今月の話題
丸二日スキャニング&桜のギャラリー更新
徹夜の甲斐もなく 〜長沢の枝垂れ桜〜
未来を担へ、田舎の小学生!
マクロアポランター修理
備北丘陵公園でチューリップ撮影
ポジの一年耐久常温保管テスト!?
あれぇ、ニコンの嘘つきぃ、、
丸一日スキャニング
今日の湯来は平凡な朝
ポジ現像に益々時間が掛かるように
雨の枝垂れ桜撮影
枝垂れ桜めぐり
今日は桜とカタクリ撮影
広島市内の桜が満開です!
カメラバッグの脚が折れた
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桜のシーズンになってから、私としては怒濤のようにフィルムを使っているので、スキャニングとギャラリー更新作業の事を思うと途方に暮れてしまいます。
..という訳で昨日と今日は撮影には出掛けず、一日中スキャニングとレタッチ(仕上げ作業)をしていました。夕刻からは桜のギャラリー更新に着手しまして、22時少し前にやっと最初のギャラりーが出来上がりましたので、アップロードしました。広島市内で撮影した染井吉野を中心とする写真たち合計31枚です。下の写真から直接ギャラリーに飛ぶ事が出来ますので、宜しかったらご覧になってみて下さい。
今年は写真を沢山撮影し、掲載したい写真も増えたので、桜のギャラリーを二つに分ける事にしました。まだ更新作業に着手していませんが、Part 2としては湯来の枝垂れ桜と長沢の枝垂れ桜を掲載する予定です。それ以外にもチューリップとカタクリのギャラリー更新も控えています。
連休中は実は仕事(宿題)が沢山あり、スキャニングを片づけないと仕事に着手出来ないと思って二日間黙々とスキャニングしていたのですが、ギャラリー更新に着手するとまた暫く仕事が出来なくなるので、どうしたものか思案中です。そろそろ新緑の撮影も控えているし、、、、
ゴールデンウィークは平日よりも忙しいKENです(^^;。サイト更新も仕事以上に大変だったりして、、(^^;;;
※5月1日からガソリン代が大幅値上げになるので、今日あたりからどこのガソリンスタンドも給油するクルマで大混雑です。私はこの混乱を避けるために、一昨日満タンにしました(^o^)ゞ
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2008年4月27日(日) |
徹夜の甲斐もなく 〜長沢の枝垂れ桜〜 |
昨日は家の所用もあり撮影には出掛けられなかったので、今日が私にとって連休最初の撮影日ですが、いきなり徹夜スタートです(^^;。
被写体は長沢の枝垂れ桜。天気予報では今朝は晴れるとの事、また月の出が0時15分、南中が日の出に近い5時5分、月齢21なので月夜の撮影でもしようかと思って、家を出たのは11時半過ぎ。現地に到着したのは山陰から月が昇り出した1時少し前です。そこには既に泊まり組のクルマが三台駐車していました。
道中、星空が綺麗だったのですが、長沢に着くと空は曇ってしまい、月は雲の向こう側で時々顔を出す程度。初っぱなから目論見ハズレです。それでも早速撮影準備に取り掛かりました。付近に照明の全く無い山奥に咲く桜は、肉眼でも存在を見つける事が難しく、ファインダーでは何も見えません。それでクルマを動かして桜の方向に向けて、短時間だけヘッドライトを点けて構図作りとピント合わせ。その後はレンズに触る事なく、シャッターを切る事にしました。情景は真っ暗なので、予定としてはワンカット1時間ぐらいの長時間露光で数枚撮影して、薄明を待とうかと思いました。
しかしその内に別のカメラマンが来て、こちらが撮影しているとは思わないのか、クルマや強力懐中電灯であたりを照らし出します。こちらが撮影中である事を告げて遠慮して貰おうと思ったのですが、その方はストロボ撮影もしたいとのこと。精々数枚かな?と思ってOKを出したら、その後数時間延々とストロボ撮影を続けられていました。お蔭でこちらの予定は大狂い、、(^^;。
薄明が始まり、E100VSが独特の発色をする時間帯になった所でストロボ撮影を止めてもらって、やっと撮影開始出来ました。薄明時はワンカット数分という撮影からスタートしますが、どんどん明るくなってくるので露出には気を使います。また明るさと共にカメラマンが増えるのも薄明時の特徴で(笑)、日の出の頃には記者会見会場の様なカメラの砲列が出来上がってしまいました。
