今月の話題
第二のTomiyama Art Panorama 170
森湯谷のエドヒガンと小奴可の要害桜
銭壺山月の出と備北丘陵公園チューリップ
広島中央フライトロード開通
ポジフィルム現像、ますます不便に
徳佐八幡宮と湯来の枝垂れ桜
ストロボフリップ初陣
桜とカタクリの撮影
HCLデジタルペタンクリーナーにも寿命がある
東日本大震災義援金
桜が咲きました
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昨年11月に富山製作所の6x17カメラであるArt Panorama 170を入手し、未だ使いこなすための試行錯誤を続けていますが、その様な中で第二のArt Panorama 170がやってきました。
写真の上が11月に入手したカメラで、下が今回入手した物。名前は同一ですが、こちらはグラフロックバック(4x5国際規格)に取り付けて使うフィルムホルダーです。
Art Panorama 617のフィルムサイズ実寸は56mm x 172mmで、横幅が4x5フィルム(120mm)、あるいはグラフロックバックの物理的最大開口寸法(126mm)よりも大きいために、フィルム面を後退させてより大きな画面サイズを得るようになっています。そのためピント合わせ用のスクリーンバックが別に付属しています。
カメラタイプのArt Panorama 170は現実問題として専用レンズボード(フランジバックを個々のレンズに合わせてオーダーメイド)が入手不可能なので、付属レンズでしか撮影出来ず、またアオリが使えません。一方のフィルムホルダータイプならレンズ交換可能、アオリ可能、フィルム途中でのレンズ交換可能(ダークスライド/遮光板あり)です。但しフランジバックが43mm延長されるので一般的なフィールドカメラでは110〜120mm以上の焦点距離しか使えず、また長焦点側も4x5開口部でケラレが起きるので限界があります。カタログ上は180mmまで使えることになっていますが、実際にテストしたらケラレが発生し、ケラレ無く使えるのは150mmまででした。
結局、90mm撮影はカメラタイプ、120mm〜150mm撮影はフィルムホルダータイプと焦点距離によって使い分ける機材のようです。(フジGX617やリンホフ・テクノラマ617s IIIならボディ一台で多様なレンズに対応していますが、代わりに交換レンズ一本の価格が中古でも30万円ぐらいします。)
6x17撮影に行く際には、4x5カメラ(トヨフィールド)、6x17フィルムホルダー、6x17スクリーンバック、6x17カメラ、大判レンズ、、、と大きな機材を沢山持ち歩く必要があり、自分でも呆れるほど嵩張るセットになってしまいました。フィルムホルダーの使いこなし上の注意点や癖は結構あり、シェークダウンは当面続きそうです。
世の中はすっかりデジタルで、実用的な超高感度、大口径高解像度レンズ、AF、AEを活かして今までにない作品が多数生み出されています。また悪条件下での懐の深さもデジタルならではで、先日の結婚式の撮影でも、露出アンダーになったカットも簡単に救済できました。しかし6x17ともなるとフィルム感度は事実上ISO100、センターフィルターを使うとレンズの実用開放値はF27*と暗く、昼間でも1/8秒よりも遅いシャッターになることがしばしばで、夜景撮影は事実上不可能に近いです。
このデジタル時代にKENは何処に向かって行くのでしょう(^-^?
