今月の話題
筆影山・因島大橋撮影
冬のここは、タイヤチェーンのサイト?(2)
節分草の便り
大雪の東京でコンサート
BetterScanning製フィルムホルダー用フィルム端末ガイド
周防大島・四ッ小島
カメラ機材としてのピンストライプ
EOS 50D 低温バッテリー対策第一弾、失敗
姫路城散歩
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今週は筆影山から眺める因島大橋の後ろから陽が昇るタイミング。天気予報も良好だったので予定通り筆影山に行きました。
例によって現地到着は12時過ぎ。1時には展望台に機材を持ち込み、EOS-3とタイマーリモートコントローラーで自動長時間露出を仕掛けました。空はよく晴れ渡り、丁度半月が昇り始めていて、日の出撮影前の月の出撮影となりました。この写真だと月が明るく写っていますが、私はこの時点では気づいていなくて、暫くしてから霞の向こうに昇りつつある赤くおぼろげな半月を発見しました。
暫く待ったら月が明るくなって海面が輝き始めました。夜景と海面の輝きは太陽相手では出来ない芸当なので、こういう情景に逢えるとトクした気分になります(笑)。ここでEOS-3君には徹夜の仕事を任せて、カメラマンはクルマに戻って仮眠を採りました。
起床は5時過ぎ。てっきりKAZさんが来てるかと思いきや、別の常連さんの車が一台のみ(KAZさんは昨日来られたようです)。展望台に行けば半月は空高く昇り、東の空には金星が輝いていました。気温は氷点下2度で、EOS 50Dのリチウムイオンバッテリー(BP-511A)には少々厳しい気温です。案の定、暫く撮影していたら目盛りが一つのみになってしまいました。
薄明が始まり、デジタル長時間露光で橋の背後の状態をチェック。低空に霞みがあるので、日の出はその上からかなぁ、、と思っていました。
鷺港6時発のフェリーです。冬至の頃には30分程度の長時間露光で画面全体に綺麗な航跡を恵んでくれる存在ですが、既に薄明開始が早まりそう言う撮影は出来ません。このカットからハーフNDフィルターを装着したので、空の色が強調されています。
本日のカメラマンは私を含めて総勢5名。これ以外にも日の出を見に来られたお子さん二人とご両親も居られました。私の機材はEOS 50D(この写真を撮影中で画面内に無し)、EOS-3、アートパノラマ170の3台。アートパノラマを見て他のカメラマンの方が声を掛けて来られました。こんな機材を使う人は初めて見た、、と(笑)。
太陽は心配した低空の霞みに邪魔されることなく、橋の背後にある横島から顔を出しました。広島の日の出時刻は6時47分。しかしこの写真は6時43分撮影。帰宅後にチェックしたら岡山の日の出は6時41分なので、広島市と岡山市の中間にある三原市の日の出時刻としては合っています。日の出はまだだと思ってボーッとしていたので、以後気をつけよう(^-^;
この時間はカメラのシャッターが鳴り響きますが、私の方はデジタルで写真を撮りつつ、EOS-3でも撮影し、アートパノラマ(絞り&シャッターの設定がマニュアルで面倒)でも撮影し、撮影データをメモするので、デジタルオンリーの皆さんの1/10ぐらいのペースです。三原港で折り返して鷺港に向かうフェリーが情景に華を添えています。
フェリーが画面右端に来る頃になって、因島大橋下の海面が輝き始めました。
そして予定通り、太陽と因島大橋と海面の輝きが一直線に並ぶ情景を収めることが出来ました。
更に太陽高度が上がって、情景全体が輝き初めてエピローグの時間を迎えています。この頃からカメラマンの方々が撤収を始めました。
最後に因島大橋をアップで撮影し、撮影終了。私は機材が多いのでカメラバッグへの収納に時間が掛かり、毎度の事ですが展望台を一番最後に去りました。
筆影山からの日の出としては、ほぼ最高の情景に恵まれたので、とっても満足。敢えて言えば、日曜日があと二日早ければ太陽と橋の位置関係がもっと良かったですね。再来年に期待!?
