今月の話題
GENTOS HEAD VADER HR-710H
LED LENSER T7 (OPT-7439B)
ダイソーLEDライトの電池交換
広角レンズに無限遠マーキング
Kensington PowerBolt Micro Car Charger 39224
オリオンが逃げる
クルマのトラブルが続く、、
エツミ・ローパスフィルタークリーニングW
周防大島の日の出
iPhoneカーナビ NAVIelite mini
Kensington Dash Mount for iPhone and iPod 33446
シーズン初の掛頭山はハズレ
山善リピート除湿器
|
前回ダイアリーで話題にしたLED LENSER T7を購入する際に、送料無料になる金額まで500円ほど不足していました(送料も500円)。そこで送料を払うぐらいなら、と安価なLEDライトをもう一つ購入しました。
GENTOS HEAD VADER HR-710Hというヘッドライトです。使用目的は夜明け前の撮影時の手元作業。最近のLEDライトは明るさを追求した商品が多いのですが、私の目的からすれば、逆に夜目を失わない様に如何に暗く出来るか、そして広い照射角が得られるか、が要です。このヘッドライトはGENTOSの中でも最も光量の小さい26.6ルーメンのモデルで、しかも光量二段階切り替えになっていて、更に暗いモードが得られます。ヘッドライトとしては最大級の60度という照射角が得られるのも手元作業用としては魅力です。またエネループに正式に対応しています。
内容物です。本体、ヘッドバンド、布製ポーチ、単四電池2本。エネループは別途買い足した物で、この商品の内容物ではありません。
本体はメインのLEDチップに加えて、二つのサブLEDが付いています。メインLEDの周りのオレンジ色のリングが照射角調整用で、30度から60度の範囲で調整可能です。本体左右にあるオレンジ色のボタンがスイッチで、右手で押す方がメインLED、左手がサブLEDスイッチです。本体は0度(水平)から80度下向きまで細かく角度調整出来、手元作業にも不足ありません。
配光特性です。上からメインワイド端(60度)、メインスポット端(30度)、サブLEDです。ワイド端では広い範囲を均質な配光特性で照らしてくれて、Lowモードであれば真っ暗な状況でも眩しさのない、絶妙な光量で使うことが出来ます。26.6ルーメンのHighモードは真っ暗な夜道の足元を照らすのに不足はありませんが、手元作業には明るすぎます。
今ひとつ分からないのがサブLEDの使い道。配光特性はメインLEDよりも悪く、照射範囲が狭いことに加えて、明るさも中途半端。メインLEDとの同時照射も出来ないので、私には使い道がありません。ボタン長押しするとサブLEDはSOS発光するので、遭難時に役に立つか???それにしては光量が不足しているような、、
全体的な印象は極めて良く、まず軽量なので頭に付けても違和感がありませんし、角度調整がやりやすく、広い照射角度、Lowモードの明るすぎない照度も万全。夜明け前の撮影時の効率を上げてくれそうです。欠点といえばスイッチの突起量が殆ど無く押しにくいこと。メインLEDスイッチはOFF - Highモード - Lowモードとサイクリックに切り替わるので、Lowモード主体に使う私は常に二回押さなければなりません。これ以外の点で不満は無く、これほどの良品が1000円台前半で買えてしまうのにちょっと感激。
相次いで二つのLEDライトを購入しましたが、何となくこの世界に嵌りそうな危険性を感じています。1000円以下から精々数千円という音楽CD並の価格で、機能、性能、造りで男心をくすぐる争いが繰り広げられており、ライトマニアが沢山居られる理由が分かりました。私も今後意味もなく買い足しそうで、、、、少し理性的にならないとね(^-^;
|
|
2011年8月26日(金) |
LED LENSER T7 (OPT-7439B) |
夜明け前の撮影が多いKENですが、使用している懐中電灯類はダイソー製を始め、乾電池のオマケに付いてきたハンディライトなど、極めて安価なものばかりです。しかし、それらは流石に暗く、夜中に山の中を歩く際とか、撮影ポイントで画面内の邪魔な木や枝、障害物のチェックなどで苦労していましたので、まともな製品を一つ入手しようと思い立ちました。