* センターフィルターはレンズのコサイン4乗則による周辺減光を補正するように設計されているため、レンズの口径食による周辺減光を回避するために最低でも開放から二段以上絞り込んで使うことが推奨されています。私のArt Panorama 170付属のレンズがNikkor SW90mm F8なので、実用実効絞りは二段絞り込んだF16+1.5EV(センターフィルターの減光分)となりF27になります。
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2011年4月29日(金) |
森湯谷のエドヒガンと小奴可の要害桜 |
広島県庄原市東城町にある二つの桜、森湯谷のエドヒガン桜と小奴可の要害桜が満開になりましたので、連休初日に訪問してきました。
日の出をどちらの桜で迎えるか迷いましたが、景色が開けている森湯谷にしました。
地図をクリックすると、別ページで操作可能な地図が開きます。
これが日の出前の情景(写真はクリックで大きくなります)。日の出の方向と桜の方向が全く違うので組み合わせた写真を撮ることが出来ません。試しに桜の左側の丘に登ってみましたが、桜を見ることが出来ませんでした。
日の出前、静かに咲いている姿。今年は開花が遅れて、満開とゴールデンウィークが重なった為か、日の出前からカメラマンが沢山居られました。
そして日の出直前。この情景を目にして、私以外のカメラマンもレンズを桜ではなく日の出の方向に向けました(笑)。水田の水面に映る朝焼けが綺麗です。桜を忘れて日の出の撮影スポットとして考え直しても良いかも、、
無事、綺麗な日の出もありました。肝心なタイミングの写真が無い訳は、その時はEOS-3のシャッターを押していたからです(^-^;
朝日を浴びて堂々と咲く森湯谷のエドヒガン、近くで見ると結構大きいです。
ここで撮影を終えて、次に小奴可の要害桜に向かいました。クルマで5分ほどの距離です。
地図をクリックすると、別ページで操作可能な地図が開きます。
こちらは小奴可の市街地に咲くので、周りに人工物が結構あり、画面から除外することがとても難しくなっています。まずは桜の下の道から、水田の水面に映した定番カット。
桜と同じ高さの丘に上がって街を見下ろすカット。
桜の背後にある亀山城址に登ってみました。ここからだと山と桜が同時に視界に入るので、要害桜の堂々とした大きさをより感じ取ることが出来ます。
太陽が高くなっても、小奴可にはカメラマンがひっきりなしにやってきて、付近は実に沢山のカメラマンがおられました。普段なら周りはみなデジタル一眼レフですが、今日は大判カメラを3〜4台見ることが出来ました。フィールドタイプのマスターテヒニカには驚きませんが、モノレールカメラと5番シャッターを付けた超巨大レンズを使われていた人が居られたのにはビックリ(大判レンズのシャッターは通常は0番か1番で、3番までなら偶に見ることが出来ますが、5番シャッターは一般的には存在すら知られていません)。ペンタ系の銀塩中判一眼レフも多数見ることが出来まして、フィルム派としては久しぶりに安堵感というか、異端児感を持たずにすみました(笑)。正直あまり絵になる桜とは思いませんが、皆さん情熱を持ってこの桜に対峙されています。
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2011年4月24日(日) |
銭壺山月の出と備北丘陵公園チューリップ |
この週末は本来であれば千鳥別尺の山桜か長沢の枝垂れ桜の撮影に行くタイミングなのですが、どちらもまだ開花していないので予定変更。日の出の時刻に広島付近一帯が晴れるという天気予報だったので、先週に引き続き銭壺山に行きました。
日の出撮影なら2時起きで大丈夫ですが、月が0時過ぎに出るので、月の撮影もすべく9時半頃に家を出て、現地には11時に到着しました。
月が少し高くなってから撮影開始。先週ほどではありませんが、風があってとても寒い中での撮影です。
EOS-3とアートパノラマで長時間露出をしてゆきますが、残念ながらこの場所は船が少ないので、海上の航跡は殆ど写せませんでした。月明かりと航跡の写真は三原市の筆影山からの方が写しやすいのですが、春分を過ぎて太陽が東北東から昇るこの季節の筆影山は、陸地から太陽が昇ってしまい日の出撮影を楽しめません。逆に銭壺山はこの季節に良い情景を恵んでくれます。
今日は備北丘陵公園にチューリップ撮影にも行く予定なので、体力温存の為に2時過ぎまで撮影してから薄明の時刻までは仮眠を採りました。
天気予報が良好だったので、期待して日の出の少し前に起きてみれば、この情景。空全体が曇って、空気も霞んでいて、日の出撮影は出来ませんでした。残念!