(上の写真)これが日の出時刻の撮影ポイントの状況です。カメラはこの画面の外(右側や下)にも並んでいます。今日は6x9撮影もしたくてトヨフィールドとロールフィルムホルダーを持ち出しました。画面一番右側のカメラが私のトヨフィールドで、レンズはフジノン T400mm F8を使っています。
朝の天候の方ですが、生憎の曇り空で、時々雨が落ちてきます。光線は終始フラットで、良い情景には恵まれませんでした。
これが今日の作品です。背景に霧やもやもなく、左背後から挿込むはずの朝陽も無くて、物足りませんね。実はこの写真は画像調整(レベル補正、彩度強調、アンシャープマスク)を掛けています。
左の写真がEOS 30Dが吐き出した生のJPEG画像をサイズ変更のみしたもので、右が画像調整したものです。この調整は一分程度で出来てしまいます。デジタルってホント便利ですが、趣味として見た時に、何となく卑怯な気がして物足りないですね。適当に撮っておけば大抵の事は出来てしまうので、撮影時に緊張感の無い事、、、。その点銀塩(35mm)は段階露光三枚するとして、ワンカット150円、大判に至っては段階露光も出来ないので、一撃必撮で一枚650円ぐらいのフィルム代+現像代が掛かりますし、操作は全てマニュアルですから、頭をフル回転させて撮り、良い緊張感と疲労感を味わう事が出来ます。
一年ぶりの長沢の枝垂れ桜とのデートで折角徹夜したのに(しかも寒さの中、夜通し立ちっぱなし、、)手応えが無かったので、次の被写体に期待しましょう。
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2008年4月26日(土) |
未来を担へ、田舎の小学生! |
昨日、長野県安曇野市までとんぼ返りで出張に行ってきました。安曇野市にある会社で1時間ほどの会議に出席する為だけの出張で、朝広島を出て、午後安曇野市に着いて、その2時間ちょっと後には帰途に就き、広島着は夜の11時頃という慌ただしいスケジュールです。
【先ずは、ワイドビューしなの雑感】
名古屋から松本までは「特急ワイドビューしなの」に乗車しました。海外出張時の「関空特急はるか」を除けば在来線特急列車に乗る事が殆ど無いので、楽しかったです。中央アルプスの麓を走る中央本線西線沿線は、ちょうど桜と新緑が交じる季節で、車窓がとても美しかったです。生憎ゴールデンウィーク直前の金曜日ということもあって列車は混んでいて、取れた指定席が通路側だったので写真を撮れませんでしたが、ワイドビューというだけあって窓が大きく、通路側の席からでも山の頂上が見えるように窓の高さを設計してあるのには感心しました。
特急しなのは、西線が電化された30年前に振り子電車が導入されましたが、乗車は今回が初めて。ワイドビュー車両は振り子性能が更に強化されているようで、噂に違わぬ「コーナーリング・マシーン」で、カーブでは内側に大きく車両を倒しながら高速で走り抜けて行きます。着座しているときついカーブでも殆ど遠心力を感じないのに、外の景色が大きく上下して、ちょっとしたジェットコースター感覚でした。但し立ち上がると遠心力を強く感じて、通路を歩いている人がいつも大きくよろけたので(私もよろけました)、遠心力は着座位置でのみつりあう様です。
急カーブが連続する中央本線の名古屋から松本までの188.1kmを、停車時間を含めて2時間3分(平均速度92km/h、停車時間を引いた実質は100km/h)で走る抜ける「しなの」は、スピード感のある特急列車らしい特急でした。ちなみに私が良く乗る「関空特急はるか」は京都〜新大阪間で新快速に追い抜かれ、新大阪〜関西空港間では大阪湾を渡る橋の上以外でいつも先行各駅停車にブロックされて低速で走る、だらしない特急列車です(笑)。
【田舎には失われつつある良き日本がある】
さて、松本から大糸線に乗り換えてとある小さな駅で降り、約束の時間まで30分程余裕があったので、駅から会議の開かれる会社までの2km程の道のりをカメラ片手に散歩がてら歩く事にしました。時間が小学校の下校時間と重なったのか、道すがら多くの小学生とすれ違いました。そこで先ず嬉しかった事は、多くの小学生が「こんにちは〜」と挨拶してくれます。こちらはスーツを着て、大きなビジネスバッグとカメラを持つ、どこからどう見ても怪しい中年オジサン(笑)。明らかに地元に人らしからぬ風体にも関わらず挨拶してくれるのは、此の地が平和である証拠でしょう。