例によってネット上での調査開始。ポイントは遠方照射能力と、通常使用でのワイド照射&光量調整能力のバランス。そして特にワイド時の配光の綺麗さと充電電池(エネループ)の使用可否。候補に挙がったのが、GENTOS T-REX TX-150LM, GENTOS PATRIO GP-9, GENTOS Super Fire X CUBE SF-152X3など。殆どGENTOSのどれかに決まりかけていましたが、最終的にはLED LENSER T7になりました。決め手は造りの良さと、配光の良さ、スポット〜ワイドの調整のしやすさ、そして極めて高評価な照射能力です。
これが商品パッケージ。LED LENSERのTactical Lightシリーズは面白いパッケージがなされていて、「TEST IT」と書かれた上にある半透明のレバーを下げると、ライトが点灯してその明るさを実演出来ます(ライトの下にミラーが仕掛けられていて、光はお客の方に向かいます!)。そしてこのレバーを押し下げた人の大半はその暴力的な光を見てしまって、このライトの能力を鮮烈に体感することになります。パッケージには大光量なので目で直接見るなと言う意味のコーションラベルがありますが、それは光が来るミラーの上に小さく描かれており、丁度落とし穴の上に「落とし穴注意」と書いてあるような物で皆さんこの罠にはまります(笑)。POP(Point of Purchase)視点では上手く考えられたパッケージです。
内容物。電池は店頭テスト用に既に本体にも装填されていますので、合計2セット、単四が8本付いてきます。そして出来の良いナイロン製ケース、ストラップ、カラビナ。総金属の造りの良い本体と合わせて、このクラスナンバー1の評価を得ているのが実感できます。購入価格は2950円でした。
LED LENSERはエネループ対応を謳ってはいませんので使用は自己責任になりますが、巷で使用している人は多く、点灯性能には特に問題無いようです。ニッケル水素電池は過放電させると中から水素ガスが発生し、機材が密閉構造だと内部の電気火花などで爆発する可能性があり、対応機種は過放電を防ぐ回路が通常仕込まれています。LED LENSER T7にそれがあるかどうかは不明ですので、過放電には注意しなければなりません。既にエネループは仕入れてあり、ランニングコスト削減の為に内蔵電池が切れ次第エネループに切り替える予定です。機材の状況把握には長けているので私が過放電させる可能性は殆どあり得ませんが、それでも万一に備えて、防滴性能を犠牲にして本体にガス抜きの小穴をあけるかどうか思案中です。
配光特性です。上から順にワイド端、中間、スポット端です。光量の違いも分かるようにマニュアルで、全て同じ露出値で撮影しています。ワイド端とスポット端は評判通り綺麗な配光特性を持っていますが、中間ではドーナッツ状の中央に暗い部分が出来上がってしまいます。実際の使用時にはワイド端が90%、遠方チェック時にスポット端に切り替える程度なので、私個人には中間ゾーンでのドーナツ現象は余り問題ありません。照射角の変更はライト先端部を前後に動かしてしますが、全くガタが無く、一見動くとは思えない先端部が「スーッ」と動くサマは品質感、精緻感が高いです。
ワイド端のセーブモード時でも夜道の足元を照らすのに十分な光量があります。そしてスポット端でノーマルモード時は、目測で100m以上を照らせる強烈なビームを放ちます。
T7の欠点は正式にエネループに対応していない事と、スイッチの操作性。スイッチはテールにあってやや押しにくいことに加えて、OFF - ノーマルモード - セーブモード- OFFとサイクリックに切り替わるので、必ず二回押さなければならない状況が生まれます。参考までにスイッチを半押しするとブーストモードになり、200ルーメンという光量が得られます。全体的には素晴らしい造りと性能で、夜中が楽しくなりそうな機材です(笑)。
|
|
2011年8月25日(木) |
ダイソーLEDライトの電池交換 |
写真右側に写っている小さなLEDクリップライトは、夜明け前の撮影時に一番活躍するライトです。スイッチON-OFF操作が暗闇でも簡単確実で、小型軽量、至近距離で照らしても夜目を失わせない適度な明るさ(暗さ)。これらが相まってメモ帳への撮影データの記入、カメラ、レンズの操作、アートパノラマホルダーのフィルムカウンター(赤窓)の読み取りなどに使用しています。
2011年1月15日のダイアリーでも採り上げましたが、ダイソー製のこの種の機材の唯一の欠点は、電池交換しようと思うと、電池代の方が電池付きの本体よりも高く付くこと。このライト(価格105円)はLR44を3個内蔵していますが、LR44をダイソーで購入すると二つで105円なので、157円分の電池が必要になります。