そこで機材を撤収し、銭壺山から中国自動車道を経由して庄原市にある備北丘陵公園を目指しました。庄原に近づくと雨が降ってきてしまい、どうなることかと思いましたが、、、
丘陵公園の開園時刻が近づくと天気が回復し、無事晴れました。これが本日の花の広場。チューリップはほぼ満開で、痛んだ花も少なく、観光日和でした。今日は入園料が無料になる日なので、家族連れが沢山来られていました。
その花の広場で撮影した一枚。ボケを多用して同系色のみでまとめてみました。
備北丘陵公園に来たら11時半にはお昼を食べるのもお約束。限定20食しか用意されない特別定食を食べたいから、、。今年はさとやま定食(1000円)でした。
お昼を食べてからまた花の広場で撮影。今度は白い色でまとめてみました。
備北丘陵公園では開園の9時半から3時頃までたっぷり6時間撮影しました。昨夜は仮眠程度しか寝ていないので、、、疲れました。
丘陵公園からの帰り道、七塚原高原に来たら綺麗な菜の花が目に入り、車を停めてアートパノラマに残っていたフィルムで一枚撮影しました。黄色い菜の花と青空に白い雲で、絵はがきのような情景です。昔と比べると立ち入り禁止の黒い柵が辺り一面に張り巡らされているので、どうしてもその柵が映り込んでしまうのが残念です(この写真でも画面中央部を黒い柵が横切っています)。
先週同様に、本日の走行距離は340km。夜9時半に家を出て、帰宅は午後6時。夜通し20時間以上も遊んだので疲れました。これから風呂に入って寝ます(^-^;
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2011年4月21日(木) |
広島中央フライトロード開通 |
長年心待ちにしていた広島中央フライトロードが昨日開通しました。地図はこちら。
この道路は広島空港から棲真寺に至る自動車専用道路で、開通済みの区間を合わせると世羅の方まで一気に走り抜けることが出来ます。蓮の花で有名な棲真寺や、紫陽花で有名な康徳寺に撮影に行く際に、今までは白竜湖の脇を走る二級国道で結構遠回りさせられましたが、これからは高速道路並の道で快適にたどり着けます。途中、日本一のアーチ橋「広島空港大橋」を渡ることが出来るのも楽しみの一つ。
初めて棲真寺に撮影に行った5年前に何もない山の中に広大な道路が出来上がりつつあって、それ以来開通を楽しみにしていました。紫陽花や蓮が咲く夏が待ち遠しいです。
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2011年4月20日(水) |
ポジフィルム現像、ますます不便に |
サラリーマンなので平日に現像の受付/受取が出来るように、ポジ現像は会社の側の写真店を経由してプロラボにお願いしています。
かつてラボが一日複数回の現像をしている頃は早ければ当日、遅くとも翌日に受け取れましたが、ラボの現像受付頻度が下がるに従い受け取りまでの日が延び、最近は月曜日出し→木曜日受取になっていました。それが先週からは月曜日出し→翌月曜日受取と、週末を挟まないと受け取れなくなってしまいました。これなら休日にクルマでないと行けないキタムラに出した方が早く受け取れます。
現在、平日にアクセス可能な別の写真店が無いか、探査中です。下手なラボに出されて変な現像されても困るのですが、、
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2011年4月17日(日) |
徳佐八幡宮と湯来の枝垂れ桜 |
今日は朝二時起きで撮影に出掛けました。
本来であれば湯来の枝垂れ桜を早朝から撮影する予定でしたが、満開のピークを過ぎた一昨日に雨が降って花がかなり散ったであろうことと、天気予報で朝6時の風速が9mとなっていて、強風下の枝垂れ桜では撮影にならないなぁと考えて目的地変更。色々悩んだあげく、先ずは日の出撮影に銭壺山(山口県岩国市由宇町)に行くことにしました。
銭壺山山頂には3時半頃に到着しましたが、目論見外れがふたつ。一つはこの場所がアマチュア無線のメッカになっているためか、深夜から駐車場はアンテナを立てたクルマで埋め尽くされていて、カメラマンが撮影するような場所が殆ど残されていませんでした。もう一つは寒さ。山頂は強風が吹いていて、真冬の防寒具を着込んでも3分と表に立っていられないほど寒く、撮影は無理と諦めました。
銭壺山を下山し、海岸沿いで撮影出来そうな場所を探しまして、藤生付近で海岸に降りられる場所を発見。そこで日の出撮影しました。水際ギリギリで撮影していたら、満ち潮で三脚の足元がみるみる濡れてきて、ちょっとあせりました(^-^;
日の出撮影後、朝食を採ってから次に向かったのは徳佐八幡宮(山口県阿武郡阿東町大字徳佐中)。370mの参道の両側に300本の枝垂れ桜や染井吉野が咲き誇るという新聞記事を読みまして、残念ながら満開は過ぎてはいましたが、来年以降の下見も兼ねて訪問してみました。
これが参道の様子。殆どの桜は散ってしまって葉桜になりつつありましたが、僅かに残った花びらだけでもこの情景。満開時はさぞ圧巻だろうと思います。それだけに人出も凄そうで、大きな三脚を担いだカメラマンがゆっくり撮影など出来そうにもありません。
社に近い場所の枝垂れ桜はまだ花が多く残っていて、満開時の優雅な参道の姿を垣間見せてくれました。逆光に輝き見た目にも綺麗でした。
その枝垂れ桜で、少しマクロ撮影を楽しみました。
徳佐八幡宮を後にして、最後に向かったのは湯来の枝垂れ桜(広島市佐伯区湯来町大字和田、湯の山温泉入り口)。雨と強風ですっかり花が散っているかなと思いましたが、予想に反して結構綺麗な姿を見せてくれました。
一昨年から始まった北側の造成は、重機などが無くなっておりこの状態で止まっているようです。美しい畑が前庭となって桜を彩っていた昔を知っている身からすると残念な状況ではありますが、絵になりやすいポジションも僅かながらありました。しかし多くのカメラマンがここに来れば、前のカメラマンが後ろのカメラマンのアングルの邪魔をしてしまうような場所なのでじっくりと撮影するのは辛そうです。
周囲の状況は兎も角として、佇まいの美しさでは群を抜く枝垂れ桜ですね。ここ2年ぐらい本気では撮影していませんが、来年からまた再挑戦しましょう。
早朝、銭壺山の山頂では真冬の防寒具を着込んでも凍え死ぬかと思いましたが、昼過ぎには気温が20度を超えて、晴天下を走るクルマではエアコンが効き、私の服装もシャツ一枚です。寒暖差の激しい季節です!