やがて小学校の脇を行き過ぎると、今度は私の歩く方向と小学生の帰る方向が同じになりました。今ごろの都会の小学生なら「帰り道は危険ですから、寄り道をせず、真っ直ぐ歩くんですよ」と注意されて、その通りに歩くと思います。しかしこちらの小学生は脇目も振らずに歩くのではなく、脇目を振りながら歩いています。女の子達は歩きながら道端の花を摘み、蝶を追いかける。ふと他方を見れば、小さな用水路の方ではランドセルを背負った三人連れの男子小学生達が「お、ザリガニがいたぞ!」「捕まえた〜!」などと歓声を挙げて遊んでいます。
自然と戯れ、多くの実体験を積む小学生本来の姿を久しぶりに見る事が出来て嬉しくなりました。
プロフィールにあるように、私は東京都新宿区の生まれで、新宿駅から歩いて15分ぐらいの所で育ちました。現在なら「え、一般住民がいるの?」と言われそうな場所ですが、私が小学生の頃には新宿にも空き地や原っぱが沢山あり、蝉やバッタ、蝶やアゲハを追いかけていました。木登り、崖登りなど、今なら怒られそうな事も沢山しました。また群馬に親戚が居て、そこに行けば更に多くの虫達がいてそれを捕まえたり、また用水路の堰を閉めて水位を下げて、ザリガニを捕るとかの遊びを沢山しました。これら多くの実体験が人生の中で活きている気がしています。
勉強は大切ですが、勉強をノートの上、机の上でしている段階では未だバーチャル、非現実の世界であり、それを現実と結びつけてあげる事が学生の真の理解の為に大切だと思っています。昔はそれが自然と出来ていたのですが、最近は文部科学省やPTAの近視眼的な政策や、治安の悪化で出来にくくなりましたね。昨今の若い人には書いて有る事を書いてある通りにしか出来ない人が増えてきましたが、書いてある事(=バーチャル)の実際の状態とか意味(=リアル)を理解していないからだと思っています。意味や状態が分らなければ応用が出来ませんからね。
という事を会議の後でその会社の人と話し、お互いに「そうですね〜」と納得しあいました。明日の日本を担うのは、都会の小学生よりも実体験の豊富な田舎の小学生の様な気がした一日でした。
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2008年4月23日(水) |
マクロアポランター修理 |
フォクトレンダー・マクロアポランター125mm F2.5SLのピントリングが緩んでしまいました。
桜を撮影していたら、ピントリングにガタが生じて、その内にアルミのローレット部分が空回りしてしまいました。症状としては単にどこかのネジが緩んだだけですが、レンズ表面にネジは無く、唯一ネジがあるのはマウント部のみ。ここを外してから組木細工の様に分解するみたいです。試しにマウント部分のネジを外してみましたが、EOSマウントは電子接点があって、内側はハーネスと基板が複雑に絡み合っていたので、自分での修理は無理と判断。T町から修理に出しました。
2週間ほどで修理は完了。分解を伴うとはいえ、単にネジを締めるだけですから、修理費は軽修理扱いの5000〜6000円ぐらいかなぁと思っていたら、11372円。イタタタタタ、、、
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2008年4月20日(日) |
備北丘陵公園でチューリップ撮影 |
湯来の枝垂れ桜を撮影したポジのスキャニングが未だ済んでいませんが、広島県庄原市にある備北丘陵公園のチューリップが見頃だとニュースで言っていたので、急遽4時起きで撮影に行ってきました。
備北丘陵公園の開園は9時半なので、4時起きは早すぎ、、 で、庄原市総領町にある下領家のエドヒガン桜と、庄原市七塚町にある七塚原高原も見てきました。どちらも撮影対象にはならなかったので、話題を割愛しまして、、
9時半開園と同時に公園の花広場に行くと、満開のチューリップが迎えてくれました。殆どの品種が満開で、痛んだ花も少なく、撮影日和でした。但し今日は風がとても強くて、ファインダーの中で花が安定せず、撮影には苦労しました。
ここ数年の花壇の作り方は一定していて、同じ品種、色の花で区画を埋めてしまっています。また背の低い品種が多くて、写真目的で見ると構図が難しく、厳しい撮影体勢を要求されます。