しかし今まで頑張ってくれた機材を捨てるのは忍びなく、電池を買ってきました。交換2回分で315円也。新しいパワーを得て、LEDライトにはまた頑張ってもらいます。本体付属電池にはテスト用という断り書きがあるので、通常の電池を入れたら長く使えるかも、、、という淡い期待と共に。
|
|
2011年8月21日(日) |
広角レンズに無限遠マーキング |
夜明け前の真っ暗な中で、広角レンズのピント合わせは至難の業です。最近のデジタル一眼レフにはライブビューがあるので星が相手でもどうにかなると思いますが、私は相変わらずのフィルム撮影主体ですし、デジタルはEOS 30Dなのでライブビューがありません。
その困難を少しでも克服するために、視度マーキングを施したビクセン・マルチモノキュラーでファインダースクリーンを大きく拡大しピントチェックをしていますが、水銀灯の様な明るい光源が遠方にでもあれば有効なものの、運悪く明るい光源が無ければ役に立ちません。掛頭山での星夜撮影で下界の街明かりが暗く、フィシュアイレンズのピント合わせに自信が持てなかったので対応策を施しました。
それが、ご覧の通りの無限遠位置のマーキング。レンズはSIGMA AF15mm F2.8EX Diagonal Fisheyeです。広角レンズの場合、ごく僅かな繰り出し量で大きくピント位置が動くので、カメラ毎の僅かなフランジバックの違いがピントリング上の無限位置の違いに大きく現れ、複数のマーキングになりました。現在メインに使っているカメラは3台で、EOS-3が1号機と3号機(入手した順番でのKEN個人の呼び方です)、そしてEOS 30D。今回、日中にマルチモノキュラーを使って厳密なピント合わせをした結果、各カメラのフランジバックの違いを改めて認識することになりました。
左側に並べた小さな写真から分かるように、EOS 30Dのフランジバックが一番短く、次いで3号機、1号機とほぼ等間隔にずれています(貼り付けた紙の左側の移動量で判断下さい。下に行くほど無限遠側なので、フランジバックが長い事になります)。
これはSIGMA AF28-70mm F2.8EX。古いレンズですがF2.8-F4ではTamron SP-AF28-75mm F2.8XRよりも良好な解像度を示すので、夜明け前ではこちらがメインレンズです。ズームレンズなので焦点距離目盛りのある位置で測定しましたが、28mm, 35mmではEOS3の1号機と3号機で無限遠位置の違いが現れました。一方50mm以上では実効繰り出し量が大きくなるため、1号機と3号機のピントリング位置の違いがペンの線の太さ以下になり無視できました。なおこのレンズでEOS 30Dを使うことは無いので、それ用のマーキングは省略しています。
これはSIGMA AF28mm F1.8II。やはり三つのカメラでピントリングの位置が全て異なりました。今までEOS-3での無限遠位置はピントリングを一番回しきった所と覚えていたのですが、それはEOS-3 1号機の場合で、先日3号機で同じように撮影したら僅かなピンぼけ写真を量産して酷く落ち込みました(^-^;。ピントリング外周上で1mm程度の違いでしか無いのですが、それが致命傷になるほど夜明け前撮影のピント位置は厳格です(開放〜F2.8の撮影ですし、、)。
これ以外にもSIGMA AF24mm F2.8EXにも無限遠マーキングを施しました。
この対策、フルタイムマニュアルフォーカスが可能な超音波レンズでは、ピントリングとピント位置が1:1の関係では無いので出来ません。古いサードパーティ製レンズを使っているからこその手段です。
|
|
2011年8月19日(金) |
Kensington PowerBolt Micro Car Charger 39224 |
クルマの中でiPhoneのカーナビを使う際に、iPhoneに付属してきた白いケーブルでは目立つので黒いケーブルを探しました。何故か黒いケーブルは種類が少なく、値段もそれなりにするので(1000円前後)、もう少しお金を足して、80cmという絶妙な長さの黒いケーブルが付属したクルマ用のUSB充電器、Kensington PowerBolt Micro Car Charger 39224を購入しました。価格は送料無料で2290円程。
この種の製品は種類が多いですが、Kensingtonのこの商品はノイズも無く、充電性能も優れているとの評判だし、ケーブル代を差し引くと評判の悪いメーカー製品と大差ない値段なので、迷わずこれを購入。