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2014年2月22日(土) |
冬のここは、タイヤチェーンのサイト?(2) |
2013年1月30日のダイアリー「冬のここは、タイヤチェーンのサイト?」で、冬場になるとつぶやき284に掲載したオートソック(布製タイヤチェーン)の記事へのアクセスが急増する事を書きました。今年は2月8日前後と14日前後に関東地方を含む広範囲な地域で大雪になった結果、昨年以上にアクセスが増えました。
これは日別の訪問者数で、同一IPをダブルカウントしません。通常は一日1300アクセス程度ですが、大雪になった日はその2倍程度にまでアクセスが急増しました。
ページ別のアクセス数もご覧のとおりで、つぶやきのトップページに次いで第二位にオートソックの記事がランクインしています。昨年は5位だったので、大躍進ですね(笑)。
このサイトにお見えになる方の「検索ワード」上位30もご覧の通りで、意味のある検索ワードでは「kenのつぶやき」と「ケンのつぶやき」を除けば、あとは全て布製タイヤチェーンに関係するワードだけになっています。
つぶやきには写真関連以外にも色々な話題を書いていますが、皆さんのお役に立っているのであればなにより。
ただ、オートソックのページにお見えになっている方の97%はそのページだけを読んで帰られているので、アクセスカウンターには貢献されていません(笑)。
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2014年2月19日(水) |
節分草の便り |
今年も庄原市観光協会の方から節分草の便りが届きました。毎年ありがとうございます m(_ _)m
今まではハガキが届いていたのですが、今年は封書でチラシが二枚入っていました。既に公開が始まっていて、最終日は3月16日だそうです。チラシはクリックすると大きい画像が開きます。
開花状況を毎日更新してくれるブログによれば、今年は開花が早い様で、一番先に咲く八幡神社は既に見頃を迎えています。
これから開花状況と睨めっこしてスケジュールを組まなくては、、
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2014年2月17日(月) |
大雪の東京でコンサート |
この土日に東京に行ってきました。一番の目的はこの季節恒例のサントリーホールでの仲道郁代さんのピアノコンサート。それ以外にも家族と会って食事とか色々と予定を入れていましたが、金曜日からの記録的な大雪でその大半がキャンセルになってしまいました。
広島を出たのは土曜日12時37分発ののぞみ26号。しかしこの時点で横浜線は小机折り返し運転で実家のある町田までは不通。こりゃ新宿から小田急線で回り込まないとダメかなと思っていましたが、新大阪に着くころにやっと全線運転再開が確認出来、新横浜で乗り換えて、実家のある町田たどり着きました。新横浜駅ですら見た事の無い雪景色で、あたりは真っ白、ホーム内はあちこちから雨漏りしていてうっかり歩くと濡れてしまう状況です。そこから横浜線で内陸に入るにつれて雪が深くなり、町田では幹線道路も真っ白でクルマが殆ど走っていませんでした。実家は町田駅からバスで15分ぐらいの場所にありますが、バスもタクシーも不通なので行く事が出来ません。
弟とも連絡を取りましたが、駐車場の積雪が60cmぐらいあってクルマを出す事が出来ず、食事には出かけられないとの事で、その日のスケジュールを全てキャンセルし、駅から歩いて3分のホテルで過ごしました。
この写真はホテル脇の駐車場の様子ですが、これでも雪が雨に変わって12時間が経過した夕刻の状態です。就職するまで東京で生活していましたが、これほどの情景は見たことがありません。
道路の状態もこんな様子で、歩行者も足を滑らせながら慎重に歩いていました。
こちらは日曜日の朝の様子で、タイヤチェーンを履いていないクルマはスタックしがちでした。