今までで最高のコンディションと思ったチューリップの花壇は2002年の物で、同じ品種で区画を埋めるのは一緒ながら、その中に所々違う品種も散りばめる、中には菜の花畑の中に様々なチューリップを散りばめたりして、変化に富んだ写真を撮ることが出来ました。背の高い品種も多かったですしね。(→2002年のギャラリー)もう一度2002年の様な花壇にならないかな〜
本日の作品はこんな感じです。これはEOS 30Dでダイアリー用に撮影しましたが、銀塩感覚でプラス補正を加えたら、真白に飛んだ写真が大量に出来上がりました。デジタルって露出オーバーに弱いんですね〜。この写真はプラス1補正ですが、プラス1.7にすると白い部分は完全に情報が無くなっていました。
銀塩の方はEOS-3二台体勢で、アスティア100Fとベルビア100Fの二本を使い分けました。アスティアには例年通りプラス1.7〜プラス2.0補正といった思い切った補正を加えていますので、どの様な絵になるのか楽しみです。ハイライトの再現に長けたアスティアの底力を今年も楽しめるでしょう。
本日のお昼は、広島牛の牛丼。柔らかな和牛を使った上品な牛丼で、美味でした。お値段は1200円。KENの撮影時の昼食はコンビニ弁当だったりして粗食ですが、備北丘陵公園に来た時だけは食堂で一番美味しそうなものを食べる事にしています。私の小さな贅沢(^o^)。
今日は午前中、花の広場で結婚式がありました。その時に花の広場に居た人達も招待されて、沢山の花と、沢山の人達によって祝福されました。結婚式は良いですね〜。こちらまで幸せな気分になりました。
また午後にはコンサートがあって、結構上手な歌をタダで聴くことが出来ました。かなり得した気分の日曜日でした。
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2008年4月19日(土) |
ポジの一年耐久常温保管テスト!? |
桜を撮影したポジが出来上がってきました。
大判で撮影したフィルムの中に、去年の桜のシーズンに使い残したエクタクロームE100VSがありました。大判フィルムはホルダーの中に入っていても外気にさらされている状態なので、再度冷蔵庫に入れると次に使う時に結露してダメになりそうです。それでいつも常温で保管していますが、昨年は桜の後で大判撮影に出掛けることが出来ず、結果的に真夏の30度近い環境も含めて常温で丸一年保管してしまいました。ポジフィルムはデリケートなので変質していても不思議はありませんが、捨てるのは勿体ない気がしたので、実験を兼ねて今年の桜撮影で使ってみました。
結果は、、色調が大きく狂って、マゼンタに偏った写真が出来上がりました。桜を撮影したのでさほど違和感はありませんが、同時に撮影した別のフィルムと比べると違いは一目瞭然。
やっぱりフィルムは冷蔵庫保管で、使用前に必要量だけ取り出してホルダー装填するのが良いみたいです。ホルダーごとビニール袋に入れて密閉し冷蔵庫保管しても大丈夫かなぁ?(ちょっと嵩張るので女房に怒られそうですけど)。
今年は嫌な予感がしたので、新しいフィルムは必要量のみホルダー装填し、残りは箱ごとビニールで密閉して冷蔵庫に保管しました。
左が一年間常温保管した4x5の写真。右は同時に撮影した6x7の写真。どちらもE100VS。
楽観的に考えれば、E100VSを熟成して作った自家製フォルティアと言えなくも無い(笑)
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2008年4月14日(月) |
あれぇ、ニコンの嘘つきぃ、、 |
2007年12月15日のダイアリー「ニコンのフィルムスキャナ、一安心」で、ニコンのフィルムスキャナ用のドライバーソフトNikon ScanがWindows Vistaに対応したのと同時に、Mac OSX 10.5 Leopardへの対応予告も出た事を書きました。Leopard対応予定機種には私の持っているSuper CoolScan 5000EDの他、4000ED, 8000ED, 9000ED, V ED等が含まれていました。そしてLeopard対応版のNikon Scanが出る事を首を長くして待っていました。
本日久しぶりにニコンのページをチェックしたら、「"Leopard"対応について」のページが4月9日付けで更新されていて、何と!!
