今月の話題
露出倍数間違えて、増感現像
617パノラマギャラリーに芸北の情景を追加
車中泊用寝袋としてのモンベル・ダウンハガー(羽毛シュラフ)
本日の富士山
芸北新緑めぐり
レンズ&構図検討用の糸ファインダー
617パノラマギャラリーに山口県の情景を追加
芸北の新緑撮影
奥出雲おろちループ
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5月11日(日)に芸北の新緑巡りをしている時の事ですが、トヨフィールド45Aで617撮影を順調にこなして、120フィルム3本目を撮っている時に、、
「あれ? そう言えばセンターNDフィルターの露出倍数、補正していないじゃん(´Д`)」
と重大なミスに気づきました。
トヨフィールドを初めとする大判カメラにはオート機能は何もなく、内蔵露出計もありませんので、外部露出計(実はEOS)で露出を計ってから、必要な補正を加えます。普段日の出を撮影している時はハーフNDフィルターとセンターNDフィルターの二枚重ねで、ある程度手慣れているので露出設定ミスはありませんが、今回の新緑巡りでは偏光フィルターとセンターNDフィルターの二枚重ね。偏光フィルターは回転角によって露出倍数が動くので、そちらにばかり気が取られて肝腎のセンターNDフィルター分の補正を忘れたのです。その倍数は1.5段分。
既にフィルム2本撮り終わっていましたが、617は1本で4コマしか撮影出来ないので、合計8コマ。その内最初の2コマにミスは無く、後半6コマが1.5段分のアンダー状態。しかし1本目と2本目のフィルムは混ぜてしまって区別出来ないので、最初の2コマを救うか、後半6コマを救うか悩んで、多数決で6コマを救うことにしました。ベルビア100のメーカー推奨増感幅は最大1段なので、現像に出すときに1段分の増感現像を依頼しました。0.5段それでもアンダー気味になりますが、まあ許容範囲でしょう。
結果はオーライで、最初の2コマはオーバーになって使えなくなりましたが、残りの6コマは無事救えました。但し現像料金は高くて、通常の760円に対して1360円とほぼ倍額でした(ポジフィルム全盛期は+100円でしてくれたのですが)。4x5フィルムでの増感現像は過去何度かしたことがありますが、ロールフィルムの増感処理は初体験です。
つぶやき390で紹介した「糸ファインダー」と、その時に撮影した617ポジ(1段増感)のスキャニング画像。糸ファインダーの使い勝手が良く分かる組み合わせ(笑)。
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2014年5月24日(土) |
617パノラマギャラリーに芸北の情景を追加 |
今週末はマンションのイベントがあって出掛けられないので、撮影はお休みです。代わりに617パノラマギャラリーに芸北で撮影した作品を7枚追加しました。
写真をクリックするとギャラリーにジャンプします。宜しかったらご覧下さい。
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2014年5月22日(木) |
車中泊用寝袋としてのモンベル・ダウンハガー(羽毛シュラフ) |
昨年9月に購入したモンベルの羽毛シュラフ「スーパースパイラル・ダウンハガー#1」の使用感を「つぶやき391」として追加しました。
写真をクリックすると記事にジャンプします。
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2014年5月18日(日) |
本日の富士山 |
5月20日は母の命日なので、富士市まで墓参りに行ってきました。
今日は天気も良く、母が好きだった富士山が美しい姿を表していました。薄い雲が富士山の後ろに後光のように掛かっていたのが印象的です。
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2014年5月11日(日) |
芸北新緑めぐり |
晴天に恵まれた日曜日、新緑を求めて芸北を徘徊しました。
夜明けに訪れたのは瀧山峡大橋の上にある猪山展望台。龍姫湖の上の朝霧を期待しましたが、霧は無く平凡な情景になりました。
今日は水位が低く、白骨林が水面下から現れていました。
