写真ばかり撮影に出掛けていますが、肝腎のギャラリーの方には殆ど掲載していません。色々と考える所がありまして、日の出の作品ではギャラリーの形を変えようかなぁと思っています。それはまとまった更新方式ではなく、一枚単位で日々更新出来るスタイルにすることと、日の出で増えつつあるパノラマ作品をワイド画面でご覧頂くこと。スクエアモニターだと横幅が限られるので、折角のパノラマ写真も単に上下を切っただけの小さな画像になってしまいます。フルHDモニター限定で横幅1800ピクセルぐらいでご覧頂けば、中判パノラマの持つ精緻さとか迫力が画面から伝わるだろうと思います。その為にもモニターを新調しなければ(笑)。
4. 日の出撮影偏重からの脱出(又は泥沼に嵌る?)
夜明け前の情景、空気に触れる事が気持ちよくて、ここ数年は日の出撮影にばかり出掛けていますが、変えなくてはいけないかなと思い始めています。写真の幅が狭くなっている気もするし、仕上がりを見ると日の出はやっぱり日の出で、ワンパターン(笑)。デジタル一眼レフを本格導入すれば撮影時の敷居が下がるので、日常のスナップなども含めて色々な撮影がやりやすくなります。一方でデジタルならではのコンポジット撮影は夜通し撮影になるので、却って泥沼に嵌る可能性も大きいかな?と危惧もしています(笑)。
かつて、2〜4時に起きて撮影に出掛けるKENは大抵の撮影地で一番乗りでした。しかしデジタル台頭以後は夜通し撮影組が増えまして、現在は前日の8時ぐらいに赴かないと一番乗りにはなれません。一番乗りが目的ではありませんが、デジタルに嵌ると夜が長いというお話で、、、
5. 健康第一、緩く、永く、、
色々と書きましたが、全ての基本は健康な身体。今年一年も健康に気をつけて精力的な撮影を続けて行きたいと思います。サイトの方も適時更新してゆきますが、日記の様な話題を別とすれば、過去に採り上げた話題を二度書く訳にも行かず、13年も続けているので話題が枯渇しつつあります。まあ、その点はあまり気にせず、ゆるキャラで永く続けて行ければと思っています。細く永く、写真に例えるとこんな感じでしょうか?↓
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