下記のソフトウェアについては、対応する予定はございません。
Camera Control Pro
Nikon Capture
PictureProject
Nikon View
Nikon Scan
PictureProject COOLPIX Remote Control
WT-3 Setup Utility
Wireless Camera Setup Utility
Wireless Connecting Utility
と書いてあるでは無いですか。一旦対応すると言っておいて、安心させて在庫機種を買わせておいて、V ED販売中止と共にに対応中止とは、、、一流企業のやる事でしょうか??
5000ED, 9000EDはまだ販売中になっていますが、こちらも恐らくは既に製造中止で在庫販売の筈。じゃなければLeopard対応中止のアナウンスなんて出来ないですよね。
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2008年4月13日(日) |
丸一日スキャニング |
本日は特に皆様の役に立ったり、読んで面白い話題はありませんm(__)m。朝から夕刻までフィルムスキャニングをしていました。
今年になってからフィルム消費が速くなりまして、桜とカタクリの撮影で既に35mmフィルム(36EX)を16本使っています。まだ芸北長沢の桜とか、県北・千鳥別尺の山桜とかの撮影が控えていますし、その直後には新緑とチューリップのシーズンがやって来ますので、フィルム消費は更に進む見込みです。こうなると頭痛の種がフィルムスキャニング。スキャニングはレタッチまで含めると結構な手間で、明らかに撮影よりも時間が掛かります。サイト更新まで含めると印象的には3倍ぐらい、、、
現時点、広島市内で撮影した桜とカタクリの分で8本の現像が仕上がっていて、来週半ばまでには湯来の枝垂れ桜のフィルムが8本仕上がります。今後の週末には撮影や出張の予定もありますので、暇を見つけてはスキャニングをしておかないと、撮影済みフィルムが溜まり過ぎて収拾がつかなくなりそうです。この事実に気付いたらちょっと恐怖感を覚えまして、幸いにも天候が優れず撮影気分にはならない今日は、朝からスキャニングを始めたというわけです。
昨晩8本のフィルムをチェックしてスキャニングすると決めたコマが全部で71コマ。今朝のスキャニング開始が9時15分で、単純スキャン終了が13時半頃、レタッチまで完了したのが18時50分。途中昼食とTV休憩で1時間半ほど違う事をしたので、71コマで丸8時間掛かりました。いや〜、結構疲れました。
湯来の枝垂れ桜のフィルムが上がってきたら、どうしよう、、
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2008年4月12日(土) |
今日の湯来は平凡な朝 |
湯来の枝垂れ桜は桜撮影の中でも一番気合を入れて取り組む被写体なので、今日も性懲りも無く撮影に行ってきました。
満開後最初の週末で、天気予報は晴れなので、カメラマンの人数も多くなる事が予想されます。それでいつもより更に早く3時半に起きて、湯来町湯の山温泉には4時半に到着しました。当然一番乗りかと思いきや、タッチの差で二番でした(^^;
撮影ポイントに到着した時の状況は、空に星が輝き、あたりはまだ真っ暗ながら、東の空にホンの僅かな薄明。自分の手元も見えない暗がりですが、写真の面白さはむしろこういう光線状態の方にあるので、4時半過ぎから撮影を始めました。最初のカットの露出はISO100, F2.8, 2分です。真っ暗な内からトヨフィールドも出動させて、夜明け前の光をE100VSに刻み込んで行きます。
撮影を続ける内にカメラマンの数が増えてきて、日の出30分前の5時半頃になると沢山のカメラマンに囲まれましたが、数年前の様な二重三重に人が重なる様なことは無くて、皆さんあまり苦労無くポジションを選べた様です。今日は東の空から朝日が斜光線で挿込む事を期待していたのですが、日の出の時刻には天気が薄曇りになってしまい、太陽がすっきり顔を出す事はありませんでした。霧も出なかったので、極めて平凡な情景の朝になってしまいました。
朝9時頃の湯来の枝垂れ桜の全景です。空は曇りで、フラットな光の中に枝垂れ桜が立っていました。
本日の作品はこんな感じです。霧も印象的な光も無かったので、花の色合いを活かした絵造りになっています。
明日朝の天気予報は曇りなので、今日以上に平凡な朝になりそうです。今シーズンの湯来の枝垂れ桜撮影はこれでお仕舞いにしましょう。この桜を撮影したフィルムは合計で、35mm(36EX)が8本、ブローニー(120)が1本、大判4x5が6枚でした。デジタルでも何十枚か撮っていますが、あくまでこのダイアリー用なので、フィルムとは違って余り気合が入っていません(笑)。
