今月の話題
台風14号で撮影に行けず、、
今更の、、MacにWin
「池の段紅葉撮影」は雨でお流れ
秋の準備・その6〜熊よけの鈴
ショパンの命日、西宮でコンサート
マンフロットのナットカバー脱落防止処置
秋本番でフィルム補充
今シーズン初の荒谷山
秋の準備・その5〜インフィニティストッパー調整
Macのウィルス
日頃の行い
吉舎町群生地で彼岸花撮影
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紅葉のシーズンなので、この週末も撮影に行く気力満々でしたが、台風14号の為に土日ともに天気が悪くて出掛けられませんでした。
代わりにしていたことは、最近撮影した写真(彼岸花と先日の荒谷山の日の出写真)のスキャニングと、中古で入手したキヤノンのタイマーリモートコントローラーTC-80N3との格闘でした。
スキャニングの方はトヨフィールドで撮影した6x12の写真も済ませまして、最近導入した新兵器、デジタルアクションレベル(電子水準器)とインフィニティストッパー、スピードファインダーの威力が十分であることを確認しました。暗い夜明け前に撮影した写真でしたが、水平精度、ピント精度共に問題無く、構図もほぼ思い描いた通りの絵柄になっていました。
タイマーリモートコントローラーTC-80N3は、バルブでの長時間撮影時に最大99時間59分59秒まで露光時間をセット出来る機材で、普段ストップウォッチと睨めっこしながら撮影している苦労を半減させてくれる期待で入手しました。中古で買ったら説明書が無く、ネットで検索すれば簡単に入手出来るだろうと思ってもそれが叶わず、米国の個人サイトに行って使い方を勉強してきました。
検索していたら国内でも私同様に困っている方が少なからず居られましたので、つぶやき332として使い方をまとめた記事を掲載しました。これからTC-80N3を買おうと思われている方、中古入手したけど説明書が無くて困っている方はお役立て下さい。
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2010年10月27日(水) |
今更の、、MacにWin |
以前からMacにWindowsをインストールしようと思っていましたが、切羽詰まった必要が無かったのと、私の初代Mac ProはBootCampでのWindows 7をサポートしていないという落胆もあって、踏ん切りが付かずにいました。
しかし、先日ふとしたことでParallels Desktopのサイトを訪れたら、バージョン6が発表になっていてOS-X 10.4がサポートから外れたことと、バージョン5を今買えばバージョン6への無料アップデートが付いてくると知って、速攻で注文しました。
これが今回購入したソフトの一式で、下から順に
- Parallels Desktop 5 for Mac 特別優待版
- Mac Afee Internet Security 2010 2年版
- Windows 7 32bit OEM版
- Mac OS-X 10.6 Snow Leopard
です。Windowsは今更評判の悪いVistaにするのはどうかと思うので、迷わずWindows 7に。後述のParallelsを使えば64bitバージョンもインストール可能ですが、後日裏技でBootCampでのインストールに挑戦する事を考えて敢えて32bitにしておきました(初代Mac Proのカーネルは32bit)。
Parallels Desktop 5は初代Mac Proで正規にWindows 7を使えるソリューションとして選択。特別優待版は通常版よりも3000円ほど安価ですが、購入条件の中に「Mac OSを同時購入」とあったので、差額で買えるOS-X 10.6 Snow Leopardを「どうせいつか要る物だから」と併せて購入。アンチウィルスソフトにはMac Afeeの二年物が安かったので購入しましたが、フタを開けてみたらParallels Desktop 5にはKasperskyの1年ライセンスが同梱されていたので、必要ありませんでした。Kasperskyのライセンスが切れたらMac Afeeに移行する予定です。
