今回は鉄道写真ではありますが、ちょっと趣向を変えて「駅」の写真です。島根県仁多郡奥出雲町にある亀嵩(かめだけ)駅は里山の小さな駅ですが、松本清張の推理小説「砂の器」の舞台となり、映画化、ドラマ化された為に有名になりました。その亀嵩駅にあるお蕎麦屋さんには、映画やドラマに出演した有名人のサインが何十枚も飾られ、改札口脇では映画「砂の器」がテレビで再生されて、松本清張の聖地ぶりを発揮しています。
しかし、映画「砂の器」(1974)で亀嵩駅として撮影に用いられたのは、駅舎は八川駅、ホームは出雲八代(いずもやしろ)駅でした。出雲八代駅は同じく奥出雲町にあり、亀嵩から二駅で、映画撮影時のままの情景がそこに残っています。映画の情景を思い出しながら撮影を楽しんできました。撮影日は2023年6月28日です。
この記事にジャンプ
No.262 / 2023年8月2日
|