時間貸し(30分200円)の駐車場もこの通りで、出たくても出られないクルマの駐車料金がどうなってしまうのか、他人ごとながら心配になります。
路面交通はほぼ全滅ながら、鉄道は運転していたので「駅前」に行くのは問題ありません。という事で日曜日のコンサート前に恒例の中野フジヤカメラへ。
都心部の雪は内陸部に比べるとさほどでもなく、路地でも路面が見える状態でした。フジヤカメラは中野駅から至近距離にありますので、歩いてゆくのに何ら問題ありません。肝心のカメラ機材の方は、EOSデジタル、EFレンズ共に在庫豊富でしたが、現在欲しい機材が殆ど無いせいもあってめぼしい物は無く、何も買いませんでした。
中野から六本木アークヒルズへの道のりも特に問題は無く、コンサートを無事聴くことが出来ました。
この日の私の座席は、1階最前列中央やや左側というファン垂涎のポジション。
その私の席から見たステージのピアノ。前を遮る物が何もなく、真正面にピアニストが座ります。
チケットはほぼ完売の状態でしたが、空席の目立つコンサートでした。仲道さんが冒頭あいさつで、八王子の知人から「バスもタクシーも止まっていて、道路は雪で寸断されているので、どうやっても行く事が出来ない」と連絡があったことを紹介していました。私は広島から来ているので何事も無く辿りつけていますが、町田の実家に住んでいたら同じ状況だったと思います。そのような、来たくても交通手段が無くて来られない人達が多かったのだろうと思います。私の隣の特等席も空いていました、、
この日の演目はモーツアルトのピアノ・ソナタ第3番 変ロ長調K.281、ブラームスの間奏曲・作品117、シューマンの交響的練習曲・作品13、ショパンのバラード全4曲。この中で一番の出来と思ったのはモーツアルト。流石にモーツアルトの全集を発売し、昨年までモーツアルトイヤーとして弾き込んでこられたためか、一音一音のニュアンスが絶品で、モーツアルト嫌いの私ですらモーツアルトが一番良いと言わしめる、穏やかに表情豊かな演奏でした。
ブラームスの間奏曲・作品117は私にとって特別な曲で、仲道さんのデビューアルバムがシューマンのソナタ第3番・作品14とブラームスの作品117なのですが、その第1曲の嫋やかな演奏にぶったまげて、一発で仲道さんのファンになったのでした。それから27年を経ての作品117ですが、間にベートーベンのコンチェルト&ソナタの全集を録音した経験からか、デビュー時とは変わってダイナミックさを持った演奏になっていました。しかしこれが私の感度とは今一つ折り合わず満足出来ませんでした。その主たる犯人はピアノ。サントリーホールのNo.9と呼ばれる9代目のスタインウェイですが、強奏時に和音が濁って団子になる傾向が強く、ベートーベンさながらにダイナミックに演奏されるパートの透明感、和音の溶け合いが崩れていました。ピアノ全体の剛性が不足しているのか、どこかが緩んでいるのか、大雪による湿気が悪さしているのか、エンクロージャーの一部が少し割れている様なスピーカーで音量を上げたような音の印象でした。昨年までのNo.8の方が音は良いですね。
シューマンの交響的練習曲も同じ印象で、最近の仲道さんは華奢な身体からは想像出来ないような力強い演奏をされるので、リズムと和音の妙が命のシューマンの曲もピアノの音が濁ってしまって私の耳には今一つ。二週間前に別の場所で聴いた仲道さんのこの曲の演奏は、ご本人が「まだ十分に弾き込んでいないので」と謙遜される演奏ながら十二分に感動させて貰ったので、サントリーでの音はちょっと残念でした。
とは言え、来年また聴きに来ますので、帰り際に関係者の方にご挨拶をしてから広島への帰途に就きました。
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2014年2月14日(金) |
BetterScanning製フィルムホルダー用フィルム端末ガイド |