購入後、早速Parallels Desktop, WIndows 7, Kasperskyをインストール。全てはスムーズに進み、小一時間ほどで私のMacにWindowsの画面が現れました。3DゲームをするのでなければParallels上のWindows 7でも動作にもたつきは余りなく、実用上は十分です。それよりもOS-XとWindows 7が同時に起動して、画面内に共存出来る仮想化ソフトを用いた使いやすさは別次元で、当初抱いていたBootCampによる裏技インストールに挑戦する意欲が失せました。
私がMac上でWindowsを使う第一の目的は、サイトの表示チェック。ウェブサイトはOSやブラウザの種類によって表示が変わってしまい、自分のマック+Firefoxで良いと思ってデザインしたものも、別のパソコンで見るととんでもない表示になって、慌てて修正することが結構あります。その様なチェックが今後はリアルタイムに出来るようになる「予定」です。それ以外にも、MacでネットサーフィンしているとWindows専用とか、Internet Explorerしか受け付けないサイトとかがあって、ちょっと憤りを感じる事がありましたが、現在はシームレスにWindows 7上のブラウザで閲覧できますので、ストレスも減りました(笑)。
更にMacでは味わえなかった楽しみは善良なサイトを訪問していてもウィルスを検知することで、時折Kasperskyによるウィルスやマルウェア検知のお知らせが現れます。
無料アップデートのParallels Desktop 6 for Mac の方も簡単な手続で無事ダウンロード出来ました。OS-X 10.4にはインストール出来ませんので使っていませんが、その内に活用することになるでしょう。なおバージョン6にはKasperskyがWindows用のみならずMac用も同梱されているとのことで、これらが入って数千円で買えるParallels Desktop 6って、結構お得なソフトですね。
※ダイアリーで何度か話題にしましたが、私が未だにOS-X 10.4を使っているのは、フィルムスキャナのNikon Super CoolScan 5000ED用の起動ソフトNikon Scan 4が10.4までしか正規にサポートしない状態で、ニコンがサポートを打ち切ったからです。
話題は変わりますが、先週末の紅葉撮影が雨で流れたので、今度の週末に期待していましたが、どうやら台風が来ているようで、またまた駄目そうですね、、(涙)。
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2010年10月24日(日) |
「池の段紅葉撮影」は雨でお流れ |
今シーズン初めての紅葉撮影に出掛けました。
地図をクリックすると、別ページで操作可能な地図が開きます。
目指した場所は比婆山系にある「池の段」。ハイキングで人気のスポットで、最寄りの立烏帽子駐車場から1km弱の距離なので、晴れた日の昼間ならば軽装でも何とかなる場所です。自宅からだと少し遠い場所なので、日の出と紅葉を撮る為に土曜日の午後から泊まりがけで出掛けました。
午後4時前に立烏帽子駐車場に到着。既に夕暮れが迫っていたので、あまり人は居ませんでした。
初めての場所なので、日没前に下見がてら池の段を目指しました。道程と体力のチェックも兼ねて大判カメラとEOS-3、交換レンズなどが入ったずっしりと重いリュックを背負い、更にフィルムなどを入れたサブバッグを腰に付けて、首からはEOS 30Dを下げて、熊よけの鈴を付けたステッキと共に歩き出しました。
暫くして、立烏帽子山と池の段に挟まれた鞍部に到着。これは立烏帽子山側を見た情景ですが、ツツジの紅葉が綺麗です。
鞍部から逆に池の段側を見た情景。ススキの白とツツジの赤のコントラストが素敵です。
鞍部から池の段の手前側頂上までは200mほど。頂上に着くと立烏帽子山の全体像が一望出来ます。
ここからは360度のパノラマを見ることが出来ます。
そのパノラマ写真。クリックすると大きな写真で見ることが出来ます。
池の段の二つ目のピークを過ぎても、南側に尾根が続いていて、少し下ってみることにしました。
恐らくこのあたりが紅葉撮影のベストポジション? 池の段、立烏帽子山、竜王山に続く尾根が一望出来ます。但しとても広大な景色でEOS 30D+17mmでも画面には入りきらず、この写真は二枚の写真を合成しています。