ご覧の通りのコンパクトさで、収まり具合はいい感じです。また最近の国内メーカー品と違って、目立ち過ぎるようなイルミネーションは無く、この写真だと分かりにくいですが、夜間でも控えめに見える赤いLEDが点灯します。最大2.1Aの給電能力を持っていてiPadにも対応します。充電性能はしっかりしていて、バッテリー残量が半分程度のiPhone 3GSを接続すると、ナビを使いながらでも1時間程で満充電になります。最大1Aのサンヨー・エネループモバイルブースターだと、ナビを使用しながらでの充電は殆ど進まなかったので(1時間で10〜15%程度)、2.1Aの威力はそれなりにあるようです。
唯一の想定違いは、付属の黒いiPodケーブルが思ったよりも太くて堅く、クルマの中での存在感(邪魔者感)は純正の白いケーブル以上でした(^-^; また本体のシガーソケットへの装着がきつめで、頻繁に着脱すると壊れそうなので、付けっぱなしにするのが良いようです。
|
|
2011年8月17日(水) |
オリオンが逃げる |
夜明けにオリオン座が昇るお盆休みも終わりますが、今年の休み期間中は梅雨時の様に天候が優れず、広島県北が早朝に晴れたことが殆どありません。今日の天気予報も県北は曇りから雨で、瀬戸内海沿岸だけが何とか晴れるとの事なので、最後のオリオンを求めて銭壺山に行ってみました。
現地には2時に到着しまして、天頂付近は晴れていましたが、水平線付近はモヤが掛かっているような感じでした。このまま夜明けを迎えれば何とかなるかなぁと思い、4時まで仮眠して、もう一度天候をチェックしたら、完全な曇り空になってしまい、星が消えてしまいました。
そして日の出の時刻の情景がこれ。完全に曇っていて、日の出は無く、時折雨が降ってくる始末。夜明けのオリオン座撮影はお盆シーズンだけのチャンスなので、今年は却ってストレスが溜まりました。
|
|
2011年8月16日(火) |
クルマのトラブルが続く、、 |
最近、天気がすっきりせず夜明け前の撮影に出掛けられません。という訳で今日は写真以外の話題でお茶濁し、、
愛車は9月に13年目の車検を迎えるマツダ・ミレーニアです。既にご老体なので痛みも色々とありまして、今年になってからリア・ショックアブソーバー交換(リアからの異音)と燃料タンク交換(燃料満タン時にタンク上部から僅かな燃料漏れ)をしました。また寿命になっていたタイヤも新調して、これで無事車検を迎えられるかと思っていたのですが、、
先日、走行中にガサガサっと、室内の荷物が何か動いたか?と思えるような音がした後で、50〜60km/hでも風切り音がするようになりました。ミレーニアは空力的に丁寧な設計をされていて、日本の路上で体験出来る速度なら風切り音などしないのに(10年ほど前にドイツに出張した際に、Xedos 9でアウトバーンを230km/hぐらいで巡航した際でも静かでした)、おかしいなぁと思って、クルマを止めてチェックしたら、ビックリ!
助手席側フロントドアのBピラーパネルが脱落して無くなっていました。写真の上が正常な運転席側で、下が助手席側です。この部分はボディパネルだと思っていたので、脱落するなんて全くの予想外。取り敢えずディーラーに行って見て貰い、部品を発注しましたが、現在お盆でメーカーが休みなので、入荷は8月下旬になります。パネル一枚だけですが、価格は12000円程。カメラ関係の部品も高いですが、クルマ関係も高いですね。
このパネルは裏からビス3本とクリップで留まっていて、通常の使用なら外れるような物ではありませんが、長年の使用でビスが緩み、外れたようです。念のためと思って他のパネルのビスをチェックしたら、運転席側のビスは3本中2本が完全に外れて、最後の1本も緩んでおり、こちらの脱落も時間の問題でした。運転席側リアドアのパネルのビスも1本外れていました。
ビスが緩んでもクリップがあるせいで、表面からは一切のガタや隙間を確認出来ません。このチェックをするまで運転席のパネルも叩いたり触ったりしても全く異常ありませんでした。しかしビスが全部外れてしまうと、このパネルがウェザーストリップを介して窓ガラスのガイドレールの役割をしているので、ガラスの昇降によってめくれ上がる形の力が加わり、それにクリップの保持力が負けると外れてしまうようです。実際、異音がして風切り音が増えたのは高速道路上ではなく、自宅を出た後の一般道でした。夏なので室内の熱気を逃がすために窓を開けて、閉めた直後ですね。
このビスはウェザーストリップ(風雨侵入防止ゴム)を少しめくれば見えますので、プラスドライバーがあれば簡単に増し締め出来ます。またゴムで後ろから常に押さえられている関係で、完全に緩んで外れていても、ビスは脱落(紛失)しません。マツダ車をお乗りの方で、似たようなBピラーデザインのクルマの場合は、転ばぬ先の杖で、このビスが緩んでいないかチェックしては如何でしょう。1〜2分で済みます。