つぶやき336で紹介したように、中判フィルムのスキャニングにはエプソンGT-X970にBetterScanning社製のフィルムホルダーを使っています。純正ホルダーに比べて剛性があり、高さ調節が無段階に出来て、アンチニュートンガラスでフィルムの平面性も改善してスキャニングするので、フィルムをより焦点面に正しく配置して解像感を上げています。使い方はフィルムの裏表を気にせず、カールしたフィルムの弓が上を向くように置いてからアンチニュートンリングガラスで押さえるのが基本。
しかしフィルムは時に綺麗にカールしているとは限らず、上の絵の様に波打つ時もあります。特にコダックはフィルムベースが薄い為にほぼ確実に上記の状態、、
そんなフィルムをアンチニュートンリングガラスで押さえつけても、平面性は大きく損なわれてピントが甘くなる傾向があります。そこで簡単な工作で改善することにしました。
用意したのは薄いプラスチック板で、商品を包装しているブリスターパックの一部です。剛性が確保出来る範囲で薄い方が良く、厚さ0.3mmの物を使いました。
それをフィルムホルダーの穴の幅で長方形に切り出します。
次にこの薄板がしならないように両側を折り曲げた上で、これをフィルムホルダーの「桟」の下に落とせるように四隅を切り落とします。
一旦フィルムホルダーに設置してみて、各部寸法をチェック、、
最後にスキャニング時に余計な光の反射が起きないように、折り曲げた縦面にパーマセルを貼り付けました。
上面はフィルムとガラスが重なるので厚みが出来ない様に、何も貼っていません。だからパーマセルの粘着面が見えていて、見栄えは今ひとつ(笑)。
これを使ってフィルムをセットした状態です。ご覧のようにフィルム端末の平面性が大きく改善されました。このホルダーの穴の周囲には「桟」があるので、この写真の反対側の端末はその桟で平面性が確保出来ています。穴の大きさが6x24フィルムでも対応出来そうなぐらいに長いので、片側のみ移動可能なフィルム端末ガイドが必要になるのです。これで今まで以上に精神衛生上心地良くスキャニング出来そうです(笑)。このダイアリーはつぶやき336にも転載しておきました。
なお、明日から一泊二日で東京に行くので、週末のダイアリー更新はありません。
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2014年2月9日(日) |
周防大島・四ッ小島 |
昨日は広島でも雪が積もり撮影に出掛けられるかどうか不透明でしたが、市内の道路上の雪は午後には消えて、天候も回復したので、いつもどおり撮影に出掛けました。天気予報で撮影地、対岸共に晴れるのは三原(筆影山)と柳井(銭壺山)、周防大島になっていましたが、筆影山はここ最近連戦しているのと、標高の高い銭壺山は雪が残り恐らく走行出来ないはず、という事で周防大島・和佐を目指しました。
現地には1時頃に到着し、EOS-3とタイマーリモートコントローラーで自動長時間露光を仕掛けてから仮眠を採りました。これはその時の写真ですが、空は晴れ渡り、対岸にも変な雲が無く、四国の山が見えていて良い感じです。
起床は5時半。月が沈み、満天の星が輝いていました。右にサソリ座、左に明るい衛星(水星かと思いましたが、帰宅後に調べたら金星でした)があり、綺麗な星空です。依然として対岸には雲が無く、良い感じです。
金星の明るさでも、まるで月の様に海面が輝くのですね。今まで気づきませんでした。
しかし、薄明が始まると雲が発生して、四ッ小島の後ろ側から四国の山が消えて厚い雲で覆われてしまいました。
朝焼けが始まりましたが、雲が邪魔で、期待したほどには焼けません。
そして日の出。厚い雲のせいで高度が高く、位置がやや右にずれています。また薄い雲を通したおぼろ太陽の状態で陽が顔を出しました。
暫く待ってもこの情景が精一杯。薄明前までの綺麗な空とは打って変わって、雲に邪魔された空振りの朝になりました。トヨフィールド45Aもセットしましたが、シャッターは押しませんでした。
本日の撮影ポイント。海岸沿いに歩道があるので、太陽の出る方角に合わせて自由に撮影ポイントを決めることが出来ます。但しクルマを駐められる場所は限られるので、そこから機材を運搬しなければなりませんが、、。また今朝の気温は0〜1度で氷点下にはなりませんでした。その為か EOS 50D のバッテリーは撮影中元気でした。