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2008年4月11日(金) |
ポジ現像に益々時間が掛かるように |
昨日の出来事ですが、湯来の枝垂れ桜撮影を終えてから、その足でプロラボに行ってポジの現像を依頼しました。平日にプロラボでお願いすれば、3時間程度で現像が出来上がるからです。ところが、、、、
受付のおばさんが、ポジの仕上がりは翌日の11時頃だと言います。ポジの現像依頼が少なくなり、現像液の管理の問題があるので4月からは一日一回の現像処理になってしまったからだそうです。そのお店は午前10時までの受付が当日仕上げ。私がプロラボに着いたのは11時10分頃、、(^_^;。私は会社の休みを取らないと平日プロラボには行けないので、翌日では受け取りが出来ません。それで一旦現像依頼を中止して、翌日、会社の近くのカメラ店から現像依頼することにしました。
大多数のカメラマンがデジタルに移行してしまって、銀塩を使う人が少なくなってきたのは感じていましたが、こういう影響がこんなに早く出るとは思っていませんでした。以前は会社の近くのカメラ店経由でプロラボに依頼しても、24時間後には受け取れましたが、現在は配達便が一日一回に減った事と、現像処理頻度が減ったので、中一日掛かるようになっていました。今回の一日一回現像処理化によって、中二日になる気配、、、、。その内に、かつてのコダクロームの様にポジ現像は大阪/東京送りで中一週間仕上げ、なんて時代が来るのでしょうか?
プロラボ店頭受付でも翌日渡しになると、私はもうプロラボに行けません。という事はちょっとお気に入りの受付嬢にももう逢えない、ということで、、、う〜〜〜〜、こっちの方が大問題だぁぁぁ(-.-;。(前回プロラボに行ったのは昨年8月17日なので、8ヶ月ぶりの訪問でしたが、受付嬢に逢う事は出来ませんでした。残念。→関連ダイアリー)
ポジ撮影が益々不便になって来ましたが、桜撮影でフィルムを大量に消費しているので、プロラボからの帰り道、T町に寄ってE100VSを8本仕入れました。木曜日はA澤さんがお休みなので、店頭値引き無しで買ってきました。
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2008年4月10日(木) |
雨の枝垂れ桜撮影 |
今日は会社の休みを取って、4時起きで湯来町湯の山温泉の枝垂れ桜撮影に行ってきました。天気は雨です。
午前5時20分ぐらいに湯来町スポーツセンターの駐車場に到着してから、雨用の機材を準備し、枝垂れ桜の撮影ポイントに立ったのは5時40分ごろ。昨日、湯来町のブログで枝垂れ桜の満開宣言が出たので、沢山カメラマンが居るのかなと思ったら、私が一番乗りでした。しかし周囲は大分明るくなっていて、試しに構図を作って露出を計るとISO100, F4で1秒前後と、例年はF2.8、90秒から撮影を始める私としては大幅に遅刻した気分、、(^^;。
早速撮影ポイントを決めにあちこち歩き回りますが、「例年撮影していたポイント」は手前の木が大きくなり、背景は切り開かれて家の明かりが見えるなど景色がすっかり変わってしまいました。それで違う撮影ポイントを探しまして、桜を見ながら右方向に移動した場所に背後の家の屋根が比較的よく隠れる場所があったので、そこで撮影する事にしました。
雨が降っているので、背後の山には霧が時々掛かります。6時前後からカメラマンが増えてきましたが、皆さん背後の霧の状態が良くなるのを待ってシャッターを押していました。霧は刻々と変化して様々な表情を見せてくれたので、私もシャッターを沢山切りました。
すっかり明るくなってからは、「例年撮影していたポイント」に移動してそこでも撮影しました。明るくなると桜の後の街灯や家の明かりが消えて、絵造りの邪魔になりません
上の写真が「例年撮影していたポイント」からの情景です。桜の右手前にある木が大きくなって、背後の白いモクレンを隠してしまいました。ご覧のように雨の日の背後には霧が掛かり、変化に富んだ写真を恵んでくれます。
今日の作品はこんな感じです(これも「例年のポイント」での撮影)。これはPowerShot G2で撮影した写真を2:3の画面サイズにトリミングしたものですが、EOS-3でもこの構図の写真を沢山撮りました。雨の湯来はしっとりとして良いです(^o^)/
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2008年4月6日(日) |