ここから少し南側に下ってみましたが、情景はどんどんつまらなくなったので、途中で引き返しました。光線がフラットな事に加えて僅かな霞が出ていて、情景にコントラストが無かったので、この日のフィルム撮影はありませんでした。
夕暮れ迫る空。天気予報では明日は曇りで、昼過ぎから雨とのこと。日の出を見ることが出来るかどうか不安ですが、日の出が無くても霧が出てくれればそれなりの情景になると期待して、翌朝を待つことに、、
そして日曜日の朝が来て、日の出の時刻に再度リュックを背負い出発準備を整えたところで「バラバラバラ」という音と共に雨が降ってきてしまいました。少し待っても止む気配はなく、今年最初の紅葉撮影はお流れとなりました。また来週、、
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2010年10月20日(水) |
秋の準備・その6〜熊よけの鈴 |
今週末あたりから紅葉撮影を始めようかと思っていますが、今年は何故か熊が人里や登山道に出没して人が襲われたというニュースが多く、毎日のように新聞、テレビを賑わしています。猛暑でドングリが不作で、冬眠を前にした熊が食べ物を探しているからだそうです。そこで私も熊よけの鈴を購入しました。
買ったのはハイマウント製のカウベルMサイズで、価格は630円。これがあれば絶対安全という訳ではないでしょうが、安い安心材料です。チリンチリン音を鳴らしながら撮影します(笑)。
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2010年10月17日(日) |
ショパンの命日、西宮でコンサート |
今日はクルマで広島から西宮まで、仲道郁代さんのコンサートを聴きに行きました。
場所は兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール。演目は「ショパン鍵盤のミステリー 第4回」と題したオールショパンプログラム。
サントリーホールと同じ2001席を誇る大ホールにもかかわらずチケットは何ヶ月も前に完売。実際にもの凄い人出でしたが、全席指定なので開場前の長い列を作らず、ぎりぎりの時間に来ても問題無く入場できました。コンサートは単なるピアノ演奏会ではなく、仲道さんがショパンの生涯を色々と語り、その時々の曲を演奏するという趣向で、二年がかり、全四回のプログラムの今日が最終回でした。今年はショパン生誕200年ですが、今日はショパンの161回目の命日とのことで、とてもメモリアルなコンサートになりました。
昨日が仕事でなければ前日から広島を出て、どこかで日の出撮影でもしてから西宮入りしようかと思っていましたが、仕事があったので朝出発夜帰宅のとんぼ返りのコンサートになりました。ダイアリー用を除けば写真撮影が出来ませんでしたが、こういう休日もたまには良い物です。
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2010年10月16日(土) |
マンフロットのナットカバー脱落防止処置 |
今日は急遽仕事になってしまい、撮影の方はお休みでした。
10月3日のダイアリーでマンフロット055CBのナットカバーを紛失した話題を取り上げましたが、apmさんにその脱落防止のアイデアを色々と頂いたので早速実行に移しました。
入手したのは通称Eリング。ネジ部に填め込んでナットなどが脱落するのを防ぐ小物です。近所のホームセンターで20個100円で売っていました。
これをマンフロット055CBのナットカバーの上に装着してお仕舞い。写真上が脚部の写真で、下の写真はその拡大。右側がEリングを取り付けていない状態で、ちょっと分かりにくいのでナットカバーをピンクに着色してみました。このナットカバーはその裏に隠れているナットの回り止めで、クイックレバーの締まり具合を調節する際にはカバーを取り、三脚に付属している専用工具でナットを回します。調節後はナットカバーを取り付けて緩みを防止しています。ナットカバーは3本の内爪で簡単には脱落しないようになっており、1本の外爪が三脚の溝に嵌り回転しないようになっています。