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2014年2月7日(金) |
カメラ機材としてのピンストライプ |
今日は午後から雪が降り出しまして、ニュースでは関東地方でも20年ぶりの積雪になり、交通機関が乱れそうだと伝えています。これを書いているのは夜11時近い時間ですが、広島市内でもクルマの屋根等には積もっていて、週末撮影に出掛けられるか不安です。
さて、今日の話題は、20年以上前に買ったクルマ用のピンストライプが無くなったので新たに購入た、というお話。
元々クルマのデコレーションの為に買ったのでは無く、当時オーディオアンプの外観を少しヨーロピアンにしようと思って、ウッドパネルとゴールドのアクセントを加える為に買ったのでした。少量しか使う予定はありませんが、クルマ用という事で長さは5mぐらいあり、一生有るだろうと思っていましたが、カメラのカスタマイズで結構使いまして、無くなってしまいました。
今回購入したのは向島自動車用品製作所のM'SPORT M'LINESという3mm幅のテープです。20年前でもクルマにピンストライプを貼るのは流行っていませんでしたが、現在は全く無いですね。どちらかと言えばバイクのメットやタンクのデコレーションに使われる事が多い様です。従って近所のカーショップには無くて、アマゾンで購入しました。
これまでピンストライプをどのように使ったのかと言えば、、
EOS 650を正方形フォーマットのカメラに改造した際に、ファインダースクリーンに貼って撮影範囲のガイドラインにしました。
これはトヨフィールド45Aのグランドグラス(ピントグラス)に612の撮影範囲を正確に貼り付けた様子。ピントグラス上には6x9と6x7のガイドラインは印刷されていますが、612は当然無いので追加しました。ピンストライプは風雨に曝される場所に用いられる物なので、濡れても大丈夫であり、この種の目的には便利です。貼り替えも利きますし。
こちらは、トヨフィールドで中判撮影する際のスピードファインダー。左側が4x5、6x9、6x12兼用の物で、フロントスタンダードに装着するので焦点距離(=蛇腹繰り出し量)に応じて画角が変わり、テレタイプを除く全てのレンズで使える逸品です(詳細はこちら)。右は617で使うスピードファインダーで、125mmと150mmのレンズに対応した枠を付けています(詳細はこちら)。
今後もカメラの改造などでピンストライプの出番はありそうですが、今回購入したのは10mもあるので、今度こそ一生ありそうです(笑)。
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2014年2月2日(日) |
EOS 50D 低温バッテリー対策第一弾、失敗 |
EOS 50Dを導入してから半年以上が経ちましたが、このカメラ、あるいは私の固体は30Dと比べてバッテリーの持ちが悪いです。ピント合わせに時折ライブビューを使う為もあるのでしょうが、30Dなら撮影三回はバッテリー無交換で行けた物が、50Dは暖かい季節でも撮影中に一回バッテリー交換が必要になる事があります。カタログを見ると30Dよりも僅かに撮影可能枚数が減っていますが(20度で1100枚対800枚)、そんな些細な違いでは無いので恐らくバッテリーLOWと判定する電圧が高めになっているのだろうと思われ、そのあたりも追々検証してみようと思います。
気温が氷点下になるような最近の撮影時はもっと深刻で、数枚撮影しただけでバッテリー警告が赤点滅してしまいます。30Dの時は氷点下になってもバッテリーで苦労したことは無かったのですが、、。それ故、先週の筆影山でバッテリーを暖める事でバッテリー切れを防ぐ簡易な方法を試してみました。
使った道具は、フィッシュアイ用の夜露防止ヒーター作成時に紹介したUSB手袋に入っているヒーター。
