Lotus Gallery 2006
蓮の花のギャラリー

実は蓮の花撮影は2006年が初体験。初めての被写体なので取り敢えず定番構図から始めて色々と撮影してきました。これをまた一年間眺めて、他の方の作品も参考にして来年以降のステップアップにつなげたいと思います。撮影場所は広島県三原市大和町にある棲真寺(せいしんじ)です。
1. 空を多めに入れて、花の咲く空間を表現してみました。 2. 空の僅かな白と、背後の葉や花の表情で奥行き感を出しています。 3. 一つ前の写真と同じような表現ですが、対角構図でまとめました。
4. 一応、葉の前ボケ、後ボケで画面をシンプルにした写真もひとつ載せましょう。 5. 背後の蓮の葉脈を見せる事で秘めた奥行き感を出す事が出来ます。蓮の葉特有の性格ですね。 6. 蓮の葉の上に散ったばかりの花びらが一つありました。これを主題に日本画的な絵柄を意図しました。
7. 花のクローズアップです。花はかなり明るいのですが、アンダー目の露出で椿のような情熱的な色合いになりました。 8. 6と同じ花びらです。その後通り雨がありまして花びらには無数の水滴があります。ウェブだとよく見えないのが残念です。 9. 棲真寺の雰囲気を感じて頂けますでしょうか。背景に露出を合わせると蓮の花は白く飛びますので、ギリギリの露出バランスで。


蓮池にはトンボやハチが沢山いましたので、虫達とも遊んできました。本来は虫のギャラリーに掲載すべき写真ですが、全て蓮の花が写ってますのでこちらで御覧下さい。
10. 拡がりのある蓮の風景に大きなクマバチ(スズメバチかな?)のアクセント。
11. トンボも沢山飛んでいました。これは下の花に着陸する僅か前の赤とんぼです。 12. まさに着陸直前の赤とんぼ。左の写真からの連写ではなく、別のカットです。 13. 赤とんぼってとがった先端が好きですよね。なんででしょう(笑)
14. このアングルから見るとグライダーのようです。背後の蓮の葉の絵が面白い。 15. アンダー目の露出で赤とんぼ本来の赤さを出して、落ち着いた雰囲気に。 16. 対角構図でシンプルにまとめてみました。トンボって落ち着くと近づいても逃げませんね。