左側はEリングを装着した状態で、分かりにくいので黄色に着色してみました。Eリングは工具無しでは外せないので、もうナットカバーを無くさなくて済むと思います。クイックレバーの締まり具合が調節しにくくなりますが、この三脚を10年使ってその必要を感じたことは一度もないので、問題ありません。
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2010年10月14日(木) |
秋本番でフィルム補充 |
本格的な秋を前に、フィルムが切れたので補充しました。
135のベルビア100-36枚撮りが5本と、ブローニー(120)のベルビア100とE100VSがそれぞれ5本。合計で8600円ちょっとの出費となりました。135のE100VSは先日36枚撮りを20本仕入れてあるので、これで今シーズンは大丈夫。仕上がり具合、特に発色が好きでポジフィルムを使い続けていますが、デジタル一眼レフの中級機が新品でも10万円以下、中古なら2万円程度でも買える時代になりましたので、冷静に考えると高い買い物です(^-^;。
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2010年10月11日(月) |
今シーズン初の荒谷山 |
今朝はトヨフィールドのテスト撮影がてら荒谷山に行ってきました。
今日は新月で夜中に月が無く月夜の撮影が出来ないので、到着は日の出のほぼ1時間前。天気予報では好条件だったのと三連休最終日とあって、既に何名かの方が撮影していました。霧の方は盛大に発生していて見事な霧の海が眼下に広がっていました。
まずはEOS-3にE100VSを装填してSigma AF28-70mm F2.8EXを装着。しかし軽いショックが、、、霧が厚すぎて街明かりが全く見えず、真っ暗な中でピント合わせをする目標物がありません。そこで仕方なくレンズをTamron SP-AF28-75mm F2.8Di XRに付け替えて28mmで撮影開始しました。同じ焦点距離、同じ開放値のレンズを何故2本も持ってきたかと言えば、真っ暗な中でF2.8〜F4ぐらいで撮影するならシグマの方が画質は上で(タムロンの開放はかなりソフトです)、一方陽が昇ってからの耐ゴースト性能ではタムロンの方が圧倒的に強いからです。だから暗い内はシグマで撮影するつもりでしたが、ピント合わせが出来ないので、28mmではピントリングの端で丁度無限遠が出るタムロンに付け替えたという次第。
薄明が色づき始めてからトヨフィールドもセット。こちらは昨日のインフィニティストッパーがあるので、レンズにNikkor SW90mm F4.5Sを装着して、数秒で無限遠にセット出来ました。念のためにピントグラスでピントをチェックすれば、バッチリOK。そして612ロールフィルムホルダーと、スピードファインダーを取り付けて撮影開始しました。水平出しはもちろんデジタル水準器「アクションレベル」。これらの新兵器によって撮影リズムは大幅に改善されましたが、それでもデジタル一眼レフやEOS-3に比べれば牛歩のスピード。大判カメラでの撮影中は色々と忙しいです。
今日は人出も多く、総勢10名以上。私が荒谷山に来たなかでは一番の賑わいでした。ここも知る人ぞ知る場所からメッカに変わりつつありますね。霧の方も今日は格別に多くて、この撮影場所自身にも霧が流れて撮影機材が結露してしまったので、ティッシュで結露を拭きながらの撮影でした。
そして陽が昇って、、、 他の皆さんはデジタル撮影で、機材もシンプルなので陽が昇って白くなったらスピーディに撤収されました。私はフィルム撮影なので、無理矢理フィルムを使い切るまで撮影を続けて、その後も膨大な機材収納に時間が掛かりましたので、一番最後まで残っていました。撮影スタイルの時代性がスピードに表れます(^-^;。
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2010年10月10日(日) |
秋の準備・その5〜インフィニティストッパー調整 |
トヨフィールド45Aのインフィニティストッパーを調整しました。
....と言われてもオーナーでないと何の事か分かりませんよね(笑)