本日の走行距離は340km。疲れました。
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2011年4月13日(水) |
ストロボフリップ初陣 |
先週末に結婚式があり、以前から入手していたサンダース・ストロボフリップ VH-2000を持ち出しました。
ストロボバウンスリフレクターを自作した際には、縦位置で被写体の横に影が出来てしまう事に悩まされましたが、それを一気に解消する機材です。ご覧のようにカメラの縦位置、横位置に関わらず外付けストロボをレンズの真上に配置出来ますので、今回はカメラの縦横を気にせず、影のない自然な写真を撮ることが出来ました。
これが機材の全体。EOS 30D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS, Speedlite 550EX, Off Camera Shoe Code 2, バウンスリフレクター、ストロボフリップ。自然な写真は撮れますが、欠点は見た目が少し大げさで、披露宴では式場のプロ以上に目立ってしまいました(^-^;
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2011年4月10日(日) |
桜とカタクリの撮影 |
今日は広島市内の染井吉野と、庄原市総領町のカタクリを撮影しました。
朝4時半に起床し、まず向かった場所は比治山公園。実は昨日も4時半起きで比治山公園にて撮影しましたが、雨上がりの朝で地平線付近に雲があり焼けた日の出が無かったので、そのリベンジです。満開を過ぎた染井吉野は金曜日の雨でだいぶ散ってしまって、マクロ撮影に耐えられる花が殆どありませんでしたが、日の出の方は綺麗に出ましたので、数少ない綺麗な花を相手に、背景に朝日の丸ボケを入れて何カットか撮影しました。
朝焼けが終わり、朝日バック撮影から通常のマクロ撮影に切り替えました。すると、見慣れた顔のカメラマン、hi-keiさんがやってきました。てっきり偶然かと思いましたが、hi-keiさんのブログによれば同じ比治山公園で撮影終了後、帰ろうと思ったら駐車中の私のクルマを発見してちょと寄ってみたそうです。悪いことは出来ませんね〜(^-^;
上の写真で撮影されているのがhi-keiさん。右側が私のカメラで、EOS-3にPlanar 85mm F1.4 MMJを付けています。hi-keiさんには試しに私のマクロアポランター125mm F2.5SLを使って頂きました。等倍マクロとしては最大の開放値を持つレンズで、透明感ある描写をするので桜に似合います。もっともその描写が気に入られても既に絶版レンズなので、入手は容易ではありません。
比治山公園での撮影の後は一旦帰宅し、朝食を食べてから、今度は広島市東区にある高天原(たかまがはら)に行きました。ご覧の様に遠目には満開の桜ですが、
比治山公園同様に雨で花びらが大分散ってしまっていて、マクロ撮影は出来ませんでした。ここでは広角レンズを使った情景撮影を楽しみました。
染井吉野とカタクリは開花がほぼ同時なので、今度は庄原市総領町のカタクリ自生地まで足をのばすことにしました。県道を片道90km走ることになります。
地図をクリックすると、別ページで操作可能な地図が開きます。
これがカタクリ自生地。安芸高田市向原にある自生地と比べると訪れる人も少ない、静かな場所ですが、年々有名になっているのか今日は頻繁に訪問客があって、地主の方が色々と説明して下さりました。
花はまだ咲き始めで、満開を迎えればピンクの絨毯の様になるそうです。カメラマンとしては満開よりも痛んだ花の無い咲き始めの頃の方が撮影しやすく好都合です。(この写真はカタクリの存在を分かりやすくするためにマゼンタを強調してあります)
この自生地は急斜面に花が咲いてくれるので、変化に富んだ構図を作ることが出来ます。草の中に咲くカタクリの後ろ姿、、
そして、アップのカット。ここで3時間ほど撮影を楽しみました。
帰宅は午後5時半。朝5時前からたっぷり行動して、フィルム6本、デジタル数十枚を撮影。充実した一日でした。
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2011年4月7日(木) |
HCLデジタルペタンクリーナーにも寿命がある |