枝垂れ桜めぐり |
今日も桜の撮影です。朝4時に起きて、先ずは湯来町湯の山温泉の枝垂れ桜に行きました。一昨日時点でまだ開花していませんでしたから、恐らく撮影出来る状態では無さそうですが、過去には開花から一日で満開になった年もあり、もしや、、と思って行く事にしました。
朝5時半に現地に到着しましたが、誰もいません。それもその筈、やっぱり桜は撮影出来るような状態ではありませんでした。下の枝の方は開花が始まっていますが、上の方は殆ど蕾のままの様に見えます。日の出前の薄明時での確認なので詳細には見えませんでしたが、満開時には暗闇の中でも見せる荘厳な存在感がありませんでした。
この桜の撮影好機は週の半ばでしょうか?(仕事だぁ、、(^^; )
ここでの撮影を諦めて直ぐに広島市内に引き返し、朝風が強くなる前に広島市東区にある高天原(たかまがはら)に行きました。実は前日家族と短時間の花見に訪れた時に結構良い情景を見つけたので撮っておきたかったのです。
これが高天原での写真。溢れるばかりの桜の花も良いですが、この様に空間の中に沢山の花が点在する情景も良いですね。ここでは来週末の湯来での撮影に備えて、リハビリがてらトヨフィールドで4x5撮影もしてみました。久しぶりの大判撮影ですが、全て手動なので手間が掛かり、とても楽しいです(笑)。
上の写真はEOS 30Dで撮影していますが、AEもAFも使わず、マニュアルモードで、スポット測光を使って露出値を決めて、MFで撮影しています。
高天原は自宅に近いので、一旦帰宅して朝食を採り、また出掛けました。今度の目的はカタクリ自生地のある向原付近の枝垂れ桜探しです。昨日カタクリ撮影に訪れましたが、その道中クルマから枝垂れ桜が何本か見えたので、ロケハンを兼ねてひとつひとつ訪問してみたくなりました。見つけた枝垂れ桜は全部で9本。一般的に知られていないだけあって、民家にある桜で、周りに造形物も多く、名所で撮影したような写真は無理ですが、撮りようによっては趣の有る写真になる場所もありました。
今日見つけた枝垂れ桜の中では一番好条件に思えた桜です。芸備線の線路沿いにあって、列車と共に「春」を撮るなら良いロケーションだと思います。
三日連続で4時台起きで撮影に出掛けましたので、流石に体力の限界に来ました。このつぶやきを書きながら、眠さで頭がボ〜〜ッとしています。今晩は早めに就寝して、爆睡するでしょう(^^;。
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2008年4月5日(土) |
今日は桜とカタクリ撮影 |
二日連続で今朝も4時半に起きて、先ずは広島市内の比治山公園に夜明けの桜撮影に行ってきました。
花は完全に満開で、少し散り始めていましたが、マクロ撮影には良い条件でした。
午前9時頃に一旦帰宅し、朝食。そしてまた直ぐに家を出て、今度は向原のカタクリ自生地(安芸高田市向原町長田川之内地区)に撮影に行ってきました。
今週末はカタクリ祭りが開かれていて、各種お土産販売の他、うどん、蕎麦などを食べる事が出来ます。茶屋では200円でコーヒーや抹茶を頂く事も出来ました(時間があれば飲みたかった〜♪)。
カタクリの花は日当たりの良い奥の広場は7分咲きぐらいで、痛んだ花も無く撮影には好条件でした。林の下になる手前側の広場はまだ殆ど開花していませんでしたから、来週末でも楽しめるかも知れません。写真は一番奥の広場の様子。
タムロンマクロで写真を撮ると、こんな感じです。
カタクリは背の低い花なので、ローアングルグッズが活躍しますが、その中でも最強のウェポンであるビーンズバッグは持ち運びが結構面倒です。そこで思い立って家の道具箱の中をゴソゴソ探して良い物を見つけました。カーテンの吊り金具です。これを試しにジーンズのポケットに挿して、ビーンズバッグに付いているヒモを引っ掛けてみたらピッタリ。この状態でカタクリ撮影を2時間ぐらい続けましたが、持ち歩く煩わしさから開放されて、それでいていつでもビーンズバッグが使える状態にありました。
今日もビーンズバッグで沢山写真を撮影しましたよ。
生憎今日は予定が詰まっているので、午後1時でカタクリ撮影を切り上げて帰宅しました。その後は家族と買い物に行き、帰宅後にこのダイアリーを書いています。ここ数日全く無駄な(ボーっと出来る)時間の無い日々を過ごしています(^^;。
明日も早起きの予定ですが、目的地が決まっていません。桜の開花宣言が出た際の目論見では湯来の枝垂れ桜撮影に行く筈でしたが、開花状況が分りません(昨日は開花していませんでした)。今日の暖かさで一気に開花してくれたら撮影出来るのですが、一日で一気に開花は無理かなぁ、、ダメもとで湯来に行くか、、、それとも?