(8/19追記)部品が入荷したのでディーラに行って取り付けました。その際にサービスマンに確認したら、最近のマツダ車のBピラーパネルはネジ止めではなく、テープによる接着になっているそうです。どの車種から「最近のマツダ車」なのかは聞きそびれましたが、ウェザーストリップをめくってもネジが無い場合、脱落の心配は無さそうです。
|
|
2011年8月14日(日) |
エツミ・ローパスフィルタークリーニングW |
HCL・デジタルペタンクリーナーにも寿命があって、ポリウレタン製の粘着材質の表面がボロボロになるのか、2年以上経過した私の物でクリーニングすると、無数の水玉状のゴミがローパスフィルターに付着してしまいます(→4月7日のダイアリー)。この時は2本ある内の小さいクリーナーがまだ健在で事なきを得ました。
昨日13日に結婚式があり、その準備で12日の午後にEOS 30Dのローパスフィルターを小さい方のクリーナーで清掃したら、こちらも寿命を迎えたのか、却ってゴミだらけの状態になってしまいました。
まあ、ある程度予感していたので、直ぐに近所のキタムラに行って同じ商品を買ってきました。同じとは言っても販売元とパッケージは異なり、エツミのデジイチ・ローパスフィルタークリーニングWという商品です。キタムラ店頭にはこれしか商品が無く、選択肢はありませんでした。新しい方は勿論問題無くて、ローパスフィルターは綺麗になり、昨日の結婚式の撮影も無事終えました。
但し、粘着タイプでは取れない種類の汚れもあるので、別途ウェットタイプのクリーナーも調達する予定です。
|
|
2011年8月12日(金) |
周防大島の日の出 |
夜明けのオリオン座の季節なので、山の上に行きたいのですが、ここ数日の広島県北の天気予報が優れずヤキモキしています。しかし家にいても仕方ないので、晴れる予報の出ていた瀬戸内海沿岸で日の出撮影出来そうな場所を探し、山口県の周防大島に行ってきました。
場所は大崎鼻から南に下ったところで、駐車場と防波堤のある場所です。6月5日にも大崎鼻周辺に行き、この時は曇り空で空振りでしたので、リベンジを兼ねています。その時とは日の出の方角が異なりますので、Google Mapのストリートビューを使って周辺をチェックし、この場所を見つけました。最近、Googleのストリートビューが中国地方でも急速に整備されつつあり、車で行くのがはばかれる様な田舎の狭い道でも網羅され始めていてとても役に立ちます。
夜明け前、オリオン座が東から昇ってきています。島影などの情景に趣が足りませんので、この場所でカメラマンには会いませんでしたが、釣りをする人たちが次々にやってきて、寂しいと思われた防波堤は日の出の頃には結構賑わっていました。
日の出が近づいて、空と海がいい感じに焼けました、、、、、が、これがピークで、この後は平凡な、色気のない日の出になってしまいました。
恒例の、EOS-3と、トヨフィールド+アートパノラマ617ホルダーで日の出を待ちます。
日の出は勿論撮影しましたが、うっかりデジタルでの撮影を忘れてしまいました(撮ったつもりだったのですが、つもりでシャッターを押したのはEOS-3でした(^-^;)。なので、お見せできる写真がありません。
周防大島からの帰り道に、南岩国駅の東側に広がる蓮田に行ってきました。初めて訪れる場所で、見渡す限りの範囲に蓮田が拡がり、圧巻でした。しかし観賞用ではなくレンコン収穫用の蓮なので、花は全て白かったです(白い花のレンコンの方が品質が良いのだそうで、、)。根気よく探せばピンクの花もあるそですが、見つけられませんでした。
直径40cm程の綺麗な大輪の花が咲いていましたが、花の密度が低く、近接撮影中心になりそうです。蓮田の周りの道が狭く、普通車だと離合すら困難に思えましたので、駐車は遠慮し、花の条件は良くありませんが、広い道から蓮田の記念撮影をして帰ってきました。
iPhoneに入れたカーナビですが、この蓮田に行く際に初めて役に立ちました。初訪問の場所なので、ナビの指示通りに右左折を繰り返し、無事到着。しかしこれ以外の時は、一応目的地設定し、ナビに案内させていますが、10回中8回は指示を無視して勝手知ったる裏道を走り、ナビと喧嘩しています(笑)。
|
|
2011年8月9日(火) |
iPhoneカーナビ NAVIelite mini |
頭の老化防止も含めて、カーナビを持たず、出発前にネットで地図をチェックして経路、及び目的地周辺一帯の地図を頭の中に叩き込んでからドライブに出掛けているKENですが、ついにカーナビを手に入れました。とは言え本格的なカーナビではなく、iPhone用アプリケーションの「NAVIelite mini」です。