インフィニティストッパーとはフィールドタイプの大判カメラで、レンズの位置を規制する小さな装置です。ピント合わせはレンズを繰り出して行いますので、レンズを固定する位置を間違えて前に出しすぎると無限遠が出なくなります。それを抑止し撮影現場での効率を高める為に用います。本来の使い方とは異なる様な気もしましたが、私はこれを用いて、手持ちのレンズで一発で無限遠位置を決められるように調整しました。
矢印の先の小さな金具がインフィニティストッパーです。普段は水色の矢印の先のように、先端の爪を外側に倒せば引っ掛かることは無く、レンズを自由な位置に動かすことが出来ます。黄色い矢印の先は爪を起こした状態で、、、
こうするとフロントスタンダードのベース部分がこの爪にぶつかって、これよりも前に出すことが出来なくなります。この位置を厳密に調整して、Nikkor SW90mm F4.5SとFujinon W125mm F5.6の2本のレンズでピントグラスをチェックしなくても無限遠撮影が出来るようにしました。
これが使用時の姿。本来のピント調節機能であるベッド部分は一番引っ込めた状態で固定してあり、これで無限遠位置になります。
秋の準備を色々と進めてきましたが、大判カメラに関する物は全て真っ暗な中でカメラを調整することが目的になっています。オート機能が何もなく、ファインダーなどの作りも原始的なので、35mmカメラや最近のデジカメなら当たり前に出来ることが出来なかったりします。その一つが夜間でのファインダー(ピントグラス)を用いたピントと構図の調整で、一眼レフなら余り不自由なく見える情景でも、大判カメラのピントグラスには本当に何も映らないので手も足も出ないことが多々あるのです。
インフィニティストッパーによりトヨフィールドを無限遠撮影可能な状態に出来ますので、あとはスピードファインダーで構図を作り、デジタル水準器で水平を出して、EOS-3で露出を計れば、ピントグラスを一度も覗かずとも撮影可能です。
さて、本格的な秋がやってきましたね!
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2010年10月9日(土) |
Macのウィルス |
昨日から久しぶりに娘が帰省しているので、親バカモードになっています(^o^)
Macはウィルスフリーであると伝説のように言われていますが、最近はネットバンキングなどもするので一抹の不安があり、アンチウィルスソフトを買ってみました。買ったのはKaspersky for Macで、他のソフトに比べて評判が良かったのが選択理由。Macを使い始めて20年余り、OS-Xに移行してからでも久しいですが、本格的なウィルス検知ソフトを入れるのは初めて。この歴史の中でウィルスの一つや二つぐらい持っているかなと思いましたが、、
二時間以上も掛けてフルスキャンした結果は「脅威は検知されませんでした」。ちょっと拍子抜け、、
やはりMacはウィルスに強いようです。
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2010年10月3日(日) |
日頃の行い |
昨日、吉舎の彼岸花群生地から帰ってきたら、マンフロット055CBのクイックレバー部のプラスチックストッパー(ナットカバー)が一つ無くなっていました。
水色の矢印の先がナットカバーが無くなった部分。黄色の矢印の先はそれが付いている部分です。このナットカバーはナットの回り止めになっていて、これがないとクイックレバー部のナットが緩んでしまって、脚を固定出来ません。
ナットカバーを紛失したのはこれが二度目で、最初は2006年7月、棲真寺に蓮の花撮影に行ったときでした(→2006年7月23日のダイアリー)。その後三ヶ月も掛けて浅沼商会からナットカバーを入手したのでした(→2006年10月25日のダイアリー)。その10月25日のダイアリーには今日のKENを予言したかのように次の文章が書いてありました。
問題は、遠い将来に次のナットカバーを紛失したときに、今回届いたナットカバーをどこに仕舞ってあるか忘れないようにすることです(汗)。
案の定、このナットカバーを何処に仕舞ったのか失念しました(^-^;。確かナットカバーの予備があったはずであり「私ならここに入れるはず!」と思う場所を探してみても見つからず、その内にそもそも予備を入手していたかどうかも不安になってきました。そこでKENがしたことは、、