先日結婚式があり、EOS 30Dでの撮影に備えてローパスフィルターの清掃をしました。使ったのはHCLデジタルペタンクリーナー。清掃は今回が初めてではなく3回目ぐらいで、今までは見事に綺麗になったので信頼していました。しかし今回ふたつあるスティックの大きな方で清掃したら「シャボン玉ホリデー(古いっ!)」。粘着性のスティックの表面がボロボロになっていたのか、画面全体に小さな透明のカケラが張り付いてしまい、とても撮影には使えない状態になってしまいました。明日は結婚式だと言うのに、、、一瞬気が遠くなりそうでした、、、
幸いなことに2本ある内の細い方のスティックはまだ元気で、こちらで丹念に清掃したら綺麗になり、難を逃れました。2本セットで良かったぁ。
このデジタルペタンクリーナーを買ったのは2009年2月。丸二年経っていますので、使用頻度が高くなくてもこのあたりが経時寿命のようです。皆さんもお気をつけ下さい。
広島市内の染井吉野はほぼ満開になりました。
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2011年4月5日(火) |
東日本大震災義援金 |
遅ればせながら、本日、日本赤十字社に東日本大震災義援金を送金しました。
地震発生以降、自分に何が出来るか考えつつも、現実に家族と生活を持っている身では無力に等しく脱力感がありました。気づいた所は節電をしていますが広島在住なので東日本への貢献は多分無く、撮影に出掛けずガソリンを節約して東日本に回る量を微力ながら増やしたことぐらいです。勤務先でも義援金(寄付金)を集めていてそれなりの金額を協力しましたが、こちらは関係社員とその家族向けということなので、一国民として被災者の皆さん全体に行き渡る赤十字の義援金を別途支払う事にしていました。
しかし郵便局に平日昼間に行ける機会を探している内に、今日になってしまいました。その間、被災状況が明らかになるにつれてその悲惨さ、被害の甚大さに驚愕する一方で、プロゴルファーの石川遼選手や宮里美香選手がツアー賞金全額を寄付するとかのニュースもありまして、当初思った金額よりももっと頑張って貢献しなければいけないなぁと、、、
とは言え、石川遼選手(目標二億円)に比べれば微々たる金額、レンズ一本分ぐらいのお金を送金しました。少額でごめんなさい。
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2011年4月3日(日) |
桜が咲きました |
東日本大震災による被災地の状況、福島第一原発の状況ともに未だ落ち着きからはほど遠く、冗談を言って楽しむ様な雰囲気ではありませんが、桜が咲きましたので真面目な話題を中心に更新を再開したいと思います。
広島地方気象台は4月1日に縮景園にある標準木の開花を宣言しました。ここ数年は3月20日過ぎに開花していたので、概ね一週間遅れです。しかし今年に限っては標準木の開花のみが少し遅れ気味で、その周りの桜は数日前から開花していたようです。
その為か、開花翌日の2日に近所の高天原に行けば既に沢山の染井吉野が咲いていて、全体として2〜3分咲き。木によっては5分咲き程度になっていました。今日の午後にもう一度訪問した際に撮影したのが上の写真で、全体として4〜5分咲き、一番花付きの良い木は8分咲き程度までになっていました。このペースで行けばあと2〜3日で満開になりそうです。
市内の染井吉野だけではなく、広島県内の著名な一本桜の開花時期が気になりますが、今週は暖かい日が続きそうなので一本桜の開花が例年よりも遅れるという事ではなさそうです。過去の情報を眺めていたら、染井吉野の開花が遅れながらその後暖かい日が続いた2005年の開花実績が参考になりそうです。
桜 | 2005年 | 2011年 |
市内染井吉野・開花 | 4月3日 | 4月1日 |
市内染井吉野・満開 | 4月9日 | ?4月7日 |
湯来の枝垂れ桜・満開 | 4月10日 | ?4月12日 |
森湯谷のエドヒガン・満開 | 4月19日 | ?4月28日 |
小奴可の要害桜・満開 | 4月20日 | ?4月27日 |
千鳥別尺の山桜・満開 | 4月25日 | ?5月3日 |
長沢の枝垂れ桜・満開 | 4月24日 | ?5月2日 |
恐らく2005年実績よりも2〜3日早く満開になるのでは無いでしょうか。
赤文字は2011.5.4追記。今年の満開日実績です。4月中旬はあまり暖かくならず、山間部の桜の開花が概ね10日前後遅くなりました。
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