トヨタ純正カーナビをそのまま移植した、通信の発生しないナビ
「NAVIelite」は、トヨタ純正ナビゲーションを開発しているアイシンAWが発売したアプリで、巷の情報によればトヨタ純正ナビをそのまま移植したとのこと。勿論、iPhoneに合わせて情報を間引いてデータサイズを小さくする等の変更はありますが、これも巷の評判によればiPhone用カーナビとして白眉の出来映えだそうです。
NAVIeliteには2種類あり、廉価版のNAVIelite miniは年間2800円で、アプリケーションサイズは約1.9GB(ダウンロード時に表示されたサイズ)。もう一つの上級版NAVIeliteは、市街地詳細地図とVICSによる渋滞情報に対応して、年間3800円。アプリケーションサイズは約4GB。この値段でカーナビそのままの機能と、年6回の地図更新を活用することが出来ます。
NAVIelite mini導入の決め手になったのは、地図データがローカルに保存されてパケット通信が発生しない点。(上級版の場合、渋滞情報取得にパケットが発生します)。通信が無ければ圏外でも気にせず使えるし、通信完了まで待たされる事もない。そして何より、パケットし放題枠を普段使い切っていない私にはアプリケーション代の2800円は他との比較で実質無料以下です。と言うのも、iPhoneのパケットし放題 for スマートフォンの料金の上限(4410円)と下限(1029円)の差額が3381円なので、1ヶ月パケット代が最低額に収まるだけでもNAVIelite代の元が取れるからです。
また違う見方をすれば、1年間最新の状態で使えるオフラインマップでもあり、一般地図のスーマーマップル(地域別版)が4800円する事を思えば、全国地図で2800円は格安に思えました。
上級版のNAVIeliteで、渋滞情報を普段は利用しない手もありましたが、4GBのデータをこれからiPhoneに追加するのはちょっと苦しく、miniにしました。
一言で言えば、出来の良いポータブルナビ
使ってみた感想は、画面が小さいことを除けば、出来の良いポータブルナビそのままです。車速信号やジャイロ信号を使えないので、長いトンネル内とか地下駐車場で動かないなど、車載ナビと比較した場合の弱点はありますが、これはポータブルナビでも共通する点なので問題視すべきではありません。音声案内は的確で、迷わず目的地に行くことが出来ます。
トヨタ純正ナビ同様に2画面表示も出来ますが、流石に画面が小さすぎて私は判読できないので、1画面表示で使っています。
なお、オンラインマニュアルの記載事項は最低限で、モードや表示の変更方法は書いてある物の、そのモードや表示の結果がどうなるのか迄は書いておらず、実際に試さないと理解出来ません。しかし自分で運転中は操作できないので、このナビを手に入れたら、先ずは家族や知人の車に同乗して、助手席で試されることをお勧めします。私は仕事で会社の人が運転するクルマに同乗する機会があり、その時に色々と勉強出来ました。
目的地設定すると5種類のルートを数秒で選び出して提示します。この中から好みのルートを選んで案内させます。もちろん細かな修正も可能です。
交差点が近づくと、右側に拡大図が現れてルートを的確に表示してくれます。右端の縦の青いラインは交差点までの距離で、フルスケール300mのモノサシになっています。現在位置の右側にあるバイクのアイコンは、ここにバイク屋があることを示しています(実際あります)。
広い道での車線変更もガイドしてくれます。左側の地図がちょっと見えにくいですが、交差点に色アイコンがついていて、右側のガイドの色アイコンと連携しています。
これは夜モードの画面。時間で自動的に切り替わります。当然ながらクルマのヘッドライトONとは連動しません。
ほぼ同じ地点での3D画面と2D画面の比較。画面が小さいので、ナビ案内中は遠くまで表示出来る3Dがお勧めです。しかし目的地設定などで地図をスクロールしたり、拡大縮小する際には、2Dと3Dでは操作方法が異なり、iPhoneならではの指先によるスクロールや拡大縮小は2Dでないと出来ませんので、操作目的により小まめに切り替える方が良いです。
3D画面での操作インターフェース。例えば画面を右にスクロールする場合、指先で右から左にワイプしても駄目で、画面右端をタッチし続けると画面が右側に動きます。画面回転は画面中央部に表示されている矢印にタッチします。画面縮小拡大は「広域」または「詳細」(この画面では表示無し)にタッチするか、バージョン1.8以降なら一本指タップで拡大、二本指タップで縮小になっています。