- まず当時のダイアリーを読み返して、予備を入手出来ていたかをチェック。これは当初一つしか受け取れなかったものを、浅沼商会に再送してもらって追加で5つ入手したことが分かり、予備は確かにある事を確認。
- 次にフィルターリストをチェック。このフィルターリストは2006年7月5日のダイアリーで話題にしたもので、KEN所有のフィルターと小物機材の全てを記載したエクセルシートです。現在280行ほどもあり、これ無しには何を持っていて何処に仕舞ってあるのかが分かりません。このリストのお陰で現在10カ所に分かれている機材収納場所のどこにあるかが判明。
結果は、沢山ある引き出しの一つの中に、フォトテクニック誌の2006年度年間応募賞で貰ったナイロン袋にフィルターや他の小物と共に押し込んでありました。これで無事、マンフロット055CBは使える状態に戻りました。
ナットカバーを紛失したという一見些細な出来事ですが、メインの三脚が使えないのは大きな痛手です。この窮地を無事切り抜けられたのは日頃の行いの賜でしょう。
- 消耗品は予備を買っておく。
- 買ったことを日記に書いておく。
- 何処に仕舞ってあるかを記録しておく。
そう、このダイアリーはKEN自身の備忘録でもあります(笑)。
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2010年10月2日(土) |
吉舎町群生地で彼岸花撮影 |
その名の通り毎年お彼岸の頃に咲く彼岸花ですが、今年は記録的な猛暑のために各地で彼岸花の発芽と開花が遅れ、全国ニュースで巾着田の開花の遅れが報じられていました。広島のローカルニュースで話題になるのは庄原市吉舎町にある群生地。こちらも例年に対して一週間ぐらい開花が遅れたので、今日の撮影になりました。仕事が無ければ昨日か一昨日ぐらいがベストタイミングでしたが、サラリーマンなので仕方有りません。
実は今年は吉舎ではなく島根県吉賀町にある彼岸花群生地に行く予定でしたが、巾着田と吉舎の開花遅れで安心していたら、あちらは遅れがさほどでもなく、先週末の内に開花のピークを迎えてしまい既に終わってしまっていました。猛暑は標高の高い地域への影響が小さい為なのでしょう。もう一年待たなければなりません(^-^;
現地到着は朝5時。まだ真っ暗な中を懐中電灯を持って花の様子をチェックすると、群生地全体がほぼ満開になっていましたが、半分以上のエリアで既に花が痛み始めていました。毎年薄明の頃から広い範囲を長時間露光で撮影していますが、今日の花の状況だと絵になりにくく、明るくなってから撮影することにしました。クルマに戻って一休みして、撮影開始は5時40分。既に到着していた他のカメラマンの皆さんも考えることは同じで、皆さんほぼ同時にクルマから出てこられて、みんなで一斉に群生地に向かいました。
山陰から日が出る前の群生地の様子です。これは比較的花の状態が良い部分を切り出しています。この画面の直ぐ右側は逆にまだ開花していなくて、一つの区画の中に終わっている部分、現在がピークの部分、これから開花する部分が混在していて引いた構図は難しかったです。これも猛暑のせいでしょうか。
別の方角の花の様子。明るいところは花が白っぽく見えますね。遠方の区画は既に花が終わりだしていました。
今日がSIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSMの初陣でした。F2.8の明るさと150mmの長焦点は使いやすいです。超音波モーターのお陰かEOS 30DでのAFは俊敏で、お手軽マクロ撮影が出来ました。EOS-3との組み合わせだとAFの印象が少し落ちるので、新しい機種ほどAFが進化しているようです。もっともEOS-3でAFを使うことは3年に一回ぐらいなので私は気になりません。
9時過ぎまで撮影したあとは、毎年ここでお会いする方と写真談義、、、、6x17以上の中判パノラマカメラについて色々と教えて頂きましたが、カメラの中でもお金の掛かるジャンルだな〜と思いました。4x5カメラで6x12撮影するぐらい迄ならリーズナブルな投資で実現可能ですが、6x17の世界は機材の一つ一つが高くて別世界です。
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