何はともあれ明日の撮影準備。トヨフィールドを出さなければ、、
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2008年4月4日(金) |
広島市内の桜が満開です! |
今朝4時半起きで広島市内の比治山公園まで撮影に行ってきました。その後帰宅して朝食、そして会社に出勤。
正に朝飯前のなんとやら、、、
明日も撮影に行きます。
今朝の比治山公園の染井吉野です。
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2008年4月2日(水) |
カメラバッグの脚が折れた |
【桜の開花状況】
今日、会社からの帰りに寄り道をして高天原(広島市東区)の桜を見てきたら、概ね5〜7部咲きというところで、マクロ撮影なら可能な状態になりました。今週末ならほぼ満開でしょうか。
湯来の枝垂れ桜(広島市佐伯区湯来町、湯の山温泉入り口)は昨日時点ではまだ開花していませんでしたが、どうなることやら。湯来町のブログが本日は更新が無くて開花状況は明日までお預けです。何とか日曜日にでも撮影出来ると嬉しいのですが。日曜日は上手く行けば雨が降りそうですし、、(雨の湯来は美しい!)。
【カメラバッグの脚が折れた】
「カメラバッグの脚」と聞いて頭の中に「?」が浮かばなかった人は、つぶやきの常連さんですね(笑)。つぶやき172で紹介したカメラバッグの脚が、先日の撮影中に折れてしまいました。ダイソーのキッチン用の棚ですから安価なプラスチックと金属で出来ていて、経年変化でプラスチック部分がもろくなっていたようです。とは言え2003年1月からず〜〜っと使っていましたから、丸5年以上持ちました。100円で5年なら安い物です。
このカメラバッグの脚は、白い短い脚もあるので金属の脚を立てない状態でも使えて、土や濡れた地面でも気兼ね無くバッグを置く事ができます。また雪の中などでは金属の脚を立てると、やはり気兼ね無くバッグを置く事が出来て極めて便利です。逆に言えば私はこの脚付きバッグが手放せなくなっていて、10年前に製造中止になっている奇特にも底にベルトのあるエツミのカメラバッグも予備を入手して有ります。
早速ダイソーに代わりの脚(キッチン用折畳み棚)を買いに行ったら、大きいサイズの物が有りませんでした。仕方なく自宅にあったダークバッグのテント用の棚(詳細はつぶやき216を参照下さい)をカメラバッグの脚に転用して、ダークバッグ用にはダイソー在庫の中で一番大きなものを買ってきました。
ダイソーの品揃えは頻繁に変わるので、大きいサイズの棚が入荷したら買っておこうと思います。
左の写真がダイソーのキッチン用折畳み棚。下がダークバッグのテント用に自宅で使っていた大型の物で、カメラバッグとはピッタリの大きさです。上が今回購入した、ダイソー在庫の中では最も大きかった物ですが、約半分の大きさしかありません。
右はバッグに脚を付けた状態。このバッグには真下にベルトが二本付けられていて、誂えたかのようにこの脚(折畳み棚)を付ける事が出来ます。積雪のある場所でこのバッグを使うと、周りのカメラマンからは感嘆の声があがります(笑)。
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