このヒーターをバッテリーグリップBG-E2の片側に入れてバッテリー室を暖めようという魂胆です。蓋の左側にはDCカプラーのコードを逃すスプリング式の隙間があり、そこからコードを出す事が出来ます。
氷点下5度の筆影山の夜明け前、「予定通り」カメラ内に入れてあったバッテリーが数枚撮影した所で残量警告が出ました。そこでバッテリーグリップを装着してバッテリーをそちら側に移植し、ヒーターを入れて暖めてみました。結果は、、効果無し(-_-)。
当初はバッテリー残量警告が出ていてもヒーターを入れたらみるみる復活すると思っていたのですが、幾ら待ってもその気配無し。諦めてポケットで暖めておいた予備バッテリーを入れてみましたが(挿入直後はバッテリー満タン表示)、10分程で冷えてしまったのか、バッテリー残量警告が付いてしまい、長時間露光を敢行したら途中でバッテリー切れの憂き目に。
USB手袋用のヒーター一つでは足りないようです。尤もBG-E2を付けるとバッテリー端子電圧が0.4V下がることが知られているので、ヒーターの効果をバッテリーグリップ内部電圧損失でオフセットしているのかも知れません。何れにしてもこの方法では駄目なので、違う方法を考えます。
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2014年2月1日(土) |
姫路城散歩 |
今日は所用で神戸市灘区に行ってきました。
2012年2月26日のダイアリー「神戸へは姫路か新大阪乗り換えが便利だと思う」に書いたとおり、今回も神戸(下車駅は六甲道駅)へは姫路で新幹線から新快速に乗り換えて行ってきました。新神戸から地下鉄とJRを乗り継いで目的地に行くよりも、姫路で乗り換えた方が歩く距離は1/10、到着時間は数分違いで、料金は900円安くなるという良いこと尽くめの方法です。特に今朝は姫路での乗り換えが待ち時間ゼロ、三ノ宮で各駅停車に乗り換える時も待ち時間ゼロという奇跡的な乗り継ぎをしたので、新神戸経由よりも確実に早かったでしょう。
帰途も当然姫路まで新快速で行き、のぞみに乗り換えたのですが、今日はわざと遅いのぞみの指定席を取って姫路で途中下車し、姫路城まで散歩してきました。姫路城は実に思い出深い場所で、小学校6年生で一眼レフを買って写真を始めた頃、東京から大阪の親戚の家に遊びに行った際に二度姫路城を訪れて写真を撮りました。当時とても気に入っていた被写体で、コンテスト初応募も姫路城の写真でした(当然落選(笑))。今回の訪問はそれ以来になりますので、43年ぶり、、
40年以上の月日を経て訪れた姫路は、駅舎や街並みはすっかり変わってしまったものの、姫路城の石垣は変わるはずも無く、当時の思い出が蘇ってきました。しかし今日は訪問するには一番良くないタイミングで、天守閣の保存修理工事の為に天守閣がカバーで覆われて見えない一方で、工事そのものは終了したようで1月15日で天守閣を間近に見ることが出来る「天空の白鷺」が終わってしまいました。なので、何も見ることが出来ない(^-^;
お城を傷つけることなく、超大型クレーンを設置するための足場は、下から見上げるとその大きさに圧倒されました。既に工事が終わっているので、天守閣の方からは足場を分解するようなカンコンカンコンという金属音が鳴り響いていました。
天守閣を美術館側から見た様子。足場のスケールの大きさが分かります。
ところで姫路駅前の通りは、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」の黒田官兵衛一色でした。全ての外灯にこの赤白の垂れ幕が掛かり、、
この大河ドラマ館の看板も等間隔で据えられていました。
これがその大河ドラマ館。入りませんでしたけど、、(笑)
久しぶりに訪問した姫路城は工事中という事もあって、殆ど何も見ることが出来ませんでしたが、神戸には毎年行くので、来年また訪れてみようと思います。
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