反対側の情景で、薄いモヤが掛かって朝らしい雰囲気です。
その後、少しだけ仮眠を採ってから、上流の仙水湖へ。玉泊ダムに掛かるオレンジ色の橋。
玉泊ダムから下流側を見た情景で、新緑と青空の色が素敵です。
次は長沢の枝垂れ桜へ。今年は千鳥別尺に行ったので、開花が同時になる長沢には逢いに来られませんでした。
老木が花を満開にした姿は品格がありますが、新緑も美しいと思います。
長沢の後は芸北オークガーデンへ。しかしそこにはめぼしい情景はなく、KENの嗅覚で「こっちに綺麗な情景がありそう!」と感じて分け入った名もない林道からの情景。
新緑の綺麗な所を見つけて、617でも撮影。
そして、先週に引き続き八幡へ。新緑が進み、一番見応えのあるタイミングだったようです。
霧ヶ谷湿原から臥竜山方面を眺めても、緑が綺麗です。
白樺林にも。普段は朝に撮影していますが、太陽の高い昼過ぎに撮影したのは実は初めて、平凡ながらいつもとは違う光線状態で、結構楽しみました。
最後に臥竜山を麓から撮影して、今日はお仕舞い。200km余り、新緑を満喫してきました。
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2014年5月10日(土) |
レンズ&構図検討用の糸ファインダー |
大判カメラなどでレンズ選択と構図の検討をクイックに出来る原始的な機材を作り、つぶやき390として掲載しました。
写真をクリックするとつぶやきにジャンプします。
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2014年5月8日(木) |
617パノラマギャラリーに山口県の情景を追加 |
617パノラマギャラリーに山口県の情景を追加しました。上関町上盛山、周防大島、銭壺山等で撮影した写真です。今回は日の出の写真ばかりですが、中判パノラマカメラによる緻密なワイド画面をお楽しみ下さい。
写真のサイズがブラウザ画面の幅に自動調整されますので、ブラウザを最大限に拡大してご覧下さい。
写真をクリックするとギャラリーにジャンプします。
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2014年5月4日(日) |
芸北の新緑撮影 |
4月30日に芸北に新緑撮影に出掛けたのですが、クルマのバッテリーが真夜中に突然ご臨終となり移動出来ず、撮影出来ませんでした。そのリベンジで今日も芸北に行ってきました。
すっかり暖かくなり、ニュースでは連日各所で夏日が記録されたと放送されていますが、今朝は良く晴れて放射冷却が起きるとの事で、天気予報によれば北広島町の最低気温は氷点下0.6℃。しかしこの「北広島町」と言うのは町役場のある千代田のあたりのこと。私が向かう八幡は更に標高が高く、これよりも寒くなりそうなので、真冬の防寒具を用意して出掛けました。
八幡高原の駐車場に1時半に到着しましたが、その時の気温はクルマの外気温計によれば氷点下5℃!!。この時期でこれだけの低気温は余り記憶にありません。
日の出の時刻から撮影開始しましたが、真冬の防寒着をしっかり着込み、防寒帽、手袋をしないと寒くて仕方なかったです。これは日の出直後の写真ですが、草は霜で白くなっていました。しかしこの後の気温上昇が急激で、8時には15度、10時過ぎには25度超えと、数時間で30度も気温が上がり、着る物の調節が大変でした。いくらなんでも、寒暖差ありすぎ、、
千町原の情景ですが、新緑は始まっている物の、写真にするには少し早いかも、という感じでした。とはいえ、トヨフィールド45Aを持ち出して617撮影をしました。617では普段日の出ばかりを撮影しているので、今日は通常目線の情景を617に収めることを心がけてみました。
その後は毎年のように通っている白樺林へ。太陽が白樺の新緑を照らし、逆光で葉が輝いて綺麗でした。
ここで1時間以上撮影を楽しみました。もちろんトヨフィールド45Aでも数カット撮影。
良く晴れていたので、青空バックの新緑も収める事が出来ました。
白樺林の後は、念のために八幡のシンボル大歳神社へ。ブナはまだ芽吹いていないようです。
それから聖湖方面へ。樽床ダムへの道は現在通行止めになっていて、ダムへは北側(八幡側)から回り込む必要があります。その途中の場所からの情景。こちらも芽吹きはまだのようです。