以前は2DでもiPhoneならではの操作方法を受け付けなかった様なので、将来のバージョンアップで改善されるかも知れません。
中国地方を走るならナビを余り必要としないKENですが、一番気に入っているのがこの使い方。道案内させずとも、iPhoneが行く手のカーブを表示してくれるので、コーナーリング・アプローチの参考になります。ラリーでのナビゲーターの役割の一つに、次のカーブの方向と曲率をドライバーに伝えるというのがあり、以前からそういうナビゲーターが居たらいいなぁと思っていましがが、iPhoneがその代役をしてくれそうです(笑)。
注意点を幾つか
細い道では音声案内が出ません
ナビのガイドを無視して違う道を選んでも、リルートは感心するほど速く、数秒で新しい案内を始めますので裏道でもどんどん入って行けます。但し、勝手知ったる住宅街の裏道に入って分かったのですが、信号も無いような小さな交差点の右左折では音声案内が出ませんので、音声だけを頼りに運転していると右左折を見落とすことがあります。また先にある主要交差点の案内が優先される事もあるので、路地から幹線道路に出る際に左折しなければならないのに、「300m先、右折です」と音声案内されて笑ったことがありました。
iPodアダプターやBluetoothを使っている場合、ヘッドユニットのソースをiPodに切り替えないと音声案内が出ません
iPodを聴いている場合に、音声案内に合わせて音楽側の音量を下げる機能がついています。逆に言えばナビの音声案内はiPodと同じ扱いのオーディオ信号です。ここで問題になるのが車載ヘッドユニット(ナビ/オーディオ)のiPodアダプターやBluetoothを使って、ヘッドユニットとiPhoneを接続(自動接続を含む)している場合。iPhone側はヘッドユニットを認識して内蔵スピーカーをOFFにしていますので、ヘッドユニット側でCD等の他のソースを聴いていると音声案内が聞こえません。iPodアダプターの多くは充電機能を備えているので活用される方も多いと思いますが、ナビ使用中はiPhoneのiPodしか聴くことが出来ません。
私の場合はBluetoothハンズフリー電話機能(オーディオ接続機能もあり)を使っているので、初めてこのナビを使った際にUSBメモリーに入れた音楽を聴いていたら、最初の一言だけで音声案内が出なくなり、暫く原因も分からず故障かと思ってしまいました。その代わりにBluetooth-iPodに切り替えれば車載オーディオから音声案内が出ますので、まんま車載ナビ気分になれます。
バッテリーはどんどん無くなりますが、市販のシガーソケットタイプのUSB電源には要注意
iPhoneのバッテリー残量を見ていると、殆ど1〜2分毎に1%落ちて行きますので、単体で2時間以上の使用は苦しいと思います。そこで電源を確保することになりますが、シガーソケットに挿してUSB電源になる市販の機材の大半は、ノイズの元凶で使い物になりません(ナビやオーディオの音声、ナビの画面にノイズが乗ります)。幸いにもAmazonにはこのあたりのレビューが沢山載っていますので、どうしてもシガーソケットタイプが必要であれば、必ずチェックして下さい。またiPhoneは5V 1A以上の出力を要求しますので、一般的な500mA規格の製品だと能力不足です。両面で適合する車載USB電源はケンジントン製ぐらいだと思います。
車載ヘッドユニットのiPodアダプターが充電に対応しているなら、それを使うのが一番のお勧めです。私は違う目的にも使えるという理由で、SANYOのエネループモバイルブースター KBC-L2BSを購入しました。これをグローブボックス内に入れて、専用ケーブルでiPhoneに接続しています。車載機器とは電気的に完全に独立していますので、ノイズはもちろんありません。
|
|
2011年8月7日(日) |
Kensington Dash Mount for iPhone and iPod 33446 |
iPhone用の最新鋭のカーナビアプリ「NAVIelite」があるのを知り、それまでのナビとは一線を画す出来映えに私も使ってみたくなりました。しかしカーナビアプリはiPhoneを車内の見易い、そして合法的な位置に固定出来ないと使えませんので、固定ブラケットを先に探しました。
実は以前、サンワサプライの「携帯電話・iPod車載ホルダー FUN-HLD2BK」を購入しましたが、結局私の車では使えないことが分かり、お蔵入りしていました。今回は色々なレビューを参考に、最も評判の良かったケンジントンの「Dash Mount for iPhone and iPod 33446」を購入しました。
外箱と内容物です。ホルダー本体、吸盤付きのアーム、吸盤を取り付ける台座(両面テープ付き)、そして貼り付け面を清掃するアルコールティッシュ。この最後の心配りと、全般的にしっかりとした造りが、安物と名のあるメーカー品の違いですね。ちなみにケンジントンはカリフォルニアに本拠を置くメーカーですが、生産は中国です。
ホルダーとアームを組み立てた状態。ホルダー部は腕が開いて、iPhone等を抱え込みます。幅がありますので、ケース入りのiPhoneや、他のスマートフォンでも大丈夫。
ハードケース入りのiPhone 3GSを取り付けた状態で、後側から見た様子。青緑色のボタンを押すと、腕がガチャッと開きます。装着するときは腕を手で閉じるようにすればしっかり固定されます。
この商品の評判の良さは、アームと吸盤台座の出来の良さから来ていると思います。アームは骨太で剛性感に富み、殆どがたつく事がありません。ご覧の様に二通りの向きで使えますので、吸盤からiPhoneまでの距離を使い分ける事が出来ます。アームは任意の角度で固定出来ます。またホルダー付け根はボールジョイントになっており、iPhoneを時計方向に360度自由に回転できる事に加えて、上下左右にもある程度の調整しろがあります。
吸盤台座もお金の掛かった良い物です。裏面を見ると分かるように、両面テープ取り付け部は花びらの様になっており、ダッシュボードの複雑な曲面に追従します。そういう場所に取り付けても、吸盤取り付け側はフラットに保たれるので、吸盤もしっかり取り付けられます。
私の車に取り付けた様子。200kmほど走行してみましたが、がたついたり、ブレたりすることはありませんでした。ドライバーの視点からは複雑なアームも吸盤も見えずすっきりしています。
|
|
2011年8月5日(金) |
シーズン初の掛頭山はハズレ |
昨日の早朝に広島県北に霧が発生したこともあり、今朝、掛頭山に行ってみました。
空は雲も無く晴れ渡り、天の川が綺麗に見えていました。今頃はペルセウス座流星群の極大日が近いこともあり、流れ星を見掛けることもしばしば。フィルムで長時間露出している間に、デジタルで天の川を撮影していました。運良くその中の一枚に流星の跡が、、
肝腎の景色の方は霧が殆ど無く、不発でした。この写真の一瞬だけ地平線が赤くなりましたが、その後は全く平凡な朝になってしまい、殆ど撮影することもなく帰路に就きました。
なお、先日の大雨の影響か、掛頭山への道は、倒木や流木、倒れかかった木々が沢山あり、走行に注意が必要でした。SUVの様な背の高いクルマだと、道に倒れるように覆い被さった木の枝(無数にありました)にルーフをこすりそうです。行かれる方はご注意下さい。
|
|
2011年8月4日(木) |
山善リピート除湿器 |
最近増えた617の機材の一部がオートドライの中に入りきらず、カメラバッグで保管せざるを得なくなったので、バッグ内の除湿目的で「東洋リビング・モバイルドライMD-2」を購入しました(→6月18日のダイアリー)。
しかし、実際に使ってみると、僅か数時間で除湿能力が無くなってしまい、私の使用目的には著しく能力不足である事がわかりました(→7月2日のダイアリー)。あくまで小型密閉容器用の機材の様です。
その後いろいろと調べたところ、モバイルドライよりも大型の物がクローゼットや下駄箱の除湿目的で製品化されているのが分かり、その中から「山善・リピート除湿器 YRD-300」を購入しました。
ヒーター内蔵でAC電源に繋いでシリカゲルを再生出来る点はモバイルドライと同じですが、大きさ、重さや再生時間が全く異なり、除湿能力の高さを伺わせます。
項目 | 山善リピート除湿器 | モバイルドライ |
大きさ | 145×42×120mm | 120×80×30mm |
製品重量 | 420g | 200g |
吸水能力 | 120cc | 非公開 |
再生時間 | 10時間 | 40分 |
購入価格 | 891円(Amazon) | 2980円(ヨドバシ) |
これだけの機材が送料無料で1000円以下で買えてしまうのは驚きです。安いだけあって色の付いたシリカゲルの吸湿度合いの判別が難しいとか、洗練されていない部分もありますが、期待の能力の方は私には十分で、使い始めて既に丸5日が経過していますが、まだ再生が必要な状態にはなっていません。2/3のシリカゲルは乾燥した状態の色になっています。
家庭用ではありますが、カメラ機材の除湿目的でもこの大きさがOKなら、モバイルドライを買うよりも良いのでは無いでしょうか。
|
|
|