ダムに近い聖湖畔からの臥竜山。まだあまり緑色に染まっていません。
ダムで折り返して帰る途中の情景。同じ臥竜山でもこちらから見ると新緑が始まっています。この写真は一つ上の写真よりも山の西側を見ていることになります。
聖湖の次は雲月山へ。前回「土橋のしだれ桜」の下見をしたあとで、もう一度地図を確認していたら、もう少し足を延ばせば雲月山に行けたことを発見したので、行ってみました。しかし出発当日に分かったことですが4月中旬に野焼きが行われていて、ひょっとして真っ黒な情景なのかと心配しました。看板の後ろはご覧のように真っ黒な山、、
確かに、見える山々の半分(右手側)は良く焼けていましたが、、
左手側の山々は野焼きは行われていなくて、緑色に芽吹き始めていました。ゴールデンウィークの晴天日とあってか、駐車場はほぼ満杯で、沢山のハイカーの方がおられました。
少し歩けば遠方まで見渡せるので、結構お手軽で気持ちの良い場所です。雲月山まで登っても往復で1時間程度らしく、駐車場には綺麗なトイレも完備されているので人気のハイキングスポットの様です。
ここでもトヨフィールド45Aを持ち出して撮影しました。ご覧のように登山道は簡易舗装されているのでとても歩きやすくなっています。次回はショルダーバッグではなくリュックで出陣して雲月山まで登ってみたいですね。
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2014年5月1日(木) |
奥出雲おろちループ |
引き続き4月27日・日曜日の話題です。千鳥別尺の山桜撮影の後で、そこからさほど遠くは無い奥出雲おろちループに行ってみました。一度「通過」したことはありますが、撮影目的では初めての訪問になり、ロケハンが目的です。
先ずは「道の駅おろちループ」の展望台からの「三井野大橋」。おろちループのシンボル的存在でが、撮影ポイントとしては今ひとつピンと来る物が無し。
道の駅の反対側にある『鉄の彫刻美術館』脇にある展望台に登ってみました。そこから見る三井野大橋と、連絡歩道橋。
ループ側を見てみますが、視界は狭く、木々が邪魔で、ここも今ひとつ。
まあ、ここが良いかな、と思ったのがループ展望台から少し下がった、新三国橋の途中からの景色。道路が三重に見えて、左上には木次線も見えています。
ここで取り敢えずトヨフィールドを持ち出して、612撮影。超広角を使うので橋の欄干ギリギリまでカメラをせり出しています。レンズ等の取り付けには細心の注意を払いました。手を滑らしたら機材は100m下の河原の中へ、、
ロケハン目的なので、この場所を早々に終えて移動しようと思ったら、もう一人のカメラマンの方が「もう終わられるのですか?トロッコが来ますよ!」と声を掛けてくれました。
暫く待っているとディーゼル気動車のうなり声と共に、急坂を登ってくるトロッコ列車「奥出雲おろち号」がやってきました。列車は右側に向かって走っていますが、気動車はつねに出雲市側(左側)についています。
そこからカーブするトンネルを抜けて、三井野大橋の左上で列車は止まり、乗客におろちループの絶景をサービスします。線路沿いや近傍の山に道はなく、乗客だけにしか見ることの出来ない景色があるようです。
30秒から1分程度停車した後、列車はゆっくりと走り出して、トンネルの中に消えて行きました。
その後はまた付近を色々と探索して、帰ろうかと思ったのですが、備後落合で折り返すトロッコ列車が来る時間まであと20分と分かり、もう一度撮影することに、、
今度は列車を612でも待ち構えることにしました。今回は列車を大きめに写すためにレンズを65mmから125mmに変更。画角が狭いので欄干際までせり出す必要は無く、普段通りの三脚の立て方でOKです。
今度は気動車を先頭にやってきたトロッコ列車。例によって絶景スポットで一時停車していました。
最後に新三国橋脇の線路で、行きとは少し違うアングルで数カット。三両一体のカラーリングはとても素敵ですね。この列車には一度乗ってみたいと思っているのですが、広島からだと鉄道での日帰りは無理で、クルマで出雲市か木次まで行かねばなりません。
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